日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

クラシックの舞台へ駆け上がれ!フェアリーステークス&シンザン記念

2017年01月08日 | 競馬

1月3連休の中日の8日は、東西で明け3歳馬の重賞競走があり、中山競馬場では牝馬重賞のフェアリーステークス、京都競馬場は「出世レース」のシンザン記念が行われました。春のクラシックに向けてのステップレースは、どちらも波乱の結果となりました。



中山メイン・第33回フェアリーステークス(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、サフラン賞2着③アエロリット、3戦連続2着の⑯キャスパリーグ、3戦2勝の①コーラルプリンセス、⑥ヒストリア・⑪メローブリーズ・⑮ライジングリーズンの「アルテミスステークス組」、札幌2歳ステークス2着の④ブラックオニキスなどが出走しました。
スタートで②ツヅクが飛び出すと、そのまま先頭でレースを引っ張る。アエロリットが2番手につけ、3番手に⑨ポンポンが追走。外側4番手に⑫アルミューテン、内側5番手にブラックオニキス、ヒストリアが6番手を追走。中団には7番手に⑭アマノガワ、8番手⑤ジャストザマリン、9番手に⑬パフォーム。10番手にライジングリーズン、11番手⑧モリトシラユリ、12番手にキャスパリーグ、13番手⑦キュイキュイ、コーラルプリンセス14番手。後方は15番手メローブリーズ、最後方に⑩スノードーナツという展開。
縦長の状態で3コーナーをカーブし、先頭のツヅクが後続を引き離し、アエロがじっくりと2番手、ポンポン3番手追走。4番手からアルミューテン、その後ろにヒストリアが進出開始。さらにリーズンが捲るように上がってきている。コープリとキャスパリは馬群の中。
4コーナーから最後の直線コースに差し掛かり、先頭争いはツヅク,アエロリット,ヒストリア,アルミューテン,ライジングリーズンの5頭が横一線。ゴール残り200mでアエロが内から抜け出しを図るが、リーズンが外から先頭に躍り出て1着ゴールイン!ゴール前グンと伸びたライジングリーズンが重賞制覇を果たしました!


雨が降る中で行われたフェアリーステークスは、単勝10番人気の伏兵・ライジングリーズンが優勝。1番人気のアエロリットが2着、3着には7番人気のモリトシラユリが入り、3連単「⑮-③-⑧」で275,620円の高配当が着きました。3番人気のコーラルプリンセスは8着、2番人気のキャスパリーグは12着に終わっております。
重賞初勝利のライジングリーズンは、父・ブラックタイド、母・ジョウノファミリー、母の父・キングカメハメハという血統。今回の勝利で通算成績3戦2勝。新馬戦で勝ったも舞台が中山1600mでした。この馬は中山との相性がいいですね。鞍上の丸田恭介騎手は、昨年6月の函館スプリントステークス以来の重賞制覇で通算6勝目。また、奥村猛調教師はこれが重賞初勝利となりました。
ライジングリーズンは道中は中団より後ろの位置につけると、3,4コーナー中間点から馬なりで上昇し、4コーナーで先頭集団に追いつき、ラスト100mでアエロリットをとらえました。中団追走~ゴール前で外から差し切るという勝ち方は、昨年9月の新馬戦と同じですね。この馬の末脚は切れ味が良いので、その脚をさらに磨きをかければクラシックでも好走できるんじゃないかと思います。



京都メインは第51回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ・芝1600m 15頭立て)。昨年はジュエラーがこのレースで2着の後に桜花賞を制覇。近年はオルフェーブル、ジェンティルドンナ、ミッキーアイルとGⅠ馬を輩出しています。今年は池江泰寿厩舎から⑤ペルシアンナイトと⑦アルアインの素質馬2頭が参戦。他にも、メンバー唯一の重賞ウィナー⑧トラスト、ミッキーアイルの弟⑭タイセイスターリー、京王杯2歳ステークス5着⑮コウソクストレート、⑩マイスタイル、②ブレイヴバローズなどが出走。
スタートで⑨キョウヘイが出遅れて最後方からの競馬。先行争いで③メイショウソウビが先頭に立ち、外から⑥ブラックランナー,トラスト,⑫ケンシンの3頭が接近し、メイショウソウビを含む4頭が先頭集団を形成。5番手にブレイヴバローズが追走し、その後ろにアルアインとマイスタイルが並ぶ。中団の8番手にミルトプリンス、外側でケンシンが後退。中団より後ろのグループに9番手にペルシアンナイト、外側10番手にタイセイスターリー、11番手④テイエムアニマンテ、コウソクストレート・⑬イエローマジック・⑪エテレインミノルが12~14番手で並び、キョウヘイは依然として最後方。
外回り3コーナーを回り、先頭のソウビは前半800mを47.1秒で通過。ブラランが2番手に上がり、ブレバロが3番手。トラスト4番手、マイスタイルとアルアインが5,6番手で並走。その後ろにペルシアンが7番手まで浮上し、タイスタ9番手。
4コーナーを回って最後の直線。アルアインが馬群を割ろうとするが、メイショウソウビに邪魔をされて後退してしまう。今度はトラストが前に出たが、大外からタイセイスターリーが脚を伸ばすと、真ん中マイスタイル、内からペルシアンナイトもやってくる。さらに後方からキョウヘイが襲い掛かり、ラスト100mで4頭をまとめてかわして先頭ゴールイン!スタート出遅れもなんのその、キョウヘイが最後方から突き抜けました!

クラシックへの登竜門・シンザン記念は、単勝8番人気のキョウヘイが優勝。スタートで出遅れ、最後方での追走を余儀なくされましたが、ラストの直線で一気の追い込みを見せ、見事な差し切り勝ち。外から追い上げて2着のタイセイスターリーは、当初は川田将雅騎手が騎乗予定でしたが、落馬負傷のため武豊騎手に騎乗変更。重賞での乗り代わりは騎手生活31年目で初めてだそうです。1番人気のペルシアンナイトは3着。2番人気のアルアインは、直線で不利を受けたことが影響して6着。デビューから無傷の3連勝が期待されましたが、掲示板を外す結果となりました。
勝ったキョウヘイは、昨年7月のデビュー2戦目の未勝利戦以来の勝ち星を挙げて通算2勝目。重賞レースは2度目の挑戦で初勝利。キョウヘイのデビューから乗り続けている高倉稜騎手は、2013年の中京記念以来、約3年半ぶりの重賞勝ちを果たしました。ゴールした直後には喜びのガッツポーズが出たほど。本当に快心の騎乗でしたね。また、リーチザクラウン産駒は、これが重賞初勝利。リーチザクラウンといえば、雨の中で行われた2009年の日本ダービーで2着だった馬です。道悪で好走するところは父親譲りですなぁ。



来週・15日も中山競馬場で3歳馬による重賞競走があります。「京成杯」には、新馬戦で3馬身半差の圧勝劇を見せたサーベラージュ、ルーラーシップ産駒のイブキ、アダムバローズの他に、マイネルスフェーン、ベストリゾート,メリオラの「ホープフルステークス組」が登録しています。
京都競馬場は今年最初のGⅡ競走「日経新春杯」が行われ、神戸新聞杯でサトノダイヤモンドの2着だったミッキーロケット、目黒記念以来のレースとなるクリプトグラム、昨年の優勝馬・レーヴミストラル、レッドエルディスト、カフジプリンス、ヤマカツライデン、マキシマムドパリ、シャケトラなどが出走予定です。




にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第95回全国高校サッカー選手権準決勝  青森山田と前橋育英が決勝進出!

2017年01月07日 | soccer

第95回全国高校サッカー選手権は7日、埼玉スタジアム2002で準決勝2試合が行われました。昨年12月30日に開幕したこの大会、前回王者・東福岡、この夏のインターハイ覇者・市立船橋といった優勝候補が続々と敗退。青森山田高校、前橋育英高校。佐野日大高校、東海大仰星高校の4チームが準決勝まで勝ち上がってきました。果たして、2日後の決勝戦に進出したのはどのチームか?




準決勝第1試合:青森山田(青森)VS東海大仰星(大阪)
2年連続のベスト4に進出した青森山田は、高円宮杯U-18チャンピオンシップとの2冠制覇まであと2勝。東海大仰星は3回戦で富山第一、準々決勝で東福岡に勝利。強豪を次々と撃破した勢いで、決勝進出を目指します。
先にチャンスを作ったのは仰星でした。前半12分にゴール正面の位置からMF松井修二が左足ミドルシュートを放ちますが、青森山田GK廣末陸にキャッチされます。
迎えた前半23分、青森山田はDF三国スティビアエブスが左サイドを突破し、ペナルティエリア内で右足シュートを鮮やかに決めて1点を先制。しかし、仰星もすぐさま反撃。24分にカウンターから左サイドでMF大崎航詩がクロス→青森DF小山内慎一郎の足に当たってゴールに吸い込まれそうになるが、GK廣末が間一髪クリア。25分、左サイドのロングスローからチャンスを作り、大崎クロス→ファーサイドの松井が右足でゴールネットを揺らし、1-1の同点とします。
追いつかれた青森山田は、34分に右サイドからのボールを受けたFW鳴海彰人が、胸で落としてから左足を振り抜いたが、シュートは右に外れる。前半41分、左サイドでMF郷家友太のロングスロー→DF小山新のシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球をMF高橋壱晟が右足で叩き込んで2点目のゴール。前半は青森山田が2-1とリード。
後半、1点を追う仰星が反撃に出ます。後半19分に松井がシュートを狙うもGKの正面。28分にはロングスローから、ゴール前でMF見野龍太郎が左足ボレーシュートを狙うが、GK廣末に押さえられる。後半41分、DF吉田純平のロングパス→ゴール前でフリーの大崎のシュートはクロスバーの上…。後半43分には自陣のロングボール→途中出場の松山樹生が頭で落とし、矢野修大にボールが渡るフィニッシュが中途半端…。東海大仰星の猛攻を凌いだ青森山田が2-1で勝利しました。


準決勝第2試合:前橋育英(群馬)VS佐野日大(栃木)
準決勝第2試合は、群馬代表と栃木代表による北関東ダービー。両県のプライドを懸けた因縁の対決は、最後までハラハラドキドキの展開でした。
試合開始序盤から前橋育英がリズムを作り、前半3分に細かいパス回しからFW飯島陸がシュートを放つが、GKにキャッチされる。13分には左サイドのDF渡辺泰基のクロス→ゴール前でMF岩下航がシュートに行ったが、佐野日大の堅い守りに阻まれます。25分、MF大塚諒のパスを受けたMF高沢颯がPA左からシュートを狙うもわずかにゴール右に外れます。
佐野日大は前半29分、MF小林拓海の強い縦パス→FW長崎達也が反転してから右足でシュートを狙ったが、前橋育英GK月田啓のファインセーブに阻まれ、ゴールを奪うことができません。
その直後の前半30分、前橋育英は左サイドで飯島がグラウンダーで折り返すと、走り仕込んできた高沢颯が右足でゴールネットを揺らし、前橋育英が先制点をゲット!流れるようなパスワークで、佐日の守備を破りました。
エンドが変わった後半、前橋育英は後半8分に左サイド・渡辺がクロスを上げると、ゴール前でFW人見大地が飛び込んだが、ヘディングシュートは佐日GK・中村一貴に阻まれて追加点ならず。対する佐野日大も後半15分、高い位置で相手のボールを奪うと、長崎がドリブルからシュートしたが、GKにキャッチされます。
後半27分、前橋育英は途中出場のMF田部井悠がスルーパスから抜け出したが、右足のシュートは枠を捉えられず。前橋育英の猛攻は続き、後半39分に高沢がドリブルで持ち込んでシュートを狙うもDFにブロックされる。続く左CKをニアサイドのDF松田陸が合わせるも、佐日のDFに阻まれる。
同点に追いつきたい佐野日大は、後半アディショナルタイム前に長崎が右サイドからシュートを狙ったが決められず。試合は1-0で前橋育英が逃げ切り、北関東ダービーを制しました。



というわけで、高校サッカー準決勝は、青森山田と前橋育英の勝利に終わりました。青森山田は7年ぶり、前橋育英は2年ぶりで、どちらも2度目の決勝進出です。
青森山田は高橋選手が決勝点を挙げると、守備ではGKの廣末選手がファインセーブを連発しました。先制点を決めた三国選手は、突破力もさることながら、決定力も見事なもの。クロスを上げるかと思いきや、切り返して右足シュートを直接決めました。FWも顔負けのスーパーゴールだったと思います。2点目を挙げた高橋選手は、2回戦の鵬翔(宮崎)戦から4試合連続ゴール。今大会4得点を挙げ、チームメイトの鳴海選手と並んでトップタイに浮上しました。
前橋育英は最後までリズムの良い攻撃で佐野日大のゴールを脅かし続けましたが、前半の高沢選手の1点のみに終わりました。後半は決定的な場面が何度もあったけど、追加点が生まれず。むしろ、佐野日大のディフェンスが良かったとも言える…。育英は攻撃が凄いけど、ディフェンスの方も集中力が高く感じられました。これで初戦から5試合連続で無失点です。もし決勝でも合無失点に抑えて優勝すれば、第78回大会の市立船橋以来となります。
どちらが勝っても初優勝の決勝戦は、1月9日(成人の日)の午後2時過ぎにキックオフ。4試合で15得点・2失点の青森山田と、1回戦から得点を与えていない前橋育英の戦いは、ガチガチの試合になるかもしれない…。4134校の頂点に立つのは何処だ?





にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東西金杯2017 今年最初の重賞ウィナーはツクバアズマオー&エアスピネル!

2017年01月05日 | 競馬

競馬ファンのみなさま、あけましておめでとうございます。2017年の中央競馬が5日に開幕しました。この日のメインレースは、2017年の競馬界の幕開けを告げる中山金杯&京都金杯でした。年明けに幸運を掴んだ馬とジョッキーは誰だ?



中山メイン・第66回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m 13頭立て)は、メンバー唯一のGⅠ馬②クラリティスカイ、現在3連勝中の⑩ストロングタイタン、③ツクバアズマオー・①シャイニープリンス・⑧マイネルフロストの「ディセンバーステークス組」、2015年の京都2歳ステークス覇者⑦ドレッドノータスなどが参戦しました。
スタートは13頭綺麗な飛び出し。正面スタンド前の先行争いで、⑥ダノンメジャー、⑬マイネグレヴィル、⑪トミケンスラーヴァの3頭が前を行き、ストロングタイタン4番手、クラリティスカイ5番手、ドレッドノータス6番手、シャイニープリンス中団、ツクバアズマオーは11番手でスタンド前を通過した。
1コーナーを過ぎて、2コーナー~向正面のところで、ダノンメジャーが単騎の逃げを打ち、トミケンスラーヴァとクラリティスカイが2,3番手で並ぶ。4番手⑬マイネグレヴィル、5番手にストロングタイタンが追走。6番手にドレッドノータス、7番手シャイニープリンス、その外からマイネルフロストが上昇してくる。9番手⑫シャドウパーティー、10番手⑤ロンギングダンサー、その後ろにツクバアズマオーが追走。後方は⑨カムフィー、④ライズトゥフェイムと続く。
3コーナーを回り、ダノメジャが先頭、スラーヴァが2番手に上がり、フロストは3番手まで進出し、クラスカは4番手に後退。タイタンは5番手キープ、ドレッドも中団に控え、アズマオーが外から追い出し始める。
4コーナーから最後の直線コースに入り、ダノンメジャーが逃げ粘ろうとするところ、内側を割ったクラリティスカイが接近するが、外からツクバアズマオーが伸びてきた。ゴール残り100mでクラスカを捕らえると、そのまま突き放して1着ゴールイン!ツクバアズマオーが今年最初の重賞ウィナーとなりました!

2017年関東最初の重賞競走は、単勝1番人気のツクバアズマオーが制しました。序盤から後方3番手で追走すると、3コーナーで外から捲るように進出し、直線突き抜けての差し切り勝ちを見せました。6番人気のクラリティスカイが2着に入り、混戦の3着争いはシャイニープリンスとシャドウパーティーが並んでゴールしましたが、シャイニープリンスがハナ差で先着。2番人気のストロングタイタンは9着、3番人気・ドレッドノータスは10着に終わりました。
ツクバアズマオーは前走のディセンバーステークスに続いての連勝。重賞はこれまでに函館記念とオールカマーで3着でしたが、27戦目で念願の重賞初制覇を果たしました。鞍上の吉田豊騎手は、1999年以来の同レース勝利。アズマオーは今回の勝利で通算7勝目ですが、うち6勝が中山で挙げております。本当に中山が得意ですね。次走はAJCCか中山記念を使うのかな?



京都メイン・第55回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝1600m 18頭立て)は、今年はマイル路線で頑張る⑥エアスピネル、2連勝中⑭アストラエンブレム、今年こそ飛躍の年にしたい①ブラックスピネル、阪神カップ3着⑤フィエロ、中京記念を勝った⑱ガリバルディ、④ブラックムーン、⑫ミッキージョイ、⑪ダンツプリウス、⑮マイネルハニーなどが出走。
スタートで⑦テイエムタイホーが躓きかけたが、何とか持ち直す。他の馬達は揃ったスタート。先行争いで⑧ペイシャフェリスが先手を取ろうとしたところ、③アルマディヴァンが襲い掛かるが、最終的にはペイシャが先頭を守った。3番手にマイネルハニー、4番手②ケントオー、ダンツプリウスが5番手に上がり、⑨ダイシンサンダーとブラックスピネルが6,7番手。中団の位置には、内側8番手にブラックムーン、外側9番手にエアスピネルが追走。その後ろの10番手にフィエロがいる。11番手⑩テイエムイナズマ、12番手⑰ムーンクレスト、13番手テイエムタイホー、14番手⑬ピークトラム。がりバルティが15番手、16番手⑯サクラアドニス、17番手アストラエンブレム、ミッキージョイが最後方。
外回り3コーナーのところで、ペイシャが先頭、マイハニが2番手、プリウスが3番手。エアスピが好位に進出してきた。ブラスピとブラムンとフィエロは中団馬群、ガリバルディとアストラはまだ後方グループ。
4コーナーを回って最後の直線に差し掛かり、今度はマイネルハニーが前に出るが、外からエアスピネルがあっさりとかわし、ゴール残り200mで集団から抜け出した。2番手争いではブラックスピネルが追い上げると、最後はゴール手前でエアスピとブラスピがほとんど並んでゴール!内でエアスピネルが粘ったが、外のブラックスピネルが最後に捕らえて逆転したか?


今年のマイル路線の行方を占う一戦は、「スピネル」の名前がつく馬同士の1,2着争いとなりましたが、エアスピネルが接戦を制しました。ブラックスピネルは外から強襲を見せたけど、ハナ差及ばず2着。明け4歳同士がワンツーを占め、3着には8歳馬のベテラン・フィエロが入線。フィエロは前走に続いての3着ですね。
単勝1.8倍の1番人気の期待に応えたエアスピネルは、2015年11月のデイリー杯2歳ステークス以来の勝利で、重賞2勝目。昨年はクラシック競走に全て参戦し、皐月賞とダービーで4着、菊花賞では3着でした。久しぶりのマイル戦だったこの日は、やや折り合いを欠くところもありましたが、直線で抜け出して勝利を収めました。着差はギリギリだったけど、勝ちきれないレースが続いた分、勝ててホッとしたと思います。
鞍上の武豊騎手は同レース3勝目を挙げ、デビューから31年連続の重賞制覇を達成。酉年の今年は年男であるユタカさん、いきなり重賞競走を勝って「年男パワー」を発揮させました。12年前の2005年は、京都金杯を勝った後、ディープインパクトでクラシック3冠を達成しました。今年も国内外のGⅠで大活躍してくれることでしょう。





にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第93回箱根駅伝復路 青山学院大学が総合3連覇&学生駅伝三冠制覇!

2017年01月04日 | Sports

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、3日に後半の復路(109.6Km)が行われました。2日の往路では、青山学院大学が5時間33分45秒で優勝し、往路3連覇を果たしました。しかし、2位・早稲田大学との差はわずか33秒。早大にも逆転のチャンスが十分にあります。運命の復路、総合優勝争い&シード権争いの行方は?



山下り区間の6区(20.8キロ)。午前8時に青学・小野田勇次がトップで芦ノ湖前をスタート。それから33秒後に早大・石田康幸が出発。その後、2分24秒遅れで3位・順天堂、6秒後に4位・東洋も出発した。
先頭の小野田は、小涌園前(9キロ地点)で早大に1分の差をつけるが、大平台(13.4km地点)で石田が46秒差まで縮める。しかし、17キロで小野田と石田の差が1分11秒に拡がった。
後方では、往路13位の日体大・秋山清仁が快走。4.3キロ過ぎに日大と帝京大の10位集団を抜くと、5キロ過ぎに創価大をかわして9位。一方、5位スタートの駒大・物江雄利は苦しい走りを見せ、大平台で7位に下がる。16.5キロ辺りで秋山が物江を抜き、日体大が7位、駒大8位。
先頭の青学・小野田は、快調な走りで2位・早大に2分以上の差をつけて、小田原中継所をトップでタスキを繋いだ。早大・石田は2位。順大、東洋が通過した後、神大が5位、中央学院が6位で通過。その後に日体大・秋山が7位でリレー。往路13位から6人抜きでシード圏内に押し上げ、58分01秒で走りきった。さらに往路12位だった法政・佐藤敏也も8位。駒大・物江は4つ順位を落としてしまい9位でリレー。帝京が10位、日大が10位から9秒差の11位で通過。その後、12位・拓大、上武が13位で通過。8位・法政から13位・上武まで1分34秒差。


7区(21.3キロ)、トップの青学・田村和希は10Kmを29分27秒で通過すると、二宮(11.6キロ地点)で早大に2分52秒の大差をつける。ところが、16キロを過ぎたところから田村の表情が険しくなり、足取りも重くなる。それでも21キロ手前でタスキを外すと、平塚中継所を先頭でタスキリレー。1分21秒遅れて2位・早大が通過。東洋大が3位に浮上し、小田原で3位だった順大が6位に後退。
シード権争いでは、駒大が9位、帝京が6秒差で10位。6区で15位だった東海大が、4つ順位を上げて11位。帝京との差は54秒差。駒大から12位・拓大まで1分9秒差。そして、青学が通過してから20分後に国士舘大が繰り上げスタートとなりました。

8区(21.4キロ)、青学・下田裕太が最初の1キロを2分49秒で通過すると、その後も3分を切るペースで走り続ける。2位・早大には茅ヶ崎(6.7キロ)で2分22秒、遊行寺坂(15.6キロ)で4分16秒差まで拡げた。
シード権争いは熾烈を極め、9位を争う帝京&駒澤と、11位・東海大の差が15秒差に縮まる。18キロ過ぎに駒澤が抜け出すと、東海大が帝京に並んだ。
先頭をひた走る下田は20キロ過ぎてからペースが落ちたが、早稲田に5分32秒の大差を作り、戸塚中継所を先頭でリレー。1時間4分21秒という素晴らしいタイムで区間賞を獲得した。そして、4位・神大が、3位・東洋に6秒差まで詰めた。駒大は9位、東海は10位、帝京は11位で通過。駒大と帝京の差はわずか18秒。まだわからない。戸塚でも国士舘と関東学生連合の2チームが繰り上げとなった。


復路のエース区間の9区(23.1キロ)。青学・池田生成が独走する中、東洋大・野村峻哉が2位の早稲田・光延誠を猛追。権太坂(7.7km)で55秒差、横浜駅前(14.5km)で26秒差まで接近。そして17.5キロで光延をかわし、東洋が2位に躍り出た。戸塚での1分6秒差を逆転。
シード争いでは、帝京大が遅れだし、駒大・片西景と東海大・川端千都が9位集団を形成。2人で前を行く日体大を追いかけ、20キロ過ぎに片西が日体大を抜いて8位に浮上。
アンカーが待つ鶴見中継所。青学・池田が先頭でアンカー・安藤悠哉にタスキリレー。2位・東洋に6分30秒以上の差をつけた。駒大は8位で通過し、日体大が9位、その2秒後の10位に東海大が通過。帝京大は59秒差の11位でタスキを渡した。青学通過から20分後、国士舘と学生連合、さらには日大、明治、山梨学院の5チームが繰り上げスタート。


最終10区(23.0キロ)、青学アンカー・安藤がゴールの大手町・読売新聞新社屋前に向かって一人旅を続ける中、シード権争いも終盤へ。8位を走っていた駒澤が、11.8キロ付近で東海大と日体大に吸収されると、15キロ過ぎに10位転落。一方、11位・帝京大の加藤勇也は、ペースが上がらず、8位集団から大きく離されてしまう。田町(16.5km)のところで、10位とは3分差となった。
青学・安藤は最後まで落ち着いた走りを続け、ゴール目前でチームメイトに向かってガッツポーズを見せ、最後は両手を掲げてFINISH!青山学院大学が3年連続3度目の総合優勝を達成!青学から遅れること7分21秒後に東洋大が2位でゴール。その後、早稲田、順天堂、神大、中央学院と続き、日体大が7位、法政8位、駒澤が9位でゴール。そして、東海大がシード権ギリギリの10位に入り、帝京大は11位でゴールしました。



箱根駅伝 総合成績
1位 青山学院大学   11時間04分10秒
2位 東洋大学      11時間11分31秒
3位 早稲田大学    11時間12分26秒
4位 順天堂大学    11時間12分42秒
5位 神奈川大学    11時間14分59秒
6位 中央学院大学   11時間15分25秒
7位 日本体育大学   11時間15分39秒
8位 法政大学      11時間15分56秒
9位 駒沢大学      11時間16分13秒
10位 東海大学     11時間17分00秒
(以上が次回シード権獲得)
11位 帝京大学     11時間20分24秒
12位 創価大学     11時間20分37秒
13位 大東文化大学  11時間23分45秒
14位 拓殖大学     11時間24分22秒
15位 上武大学     11時間24分45秒
16位 国学院大学    11時間28分45秒
17位 山梨学院大学  11時間29分17秒
18位 明治大学     11時間29分17秒
19位 日本大学     11時間30分38秒
20位 国士舘大学    11時間49分18秒
OP 関東学生連合   11時間31分29秒※
 

復路区間賞
6区 秋山清仁(日本体育大学)     58分01秒 ※区間新記録
7区 石橋安孝(東海大学)    1時間04分42秒
8区 下田裕太(青山学院大学) 1時間04分21秒
9区 野村峻哉(東洋大学)    1時間09分47秒
10区 作田直也(順天堂大学)  1時間11分00秒



第93回箱根駅伝は、青山学院大学が3年連続の総合優勝を果たし、学生駅伝三冠制覇を達成しました。箱根の3連覇は史上6校目、学生駅伝三冠は史上4校目の快挙です。東洋大学は2年連続の総合2位、早稲田は総合3位。往路で6位と健闘した神奈川大学は、総合5位フィニッシュで12年ぶりのシード返り咲き。優勝候補の一角だった駒澤は、復路で苦戦して9位。東海大は往路15位から逆転でシードに滑り込み。11位の帝京大、17位の山梨学院はシード落ちとなりました。

往路では33秒差で辛くも勝利した青山学院でしたが、復路は圧倒的な強さを見せました。7区の田村選手が脱水症状でブレーキを起こしながらも、8区の下田選手が区間新記録に迫る快走。8区の時点でもう優勝が決まりましたね。最後は2位に7分以上の大差で圧勝。復路の記録は5時間30分25秒で、文句無しの復路優勝。今年もまた往復完全優勝ですか…。箱根V3&三冠制覇で「絶対王者」となった青学、本当に強すぎるというか恐ろしいチームだ。



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第94回箱根駅伝 青山学院大学が往路3連覇。しかし、2位・早大とは33秒差。

2017年01月03日 | Sports

新春恒例のスポーツイベント「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」は、2日に初日の往路(107.5キロ)が行われました。出場20校+関東学生連合(オープン参加)の21チームが出場するこの大会、前回王者・青山学院大学は箱根3連覇&学生駅伝三冠制覇(出雲&全日本大学)に挑戦。出雲2位の山梨学院大学、全日本2位の早稲田大学、3年ぶりの優勝を狙う東洋大学、9年間も優勝から遠ざかっている駒澤大学も王座奪回を狙います。
今大会から往路は4区が20.9キロに伸びたのに対し、5区が20.8キロに短縮。この距離変更によって、波乱が生まれました。


午前8時、スタート地点の東京・大手町の読売新聞新社屋前を21チームが一斉にスタート。
1区(21.3Km)、序盤から21チームが一団の状態が続いたが、4.7キロ過ぎに東洋・服部弾馬が一気に飛び出したが、その後に後続のランナーたちが追いつき、10Kmでまたひと塊となる。しかし、山梨学院は集団からついて行けない。15キロ過ぎに国士舘大学が遅れると、その後に明治大、拓殖大、創価大などが集団から脱落。
20キロ時点で先頭集団は、東洋・青学・駒澤・早稲田・東海・神奈川の6チーム。残り1キロのところで、東洋・服部がスパートをかけると、駒澤・西山雄介、青学・梶谷瑠哉、東海・鬼塚翔太も追走。残り500mで服部と鬼塚の2人が抜け出したが、服部が鶴見中継所を先頭でタスキ渡し。1秒遅れて2位に東海、3位・早稲田、青学は4番手、5番手に神大、駒澤は6位。10秒以内に6チームが通過した。その後、帝京、中央学院、法政、上武、國學院、大東文化、日体大、拓殖、順天堂、日本大学、創価、明治、国士舘、山梨学院、学連と続いた。

各校のエースが集結する「花の2区」(23.1Km)。青学・東洋・駒澤・早稲田・神大・東海の6チームが先頭集団を形成する中、後続では大きな順位変動が。15位でタスキを貰った順大・塩尻和也が、2キロ過ぎに7位集団をまとめて抜いて7位に浮上する。しかし、12.6キロ辺りで拓大・デレセが塩尻を抜いて7位まで順位を上げた。
先頭集団の方は、横浜駅で神大・鈴木健吾が一旦前に出るが、11.4キロ辺りで青学・一色泰志が先頭に立つ。だが、17.5キロ過ぎに一色が遅れて3番手に後退。先頭争いは神大・鈴木と駒大・工藤有生の2人に絞られるが、18キロ手前で鈴木がスパート。鈴木は20Kmを58分10秒で通過し、2位以降を突き放しに掛かる。
3区のランナーが待つ戸塚中継所、神大・鈴木が先頭でタスキリレー。青学・一色が38秒差の2位、さらに17秒遅れて駒大・工藤が3位。拓大・デレセは鶴見中継所での14位から10人を抜いて4位まで押し上げる。順大・塩尻は7位でリレー。1区でトップだった東洋は8位まで順位を落とし、日大・ワンブィは7人抜きで9位。区間賞の有力候補だった山梨学院・ニャイロは、苦しい走りだった。

3区(21.4キロ)。先頭の神大・越川堅太が快調にひた走るが、2位の青学・秋山雄飛が徐々に神大との差を詰め、13キロ過ぎに秋山が越川を抜いて先頭に躍り出る。秋山は安定した走りを続け、18.1キロ時点で2位に39秒の差をつけた。
後続では、戸塚で6位だった早大・平和真が3人抜きで3位に浮上。4位争いは帝京・駒澤・東洋の3チームの中から、東洋・口町亮が抜け出して単独4位。さらに創価大・蟹澤淳平が7位。
平塚中継所、先頭の青学・秋山が2位に1分20秒以上の差をつけて、4区の森田歩希にタスキを渡した。2位には早大・平が浮上し、神大・越川は3位後退。東洋4位、駒大5位、帝京が6位と続く。

4区(20.9Km)。3区で独走態勢を築いた青学は、森田が余裕の走りを続ける。一方、4位でタスキを受けた駒大・中谷圭佑は、なかなかスピードが上がらず、7キロで帝京大に抜かれると、創価大と順大にも抜かれて8位まで順位を落としてしまう。
往路アンカーが待つ小田原中継所、先頭の青学が2位・早稲田に1分29秒の大差をつけ、貞永隆佑にタスキ渡し。2位・早大、3位・東洋、帝京が4位に浮上。さらに創価大・セルナルド祐慈が5位でタスキ渡し。駒澤は8位で通過した。

山登り区間の5区(20.8Km)。トップの青学・貞永は、5Kmを16分8秒で通過すると、大平台で早大・安井雄一に1分56秒差をつける。しかし、安井も諦めず、芦ノ湯(15.8Km)で1分19秒差、元箱根(18.7Km)で45秒差まで詰めてきた。それでも、逃げる貞永は安井の猛追を振り切り、ゴール・芦ノ湖を先頭でゴールイン。青山学院大学が往路3連覇を達成。早大・安井は33秒差の2位でゴール。3位には順天堂が入り、4区で8位だった駒大が5位まで押し上げました。


箱根駅伝 往路結果
1位青山学院大学   5時間33分45秒
2位早稲田大学     5時間34分18秒
3位順天堂大学    5時間36分09秒
4位東洋大学      5時間36分25秒
5位駒澤大学      5時間37分46秒
6位神奈川大学    5時間38分11秒
7位中央学院大学   5時間38分20秒
8位上武大学      5時間39分13秒
9位創価大学      5時間39分25秒
10位日本大学     5時間39分55秒
11位帝京大学     5時間40分06秒
12位法政大学     5時間40分18秒
13位日本体育大学  5時間40分29秒
14位拓殖大学     5時間40分36秒
15位東海大学     5時間41分44秒
16位山梨学院大学  5時間41分56秒
17位明治大学     5時間44分42秒
18位大東文化大学  5時間45分29秒
19位国学院大学    5時間46分52秒
20位国士舘大学    5時間54分57秒
OP巻頭学生連合   5時間49分45秒(参考記録)

▼区間賞
1区:服部弾馬(東洋大学)   1時間03分56秒
2区:鈴木健吾(神奈川大学)  1時間07分17秒
3区:秋山雄飛(青山学院大学)1時間03分03秒
4区:栃木渡  (順天堂大学)  1時間03分36秒
5区:大塚祥平(駒沢大学)   1時間12分46秒



箱根駅伝の初日の往路は、総合3連覇を狙う青山学院大学が3年連続3度目の往路優勝を達成。早稲田大学が青学から33秒差の2位。順大は4区の栃木選手が区間賞を獲得すると、5区・山田攻も健闘し往路3位。東洋は4位、駒大は4区・中谷選手のブレーキで8位まで順位を落とすも、5区・大塚選手が区間賞の快走で5位と盛り返しました。神奈川大学は往路6位と大健闘。12年ぶりのシード権獲得も見えてきた。2度目の出場の創価大学も往路9位。
シード権争いでは、10位・日大と11位・帝京の差は11秒差。8位・上武から14位・拓大まで1分23秒差もあります。優勝候補の一角だった山梨学院大学は、1区の出遅れ&2区ニャイロの凡走が響いて16位と低迷しました。

やはりと言いますか、青学は強いですねぇ。1区と2区でトップに立てませんでしたが、3区・秋山選手が流れを変える快走で区間賞を獲得。38秒差をひっくり返すと、平塚中継所で2位に1分以上の大差。秋山選手が作った貯金を、森田選手と貞永選手が守り抜きました。昨年は全区間で1位の圧勝、今年は総合力で往路を3連覇。
3日の復路では、昨年の東京マラソンで10代日本最高記録を打ち出した下田裕太選手が8区で起用予定。そして、田村和希選手も控えており、何区で登場するのかも気になります。復路も首位の座を明け渡さず、3年連続総合優勝&学生駅伝三冠制覇を達成できるのか?

時差スタートの復路は、午前8時ちょうどにトップ・青学が芦ノ湖を出発。それから33秒後に2位・早稲田、2分24秒後に3位・順大と続き、青学がスタートしてから10分後に17位の明大~20位の国士舘、学生連合の5チームが一斉にスタートします。青学と早稲田の総合優勝争い、過酷なシード権争いは一体どうなる!?


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元日大阪決戦!第96回サッカー天皇杯決勝戦。

2017年01月02日 | soccer

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦・鹿島アントラーズVS川崎フロンターレ戦がが1日、市立吹田サッカースタジアムで行われました。元日恒例である天皇杯の決勝戦が大阪府内で開催されるのは実に56年ぶりです。鹿島はJリーグ年間王者との年間2冠に王手。念願の初タイトル獲得まであと1勝の川崎は、この試合が最後となる風間八宏監督が有終の美を飾れるか?



両チームのスタメン
[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 23 植田直通
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 6 永木亮太
MF 40 小笠原満男
MF 25 遠藤康
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 18 赤崎秀平

[川崎フロンターレ]
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 6 田坂祐介
DF 5 谷口彰悟
DF 23 エドゥアルド
DF 20 車屋紳太郎
MF 10 大島僚太
MF 14 中村憲剛
MF 18 エウシーニョ
MF 2 登里享平
FW 11 小林悠
FW 13 大久保嘉人

鹿島はエースの金崎夢生が欠場。川崎は大島が先発復帰。



序盤は川崎が主導権を握ります。前半13分、大久保が小林とのワンツーから抜け出し、ふわりと浮かせるようなシュートを放ったが、鹿島GK曽ヶ端に片手でセーブされます。18分、セカンドボールを拾った登里の縦パス→エウシーニョのヒールパス→小林の右足シュートはGKの正面。決定的だったがゴールネットを揺らすことができません…。
前半21分、右サイドでFKのチャンスを獲得した鹿島は、遠藤センタリング→ファーサイドで山本が頭で折り返し、ゴール前で西が飛び込むもDFに阻まれる。36分、左サイドで山本が左足でクロスを上げ、西がスライディングシュートでゴールに押し込んだが、オフサイドで得点ならず。川崎は38分、憲剛のスルーパスに大久保が反応したが、鹿島DFがシュートを打たせない。
前半42分、鹿島は右サイドのCKから山本がヘディングシュート!これがゴール左隅に決まり、鹿島が1点を先制!前半は鹿島が1点リードで折り返します。

後半が始まるところで、両チームとも選手交代。1点リードの鹿島は山本に代わってDFファン・ソッコが入り、川崎は登里を下げてMF三好康児を投入。後半2分、川崎は三好が左サイドを突破し、グラウンダーのクロスを入れるも、GKにキャッチされる。後半8分、右サイドからのボールを小林がスルー→パスを受けた三好が小林にパスを送り、小林がペナルティエリア右から右足シュートをゴールに叩き込む!タイトル獲得を目指す川崎が、1-1の同点に追いつきます!
勢いに乗る川崎は、後半11分に三好がドリブルからシュートまで持ち込むも決まらず。対する鹿島も16分、左サイドで柴崎がスルーパス→抜け出した赤崎が右足でシュートを放つも、川崎GKソンリョンの正面。後半20分、川崎がカウンターを仕掛け、右サイドの小林がドリブルでPA内に進入し、DFをフェイントでかわしてから左足を振り抜いたが、シュートはポスト左を直撃する。これはもったいない!
鹿島は後半22分に吹田スタジアムとの相性が良いFW鈴木優磨を投入。後半29分、永木がミドルを狙うもわずかにゴール左。後半43分にはキャプテン小笠原を下げてMFファブリシオを投入するも勝ち越し点を奪えず。結局、1-1のまま90分が終了。勝負は延長戦に入る。

延長前半2分、自陣でDF植田がロングボールを蹴り込み、PA内でファブリシオが右足シュート。無人のゴールに吸い込まれるかと思いきや、川崎DFエドゥアルドが間一髪でクリアする。その直後の遠藤の右CK→ニアサイドで西が頭で合わせるもクロスバーに当たって川崎DFがクリア。永木がヘディングでパスすると、鈴木も頭で繋ぎ、前線に残った西にボールが通るもシュート打てず。しかし、こぼれ球をファブリシオが右足でゴールネットを突き刺し、鹿島が2ー1と勝ち越しに成功!
延長前半8分、鹿島に再びセットプレーのチャンスを迎え、遠藤の右CK→ファブリシオがヘディングシュートを放ったが、ポスト左に当たって追加点ならず。入っていればダメ押しの1点だった。12分にはファンソッコの縦パス→ファブリシオの右足シュートはGK正面。
1点を追いかける川崎は、延長後半にFW森本貴幸を投入。後半30秒過ぎに三好がミドルを狙うもゴール右に逸れる。後半10分にはPA付近で森本→憲剛→右サイドのエウシーニョがクロスを上げるが、ゴール前で鹿島DFにクリアされる。続くCKでGKソンリョンも攻撃に参加するが、同点ゴールを奪えず。試合は2-1で鹿島の勝利に終わりました。



延長戦まで縺れ込んだ今大会の決勝戦は、鹿島アントラーズが川崎フロンターレを下し、6年ぶり5度目の優勝を果たすと共に、Jリーグとの2冠を達成しました。2得点はいずれもセットプレーというか、コーナーキックからの得点。1点目は山本選手の完璧なヘディングシュート、2点目は途中出場のファブリシオ選手がゴールを挙げました。先月は公式戦7試合(JリーグCS、クラブW杯4試合、天皇杯2試合)を戦い、疲労度もかなりあったと思うけど、それでも勝ちきりましたね。チームもこれで「国内19冠」を達成し、あと1つタイトルを獲得すれば「20冠」となります。
決勝点を挙げたファブリシオ選手は、今年7月にポルティモネンセ(ポルトガル)からレンタル移籍した選手。リーグ戦では出場機会が少なく、8試合出場して1得点に留まりましたが、この日は自らゴールを奪ってチームの優勝に貢献することができました。そんなファブリシオ選手はこの試合を最後に退団することが決定的。鹿島での最後の試合で最高の思い出ができたに違いない。
今季2冠を達成した鹿島アントラーズは、来季に向けて積極補強を敢行中。ヴィッセル神戸からペドロ・ジュニオール選手、アルビレックス新潟からレオ・シルバ選手を獲得。さらには金森健志選手(アビスパ福岡)、三竿雄斗選手(湘南ベルマーレ)も加入します。選手層をさらに厚くして、リーグ連覇&ACL制覇を目指します。

川崎はまたしても鹿島の前にクラブ初タイトルの夢を阻まれました。前半に惜しい場面が何度がありながらも先制できず。三好選手が入った後半に小林選手が後半7分にゴールを決めたものの、次の1点が取れませんでした。後半20分の小林選手のシュートが決まっていれば、試合結果も変わっていたと思います。今季はリーグ戦で年間2位になりがらも、チャンピオンシップ準決勝敗退。天皇杯でも優勝を逃し、タイトル獲得は来季以降に持ち越し。「無冠の歴史」はいつピリオドが打たれるのだろうか…。

天皇杯の結果を受けて、2月18日に日産スタジアムで行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2017」の対戦カードは、2冠王者・鹿島アントラーズVS浦和レッズ(リーグ準優勝)に決定。浦和は昨年のCS決勝のリベンジとなるでしょうか?、
「AFCチャンピオンズリーグ2017」は、鹿島、川崎、浦和の3チームが本大会の出場権を獲得し、J1年間4位のガンバ大阪がプレーオフに出場します。鹿島はグループステージでE組、浦和はF組に入りFCソウルと同組。川崎が入ったG組は、広州恒大と水原三星がいます。川崎は死の組だな…。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Happy New Year!2017年は酉年だけに飛躍の年になりますように。

2017年01月01日 | Weblog

みなさま新年明けましておめでとうございます。2017年(平成29年)を迎えました。旧年は当ブログのご愛顧を誠にありがとうございました。本年もご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。


昨年を振り返ると、4月に熊本地震が起こり、震度7を2度も観測。14日が前震で、16日は本震でした。この地震で170人以上の死者が出ました(12月末現在)。12月22日には新潟県糸魚川市で大規模な火災が発生。死者が出なかったのは奇跡ですが、大惨事となりました。
芸能界では、有名人の「ゲス不倫」&薬物問題が続出。それに、国民的グループだったSMAPが解散を発表。代表曲の「世界に一つだけの花」はファンたちの購買運動により300万枚を突破、最後のアルバム「SMAP 25 YEARS」は100万枚を越す勢い。冠番組の「SMAP×SMAP」の最終回特番は23.1%の高視聴率を記録しました。
政治では、舛添要一氏が政治資金の私的流用問題で辞任し、その後の東京都知事選挙で小池百合子氏が当選し、女性初の都知事が誕生。アメリカ大統領選挙ではドナルド・トランプ氏がまさかの勝利。トランプ政権誕生で日米関係はどうなるのか?
スポーツ界では、リオデジャネイロ五輪で日本選手団が連日のメダルラッシュに沸きました。競泳・萩野公介選手が男子400mメドレーで金メダル、女子レスリングでは金メダル4個を獲得。他にも、バドミントン女子ダブルスの高橋礼華&松友美佐紀ペアのの逆転V、陸上の男子400mリレーの銀メダルなど、多くの感動シーンがありました。
競馬は女性ジョッキーの藤田菜七子騎手がデビューし、中央で6勝、地方で8勝を挙げました。それに、日本馬の海外GⅠ制覇が相次ぎ、モーリスが香港で2勝(チャンピオンズマイル&香港カップ)、エイシンヒカリがイスパーン賞(フランスGⅠ)、リアルスティールがドバイターフ、サトノクラウンが香港ヴァーズで優勝しました。国内でも、キタサンブラックとサトノダイヤモンドがGⅠを2勝、マカヒキが日本ダービーを制しました。
野球は、イチロー選手が6月に日米通算4257安打を達成し、ピート・ローズ氏の4256安打を塗り替えれば 8月にはメジャー通算3000本安打を達成。日本でも広島東洋カープが25年ぶりにセリーグ優勝を果たし、広島中が歓喜の渦に湧きました。サッカーでは、Jリーグ王者の鹿島アントラーズが、先月のクラブワールドカップで準優勝と大健闘。決勝でのレアル・マドリード戦は手に汗握りました。


2017年は、野球日本代表(侍ジャパン)が「第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で世界一奪還に挑戦。先月には一部メンバーが発表され、大谷翔平投手、山田哲人選手、内川聖一選手、筒香嘉智選手などが選出。メジャーリーグ組からも青木宣親選手の出場が決定。前田健太投手、田中将大投手、イチロー選手など日本人メジャーリーガーの参加は現時点で未定ですが、誰か1人選ばれてほしいところ。
世界に挑むのは侍JAPANだけではありません。ロシアW杯を目指しているサッカー日本代表が、3月から始まるアジア最終予選の後半戦に挑みます。前半5試合を終えて、3勝1敗1分け・勝ち点10でグループBの2位につけています。残り5試合で勝ち星を積み重ねて、2位以内で本大会出場を決めてほしいです。
福岡ソフトバンクホークスは、昨シーズンはパリーグ首位を独走しながらも、11.5ゲーム差を逆転されるという屈辱を味わいました。今年は田中正義投手が入団し、昨年までロッテに在籍していたデスパイネ選手の加入も確実視されています。酉年である今年こそリーグ優勝&日本一奪還。それができないと、この先の数年間優勝は厳しいと思います…。


2017年は皆様が幸せで笑顔溢れる1年になることを願っています。私も健康に気をつけて1年間頑張ってまいります。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする