静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

天丼てんや@天ぷらそば

2021年12月03日 07時12分52秒 | 静岡かけそば放浪記

天丼てんや@天ぷらそば

 

 静岡かけそば放浪記、第10段です。
長い休業から開けて再オープンを果たした、「牛丼てんや・静岡葵タワー店」さん。
先月行ったときに天ぷら1本のサービス券をいただきました。
しかし気が付けばもうその期限が来ています。

 

 そこでぎりぎり最終日にこれを使いに行きました。
こちらはお店の裏側です。
入り口側に回ると、テイクアウトのお客さんが並んでいます。
なんと店内で待っている方もいますからびっくりです。

 

 まだ開店時間から10数分ですが、思ったよりも人気があるようですね。
しかし店内はそれほど混んではおらず、カウンターの端席にゆったりと座れました。
しばらくすると冷たいお茶が出て、注文を告げます。
「温かい天ぷらそばをお願いします」

 

 私はてんやさんには何回も来ていますが、いままで麺類をいただいたことはありません。
今回「かけそば放浪記」の企画で、ここにもかけそばがあると気が付いたわけです。
冷たい蕎麦だけかと思っていたらかけそばも食べられることがわかって、初めての注文です。
例のサービス券で、「舞茸天ぷら」が1個サービスになります。

 

 とはいえ今日は出来上がるのに結構な時間が掛かっています。
席が厨房の前なので現在どれができているのかよくわかります。
店員さんが作っていく手際はいいんですが、何しろその数が多い。
まずは天丼がいくつか出て行きました。

 セットのお味噌汁はボタンを押すと自動的に出て来る、給水機のようなものです。
店内向けが終わると、テイクアウトにかかりました。
それは器が違うのですぐわかります。
たしか三人並んでいましたから、パックが三組できないと私の番が回ってきません。

 今日のお客さんの注文はほとんどが天丼で、「ご飯半分」というのが時々ありました。
私の後で入った年配のサラリーマン男性が私と同じサービス券を出しています。
この方も同じく期限が切れる前を狙ったんでしょう。
そしてようやく私の天ぷらそばが出てきました。

 

 「前から失礼します」
おお、これは意外にボリュームがありますね。
まずはメインのかけそば、そして天ぷら、そこに天つゆと大根おろしも付いていました。
まずはかけそばです。

 

 ネギがはじめから乗っています。
具はお麩だけですからこれで立派なかけそばです。
卓上に一味があるのでこれを振りかけていただきます。
隠れていますが、柚子がひとかけ乗っていました。

 

 そして天ぷらです。
一番手前にあるのが追加した「舞茸」ですね。
その隣から、エビ、キス、インゲンです。
隠れているのがカボチャにイカでした。

 

 天つゆと大根おろしです。
最初、これはいらないように思いましたが、そうではないんですね。
それがすぐにわかってきます。
まずは天ぷらから二つだけお蕎麦に乗せて記念撮影です。

 

 舞茸にエビ天の天ぷらそばです。
どうでしょうか、これだけでも普通の天ぷらそばに見えますね。
まずはタイトルに倣って、「かけそば」だけをいただきます。
うん、これはまあそこそこです。

 危惧していましたが、やはり汁の出汁が甘いですね。
まあチェーン店のお蕎麦ですからこれは仕方がないです。
私の好みとしてはもう少し濃い目の汁が良いんですが、期待外れでした。
そしてお蕎麦の腰も弱めでした。

 汁の味を見ないで天ぷらを入れてしまったのは失敗でした。
天ぷらが汁を吸ってかえって薄めになったからです。
天ぷらに下味は付いていないんで、バランスが悪くなります。
これは面倒でも、一度天つゆにつけておかずとしてお蕎麦を食べるのがいいようです。

 しかし舞茸の天ぷらはけっこう美味しいですね。
そうか天丼のたれを掛けていただくのもありかな。
天ぷらは予想以上にボリュームがあって、お腹も膨れました。
美味しく食べ終わってお会計です。

 

 天ぷらがどっさり乗った天ぷらそばが690円ですから、リーズナブルだと思います。
そしてまたもや無料券が付いてきました。
今回の期限は今月末までです。
これははたして使えるのかどうか。

 

 ごちそうさまでした。
おまけは次回行く予定のお店の下見です。
その近くに新しいラーメン屋さんを見つけました。
ここもそのうちに行ってみるつもりです。

 

コメント (4)
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