静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

鳥貴族@つくねは

2021年03月08日 07時15分29秒 | 居酒屋
鳥貴族@つくねは



 水曜日のお仕事終わり、今夜の寄り道は「鳥貴族」さんです。
この「鳥貴族」さん、現在はコロナ騒動でメニューを絞っているんですが、それを補うメガ金麦があります。
まずは入口で検温とともにアルコール消毒です。
これにもすっかり慣れましたね。



 今回も予約しているのですんなりと一人のカウンター席に案内されました。
お客さんの入りは少しながら増えているようです。
ファーストオーダーはもちろん金麦ですね。
この重いジョッキが酒飲みには嬉しいです。



 おつまみもサクサクと注文して、これで準備は完了です。
ふと見ると目の前にはこんな掲示がありました。
しかしこれは見えにくいですね。
強調しているつもりでしょうが、黄文字にしたのでかえってわからなくなっています。



 すると今夜は意外に早くおつまみがやってきました。
まずはお気に入りの「山芋の鉄板焼き」です。
これがけっこう早く出来上がるんです。
まずは熱いうちにしっかりとかき混ぜておきます。



 そしてすぐにもう一品も出てきました。
これは「つくねチーズ焼き」です。
今回初めて注文しました。
鶏つくねをタレ焼きにしてチーズを乗せたものでした。

 とろけたチーズが美味しそうですね。
しかし二品が同時に出てきたので忙しくなりました。
これはやはり時間差の注文が良かったかな。
ジョッキが空になって二杯目の金麦です。



 左後ろの二人席では、不思議なカップルが飲んでいました。
50代ぐらいのスーツ姿の男性と30ぐらいの女性です。
なんいうことはない会話ですが、これは会社の上司と部下でしょうか。
珍しい組み合わせなのでなぜか気になりました。

 というのもお店が静かなので、けっこう大きな声での会話が自然と耳に入るわけです。
お客さんも徐々に増えつつありますが、まだまだ全盛期には程遠い状況です。
そのおかげでゆったり座れて静かに飲めますから、これはいい部分もありますね。
しかし新商品が出ないのは寂しいです。



 鳥貴族さんは均一料金ですから、どうしてもメニュー―に当たりはずれが出てきます。
新商品や季節限定メニューはけっこうお得なものが多く、毎回期待していましたが、それがほとんどないのが残念です。
なんとか二杯目の金麦を飲み干して、これでお会計です。
次回もつまみで悩むことになりそうですが、とりあえずごちそうさまでした。

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地鶏ダイナー@両替町

2021年03月06日 07時16分38秒 | 居酒屋
地鶏ダイナー@両替町



 3月に入って、陽気もだいぶ暖かくなってきました。
今日は今年初めての少人数での集まりです。
しかし最初から失敗しました。
これは私がうっかりしていたせいですが、お店が去年も使った全く同じお店でした。



 しかしお店の名前が違うので、指摘されるまで全く気が付きませんでした。
静岡市内では安く飲めるお店は限られるということですね。
お店の開店時間は午後5時、その時間に予約をして一番乗りでお店に入りました。
ビルの1階にあるお店で、これは確かに去年入った同じものです。

 予約の件を告げると、今回は掘りごたつ形式のテーブル席に案内されました。
広い席でこれはくつろげますね。
本日のコースは2時間飲み放題食べ放題というコースです。
しかし、予約の特典で、9時半までいても良いという太っ腹なサービスでした。



 まずはハイボールで乾杯です。
これは薄目ですね。
たしか前回は「濃い目」にできたはずと、店員さんに聞いてみます。
それが無事通じで、これ以降はすべて濃い目にしていただきました。



 おつまみは前回も好評だった、「ローストビーフ」です。
たれがなぜか韓国風で、面白いです。
牛肉は厚切りで食べ応えがありますね。



 次は鴨肉のスモークです。
これもボリュームがあっていいです。
肉が並んでいると気分も上がりますね。



 そしてポテトサラダも出てきました。
こちらはウズラの卵がけっこう多めに入っています。
何か不思議な食感でした。



 あっという間にジョッキが空いて二杯目のハイボールです。
これはもちろん「濃い目」でお願いしました。
一目で色の違いが分かりますね。



 次は揚げたての厚揚げです。
少しばかり盛り付けが雑ですが、揚げたて出来立ての厚揚げは気分が盛り上がります。
前回はお客さんが多くて驚きましたが、さすがに今日は他のお客さんは少なかったです。
こういう安めのお店でもコロナの影響は大きいんでしょうね。



 次は鶏のから揚げユーリンチー風です。
さすがにこれはこってりしていますね。
店員さんは外国系の方ですが、手際も良く、きちんと注文に応えてくれて動きも適切でした。
料理を運ぶだけでも結構な労働ですが、これは大したものです。



 次はだし巻き卵です。
これはまあ平凡でしたが、さっぱりしていていい箸休めでした。
さて、ドリンクの追加です。



 ここで前回も好評だったあれがついに登場しました。
なんと、「トマトハイ」です。
もちろんアルコールは「濃い目」です。
これがまた美味しくて癖になりますね。



 すぐに飲み干してトマトハイのお代わりです。
ここのトマトハイはトマトジュースに塩分が入っているので、飲みやすいです。
トマトハイはここ以外で飲んだことがありませんが、どこでもこういうスタイルなのかな。
飲み放題でもないと絶対に注文しないドリンクでした。



 さて、トマトハイといえばと、「スライストマト」を注文しました。
出てきたのがこれです。
見事にミリ単位でスライスされているので、思わず感動の嵐でした。
かすかに塩も振られています。



 そしてたこ焼きまで注文しました。
何となく冷凍ものの気配がしますが、食べ放題で文句を付けるのは大間違いです。
お酒の友にはこういうベーシックなほうが合いますね。
これはもう1杯お代わりお願いします。





 3杯目のトマトハイです。
トマトスライスはあっという間に消えてしまったので、もう一皿連続で注文しました。
その二皿目も同じスタイルで登場しました。
それをトマトハイに乗せるとダブルトマトハイが完成しました。



 どうでしょうかこの雄姿は。
しかし予想はすぐに的中しました。
これはやはり飲みにくいですね。
みなさんトマトハイとトマトは別にお召し上がりください。



 次は揚げ出し豆腐です。
さっぱりしていて美味しいことは美味しいですが、トマトハイには合わないな。
そろそろ終盤に入ります。
あとは写真の連続です。



 ローストビーフのお代わり。
今回もたれは多めに付いていますね。



 コロッケです。
半分に切ってあるので食べやすいです。



 そして追加の厚揚げ。
こうなれば日本酒です。



 ぬる燗が通じないで常温になって出てきましたが、もうどうでもいいです。
しかしここで事態は急変しました。
せっかく9時半まで大丈夫だというサービスでしたが、メンバーが7時でお別れするということです。
まあこれだけ飲み食いしましたから、欲張るのは止めておきます。



 そこで仕上げに再びのトマトハイです。
バタバタと2時間が過ぎ、ここでお会計です。
皆さんお疲れさまでした。
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やぶ福支店@新富町

2021年03月05日 07時16分59秒 | ラーメン(静岡市内)
やぶ福支店@新富町



 今回は久しぶりの「蕎麦屋のラーメン」です。
やってきたのは葵区新富町、閑静な住宅街にある「やぶ福支店」さんです。
平日の午前11時半ごろ、自転車ではるばるやってきました。
まずは外から様子をうかがいます。





 お店の外にもお品書きが貼られていて、そこに中華の名前があることを確認します。
これはあとで気が付きましたが、お蕎麦には機械打ちと手打ちとがあるようです。
ただ今回はラーメンですからまったく関係ないです。



 お店に入るとお客さんはまだ一人もいらっしゃいませんでした。
年配のご主人と奥さんらしい方がのんびりくつろいでいらっしゃいます。
私は空いたテーブル席に座りました。
ぬるめのお茶が出てきて、注文を告げます。



 店内のメニューを見ると、廃版になったメニューがところどころに見えますね。
飲食店もお客さんの減少で対応に困っているようです。
暇つぶしに置いてある雑誌を見ると、何か古い記事です。
そこで日付を見たら二年前のものでした。



 慌てて元のラックに戻します。
しばらくたって私のラーメンが出てきました。
お盆に乗って、あらびきコショーも付いています。
店名入りのこじんまりとした丼ですね。



 具には小さめのチャーシューが一枚にナルト、メンマにノリという定番です。
ではコショーを振っていただきます。
ネギと三つ葉が入っているところはお蕎麦屋さんらしいですね。
スープはあっさり系の醤油味でした。



 麺は細麺の縮れで、ごく普通のラーメンです。
メンマが甘めで美味しいですね。
あれ、後で気が付きましたが、これはチャーシューではなく燻製のような風味でした。
全体的にあっさりとした、食べやすいラーメンです。



 近年は「街中華」とともに、「街蕎麦」のお店もどんどん消えていきますから、寂しいものです。
静岡市内のラーメン店もほとんど行きましたから、今度はお蕎麦屋さんも回ってみたくなりました。
今度調べてみようか。
そんなことを考えながら、あっという間にラーメンがなくなりました。



 マスクを掛けて、これでお会計です。
この昔懐かしいラーメンが600円ですから嬉しいもんです。
千円札で400円のお釣りをいただき、お店を後にしました。
ごちそうさまでした。
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かぶら屋@再開しました

2021年03月04日 07時17分19秒 | 居酒屋
かぶら屋@再開しました



 日曜日の午後3時すぎ、静岡市の街中にも人出が戻ってきたようです。
しかしご贔屓の「安べゑ」さんもどうやら三月いっぱいの休業だそうです。
そこで一時休業されていた「かぶら屋」さんにやってきました。
こちらのお店は日曜日は午後3時開店です。

 お店に入ると、そこそこお客さんが入っていました。
カウンターには奥に二人と真ん中付近に一人です。
私は入り口側に座ります。
まずはお決まりのチューハイで一人乾杯です。



 ここのシンプルなチューハイがすっきりしていていいですね。
店員さんに
「上ネギタン塩ある?」と聞くとありますという嬉しい返事でした。
ではもちろんこれをお願いします。



 「おまちどうさまです」
前から出てきました。
これは久しぶりの雄姿です。
この分厚い豚タンがまた美味しいんだなあ。



 まずはレモンを絞りかけ、ニンニクを混ぜて一切れいただきます。
これは美味いぞ。
久しぶりのネギ塩タンは最高の出来でした。
すぐに二杯目のチューハイに突入です。



 今日は気分が良いのでつまみも追加で注文しましょう。
ここで他のお客さんから同じ「上ネギタン塩」のオーダーが入りました。
するとこれでタン塩は「ヤマ」になりました。
開店早々で終わりとは、人気があるんでしょうね。



 今回は揚げ物を選んでみました。
まずは「にんにく揚げ」です。
いわゆるニンニクの素揚げで、スパイスもかかっています。
揚げたてホクホクのニンニクは最高の味でした。



 そしてもう一つは「はんぺんフライ」です。
そういえば最近食べていないと思い出したものでした。
静岡ですからものは「黒はんぺん」ですね。
焼きも良いですが、はんぺんはやっぱりフライだな。

 気になるのは奥の席の若いお客さんで、妙に声が大きい。
低下傾向とはいえまだコロナに警戒が必要ですから、大声での会話は慎みたいものです。
しかしひと月前と比べると、かぶら屋さんも賑わってきました。
これはいいことですが、使うお客のほうでも注意しなくてはいけないですね。



 二杯目のチューハイを空けて、今日のちょい飲みは無事終了でした。
再開おめでとうごさいます。
かぶら屋さんを出て、気になるお店を訪ねて回ります。
まずは「安べゑ」さん。



 どうやら三月いっぱいはお休みのようです。
これはまた困った。
そして「松屋」さんです。







 本日、ほぼ1時間前に閉店されたばかりのお店です。
お店はまだ片付けをされている方がいました。
そしてお隣の「鐘庵」さんもすでに閉店でした。





 同じ並びの焼肉屋、「牛角」さんは10日までの営業だと書いてありました。
再開発事業ということでここ一帯が消えていくことになります。
静岡市も変わっていくようで、今後に期待です。
では、ごちそうさまでした。


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メリケンコ@昭和町

2021年03月03日 07時19分31秒 | ラーメン(静岡市内)
メリケンコ@昭和町

 今日のランチはラーメンです。
珍しいことについ最近知ったばかりの新店です。
しかし調べてみると開店されてからはだいぶ日にちが経っていました。
最近はこういうケースが多いです。

 私がラーメン情報を得るのは友人やネットでの情報です。
しかし最近はこの情報がなかなか入らないんですね。
10年ほど前まではラーメン好きな友人のブログで新店や美味しいお店の情報がどんどん流れてきました。
しかしこの頼りになるラーメンブロガーさんたちがだいぶ卒業してしまいました。

 あ、決してお亡くなりになられたわけではありませんので、誤解しないでください。
去年はコロナ騒動で、ラーメン仲間とも会えず、恒例の忘年会もできませんでした。
静岡以外ならまあ仕方がないですが、静岡市内の、しかも繁華街にあるラーメン店を見落としていたとは残念です。
そこで今回やってきたのは静岡市の葵区昭和町です。

 場所はかつて「たこ八」さんがあった青葉横丁にも近い場所でした。
このお店、何しろ週に3日だけで、昼間のみの営業です。
というのも居酒屋さんの場所を借りて、昼時限定メニューということでした。



 さて、木曜日の午前11時半、通りを進むとこの看板が見つかりました。
日中は人通りの少ないところですから、こういう看板がないと見つけにくいですね。
しかし表からはお店がよく見えません。
お店が並ぶ建物の奥に進んでいくと一番奥にあるお店でした。



 こののれんが掛かっているお店ですね。
紺ののれんには白字で「メリケンコ」と書かれてあります。
これはラーメンの麺を表すのかな。
中を見るとひっそりしています。



 引き戸を開けると正面にご主人の顔が見えました。
「やってますか」
「だいじょうぶです」
「靴を脱いでそのまま置いてお入りください」

 ここは素足で入るお店でした。
夜は少し高級な料亭にでもなるのかな。
5席ほどのカウンターがあり、私は一番奥の席に座りました。
まずはメニューを見ますが、このメニューが笑ってしまうほどシンプルです。

 一枚一枚に「きんめだい」などと書かれただけでした。
ご主人が、ラーメンはすべて同じ850円だと説明してくれます。
そこで気になった、「キンメダイ」を注文します。
なお、お冷やは卓上の水差しからセルフサービスで汲みます。



 まずはすぐにお皿が出てきました。
これがラーメンの具ですね。
どうやら具は全部一緒で、ラーメンのスープだけが違うようです。
眺めてみるとけっこう豪華な具ですね。

 まずは味玉、メンマにナルト、チャーシューは鶏肉で、そのほぐしたものもあります。
そしてネギと生海苔、なんとワサビの小袋も付いています。
そしてサービスでライスも付けられるということです。
私は少な目でお願いしました。



 ご主人の説明によると、麺を食べた後でライスを入れて雑炊にするのがお勧めだそうです。
そうかそれでワサビが付いているのか。
目の前にはラーメンの具のミニチュアが並んでいますね。
ご主人が麺を茹で始めました。

 先にラーメン丼をお湯に入れて温めています。
最近はあまり見かけない光景なので嬉しくなりました。
こういう気配りができるお店は間違いなく美味しいです。
そして前からラーメンが出てきました。



 「器が熱いですからお気を付けください」
確かに熱かったですね。
ラーメン本体は麺とスープだけというシンプルなものでした。
まずはそのままスープをいただきます。



 魚介系のすっきりしたスープで、これはそのままでもごくごく飲めそうな美味しさです。
麺は細麺のストレートで、茹でかげんも申し分ないです。
迷いましたが、コショーを掛けていただきます。
これは熱いぞ。

 しかし具をどうするのかは悩みました。
最初はそのままお皿からつまんで麺と交互に食べていましたが、後半は麺に乗せて食べたほうが楽だと気が付きました。
煮玉子はトロトロでいい感じでした。
するとラーメンの中にひっそりと隠れていたワンタンを発見して、大感激でした。



 こういうお茶目なところは好きだなあ。
そして小ライスも出てきました。
これが最後のお楽しみです。
麺の量も十分あるのでけっこうお腹が膨れましたが、いよいよ最後のラーメン雑炊です。



 お皿に残った具を全てこちらに乗せます。
そしてラーメン丼からレンゲでスープを掛けました。
反対にご飯をどんぶりに入れたほうが楽ですが、それですとスープを飲み過ぎてしまいます。
健康面を考えるとスープの完飲は良くないですから、自重しました。



 雑炊にして最後の締めになりましたが、生海苔が良いアクセントでした。
こういう雑炊も美味しいですね。
美味しく食べ終わってお会計です。
税込みで850円はお得なお値段だと思います。



 これは皆さんお勧めですよ。
ごちそうさまでした。
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