ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

まだ激甚災害に指定されていないのか?

2016年04月23日 19時51分31秒 | 国際・政治

 先程、Yahoo! ニュースを見ていたら、内閣総理大臣が、熊本県(など)に大きな被害をもたらした地震について、25日に激甚災害に指定する、という趣旨の記事が出ていました。

 驚きました。「まだ指定していなかったのか!?」と。

 震度7が14日夜と16日未明に観測され、土砂崩れなどの大災害、そして多くの被害者が出ていますし、少なからぬ工場も被災して、全国規模で生産がストップするほどの地震でした(業種等を覚えていませんが、熊本県に主要な部品工場があり、そこが被災したために、同県に留まらなくなった訳です)。

 しかも、地震活動は収束していませんし、避難生活も長期化することでしょう。指定するなら速いに越したことはないのです。何故に、今も指定されていないのでしょうか。

 また、現在、第190回国会が開かれていますが、今回の震災に関連する特例法(税など)の立法の動きも目に見えてきません。今国会の会期を延長すればよいだけの話ですし、それができなければ臨時国会を開けばよいのです。「何をやっているのか?」という声が、既に出てきているのかもしれませんが、もっと大きく言うべきなのでしょう。

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