ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

そりゃ伸び悩むだろうよ

2024年11月15日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 よく見たら2024年11月12日の12時22分配信となっていましたが、Yahoo! Japan Newsに「新型コロナの定期接種伸び悩み 厚労相『例年冬に感染拡大』」(https://news.yahoo.co.jp/articles/d17fe87cddc6a524aaaf50d87ec54789f99ed896)という記事が掲載されていました。基は共同通信社配信の記事です。

 内容は、厚生労働大臣(厚生労働相という表記は辞めるべきでしょう)が、COVID-19のワクチンの「定期接種に関し、8日時点での医療機関へのワクチン納入量が、今シーズンの供給見通しの3224万回分に対し、計約457万回分にとどまっていると明らかにした」ということです。

 読んだ瞬間、「そりゃ伸び悩むだろうよ」と思いました。

 これは、最近、マスクなしで歩く人が多くなったから、あるいは、COVID-19の感染者数が報じられていないから、ということが原因ではないでしょう。

 あるいは、それらのことが原因の一つにはなるとしても、それだけのことではないでしょう。

 ワクチン自体に問題があった、と考えられないでしょうか。

 いや、むしろ考えられないことのほうに問題があります。

 厚生労働省のうちの旧厚生省と言えば、かのピエール・ブーレーズがスモンを患った志鳥栄八郎を見かけて「日本の厚生省は何をやってるんだ?」と言ったという話があるくらいです。スモンだけではありません。薬害エイズ、サリドマイド、水俣病、ヒ素ミルク、などなど、前科はいくらでもあります。

 まさか、COVID-19についてのワクチンの副作用あるいは副反応の凄さを知らないのでしょうか。

 私は、2022年3月26日6時55分付の「副反応が出た」および2023年2月15日0時35分付の「また副反応が出た」で辛さを記しました。また、2022年11月9日12時付の「かかってしまった」において、COVID-19に罹患したことを記しました。

 正直なところ、どちらも同じ程度に辛かったのでした。少し考えれば当然のことで、ワクチンを接種するということは、軽い程度であるとはいえ感染することを意味します。毒性が弱められているとしてもCOVID-19を体内に入れて免疫を作らせようとしている訳で、副反応というには強すぎる反応が出てもおかしくも何ともないのです。私は、第3回目および第4回目のワクチンの接種を受けた後に38度台の発熱などに見舞われましたし、COVID-19に感染した際にも同様でした。

 違いと言えば、高熱の存続時間くらいでしょうか。

 しかし、高熱、気だるさなどの程度に、あまり違いはなかったように記憶しています。

 当時50代前半であった私でこの様(ざま)です。60代以上であれば、ワクチンの副反応がとんでもない結果につながってもおかしくありません。厄介なことに、人にはそれぞれの体質がありますから、年齢に関係なく、ワクチンの副反応によって重症となる可能性は低くないのです。私のように両方を体験した者であれば、「もうワクチンなんて打ってもらいたくねぇよ。苦しいんだからさ」と思う人は少なくないのではないでしょうか。


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