今回は、東急大井町線(および東急田園都市線)の急行専用車、6000系6103Fです。このブログで6101Fを取り上げましたが、その6101Fおよび6102Fと異なり、6103FはQ-SEAT車を入れていない編成の一つです。ちなみに、以前、このブログで6103Fも取り上げています。
大岡山駅3番線に急行大井町行きとして到着しました。この先、旗の台駅と大井町駅に停車し、旗の台駅で各駅停車に接続します。
大井町線に急行が運行されるようになったのは2008年3月下旬のことで、原則として大井町駅から溝の口駅までの区間です。途中停車駅は旗の台、大岡山、自由が丘および二子玉川で、いずれも東急の他の路線との乗換駅となっています。なお、現在、平日、土曜日および休日の日中には田園都市線中央林間駅始発の急行が運行されており、平日の朝には田園都市線長津田駅始発が1本、夕方には曜日を問わず大井町駅始発で長津田駅まで走る急行があります。二子玉川駅〜中央林間駅での停車駅は田園都市線の急行と同じです。
原則として急行は6000系および6020系の7両編成です。もっとも、2008年3月から長らく6両編成でしたが、2017年11月から7両編成化が始まり、2018年2月に全て7両編成化されました。
なお、戦前にも大井町線に急行が運行されていました。僅かな期間であったようで、あまり知られていません。また、急行とは言っても通過駅が蛇窪(現在の下神明駅)、戸越(現在の戸越公園駅)および中延駅のみであったようです。
さらに、以前にも記したように、1970年代、大井町駅〜二子玉川駅が田園都市線であった時代には快速も運転されていました。しかし、この快速も大井町駅〜二子玉川駅においては各駅に停車していました。私は一度も実物の快速を見たことがないので、この辺りのことはよくわかりません。