Sherlock Series 3 Episode 3
Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran
東京は前日の暖かさから急変して昨日は雪が降りました。
短時間だったけど結構本格的な雪だったのでちょっとびっくりです。
寒暖の差も激しい上インフルエンザも流行しているようなので体調を崩さないよう、
みなさまもご自愛くださいね。
S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
221Bに向かうタクシーの中。
「チャールズ・オーガスタス・マグヌッセンの名前は聞いたことあるよね?」とシャーロックが聞くと
「ああ、新聞社をいくつか持っている人だろう?僕はその新聞読まないけど」とジョン。
「ちょっと待って。他の人たちは?」シャーロックに、
「メアリーはアイザックたちを家に送っていったし僕は君を家まで連れて帰ってるところ。そう言っただろう?」とジョン。
「他人の会話はフィルターかけちゃうんだ」
「知ってるよ」
「愚かな無駄話が入ってこないようにしてるんだ。ハドソンさんの話は半永久的に消音してるけど。」
221Bに着くなり「兄ちゃん、何しにきたんだ」と言いながらタクシーを降りるシャーロックに「僕が払うんですね?」とジョン。
「あいつがノッカーを真っ直ぐにしたんだ。脅迫神経症だからいつもそうするんだよ、本人気づいてないけど。」
そう言いながらまたノッカーを曲げるので「何で君はそれをやってるの?」とジョンが言うと
「何を?」とシャーロックに聞かれ「何でもないよ」とジョン。似た者兄弟だからね。
「これはシャーロック。また刺激的なものを再開してるな」といきなりマイクロフト。
「ここで何してるんだ」と不機嫌なシャーロックに「僕が電話したんだ」とジョン。
「昔の習慣に誘惑されたからな。ルビー叔父さんのようだね。だけど女装癖のほうが賢い生き方かもしれないよ」
女装する叔父さん?
シャーロック「君が電話を?」に「そうだよ、僕が電話したんだ」とジョン。
「Bloody Phone」や「Bloody Doctor」とか時々「Bloody~」て出てくるのですが、これ強調したり語句を強めたりする時に
使うちょっとしたスラングらしいです。最初知らなくて何だろう?と悩みました(笑)
「もちろん、彼がかけてきたんだよ。さて、シャーロック。時間節約だ。私たちはどこを探せばいいかな?」
マイクロフトの言葉に「私たち?」といやーな顔。
そこに2階から「ミスター・ホームズ」とアンダーソンの声がするので「ふざけんな!」と階段を上がるシャーロックでした。
「アンダーソン!」と叫ぶシャーロックに「すまない、君のためなんだよ。」とアンダーソン。
アンダーソンと一緒にいた女性が「これが彼ね。もっと背が高いって話だったけど」と言っているとマイクロフトが入ってきます。
「君のちょっとしたファンクラブの人たちだよ。礼儀正しくしなさい。彼らは信頼できるからね。
お前がフラットと呼ぶゴミ捨て場にもちゃんと捜索に参加してくれるのだから。
お前は近頃有名人なのだから、シャーロック。麻薬を常習している余裕など無いだろう。」
シャーロックはフードを被るとソファにまるまって「僕は常習なんてしていない。」と反論。
そこに「ちょっと、僕の椅子はどこ?」とジョンが言います。
「キッチンへの視界を遮断してたんだ。」とシャーロックに「そっか、それなら椅子がなくなって良かった。」とジョンが卑屈(笑)
「君が出て行ったから良い機会だったんだ。」とシャーロック。
「何か見つけたか?何も無いか」マイクロフトにシャーロックは「あるわけないだろう!」
「寝室のドアが閉じられているな。お前は夕べ家にいなかったのに。」マイクロフトはシャーロックの寝室のドアの前に立ちます。
「さて、彼の母親が直接命令しなければわざわざドアを閉めるなんて事を絶対にしない男なのに何故だろうか。」
それを見たシャーロックは慌てて起き上がり「わかった!やめろ!やめるんだ!」と叫びます。
「私たちの両親に電話をしなければならないな。もちろんオクラホマにいる。
薬物乱用の騒ぎで彼らのラインダンスを邪魔するのは初めてではないがな。」と辛辣なお兄ちゃん。
シャーロックの薬物は過去にもいろいろあったんですね。かなり深刻な状況もあったから兄ちゃんここまで来てるし、
ジョンも話を聞いたりして知ってるから電話したのかも、とか妄想してますw
「これはあんたが考えているような事じゃなくて捜査のためなんだ」シャーロックが言うと
「何の捜査なのか説明しなさい。」とマイクロフトに「マグヌッセンだ」とシャーロック。
「チャールズ・オーガスタス・マグヌッセン」シャーロックの言葉に顔色が変わるマイクロフト。
それからアンダーソンに向かって脅しをかけます。
「君たち、この名前は聞かなかったことにしてくれ。もし外に漏らしたらMI5が君たちのコンピューターから
逮捕に必要な証拠を見つける事になるよ。返事はせずにすぐにここから出て行きなさい。」
MI5は情報保安部でMI6は秘密情報部になっていて今回は「British security service」だったのでMI5かなと勝手に解釈してます。
そしてシャーロックにも「お前を脅す事にならなければいいのだが」と言うと、
「お互いそうなったら厄介ですよね」と言うジョンに吹き出すシャーロック。
「マグヌッセンはお前には関係のない事だ。」
「つまり、彼はあんたのものだと?」
「彼は私の保護下にあると考えてくれ。」
「僕はあんたが彼の言いなりだと思うけど。」
「もしお前が私に逆らってマグヌッセンのところに行けばそれはそのまま私を相手にするということだ。」
「わかった。じゃあ、何か気づいたら知らせるよ。あとは何を言うんだっけ?ああ、そうだ。バイバイ。」
とシャーロックがドアを開けます。
去り際に「愚かな事だ。私の弟よ。」とマイクロフトが言うとシャーロックは突然マイクロフトの腕を締め上げます。
「お兄様、僕がハイになってる時に脅かさないでね。」などと言っているとジョンが間に入ります。
「マイクロフト、何も言わずに出て行ってくれ。彼は今すぐあなたの腕を折ることができるし、そうなると僕も少し心が痛む。」
シャーロックが手を離し奥に行くとマイクロフトが目で追うので、
「いいから何も言わずに消えてくれ。」と落ちていた傘を拾って渡します。
マイクロフトが出ていくとジョンは「マグヌッセン?」と話しかけますが、
「今何時?」とシャーロックが言うので「8時くらいだよ」と答えると「奴と3時間後に会うんだ。風呂に入らないと。」
そう言ってシャーロックがバスルームに向かうと「君は捜査のためだって言ったよね」とジョン。
「そうだよ」
「どんな事件なんだ」
「すごく大きくてそして良識ある人間が関わったらとても危険な捜査だよ。」
それを聞いたジョンは「君は僕を事件から離そうとしてるのか?」と聞きますが、
「まさか、違うよ。僕は君を雇おうとしてるんだよ。」そう言いながらバスルームに入ると、
「それと僕の寝室には入らないでね」と念を押します。
そう言われると入りたくなるのが人の性。ジョンはそっと寝室に近づきます。
すると突然寝室のドアが開き中からジャニーンが出てきました。あのブライドメイドのジャニーンです。
「あら、ジョン。」と出てきた彼女は彼シャツ一枚の格好でした。
「ジャニーン?」とその時のジョンの顔が・・・
「みんな行った?叫んでるような声が聞こえたけど。」とジャニーンに「ああ、彼らは消えたよ」とジョン。
「いけない、こんな時間だわ。遅れちゃう。何か口論してたみたいね。マイクだったの?」とジャニーンに、
「マイク?」とジョン。「そうよ。彼のお兄さん。いつも喧嘩してるけど。」ジャニーンが言うと
「マイクロフト?」としつこく確認するジョン。「みんな彼の事そう呼んでるの?」と聞かれ「そうだよ」と答えます。
「よかったらコーヒー入れてもらえる?」と言われ「もちろん。」とジョン、ちょっと卑屈(笑)
でもジャニーンに悪気はまったくないので笑顔で「ありがとう」だし、すれ違いざまに、
「あ、メアリーは元気?結婚生活はどうなの?」とか聞かれ「彼女は元気だし、結婚生活も素晴らしいよ」張り付いた笑顔のジョン。
更に「コーヒーは向こうよ。あ、シャールはどこ?」の言葉に「シャール」と繰り返すジョンの顔が怖いです。
確か映画版は「シャーリー」と呼んでいたように記憶してますが、私は「シャーリー」の方が可愛くて好きなんです。
で、やっぱりマイクロフトはマイキーでしょ(笑)
「お風呂に入ってるけどすぐ出てくるよ」と言うと「いつもそうよね。」とジャニーンはバスルームに入って行きます(!)
「おはよう」とか言いあって笑いあうふたりの声を聞きながらジョンの顔が凍ってますが、気持ちわかるわ(笑)
続きます。
Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran
東京は前日の暖かさから急変して昨日は雪が降りました。
短時間だったけど結構本格的な雪だったのでちょっとびっくりです。
寒暖の差も激しい上インフルエンザも流行しているようなので体調を崩さないよう、
みなさまもご自愛くださいね。
S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
221Bに向かうタクシーの中。
「チャールズ・オーガスタス・マグヌッセンの名前は聞いたことあるよね?」とシャーロックが聞くと
「ああ、新聞社をいくつか持っている人だろう?僕はその新聞読まないけど」とジョン。
「ちょっと待って。他の人たちは?」シャーロックに、
「メアリーはアイザックたちを家に送っていったし僕は君を家まで連れて帰ってるところ。そう言っただろう?」とジョン。
「他人の会話はフィルターかけちゃうんだ」
「知ってるよ」
「愚かな無駄話が入ってこないようにしてるんだ。ハドソンさんの話は半永久的に消音してるけど。」
221Bに着くなり「兄ちゃん、何しにきたんだ」と言いながらタクシーを降りるシャーロックに「僕が払うんですね?」とジョン。
「あいつがノッカーを真っ直ぐにしたんだ。脅迫神経症だからいつもそうするんだよ、本人気づいてないけど。」
そう言いながらまたノッカーを曲げるので「何で君はそれをやってるの?」とジョンが言うと
「何を?」とシャーロックに聞かれ「何でもないよ」とジョン。似た者兄弟だからね。
「これはシャーロック。また刺激的なものを再開してるな」といきなりマイクロフト。
「ここで何してるんだ」と不機嫌なシャーロックに「僕が電話したんだ」とジョン。
「昔の習慣に誘惑されたからな。ルビー叔父さんのようだね。だけど女装癖のほうが賢い生き方かもしれないよ」
女装する叔父さん?
シャーロック「君が電話を?」に「そうだよ、僕が電話したんだ」とジョン。
「Bloody Phone」や「Bloody Doctor」とか時々「Bloody~」て出てくるのですが、これ強調したり語句を強めたりする時に
使うちょっとしたスラングらしいです。最初知らなくて何だろう?と悩みました(笑)
「もちろん、彼がかけてきたんだよ。さて、シャーロック。時間節約だ。私たちはどこを探せばいいかな?」
マイクロフトの言葉に「私たち?」といやーな顔。
そこに2階から「ミスター・ホームズ」とアンダーソンの声がするので「ふざけんな!」と階段を上がるシャーロックでした。
「アンダーソン!」と叫ぶシャーロックに「すまない、君のためなんだよ。」とアンダーソン。
アンダーソンと一緒にいた女性が「これが彼ね。もっと背が高いって話だったけど」と言っているとマイクロフトが入ってきます。
「君のちょっとしたファンクラブの人たちだよ。礼儀正しくしなさい。彼らは信頼できるからね。
お前がフラットと呼ぶゴミ捨て場にもちゃんと捜索に参加してくれるのだから。
お前は近頃有名人なのだから、シャーロック。麻薬を常習している余裕など無いだろう。」
シャーロックはフードを被るとソファにまるまって「僕は常習なんてしていない。」と反論。
そこに「ちょっと、僕の椅子はどこ?」とジョンが言います。
「キッチンへの視界を遮断してたんだ。」とシャーロックに「そっか、それなら椅子がなくなって良かった。」とジョンが卑屈(笑)
「君が出て行ったから良い機会だったんだ。」とシャーロック。
「何か見つけたか?何も無いか」マイクロフトにシャーロックは「あるわけないだろう!」
「寝室のドアが閉じられているな。お前は夕べ家にいなかったのに。」マイクロフトはシャーロックの寝室のドアの前に立ちます。
「さて、彼の母親が直接命令しなければわざわざドアを閉めるなんて事を絶対にしない男なのに何故だろうか。」
それを見たシャーロックは慌てて起き上がり「わかった!やめろ!やめるんだ!」と叫びます。
「私たちの両親に電話をしなければならないな。もちろんオクラホマにいる。
薬物乱用の騒ぎで彼らのラインダンスを邪魔するのは初めてではないがな。」と辛辣なお兄ちゃん。
シャーロックの薬物は過去にもいろいろあったんですね。かなり深刻な状況もあったから兄ちゃんここまで来てるし、
ジョンも話を聞いたりして知ってるから電話したのかも、とか妄想してますw
「これはあんたが考えているような事じゃなくて捜査のためなんだ」シャーロックが言うと
「何の捜査なのか説明しなさい。」とマイクロフトに「マグヌッセンだ」とシャーロック。
「チャールズ・オーガスタス・マグヌッセン」シャーロックの言葉に顔色が変わるマイクロフト。
それからアンダーソンに向かって脅しをかけます。
「君たち、この名前は聞かなかったことにしてくれ。もし外に漏らしたらMI5が君たちのコンピューターから
逮捕に必要な証拠を見つける事になるよ。返事はせずにすぐにここから出て行きなさい。」
MI5は情報保安部でMI6は秘密情報部になっていて今回は「British security service」だったのでMI5かなと勝手に解釈してます。
そしてシャーロックにも「お前を脅す事にならなければいいのだが」と言うと、
「お互いそうなったら厄介ですよね」と言うジョンに吹き出すシャーロック。
「マグヌッセンはお前には関係のない事だ。」
「つまり、彼はあんたのものだと?」
「彼は私の保護下にあると考えてくれ。」
「僕はあんたが彼の言いなりだと思うけど。」
「もしお前が私に逆らってマグヌッセンのところに行けばそれはそのまま私を相手にするということだ。」
「わかった。じゃあ、何か気づいたら知らせるよ。あとは何を言うんだっけ?ああ、そうだ。バイバイ。」
とシャーロックがドアを開けます。
去り際に「愚かな事だ。私の弟よ。」とマイクロフトが言うとシャーロックは突然マイクロフトの腕を締め上げます。
「お兄様、僕がハイになってる時に脅かさないでね。」などと言っているとジョンが間に入ります。
「マイクロフト、何も言わずに出て行ってくれ。彼は今すぐあなたの腕を折ることができるし、そうなると僕も少し心が痛む。」
シャーロックが手を離し奥に行くとマイクロフトが目で追うので、
「いいから何も言わずに消えてくれ。」と落ちていた傘を拾って渡します。
マイクロフトが出ていくとジョンは「マグヌッセン?」と話しかけますが、
「今何時?」とシャーロックが言うので「8時くらいだよ」と答えると「奴と3時間後に会うんだ。風呂に入らないと。」
そう言ってシャーロックがバスルームに向かうと「君は捜査のためだって言ったよね」とジョン。
「そうだよ」
「どんな事件なんだ」
「すごく大きくてそして良識ある人間が関わったらとても危険な捜査だよ。」
それを聞いたジョンは「君は僕を事件から離そうとしてるのか?」と聞きますが、
「まさか、違うよ。僕は君を雇おうとしてるんだよ。」そう言いながらバスルームに入ると、
「それと僕の寝室には入らないでね」と念を押します。
そう言われると入りたくなるのが人の性。ジョンはそっと寝室に近づきます。
すると突然寝室のドアが開き中からジャニーンが出てきました。あのブライドメイドのジャニーンです。
「あら、ジョン。」と出てきた彼女は彼シャツ一枚の格好でした。
「ジャニーン?」とその時のジョンの顔が・・・
「みんな行った?叫んでるような声が聞こえたけど。」とジャニーンに「ああ、彼らは消えたよ」とジョン。
「いけない、こんな時間だわ。遅れちゃう。何か口論してたみたいね。マイクだったの?」とジャニーンに、
「マイク?」とジョン。「そうよ。彼のお兄さん。いつも喧嘩してるけど。」ジャニーンが言うと
「マイクロフト?」としつこく確認するジョン。「みんな彼の事そう呼んでるの?」と聞かれ「そうだよ」と答えます。
「よかったらコーヒー入れてもらえる?」と言われ「もちろん。」とジョン、ちょっと卑屈(笑)
でもジャニーンに悪気はまったくないので笑顔で「ありがとう」だし、すれ違いざまに、
「あ、メアリーは元気?結婚生活はどうなの?」とか聞かれ「彼女は元気だし、結婚生活も素晴らしいよ」張り付いた笑顔のジョン。
更に「コーヒーは向こうよ。あ、シャールはどこ?」の言葉に「シャール」と繰り返すジョンの顔が怖いです。
確か映画版は「シャーリー」と呼んでいたように記憶してますが、私は「シャーリー」の方が可愛くて好きなんです。
で、やっぱりマイクロフトはマイキーでしょ(笑)
「お風呂に入ってるけどすぐ出てくるよ」と言うと「いつもそうよね。」とジャニーンはバスルームに入って行きます(!)
「おはよう」とか言いあって笑いあうふたりの声を聞きながらジョンの顔が凍ってますが、気持ちわかるわ(笑)
続きます。