Sherlock Series 3 Episode 3
Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran
先日PCが故障してしまったのですが、おそらく原因は2月8日の大雪のあとの月曜日にPCを抱えたまま
思いきり背中から転んだのが原因のようです。
バナナの皮に滑って転ぶマンガのようにそれは見事にいきましたよ。
通勤途中だったので会社についてすぐにPCの電源を入れたらちゃんと起動したしその後も難なく使えていたのですが、
金曜日に突然意識不明になってしまいました(涙)ちなみに私のお尻にはしばらく痣が残りましたけど(笑)
皆さんもどうぞ気をつけてくださいね。
S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
病院に駆けつけるメアリー。
「意識戻ったんだ、持ちこたえたよ。」とジョンに「本当?」とメアリー。
「ミセス・ワトソン。君はすごいトラブルに巻き込まれてる。」
「本当に?何故?」
「意識が戻った時、彼最初に何て言ったと思う?」ジョンの問いかけに首を振るメアリー。
「メアリーって言ったんだ。」
2人は笑いながら抱き合いますがメアリーの心中は穏やかではない様子です。
その頃マグヌッセンは例の部屋でメアリーのファイルを取り出し「悪い娘。本当に悪い娘だ。」と言います。
シャーロックが寝ているとメアリーがやってきます。
「彼には言わないで。シャーロック、私を見て。彼には絶対に言わないでね。」
意識が朦朧としているシャーロックはぼんやりとメアリーの姿を見ていました。
そして、朝やっと意識がクリアになってきたところに新聞記事が目に飛び込んできました。
「Shag a lot Holmes」(Shagはセックスの意味なのとSherlock Holmesをもじってヤリまくりホームズてな感じ?)
「ベーカー街で一晩に7回」そしてジャニーンがあの帽子を被った写真の見出し「彼は私に帽子を被らせるの」
新聞を見せながらジャニーン、
「私、家を買うの。あなたのおかげでかなりお金を儲けたのよ。復讐もできてお金も儲かるなんてこたえられないわね。」
「マグヌッセンに僕の情報を渡してないだろうな。」
「彼のライバルには渡したわ。彼カンカンに怒ってたけど。シャーロック・ホームズ。あなたは冷酷な裏切り者で、
人を操る最低な奴ね。」
「君もなかなか貪欲な日和見主義でゴシップにその身を売る女だな。」
「じゃあ、おあいこね。」
「そうだな。・・・どこに家を?」
「サセックス・ダウンズ」
「いいね。」
「ゴージャスよ。蜂の巣があるの。でもそれは取り除いてもらうのよ。」
ここでシャーロックが痛そうにするので、
「痛そうね。モルヒネを再開させたほうがいいわ。私、点滴の操作盤をいじっちゃったかもしれないし。」
「あとどのくらい復讐するつもりだよ。」
「ほんの少しだけよ。」
ここでシャーロックは手元にある操作盤でモルヒネの量を増やします。
「あなたにとってここは夢のような場所ね。クスリを点滴してもらえるんだもの。」
「仕事には適さないけどね。」
「しばらく仕事はできないでしょう、シャール。あなたは私に嘘をついてた。嘘ばかりだった。」
「僕たちの繋がりを利用しただけだよ。」
「いつ繋がったかしら。一度でもあればよかったのに。」
「結婚するまで待とうと思ってたんだ。」
「それは実現しないわね。」
ここ、シャーロックのヴァージン疑惑が再燃しそうな発言ですが(笑)
でもこれはシャーロックの思いやりかもしれないですね。
マグヌッセンのオフィスに侵入するために騙したわけなので、この上最後までというのはボンドじゃあるまいし、
彼なりに一線を引いた優しさなのかなと思ったりもします。
「もう行かなくちゃ。」そう言ってジャニーンは立ち上がるとシャーロックのおでこにキスをします。
「あなたにあまり長く話をさせてはいけないのよね。それと『The One Show』のインタビューがあるんだけど、
まだ話を作り上げてないのよ。」
その時のシャーロックの「Oh!」な顔が面白いです。
ドアのところでジャニーンは立ち止まり、「もうひとつ」と言います。
「あなたが私を騙さなければよかったのに。あなたがどんな男か知ってるし、私たち友達になれたのにね。
ジョンとメアリーによろしく伝えておくわ。」
ジャニーンが出ていくとシャーロックはモルヒネの量をゼロにします。
そうして目を閉じ、再び開けると目の前にはメアリーがいます。
「彼には言わないで。」メアリーの言葉です。
「メアリー・ワトソン。君は何者なんだ。」
メアリーが銃を撃った瞬間、シャーロックはマインドパレスから戻ります。
「シャーロックの感覚がどのくらい正常なのかわからないんだ。クスリで麻痺してるから何を話しているかよくわからないんだよ。」
お見舞いに来たグレッグに話すジョンはグレッグが携帯を手に持っているので
「あ、ここでは携帯使えないよ、知ってると思うけど。」と言うと、
「電話は使わないよ、ビデオを撮るだけだ。」とグレッグさんは弱ってるシャーロックを撮影するのが好きなんですね(笑)
しかし、病室に入るとシャーロックの姿はなく窓が開いていました。
「それで、彼はどこに行ったの?」ジョンと電話で話すメアリーが聞くと、
「このロンドンでシャーロックを見つけるなんて。神のみぞ知るだ。」とジョン。
「彼の隠れ家は3つある。パーラメントヒルズ、カムデンロック、そしてダグマーコートだ。」
ジョンと病院を後にしながら電話で話すレストレード。
「隠れ家は5つあるんだ。キューガーデンの中にある窓のない緑の家とハムスレッド墓地の傾いた墓だ。」
マイクロフトはレストレードにそう話すと手で「行け」と指示をします。
「ゲスト用の寝室。と言っても私の寝室だけど。彼にはスペースが必要だって事になって。」とモリーちゃん。ええっ!(笑)
「ビッグベンの時計の裏側よ。」とハドソンさんにメモを片手に聞き込みをするジョンが、
「それは彼のジョークだと思うけど。」と言うと「いいえ、そうは思わないわ。」とハドソンさん。
「レンスターガーデンだよ。そこが彼の極秘の隠れ家だよ。」とアンダーソンがメアリーに話します。
「そこは誰もしらないんだけど、ある夜に彼を尾行したのよ。」と一緒にシャーロックの部屋を捜索した女性が言うと、
「後ろを歩いてただけだよ。」とアンダーソンに女性も「そうそう、歩いてただけよ。」
それを聞いたメアリーの顔がちょっと怖いです。
221Bにレストレードとジョンがいます。
「シャーロックは誰が撃ったか知ってたんだ。銃創が胸の方なんだから誰が撃ったか見えてたはずだ。」とジョンに
「なぜ奴はそれを言わないか。自分でそいつを追跡しようとしてるからだ。」とグレッグ。
「そいつを守ってるのかも。」
「守る?なぜ?」
「或は、他の誰かを守ってるか。だけどなぜ気にかける?彼はシャーロック・ホームズなんだぜ?
彼がわざわざ守ろうとしてるのは誰なんだ。」
ジョンはそう言うとソファに座ります。座ってからそれが自分のソファだと気づいて2度見すると肘掛をポンポンします。
邪魔だからと撤去されたソファをシャーロックが戻した理由、いろいろ考えられますよね。
メアリーの正体にジョンが気づいたらきっとここに戻ってくる、という理由は私も考えましたが、
多分シャーロックはジョンの習慣で必ずそこに座るだろうと予測して、テーブルの上にこの後出てくるある物を置いたんだと思います。
「何かわかったら電話してくれ。俺に隠すなよ、ジョン。電話しろよ、わかった?」
レストレードはそう言って帰ります。
ハドソンさんが心配そうに「紅茶いる?」とジョンに言います。
「ハドソンさん、なぜシャーロックはここにソファを戻そうと思ったのかな。」
「ああ、そうなの。彼、またここにあなたのソファを戻したのよね。いいじゃない、その方がずっと見栄えがいいわ。」
ハドソンさんが話している時、ジョンはサイドテーブルの上に置いてある香水に気づきます。
それは三日月の形をした「Claire-de-la-lune」でした。
その瓶をじっと見つめるジョンに「どうかしたの?ジョン。」とハドソンさんが話しかけてると、
ジョンの携帯電話が鳴ったので「あなたの携帯じゃない?」と手に取ります。
そして「シャーロックからよ、ジョン。早く出て。」とジョンの目の前に電話を持ってきますが、
ジョンはずっとその瓶を見つめるばかりでした。
続きます。
Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran
先日PCが故障してしまったのですが、おそらく原因は2月8日の大雪のあとの月曜日にPCを抱えたまま
思いきり背中から転んだのが原因のようです。
バナナの皮に滑って転ぶマンガのようにそれは見事にいきましたよ。
通勤途中だったので会社についてすぐにPCの電源を入れたらちゃんと起動したしその後も難なく使えていたのですが、
金曜日に突然意識不明になってしまいました(涙)ちなみに私のお尻にはしばらく痣が残りましたけど(笑)
皆さんもどうぞ気をつけてくださいね。
S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
病院に駆けつけるメアリー。
「意識戻ったんだ、持ちこたえたよ。」とジョンに「本当?」とメアリー。
「ミセス・ワトソン。君はすごいトラブルに巻き込まれてる。」
「本当に?何故?」
「意識が戻った時、彼最初に何て言ったと思う?」ジョンの問いかけに首を振るメアリー。
「メアリーって言ったんだ。」
2人は笑いながら抱き合いますがメアリーの心中は穏やかではない様子です。
その頃マグヌッセンは例の部屋でメアリーのファイルを取り出し「悪い娘。本当に悪い娘だ。」と言います。
シャーロックが寝ているとメアリーがやってきます。
「彼には言わないで。シャーロック、私を見て。彼には絶対に言わないでね。」
意識が朦朧としているシャーロックはぼんやりとメアリーの姿を見ていました。
そして、朝やっと意識がクリアになってきたところに新聞記事が目に飛び込んできました。
「Shag a lot Holmes」(Shagはセックスの意味なのとSherlock Holmesをもじってヤリまくりホームズてな感じ?)
「ベーカー街で一晩に7回」そしてジャニーンがあの帽子を被った写真の見出し「彼は私に帽子を被らせるの」
新聞を見せながらジャニーン、
「私、家を買うの。あなたのおかげでかなりお金を儲けたのよ。復讐もできてお金も儲かるなんてこたえられないわね。」
「マグヌッセンに僕の情報を渡してないだろうな。」
「彼のライバルには渡したわ。彼カンカンに怒ってたけど。シャーロック・ホームズ。あなたは冷酷な裏切り者で、
人を操る最低な奴ね。」
「君もなかなか貪欲な日和見主義でゴシップにその身を売る女だな。」
「じゃあ、おあいこね。」
「そうだな。・・・どこに家を?」
「サセックス・ダウンズ」
「いいね。」
「ゴージャスよ。蜂の巣があるの。でもそれは取り除いてもらうのよ。」
ここでシャーロックが痛そうにするので、
「痛そうね。モルヒネを再開させたほうがいいわ。私、点滴の操作盤をいじっちゃったかもしれないし。」
「あとどのくらい復讐するつもりだよ。」
「ほんの少しだけよ。」
ここでシャーロックは手元にある操作盤でモルヒネの量を増やします。
「あなたにとってここは夢のような場所ね。クスリを点滴してもらえるんだもの。」
「仕事には適さないけどね。」
「しばらく仕事はできないでしょう、シャール。あなたは私に嘘をついてた。嘘ばかりだった。」
「僕たちの繋がりを利用しただけだよ。」
「いつ繋がったかしら。一度でもあればよかったのに。」
「結婚するまで待とうと思ってたんだ。」
「それは実現しないわね。」
ここ、シャーロックのヴァージン疑惑が再燃しそうな発言ですが(笑)
でもこれはシャーロックの思いやりかもしれないですね。
マグヌッセンのオフィスに侵入するために騙したわけなので、この上最後までというのはボンドじゃあるまいし、
彼なりに一線を引いた優しさなのかなと思ったりもします。
「もう行かなくちゃ。」そう言ってジャニーンは立ち上がるとシャーロックのおでこにキスをします。
「あなたにあまり長く話をさせてはいけないのよね。それと『The One Show』のインタビューがあるんだけど、
まだ話を作り上げてないのよ。」
その時のシャーロックの「Oh!」な顔が面白いです。
ドアのところでジャニーンは立ち止まり、「もうひとつ」と言います。
「あなたが私を騙さなければよかったのに。あなたがどんな男か知ってるし、私たち友達になれたのにね。
ジョンとメアリーによろしく伝えておくわ。」
ジャニーンが出ていくとシャーロックはモルヒネの量をゼロにします。
そうして目を閉じ、再び開けると目の前にはメアリーがいます。
「彼には言わないで。」メアリーの言葉です。
「メアリー・ワトソン。君は何者なんだ。」
メアリーが銃を撃った瞬間、シャーロックはマインドパレスから戻ります。
「シャーロックの感覚がどのくらい正常なのかわからないんだ。クスリで麻痺してるから何を話しているかよくわからないんだよ。」
お見舞いに来たグレッグに話すジョンはグレッグが携帯を手に持っているので
「あ、ここでは携帯使えないよ、知ってると思うけど。」と言うと、
「電話は使わないよ、ビデオを撮るだけだ。」とグレッグさんは弱ってるシャーロックを撮影するのが好きなんですね(笑)
しかし、病室に入るとシャーロックの姿はなく窓が開いていました。
「それで、彼はどこに行ったの?」ジョンと電話で話すメアリーが聞くと、
「このロンドンでシャーロックを見つけるなんて。神のみぞ知るだ。」とジョン。
「彼の隠れ家は3つある。パーラメントヒルズ、カムデンロック、そしてダグマーコートだ。」
ジョンと病院を後にしながら電話で話すレストレード。
「隠れ家は5つあるんだ。キューガーデンの中にある窓のない緑の家とハムスレッド墓地の傾いた墓だ。」
マイクロフトはレストレードにそう話すと手で「行け」と指示をします。
「ゲスト用の寝室。と言っても私の寝室だけど。彼にはスペースが必要だって事になって。」とモリーちゃん。ええっ!(笑)
「ビッグベンの時計の裏側よ。」とハドソンさんにメモを片手に聞き込みをするジョンが、
「それは彼のジョークだと思うけど。」と言うと「いいえ、そうは思わないわ。」とハドソンさん。
「レンスターガーデンだよ。そこが彼の極秘の隠れ家だよ。」とアンダーソンがメアリーに話します。
「そこは誰もしらないんだけど、ある夜に彼を尾行したのよ。」と一緒にシャーロックの部屋を捜索した女性が言うと、
「後ろを歩いてただけだよ。」とアンダーソンに女性も「そうそう、歩いてただけよ。」
それを聞いたメアリーの顔がちょっと怖いです。
221Bにレストレードとジョンがいます。
「シャーロックは誰が撃ったか知ってたんだ。銃創が胸の方なんだから誰が撃ったか見えてたはずだ。」とジョンに
「なぜ奴はそれを言わないか。自分でそいつを追跡しようとしてるからだ。」とグレッグ。
「そいつを守ってるのかも。」
「守る?なぜ?」
「或は、他の誰かを守ってるか。だけどなぜ気にかける?彼はシャーロック・ホームズなんだぜ?
彼がわざわざ守ろうとしてるのは誰なんだ。」
ジョンはそう言うとソファに座ります。座ってからそれが自分のソファだと気づいて2度見すると肘掛をポンポンします。
邪魔だからと撤去されたソファをシャーロックが戻した理由、いろいろ考えられますよね。
メアリーの正体にジョンが気づいたらきっとここに戻ってくる、という理由は私も考えましたが、
多分シャーロックはジョンの習慣で必ずそこに座るだろうと予測して、テーブルの上にこの後出てくるある物を置いたんだと思います。
「何かわかったら電話してくれ。俺に隠すなよ、ジョン。電話しろよ、わかった?」
レストレードはそう言って帰ります。
ハドソンさんが心配そうに「紅茶いる?」とジョンに言います。
「ハドソンさん、なぜシャーロックはここにソファを戻そうと思ったのかな。」
「ああ、そうなの。彼、またここにあなたのソファを戻したのよね。いいじゃない、その方がずっと見栄えがいいわ。」
ハドソンさんが話している時、ジョンはサイドテーブルの上に置いてある香水に気づきます。
それは三日月の形をした「Claire-de-la-lune」でした。
その瓶をじっと見つめるジョンに「どうかしたの?ジョン。」とハドソンさんが話しかけてると、
ジョンの携帯電話が鳴ったので「あなたの携帯じゃない?」と手に取ります。
そして「シャーロックからよ、ジョン。早く出て。」とジョンの目の前に電話を持ってきますが、
ジョンはずっとその瓶を見つめるばかりでした。
続きます。