調子にのってその2です。
前回、ゲイティスさんが次のシャーロックは「黄色い顔」でやりたいとお話されていて、
じゃ、生まれてくるメアリーの子供はもしかしたらジョンの子供ではないかも、と書きましたが、
そういえば以前コメントでこんな予想をいただいたんです。
それはデイビット黒幕説!
デイビット、もしかして既に忘却の彼方に追いやってしまわれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
メアリーさんに未練たらたらの元カレでシャーロックにさんざん脅かされたかわいそうな男性です。
泣いているメアリーに肩を貸したまでしたデイビットだし、何より実はアサシンという裏の顔を持つメアリーの元彼ですから。
しかも生まれてくる子供はデイビットとの子供ではないかと。
そしてMistyさんがTumblrにこんな考察があったと教えてくださいました。
元ソース
Deducing Sherlock
「デイビットがメアリーに何かするわけではないし、メアリーはジョンを愛しているのに
なぜシャーロックは結婚式の前にデイビットをあんなに脅かさないといけないと思ったのか?」
「シャーロックはジョンに対する罪の意識のようなものがあるので、常にジョンの幸せを考えている、
ジョンが傷つくことを恐れている。
メアリーが元カレを招待すると知ったときに、もしかしたらデイビットと浮気するかもしれないと考えた。
彼女が嘘つきだということは初対面で推理しているし。(あんなにすごい嘘つきだとは思っていなかったようですが)
ジョンが傷つくのを防がなければいけない。
以前のシャーロックだったら、ジョンに進言していたかもしれないが、
「グレートゲーム」でモリーがモリアーティを恋人としてシャーロックに紹介した時にゲイだと言って、
あとでジョンに「それは親切でもなんでもない」と怒られたので、デイビットを脅すことにした。」
ものすごく簡単にまとめるとこんな感じですかね。
何だかもうシャーロックの健気さが直視できないレベルです( ; ; )
SH「モリーの無駄な時間を省いてあげたんだ。親切だろう?」
JW「親切?違う、シャーロック。それは親切なんかじゃないぞ」
シャーロックはこういう部分は本当にジョンに忠実なんですよ・・(泣)
それにしても、なるほど!と思っちゃいましたよ。
Mistyさんも仰っていましたがグレートゲームのあの場面に結び付ける発想が本当にすごいです。
上の考察でも「肩を貸した」事もポイントだと言っているみたいですし、
デイビットは今後要チェックですね、って結局このエピソードだけの出演かもしれないですが(笑)
さて、S4の正典ネタ予想で多く見かけるのは「恐怖の谷」なんですよね。
正典には4本の長編があり、シリーズにひとつはこの長編をベースにしています。
緋色の研究
バスカヴィル家の犬
4人の署名。
残る1本が「恐怖の谷」なんです。
「恐怖の谷」のあらすじをさくっと。
ある日ポーロックと呼ばれる男から数字の並んだ暗号文を受け取るホームズ。
(暗号の解読方法はBlind Bankerの元ネタになっています)
バールストンに住むダグラスという男に危険が迫っているとわかり、ホームズは第一次十字軍の時代まで遡ることのできる
バールストンの古い館を訪れますがダグラス氏は既に殺されていました。
ダグラス氏の館には妻のダグラス夫人とアメリカで知り合った友人バーカー氏、そして執事や使用人がいました。
ダグラス氏は顔を撃たれ頭もほぼ吹きとんだ状態でした。
右腕には丸の中に三角がある奇妙な図柄の焼印を押されたような古い傷がありましたが
それは確かにダグラス氏の腕にあったとバーカー氏が証言をします。
ホームズは現場の証拠や証言から推理をし、解決に導きます。
ここから結末のネタバレですのでご注意ください。
実はダグラス氏は生きていました。
彼は命を狙われていたため、バーカー氏や夫人と共謀して死を偽装したのでした。
なぜダグラス氏が狙われたのか、物語はダグラス氏の過去に遡ります。
アメリカのシカゴからバーミッサの炭鉱に移り住んだダグラス。
アメリカには当時「自由民団」という組織が各地にあり、シカゴでその団員だったダグラスは
バーミッサでも自由民団「スカウラーズ」に入団します。
入団の証として、腕に焼印が押されます。
実はスカウラーズは犯罪組織でもありましたが団長は町の実力者だったため犯罪が明るみに出ることはありませんでした。
己の才覚で頭角を現していくダグラスはある日、大企業がピンカートン社の探偵を
潜入捜査のためにバーミッサに派遣していることを知り、
団長と共に探偵をおびき寄せ始末しようと企み実行します。
実はダグラスがその探偵でした。
ダグラスはスカウラーズを一網打尽にし、バーミッサで知り合った愛する女性と町を出ます。
団長は死刑になりましたが、極刑を免れた者たちから復讐のために命を狙われることになり、
ダグラスは各地を転々としながらイギリスにたどり着きます。
その女性とは途中で死に別れ、イギリスで今の妻と結婚し、身分を偽って暮らしていました。
しかしイギリスにも刺客が迫っている事を知り、死を偽ったのでした。
ホームズはこの件にモリアーティが関わっていることを知っていたので、
ダグラスにイギリスを出るように忠告しましたが、
ダグラスは妻とアフリカに行く途中、謎の事故で死亡します。
こんな感じです。
で、ここからは私の妄想です。
私が思いつくくらいなので、多分とっくに既出な事ばかりだと思いますが、
正典ビギナーなので、許してください。。。
「空の霊柩車」でシャーロックがメアリーを読み取った時に浮かんだテキストの中に、
「Lib Dem」という文字と「TATOO」という文字がありましたよね。
「Lib Dem」は「自由民主党員」の事で、しかもタトゥーです。
焼印はタトゥーと見間違えるほど似ていたようなんです。
そして「最後の誓い」でシャーロックがメアリーに、
「何かから逃げているから別人になりすましている」と言ってましたよね。
もし「恐怖の谷」をベースにするなら、メアリーはダグラスなんじゃなかろうか。
メアリーは探偵ではないので、CIAの潜入捜査での過去として。
で、デイビットは死んでないけどその頃に知り合った人なのでメアリーの正体を知ったうえで
今でも見守っている、もしくはバーカー氏?
なので、次のSPもしくはS4で追手が迫っていると知ったメアリーは死を偽装。
子供はデイビットが密かに安全な場所に隠す。
そして何も知らないジョンとシャーロックは暗くて深い悲しみの水の底に・・・・
なーんて(恥)
予想って楽しいけど、全然違ってたらものすごく恥ずかしいですね。
また近いうちに今までいただいたみなさまの考察を交えつつまとめたいと思います。
前回、ゲイティスさんが次のシャーロックは「黄色い顔」でやりたいとお話されていて、
じゃ、生まれてくるメアリーの子供はもしかしたらジョンの子供ではないかも、と書きましたが、
そういえば以前コメントでこんな予想をいただいたんです。
それはデイビット黒幕説!
デイビット、もしかして既に忘却の彼方に追いやってしまわれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
メアリーさんに未練たらたらの元カレでシャーロックにさんざん脅かされたかわいそうな男性です。
泣いているメアリーに肩を貸したまでしたデイビットだし、何より実はアサシンという裏の顔を持つメアリーの元彼ですから。
しかも生まれてくる子供はデイビットとの子供ではないかと。
そしてMistyさんがTumblrにこんな考察があったと教えてくださいました。
元ソース
Deducing Sherlock
「デイビットがメアリーに何かするわけではないし、メアリーはジョンを愛しているのに
なぜシャーロックは結婚式の前にデイビットをあんなに脅かさないといけないと思ったのか?」
「シャーロックはジョンに対する罪の意識のようなものがあるので、常にジョンの幸せを考えている、
ジョンが傷つくことを恐れている。
メアリーが元カレを招待すると知ったときに、もしかしたらデイビットと浮気するかもしれないと考えた。
彼女が嘘つきだということは初対面で推理しているし。(あんなにすごい嘘つきだとは思っていなかったようですが)
ジョンが傷つくのを防がなければいけない。
以前のシャーロックだったら、ジョンに進言していたかもしれないが、
「グレートゲーム」でモリーがモリアーティを恋人としてシャーロックに紹介した時にゲイだと言って、
あとでジョンに「それは親切でもなんでもない」と怒られたので、デイビットを脅すことにした。」
ものすごく簡単にまとめるとこんな感じですかね。
何だかもうシャーロックの健気さが直視できないレベルです( ; ; )
SH「モリーの無駄な時間を省いてあげたんだ。親切だろう?」
JW「親切?違う、シャーロック。それは親切なんかじゃないぞ」
シャーロックはこういう部分は本当にジョンに忠実なんですよ・・(泣)
それにしても、なるほど!と思っちゃいましたよ。
Mistyさんも仰っていましたがグレートゲームのあの場面に結び付ける発想が本当にすごいです。
上の考察でも「肩を貸した」事もポイントだと言っているみたいですし、
デイビットは今後要チェックですね、って結局このエピソードだけの出演かもしれないですが(笑)
さて、S4の正典ネタ予想で多く見かけるのは「恐怖の谷」なんですよね。
正典には4本の長編があり、シリーズにひとつはこの長編をベースにしています。
緋色の研究
バスカヴィル家の犬
4人の署名。
残る1本が「恐怖の谷」なんです。
「恐怖の谷」のあらすじをさくっと。
ある日ポーロックと呼ばれる男から数字の並んだ暗号文を受け取るホームズ。
(暗号の解読方法はBlind Bankerの元ネタになっています)
バールストンに住むダグラスという男に危険が迫っているとわかり、ホームズは第一次十字軍の時代まで遡ることのできる
バールストンの古い館を訪れますがダグラス氏は既に殺されていました。
ダグラス氏の館には妻のダグラス夫人とアメリカで知り合った友人バーカー氏、そして執事や使用人がいました。
ダグラス氏は顔を撃たれ頭もほぼ吹きとんだ状態でした。
右腕には丸の中に三角がある奇妙な図柄の焼印を押されたような古い傷がありましたが
それは確かにダグラス氏の腕にあったとバーカー氏が証言をします。
ホームズは現場の証拠や証言から推理をし、解決に導きます。
ここから結末のネタバレですのでご注意ください。
実はダグラス氏は生きていました。
彼は命を狙われていたため、バーカー氏や夫人と共謀して死を偽装したのでした。
なぜダグラス氏が狙われたのか、物語はダグラス氏の過去に遡ります。
アメリカのシカゴからバーミッサの炭鉱に移り住んだダグラス。
アメリカには当時「自由民団」という組織が各地にあり、シカゴでその団員だったダグラスは
バーミッサでも自由民団「スカウラーズ」に入団します。
入団の証として、腕に焼印が押されます。
実はスカウラーズは犯罪組織でもありましたが団長は町の実力者だったため犯罪が明るみに出ることはありませんでした。
己の才覚で頭角を現していくダグラスはある日、大企業がピンカートン社の探偵を
潜入捜査のためにバーミッサに派遣していることを知り、
団長と共に探偵をおびき寄せ始末しようと企み実行します。
実はダグラスがその探偵でした。
ダグラスはスカウラーズを一網打尽にし、バーミッサで知り合った愛する女性と町を出ます。
団長は死刑になりましたが、極刑を免れた者たちから復讐のために命を狙われることになり、
ダグラスは各地を転々としながらイギリスにたどり着きます。
その女性とは途中で死に別れ、イギリスで今の妻と結婚し、身分を偽って暮らしていました。
しかしイギリスにも刺客が迫っている事を知り、死を偽ったのでした。
ホームズはこの件にモリアーティが関わっていることを知っていたので、
ダグラスにイギリスを出るように忠告しましたが、
ダグラスは妻とアフリカに行く途中、謎の事故で死亡します。
こんな感じです。
で、ここからは私の妄想です。
私が思いつくくらいなので、多分とっくに既出な事ばかりだと思いますが、
正典ビギナーなので、許してください。。。
「空の霊柩車」でシャーロックがメアリーを読み取った時に浮かんだテキストの中に、
「Lib Dem」という文字と「TATOO」という文字がありましたよね。
「Lib Dem」は「自由民主党員」の事で、しかもタトゥーです。
焼印はタトゥーと見間違えるほど似ていたようなんです。
そして「最後の誓い」でシャーロックがメアリーに、
「何かから逃げているから別人になりすましている」と言ってましたよね。
もし「恐怖の谷」をベースにするなら、メアリーはダグラスなんじゃなかろうか。
メアリーは探偵ではないので、CIAの潜入捜査での過去として。
で、デイビットは死んでないけどその頃に知り合った人なのでメアリーの正体を知ったうえで
今でも見守っている、もしくはバーカー氏?
なので、次のSPもしくはS4で追手が迫っていると知ったメアリーは死を偽装。
子供はデイビットが密かに安全な場所に隠す。
そして何も知らないジョンとシャーロックは暗くて深い悲しみの水の底に・・・・
なーんて(恥)
予想って楽しいけど、全然違ってたらものすごく恥ずかしいですね。
また近いうちに今までいただいたみなさまの考察を交えつつまとめたいと思います。