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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

マーク・ゲイティス at Mumbai Comicon

2014-12-27 08:08:16 | ComicCon

先日行われたムンバイのコミコンでのゲイティス御大のインタビューやQ&Aの内容を抜粋してみました。


まずはツイッターで流れてきていたAXN Indiaのツイートです。
コミコンではモファットさんもスカイプを通して参加されていました。
動画はこちらから。
Full Video: Steven Moffat and Mark Gatiss at Mumbai Film and Comic Con 2014

ファン「アーサー・コナン・ドイルがラザロのように復活したら何を聞きますか?」
マーク「死ぬってどんな感じ?」
そういえば「ラザロ」はシャーロックが屋上から落ちる時の作戦名ですよね。



「ベネディクト・カンバーバッチが演じるシャーロックの特徴について聞かれたとき、
マークとスティーヴンは彼にはeasy confidenceがあると言いました。」
easy confidence・・・どう解釈したらいいのか悩みまして。
自由に生きているとか気ままな自信家?


シャーロックの死に関してモファットさん。
「彼はまだゴーストなんだと思う。誰もそれを考慮に入れてないね。」
この発言気になりますね・・・キーワードのひとつに「Ghosts」ってあったし。



ファン「私たちはJohnlockの本質を理解することができますか?」
マーク「彼は素晴らしい哲学者だったよ。驚くべきユーモアの持ち主だった。」
何を聞いとんじゃw そして真顔で何を答えとるんじゃww



「アイリーンとシャーロックが一緒になったら寄り添う代わりに銀行強盗をするだろうね。」
と、ゲイティスとモファット。



「シャーロックはシャーロックであることを好む。
彼はそれに対してまったく問題はない。
それはベネディクトも同じだ。ースティーヴン・モファット」

以上です。


そして先日の撮影日などに言及した記事ですが、一部訳してみました。
元記事です。
Mark Gatiss: We're never going to reveal anything

Q:
シャーロックとDr.WHOの次のシーズンで何が起こるのか知りたいと思うファンからたくさん質問があると思いますが・・・
A:
次のストーリーについて聞かれることは長年の問題なんだ。
僕たちが暴露することはあり得ないのでどうか無駄な質問はしないで。
ファンは彼らに何が起こるか知りたいと常に思っているわけだけど、
結局いつも後になってちょっとがっかりすることになるんだよ。
僕は「antici-pointment (過度の期待による期待外れ)という言葉を考案したよ。
せっかく楽しみにしているのに知ってしまうと落ち込む事になるからね。
数年前、僕はDr.Whoに関するたくさんのネタバレをもらってその時は大喜びしたが、
あとでドラマを観たら全然インパクトがなくてでがっかりしたんだ。
だから、視聴者が自分で自分を驚かせてあげればいくらでも興奮できるよ。


Q:
S4で私たちはワトソンの赤ちゃんと会う機会がありますか?
A:
またその質問か!
S3の終わりでメアリーの妊娠がわかったし、状況によっては将来、ある時点で会えることになるかもね。

Q:
ライターと役者、どちらがより多くの満足感を得ますか?
A:
どちらもずっとやってきているし、どちらも好きなんだ。
特権もたくさんあるし。
2年前、僕はかなり厳しい締め切りの脚本を3つ抱えていたんだけど、
ずっとデスクに向かったまま動かずにいて、それが終わったあとは芝居をしたよ。
まさに遊ぶように、毎回違うショーを毎日ね。
今年はほとんど撮影だった。両方を行き交うことはとてもエキサイティングだった。

Q:
シャーロックのエピソードはどんな風にまとめているのですか?
A:
スティーヴン(モファット)と僕はS3の間にもアイデアを持っていて、
それをたくさんの筋書きにしてS4とS5のアイデアにしたんだ。
どの原作が我々の構想に合うか、まったく別のオリジナルストーリーにするかある程度決めていくんだ。
いくつか気に入っている話があるが構想には合わないかもしれないのでどうするのか決めていく。
スティーヴンと僕はクリスマスSPを書いている。かなり楽しいものになっている。
それはいずれの原作にも基づかないほぼオリジナルの話になるよ。

Q:
BBCシャーロックは原作をたどっていっていますが、原作と自身の作品でどのようにバランスをとっていますか?
A:
BBCシャーロックはそもそも改作をしていないんだ。
「ピンクの研究」には原作(緋色の研究)に有名な要素がかなり入っている。
「バスカヴィルの犬」は原作が骨格にあるし、「三の兆候」と「空の霊柩車」にも原作がちゃんと芽吹いている。
「死を呼ぶ暗号」はオリジナルだけどすべての要素に原作の特徴を持っている。

Q:
モリー・フーパーのようにオリジナルのキャラクターたちを登場させています。
さらにオリジナルキャラクターは増えますか?
A:
モリーやジャニーンのようなオリジナルキャラクターはワンシーン/ワンエピソードでの
キャラクターのつもりだったが、結果的にはとても素晴らしかった。
他にビリー・ウィギンズ(ホームレスネットワークのリーダー)や
トム(シャーロックに似ているモリーのボーイフレンド)も好きなんだ。
僕たちが気に入っているキャラクターはいつでもベーカー街に戻ってくるよ。

Q:
シャーロックの役者たちは結婚していたりお互いに関わりを持っていますが、
それは意図された事ですか?それとも偶然?
A:
彼らが役者じゃなかったら、キャスティングしなかったけど、
ベネディクト・カンバーバッチの両親は彼にとてもよく似ているのでキャスティングしない手はないよ。
メアリー・ワトソンにアマンダ・アビントン(マーティン・フリーマンの実際のパートナー)以外の他人に
演じてもらう考えはなかったんだ。彼らにはケミストリーがあるからね。
縁故採用に見えるけどちょっとそうかもね。彼らが異議を唱えない限りはいいじゃないか!

Q:
ファンはいつもシーズンの間の時間は辛い思いをしていますが・・・
A:
スケジュールの都合でみんな一緒に現場に戻るのはますます難しくなってきている。
僕たちはみんなそうしたいんだけどね。
ジェイムズ・ボンドの映画はいつも2年か3年おきに1本だといつも僕たちは言ってるけど、
それに比べればこれはごちそうだよ。
1月6日にクリスマスSPの撮影を始めるんだ。いつ放送するかはBBC次第だけど。
そのあと更に3本あるので今回は4本の撮影になるよ。

以上です。
何だかあまりいい話題ではないように思います(涙)
S3放送された当初から、オリジナルキャラクターをもっと活躍させるとか、
原作にはこだわらないとか言ってましたけど、その路線は変わってないんですね。くすん。
しかも縁故採用はこれからもアリなんですか。
アマンダさんとマーティンのケミストリー、確かに良かったと思いましたよ、E2のTSoTまでは。
このふたりの事なのでまた裏をかいてきそうな気もしますけど。
で、やっぱり子供がやってきそうですね。


もうひとつ、別の記事から。
When Mumbai was Sher-locked
「シャーロックとジョンはロマンチックな方向にいきますか?」の質問に、
「それはないよ。ゲイの関係を示すような描写がたくさんあるけど、それはやらないと決めたんだ。」と回答。
だから、何を聞いとるんじゃwww

(Yam Yamさんから頂いた仲良しボーイズ)

IMDbにSherlockのS4のキャストがUPされていたようです。
http://m.imdb.com/title/tt3538760/
で、そこにトム・ヒドルストンの名前があったんですよ。
rumored(噂)となっているので本当に噂レベルなんでしょうけど。
これも当初から「もうひとりの兄弟」役はトムヒではないかと言われていましたが、
今回のコミコンでの「縁故採用」の話が大きくなったのかもしれません。
同じくアイリーン・アドラーも上記の記事にあったモファットさんの「まー、いいから待ってなさい。」この発言から?
いずれにしてもあまり信ぴょう性はなさそうです。

さて、S4の監督Douglas Mackinnonさんと舞台セットのArwelがTwitterで会話をしていましたが
Arwelさんがこんな事を言っていました。
How's the flying things going?
At Christmas, when they open the door - there should always be something flying!"
(どうやって飛ばす?クリスマスにドアを開けた時、何かが飛んでないと!)
何でしょうね・・・
そして監督さんが「僕のクリスマス」とこんな画像をUPしていました。


最後に、
もうクリスマス終わっちゃったけど、2012年にBBCがUPしたマークさんのMerry Xmas with Sherlockの動画です。
#12daysofSherlock - Merry Christmas from Mark Gatiss - Sherlock - BBC