Kingsman: The Golden Circle
Directed by Matthew Vaughn
Produced by Matthew Vaughn David Reid Adam Bohling
Screenplay by Jane Goldman Matthew Vaughn
UK USA/2017
毎日寒いですね。
昨日、友人たちと新年会ランチをしに丸の内に出かけたら
ラグビーワールドカップのイベントをやっていました。
来年日本で行われるため盛り上げようと頑張っています。
実はうちの映画部員のごるちゃんとRちゃんはラグビーの大ファン。
そのイベントにもしっかり参加していました。
私が渡英した時にワールドカップがイギリスで開催されていました。
あれから3年が経とうとしているだなんて時のたつのが早すぎます。
この日の夜、やっと見てきましたキングスマンGC。
ネタバレあらすじ感想をまとめます。
ネタバレしていますのでご注意ください。
1を観てなくても楽しめるそうですが、1を踏まえたセリフやジョークが多いし、
エグジーとハリー、そしてキングスマンの背景を知っていた方がより楽しめます。
なのでまずは1のおさらいから入りたいと思います。
キングスマンとは。
一見高級テーラー、その実態はどこの国にも属さない独立した私立スパイ組織です。
スーツが鎧がモットーです。
キングスマンの武器一覧。
スパイなのでそれぞれコードネームがありますがキングスマンは「アーサー王」に因んでいるようです。
コードネームは後継者にずっと引き継がれていきます。
組織を統括しているのが「アーサー」
1ではマイケル・ケインでした。
ハリー・ハート演じるコリン・ファースのコードネームは「ガラハッド」
円卓の騎士のひとりですね。
これはコリン・ファースのための映画なんじゃ、と思ったくらいスーツがお似合いすぎます。
マーク・ストロング演じる「マーリン」はエージェントではなく、007でいうところの「Q」的な存在で
「魔術師マーリン」に因んで彼らを導く立場にいます。
そして、タロン・エガートン演じるエグジーの父親を昔ハリーがキングスマンにスカウトした人物ですが
ミッション中にハリーを庇って死んでしまいます。
その恩があり、ハリーはずっとエグジーの成長を見守ってきました。
ある日、つまらないことで逮捕されたエグジーはキングスマンの正体を知らぬまま
ハリーに保釈をしてもらいますがパブでちんぴらに絡まれてしまいます。
この場面に登場するのがあの有名なセリフです。
Manners(マナーが)
maketh (作るんだ)
man.(人間を)
元は「Nurture and good manners maketh man.」(教育と行儀作法が人をつくる)という諺みたいです。
ここで傘が大活躍。
英国人はスーツと傘が似合いますね。
マイクロフトの傘もこのくらい仕掛けがあると思っていましたけどね。
エグジーの素質に気がついたハリーはエグジーをキングスマン候補生としてテストに参加させます。
右端がエグジー、その隣が後のランスロットのロキシー。中央が2でも登場するチャーリー。
犬をパートナーとして育てる訓練があります。
エグジーはパグ犬を「JB」と名付けます。
最後のテストはその犬を撃ち殺す、というものでした。
それができなければ失格。しかしエグジーが引き金を引けず合格したのはロキシーでした。
実は空砲だったんですけどね。ハリーもこのテストをクリアしています。
今回、重要な役割を果たすハリーのミスター・ピックル。
1の悪役はサミュエル・L・ジャクソン。
ハリーはサミュエル・L・ジャクソンに撃ち殺されてしまい、
エグジーが「ガラハット」としてランスロットとともにマーリンの指揮のもと世界を救います。
駆け足ですが1のあらすじでした。
Yam Yamさんが以前感想をお書きになっておりますのでご参照ください。
映画 ”Kingsman” 感想
(Yam Yamさん、事後承諾になりすみません。リンク貼らせていただいています。)
そして、ゴールデン・サークルです。
ここからネタバレあります。
冒頭、テーラーから颯爽と登場したエグジーですが謎の集団に襲われてしまいます。
エグジーを襲ったのはキングスマンの訓練で一緒だったチャーリーでした。
何とか凌いだエグジーですが、キングスマンのシステムをハッキングされてしまい、
世界中のキングスマンもエグジーのところにいた友人やJB、ランスロット、
そしてキングスマンの本拠地であるテーラー、そこにいたアーサーも(今回はマイケル・ガンボンでした)
一斉に襲撃され全員死んでしまいます。
初っ端からすごい展開です。
1から引き継いだものが全部消えてしまいました。ショック。
前回サミュエルさんに拉致されていたスウェーデンの王女を覚えていますか?
彼女を救ったエグジーはそのまま交際していたようで、
襲撃されていたとき、スウェーデン国王夫妻と会食をしていたので難を逃れました。
今回の悪役はジュリアン・ムーア演じるポピー・アダムズ。
チャーリーは彼女が救った巨大麻薬組織「ゴールデンサークル」の一員でした。
最近の大女優は悪役を演じるのが流行りなのでしょうか。
シンデレラではケイト姐さんが、パディントンではニコール・キッドマンが悪役を演じていました。
ポピーはベトナムにアメリカンなポピーランドを構え、
ダイナーではミスをした部下を粉砕機に入れミンチにして作ったハンバーガーを
新しい部下に食べさせるというサイコっぷりを発揮。
私はハンニバル好きなので耐えられましたが結構トラウマになりそうな場面でした。
もちろん、前作同様明るく粉砕しています。
前作は首に埋め込んだチップが派手に爆発しみんなの首が飛ぶのがシュールでしたが
今回はね・・・
消えてしまったテーラーの前で立ち尽くすエグジー。
エグジーの前にマーリンが現れます。彼は無事でした。
「最後の審判の日」を実行することになったふたりはケンタッキーにある「ステイツマン」に行き
そこで死んだはずのハリーと会うことになります。
驚くふたり。
ハリーを救ったのはステイツマンのエージェントたちでした。
しかし後遺症で記憶がなくなっていました。
そんなハリーの記憶を取り戻そうとエグジーはミスター・ピックルと同じ種類の子犬を持ってきて
ハリーの目の前で撃とうとするショック療法を実行しますがそれが功を奏し記憶を取り戻します。
ステイツマンの「ジンジャー」役はハル・ベリーでした。
そしてポピーを倒すべく「ステイツマン」と協力します。
ポピーのアジトに向かう3人。
途中、エグジーが地雷を踏んでしまいますがマーリンがエグジーの身代わりになり
ポピーの警備を道連れに吹き飛ばされてしまいます。
マーリーーーーーン!!!!そんなーーーーーーー!!!!
ハリーとエグジーは警備たちをすべて倒しますが獰猛なロボットの犬が立ちふさがります。
ふたりのピンチを救ったのは囚われていたエルトン・ジョンでした。
かなり端折りましたが再び世界を救い、
ステイツマンを力を借りてキングスマンを再建することになります。
ラストはなんとエグジーと王女の結婚式でした。
前作の斬新さはあまり感じられませんでしたが面白かったです。
ですが私的にはかっこいいハリーが見たかっただけにちょっとショボンでしたが
前作では見れなかったエグジーとの共闘が見れたのは良かったです。
マーリン死ぬのはやめて欲しかったです。マーリン返して。
マーリンはカントリーロードを歌いながら警備をひきつけドカーンだったので
その日ずっと頭の中でカントリーロードがぐるぐるしてましたよ。
チャニング・テイタムもステイツマンのエージェントで出演していましたが
あまり出番はなくて、一体何だったんでしょうね。
そして。
結局、エルトン・ジョンが最強だったという。
まさか、サーがハリーたちを救うことになるとは思いませんでした。
ほとんどコントのような流れでしたけど、私はここが一番面白かったです。
ノリノリだわ。
続編の噂もありますが、私は無くてもよいかな。
マーリンもいないし、ハリーのかっこよさも微妙だったし。
ハリーとエグジーの関係も1のほうが好きだったし。
愚痴ってしまいましたが、
アメリカとの対比はとても面白かったです。
投げ縄、最高でした。
独特なアクションも前作よりパワーアップしていてとても楽しめた2時間ちょっとでした。
次回はパディントン・・・・行けるかな。
Directed by Matthew Vaughn
Produced by Matthew Vaughn David Reid Adam Bohling
Screenplay by Jane Goldman Matthew Vaughn
UK USA/2017
毎日寒いですね。
昨日、友人たちと新年会ランチをしに丸の内に出かけたら
ラグビーワールドカップのイベントをやっていました。
来年日本で行われるため盛り上げようと頑張っています。
実はうちの映画部員のごるちゃんとRちゃんはラグビーの大ファン。
そのイベントにもしっかり参加していました。
私が渡英した時にワールドカップがイギリスで開催されていました。
あれから3年が経とうとしているだなんて時のたつのが早すぎます。
この日の夜、やっと見てきましたキングスマンGC。
ネタバレあらすじ感想をまとめます。
ネタバレしていますのでご注意ください。
1を観てなくても楽しめるそうですが、1を踏まえたセリフやジョークが多いし、
エグジーとハリー、そしてキングスマンの背景を知っていた方がより楽しめます。
なのでまずは1のおさらいから入りたいと思います。
キングスマンとは。
一見高級テーラー、その実態はどこの国にも属さない独立した私立スパイ組織です。
スーツが鎧がモットーです。
キングスマンの武器一覧。
スパイなのでそれぞれコードネームがありますがキングスマンは「アーサー王」に因んでいるようです。
コードネームは後継者にずっと引き継がれていきます。
組織を統括しているのが「アーサー」
1ではマイケル・ケインでした。
ハリー・ハート演じるコリン・ファースのコードネームは「ガラハッド」
円卓の騎士のひとりですね。
これはコリン・ファースのための映画なんじゃ、と思ったくらいスーツがお似合いすぎます。
マーク・ストロング演じる「マーリン」はエージェントではなく、007でいうところの「Q」的な存在で
「魔術師マーリン」に因んで彼らを導く立場にいます。
そして、タロン・エガートン演じるエグジーの父親を昔ハリーがキングスマンにスカウトした人物ですが
ミッション中にハリーを庇って死んでしまいます。
その恩があり、ハリーはずっとエグジーの成長を見守ってきました。
ある日、つまらないことで逮捕されたエグジーはキングスマンの正体を知らぬまま
ハリーに保釈をしてもらいますがパブでちんぴらに絡まれてしまいます。
この場面に登場するのがあの有名なセリフです。
Manners(マナーが)
maketh (作るんだ)
man.(人間を)
元は「Nurture and good manners maketh man.」(教育と行儀作法が人をつくる)という諺みたいです。
ここで傘が大活躍。
英国人はスーツと傘が似合いますね。
マイクロフトの傘もこのくらい仕掛けがあると思っていましたけどね。
エグジーの素質に気がついたハリーはエグジーをキングスマン候補生としてテストに参加させます。
右端がエグジー、その隣が後のランスロットのロキシー。中央が2でも登場するチャーリー。
犬をパートナーとして育てる訓練があります。
エグジーはパグ犬を「JB」と名付けます。
最後のテストはその犬を撃ち殺す、というものでした。
それができなければ失格。しかしエグジーが引き金を引けず合格したのはロキシーでした。
実は空砲だったんですけどね。ハリーもこのテストをクリアしています。
今回、重要な役割を果たすハリーのミスター・ピックル。
1の悪役はサミュエル・L・ジャクソン。
ハリーはサミュエル・L・ジャクソンに撃ち殺されてしまい、
エグジーが「ガラハット」としてランスロットとともにマーリンの指揮のもと世界を救います。
駆け足ですが1のあらすじでした。
Yam Yamさんが以前感想をお書きになっておりますのでご参照ください。
映画 ”Kingsman” 感想
(Yam Yamさん、事後承諾になりすみません。リンク貼らせていただいています。)
そして、ゴールデン・サークルです。
ここからネタバレあります。
冒頭、テーラーから颯爽と登場したエグジーですが謎の集団に襲われてしまいます。
エグジーを襲ったのはキングスマンの訓練で一緒だったチャーリーでした。
何とか凌いだエグジーですが、キングスマンのシステムをハッキングされてしまい、
世界中のキングスマンもエグジーのところにいた友人やJB、ランスロット、
そしてキングスマンの本拠地であるテーラー、そこにいたアーサーも(今回はマイケル・ガンボンでした)
一斉に襲撃され全員死んでしまいます。
初っ端からすごい展開です。
1から引き継いだものが全部消えてしまいました。ショック。
前回サミュエルさんに拉致されていたスウェーデンの王女を覚えていますか?
彼女を救ったエグジーはそのまま交際していたようで、
襲撃されていたとき、スウェーデン国王夫妻と会食をしていたので難を逃れました。
今回の悪役はジュリアン・ムーア演じるポピー・アダムズ。
チャーリーは彼女が救った巨大麻薬組織「ゴールデンサークル」の一員でした。
最近の大女優は悪役を演じるのが流行りなのでしょうか。
シンデレラではケイト姐さんが、パディントンではニコール・キッドマンが悪役を演じていました。
ポピーはベトナムにアメリカンなポピーランドを構え、
ダイナーではミスをした部下を粉砕機に入れミンチにして作ったハンバーガーを
新しい部下に食べさせるというサイコっぷりを発揮。
私はハンニバル好きなので耐えられましたが結構トラウマになりそうな場面でした。
もちろん、前作同様明るく粉砕しています。
前作は首に埋め込んだチップが派手に爆発しみんなの首が飛ぶのがシュールでしたが
今回はね・・・
消えてしまったテーラーの前で立ち尽くすエグジー。
エグジーの前にマーリンが現れます。彼は無事でした。
「最後の審判の日」を実行することになったふたりはケンタッキーにある「ステイツマン」に行き
そこで死んだはずのハリーと会うことになります。
驚くふたり。
ハリーを救ったのはステイツマンのエージェントたちでした。
しかし後遺症で記憶がなくなっていました。
そんなハリーの記憶を取り戻そうとエグジーはミスター・ピックルと同じ種類の子犬を持ってきて
ハリーの目の前で撃とうとするショック療法を実行しますがそれが功を奏し記憶を取り戻します。
ステイツマンの「ジンジャー」役はハル・ベリーでした。
そしてポピーを倒すべく「ステイツマン」と協力します。
ポピーのアジトに向かう3人。
途中、エグジーが地雷を踏んでしまいますがマーリンがエグジーの身代わりになり
ポピーの警備を道連れに吹き飛ばされてしまいます。
マーリーーーーーン!!!!そんなーーーーーーー!!!!
ハリーとエグジーは警備たちをすべて倒しますが獰猛なロボットの犬が立ちふさがります。
ふたりのピンチを救ったのは囚われていたエルトン・ジョンでした。
かなり端折りましたが再び世界を救い、
ステイツマンを力を借りてキングスマンを再建することになります。
ラストはなんとエグジーと王女の結婚式でした。
前作の斬新さはあまり感じられませんでしたが面白かったです。
ですが私的にはかっこいいハリーが見たかっただけにちょっとショボンでしたが
前作では見れなかったエグジーとの共闘が見れたのは良かったです。
マーリン死ぬのはやめて欲しかったです。マーリン返して。
マーリンはカントリーロードを歌いながら警備をひきつけドカーンだったので
その日ずっと頭の中でカントリーロードがぐるぐるしてましたよ。
チャニング・テイタムもステイツマンのエージェントで出演していましたが
あまり出番はなくて、一体何だったんでしょうね。
そして。
結局、エルトン・ジョンが最強だったという。
まさか、サーがハリーたちを救うことになるとは思いませんでした。
ほとんどコントのような流れでしたけど、私はここが一番面白かったです。
ノリノリだわ。
続編の噂もありますが、私は無くてもよいかな。
マーリンもいないし、ハリーのかっこよさも微妙だったし。
ハリーとエグジーの関係も1のほうが好きだったし。
愚痴ってしまいましたが、
アメリカとの対比はとても面白かったです。
投げ縄、最高でした。
独特なアクションも前作よりパワーアップしていてとても楽しめた2時間ちょっとでした。
次回はパディントン・・・・行けるかな。