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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

ブラックパンサー

2018-03-22 19:33:46 | Marvel
Black Panther

Directed by Ryan Coogler
Produced by Kevin Feige
Written by Ryan Coogler Joe Robert Cole
Based on Black Panther by Stan Lee Jack Kirby
2018 USA

ネタバレしていますのでご注意ください。


やっとやっと観てきました。
小さい部屋だったせいか土曜日にも関わらず満員でした。
ごるちゃんを初めてマーベル映画に連れていったのは「シビルウォー」。
3部作の3作目、しかもMCUの事は何も知らない状態での「シビルウォー」とか
悪魔の所業だと思いましたがでもそのあとに観たスパイダーマンもこの映画も
「シビルウォー」に通じているので観ておいてよかったのかな、と自己弁護。



「ブラックパンサー」
何から話していいかわからないくらいたくさんの見どころがある映画でした。
でもいざ書こうとすると何を書いていいか非常に困りました。

マーベル映画は単なるヒーローものではないストーリーだと思いますが
それにしても今回はいろいろな側面のある今まで以上にメッセージ性の強い映画でした。


アフリカの歴史やカルチャーを知らない私には掘り下げた感想は書けないので
毎度の軽い内容でお送りいたします。

まずは衣装とかセットとかデザインとか。
とにかく色彩がすごくきれい。アフリカは原色が似合いますよね。
民族衣装もカラフルです。


包まれたマーティン。


戦闘シーンも計算されていてクールでした。




この場面もとても幻想的できれいでした。




アクションもすごかったですが(すごいしか言えない語彙の少なさ・・・)
何よりワカンダのテクノロジーがね、何もかも超越していて気持ちいいくらいでした。
お金もある、技術もある、権力もあるってちょっとトニー・スタークと被ってないですか。


そしてやっぱり
マーティーーーン!!がかっこよかったです。
大活躍とは聞いていましたが予想をはるかに上回る大活躍。
超人にも負けてなかったですよ。
そのうちロス捜査官のスピンオフとか出来たりして・・・観たいわ。


クロウを捕まえるためカジノに潜入し
陛下目線でゲストを確認している時、視線にロス捜査官が入りますが
その時のマーティンの「え?なに?」ってリアクションが最高でした。
この勢いだとIWにも出そうじゃない?(出ない)

ストーリーは「シビルウォー」後のお話で、
先王のあとを継いだティ・チャラが国王として様々な問題に直面していきます。

ワカンダには秘密があります。
ヴィブラニウムを持っていること。
最新の科学技術があること。
それらを隠し表向きは農業国としていました。
秘密が漏れることをおそれ移民や難民も受け入れてきませんでした。

これは現在の移民問題でもありますよね。
侵略しなければされる、というのも自国民のみ守ればいい、というのも、
かなり時事問題的な部分だと思います。

という難しい話はここまでにしてキャラクターのご紹介。
ウィキから引用しています。
主要人物だけにしたつもりでしたが多いわ。

チャドウィック・ボーズマンasティ・チャラ / ブラックパンサー

シビルウォーでは尊大な態度をとる事もありましたが
陛下の良いところは自分の間違いをきちんと認めることができるところだと思います。

マイケル・B・ジョーダンasエリック・“キルモンガー”・スティーヴンス / ウンジャダカ

ティ・チャラの従兄弟。
本来なら王族としてティ・チャラを支えられた人だったのにね。
マイケルさん、すごく人気ありますね。もしかして陛下より人気ある?

ルピタ・ニョンゴasナキア

ティ・チャラの幼馴染みで元恋人。
実は私、途中までルピタ・ニョンゴだと気がつきませんでした。

ダナイ・グリラasオコエ

ワカンダ王国の親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長。
今回とても楽しみにしていたのがこの方。ミショーン好きなので。
ダナイ・グリラはこういうキャラクターが似合うんですね。

マーティン・フリーマンasエヴェレット・ロス

CIA捜査官。かなり美味しい役でした。
ブルーバックの撮影は嫌だと話していましたがそのあたりもマーティンらしいと思いました。

ダニエル・カルーヤasウカビ

ワカンダの国境を警備するボーダー族のリーダー。ティ・チャラの親友。
と、言いつつ平気で裏切ってしまうのですけどね。
どうしてこの人がオコエの恋人?と思いましたがちゃんとオチがありました。


レティーシャ・ライトasシュリ

ティ・チャラの妹でワカンダ王国の王女。
天才科学者と書かれていましたが天才としても突き抜けちゃっているのでなんでもアリでした。
トニーよりも天才な設定なのかな。

ウィンストン・デュークasエムバク

長い間ワカンダ王家とは距離を置いてきたジャバリ族のリーダー。
文句を言いつつも助けてくれるお約束なキャラクターです。

フォレスト・ウィテカーasズリ

ワカンダの王位継承の儀式を取り仕切る高僧。
この方が登場した時なぜ生きてる?と一瞬混乱した私。
なせかスターウォーズのローグワンを引きずってました。

アンディ・サーキスasユリシーズ・クロウ / クロウ

ヴィブラニウムの密輸を企てる南アフリカの武器商人。
クロウは本当にこれで終了なの?

しかしホントに登場人物が多いです。

興行的にもすごい記録を打ち出しているようです。
マーベルとしてもクライマックス前に上映される作品ですが、
メッセージ性も今までにないほど強い事もあるんでしょうね。

ラストはやっぱりバッキー出てきました。
シュリが頚椎だかどこかに致命傷を負ったロスを治療する時に
白人の治療は2人目と言っていたのでバッキーも完治していると考えて良さそう。
もしかしてスティーブの新しいシールドも彼女が開発したのかも。
で、ローズも治すと。
そしてトニーの立場は・・・

着々とIWに向けてストーリーが進んでいますね。
盛り上げかたが本当に上手なマーベルです。

そして映画を観終わった時に、もれなく私もやりたくなりました。

Wakanda Forever!