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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

ロンドン旅行記 1日目

2015-10-28 07:53:53 | ロンドン旅行
5泊7日の初渡英行ってまいりました。

何しろ初めてのイギリス、初めての欧州なのでオノボリさんではありますが
ハムレット観劇やブレッチリーパークなどかなり盛り盛りな旅行になりました。
せっかくブログをやっているのでここは旅行記などをご披露と思ったのですが
簡潔かつ面白い文章など書けるはずもないのでただの雑記な旅行記です。

ツアー?それともフリー?
さて、まず最低でも決めなければならないのは現地までの交通手段と宿泊先。
旅行会社のサイトを見るといろいろなロンドンツアーの紹介があるものの、
行った事のない都市のどこそこをまわります、とか言われてもどれがお得なのかさっぱりわかりません。
しかも決して安くはないツアーばかりだったので、ここは日頃の旅行手配業務の実力(?)を発揮するときではないのか?
今までの経験の集大成ではないだろうか、と勝手に盛り上がりながら自力で何とかすることにしました。

飛行機のお話。
今回飛行機はブリティッシュエアウェイズの羽田発着。

飛行機の予約は早ければ早いほど間違いなくお安いです。
エコノミーでもビジネスでも安いシートから売り出されるわけですが
結局は空席が多いほど安く満席に近いほど高いというわけです。

4月の時点ではJALも安かったのですが5月に入った途端ドーンと上がってしまいまして・・・
結局BAになりました。でも羽田発着、しかも直行便の割には安かったので良しとしました。
これというのもハムレットのチケットをゲットするときから一緒に行くはずだったマツコデラックス(仮)の
思わぬ裏切りがあったせいです。早い話ドタキャンしやがりました。覚えてろ、マツコ。

JALの何が魅力なのかというと人によって様々かと思いますが
私は機材と言われるボーイング777とか787など機種なのかなと思っています。
最近の機材はエコノミークラスでも割とゆったりめでその中でもJALはシートの列が2、4、2形式(通常は3、5、3くらい?)
なのでエコにミー症候群にもバッチリ対応さ!ってわけではありませんが、
これくらい余裕があると長時間飛行の苦痛も多少軽減されるような気がします。

気がする、というのは書いている本人もあまりJAL国際線とは縁がないからなんですけど(涙)
ビジネスクラスなんて今やフラットシートですからね。しかも個室(と、言っても仕切りがあるだけですが)
と、あたかも知っているような口ぶりですがJALのビジネスに乗った事は一度もありません。
私はチケットを取るだけなのでいつも指をくわえているだけです。
↓JALのB787のビジネスクラス
https://www.jal.co.jp/newsky/ss8_ss9/business/seat/

発着する空港を拠点にしている航空会社を使用する最大の利点のひとつには
使用するターミナルがあらゆる面で優遇されている事のようです。
ヒースローでBAは発着ともターミナル5でしたが5全部BAでした。すごい!さすが世界最大といわれるハブ空港でした。

ホテルを予約しないとね。
初めてなので当たり前ですがどんな場所が良いのかどこのホテルがいいのかさっぱりわからずなので
いろいろとご相談させていただいたりもしました。
Mistyさん、Yam Yam さん、その節は大変お世話になりました。

バービカンに近いところ、ツインベッド、そしてできればなるべく広い部屋を条件にいろいろ調べたりしましたが、
とにかくロンドンのホテルは高い!高いと聞いてはいたけど本当に高い。しかもポンド高。
ちょっとお手頃価格だとベッドひとつとか部屋がせまいとかエレベーターがないとか・・・
しかも空港往復にも好都合なパディントンとかだと高いうえに狭い・・・

どうしようかと悩んでいたところふと「イズリントン」という地名が目に入り、最寄駅が「Angel」。
おや?と思いいくつか調べたら割りとお手頃価格でお部屋も広そうで駅からも近くカスタマーレビューも悪くなかったんです。
その中でもダブルツリーはわりとハズレのないホテルだったのでダブルツリーヒルトンに決めました。
冷蔵庫無いって書いてあってちょっと不安がありましたがそんな事を言っていたらキリがないので。
ちなみに、冷蔵庫はちゃんとありました。ヨカッター

のちに現地の人から「Angelは環境も悪くないから良いと思うけど
そんなに有名じゃないから選ぶ人はあまりいないよ」って言われましたが真相は言えませんでした(笑)
↓真相


ホテルには謎のレートがあるみたいで急に値上がったり逆に下がったりとにかく謎。
これも空室率が関係しているとは思いますが、
Booking.comなどのホテル予約サイトでは直前にセール情報も出すので
キャンセル可能な部屋を押さえつつセールをチェックするのもひとつの方法かもですね。

交通手段と現地拠点を確保したから次は滞在中のスケジュールだよ。
前述の通り初めてのイギリスなのでどこで何をどうやって行けばいいのかさっぱりわかりません。
ここで「初めてのくせにツアーではなくフリーにした」罰があたるわけです。
私的にはハムレット観劇以外はシャーロックの世界に浸れれば何の後悔もありませんが
今回マツコに変わって同行する事になった会社の後輩はシャの字くらいしか知らないのでそうはいきません。

一応有名な観光地は押さえないといけないなーとグーグルマップとにらめっこしながら旅程表を作成していきました。
その際はMistyさんにも大変お世話になりました。

それにしてもグーグルマップは便利ですね。
出発地と目的地を入れるだけで交通手段や所要時間がちゃんと出てくるんですよ。
これは現地でもかなり重宝しました。
バービカンに行く日は決まっているのでそこを中心に試行錯誤した末に、
シャーロック関連の日と観光の日、そしてブレッチリーパークの日だけは決まりました。
あとは現地に行って柔軟に動きましょう、と聞こえだけは偉そうな言葉を言っていますが
単にもうこれ以上は頭がまわらない状態だっただけです。

1週間ロンドンに行くと伝える度に言われたのが「ロンドンに1週間?この時期に?何しに行くの?」でしたけど、
なぜですか?と私が聞きたい。そんなに変?
とりあえず無難に「観劇しに行くんですよ。(嘘ではないし)」と答えると
「そんな趣味があったとは。すごいね。」とうっかり褒められるので良心がちょっとだけチクチク。
ある日シェイクスピアを観るんだと言ったところ、
「セリフが古い言葉だから難しいんじゃないの?歌舞伎みたいなものでしょ。」と言っていたおじさんがいました。
妙に納得。でも今回は現代版(?)だから。


こうして準備万端となりましたが直前にロンドンの現地法人の方から突然連絡を頂いたんです。
私は直接知らないのですが同僚が気を利かせて連絡をとってくれたようで、
都合の良い日にアテンドするという思わぬ申し出がありました。
マツコには裏切られたけど(しつこい)助けてくれる人がいるって本当に幸せですね。

時間もないので取り急ぎ行きたいところを教えてと言われ
思いつくままにリストにして送ったら「全部は無理」と言われましたけど。
それでもさすが営業マン。要望には必ず応える気質なのか結果的にはほぼすべてのリクエストをクリアしました。
かわりに死ぬかと思ったくらい八甲田山も真っ青な強行軍でしたがそのお話はまた後ほど。

いよいよロンドンへ。
安い便とは結局変な時間に飛ぶ便なんです。
8:50発の私からすれば早朝便に乗り機体はイギリスに向かってテイクオフしました。
「テイクオフの瞬間、嫌な事すべて忘却の彼方だ。」と言ったのはエーベルバッハ少佐でしたか(古い)

↓さすがBA、ニュース番組はBBCでした。


そして約12時間後、飛行機は英国上空に。
窓からお家や森が見えて何だかレゴの世界でした。ヨーロッパはお家がかわいいですよね。
やがてヒースロー空港に到着し、時間がかかると評判のイミグレも難なく突破し無事に英国に入国です。

荷物をピックアップしてひとまずホテルに向かうため地下鉄の駅へ。
これもいろんな人にさんざん言われましたがロンドンは交通費が高いのでオイスターカード、
もしくはトラベルカードを購入したほうが良いそうです。
空港にある地下鉄の表示。


オイスターカードはJRのSuicaみたいなもので一度カードを購入するとチャージすることによりずっと使えます。
運賃も割引され一日にチャージされる金額にも上限があり6.40ポンドに達するとそれ以上はチャージされないそうです。
トラベルカードは一日乗車券のようなものですね。どっちが得なのかはこのサイトで比較できます。
https://www.visitbritainshop.com/japan/london-transport-which-ticket-to-buy/
ロンドンはゾーンが分かれていていつどこにどのくらい行くかによってどのカードがお得なのか違うようです。
でもゾーンとかよくわからないし、一日は郊外行くし、で面倒なのでオイスターカードを空港で購入しました。
後輩は同僚からカードを借りたのでチャージ(トップアップと言うんだそうな)していました。

空港からAngel駅まで一番乗り換えの少ない地下鉄のピカデリー線に乗り、キングスクロス駅まで出て、
ノーザンラインでAngel駅まで1時間かけてノロノロと行きました。
到着~。


地下鉄は東京と一緒でかなり深いところもありました。しかも迷路。


Angel駅前の街並み。本場の2階建てバスにちょっと興奮。


ホテルにチェックインしたものの疲れ果てこの日はイズリントンを少しだけ散策だけして倒れました。
2日目に続きます。

4 コメント

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ロンドン… (マラカイト)
2015-10-29 10:54:41
いつ見ても…いぇ画像でしか見たことないけど…
ロンドンのこの眺めが最高だなぁとか、この景色が見える場所で3時間ほどアフタヌーンティをなどと、インドア派って旅先でも出歩かないつもりの自分に驚いてます。
わぁぁ、ぶ、ぶりてぃっしゅエアウエイズ…ということは英国の航空会社ですね。
日本語なんて、絶対通じないですよね。乗ったらそこから英国…憧れと不安の入り混じる世界ww

けど、あの一緒に行くはずだった友人にドタキャンされたというのがわたしも経験あってですね。
当時、高卒で右も左も田舎しか知らない娘が東京に行って某歌手のライブを観るという計画を立てて、友達にドタキャンされて一人で行ったんです。
まぁ、日本ですし海外に比べたら大したことじゃないけど気落ちしましたね。
その反動で絶対一人でも行くもん!て…懐かしい少女時代っす。
でも、着いた先での思いがけないアシストはありがたかったですよね。
思いっきりハードスケジュールになったかもしれないけどツアーでは得られない満足感があるのではないでしょうか。
地下鉄のエスカレーターにベネさんを重ねてみる…うふふ感
返信する
Re.ロンドン… (dico)
2015-10-29 20:51:24
マラカイトさん
こちらにも早速ありがとうございます!
インドア派って旅先でも動かないつもり、あー、それすごくわかりますよー!
そうそう、英国の航空会社なので日本語通じるCAさんはいなかったですけど
一応日本と英国間の便なのでアナウンスは日本語でしたよ。

そのドタキャンも結構つらいと思いますよ。
私も今はもう大人なのでキャンセルされたところでひとりで行きますけど
若い時にライブ行くのにドタキャンとかされたらショック大きいですよ。
ましてや東京、私にとっては大阪とかそんな感じ?行くのにドタキャンとかねー。
だからそこで一人で行く!ってなったマラカイトさん、スゴイですよ!

そうですね、満足感はすごくありましたけど帰国後の反動も凄かったので(体力的に)
もう若くないんだなーと実感しました(泣)
次に行く機会があったらもう少し余裕を持って楽しみたいです。。。。
返信する
楽しい旅行記ありがとうございます! (Misty)
2015-10-31 21:45:20
こんばんは~
旅行記楽しく読ませていただいています。これだけまとめるの大変だと思いますが、dicoさんのいい思い出にもなるかも。

色々とハプニングもあったようですが、その分余計思い出に残ることもあるかも・・・オイスターカードを失くした時の駅員さんの反応、なんだか分かります。イギリスの人って、そういうところきっちりしすぎてないと言うか、おおらかかなと思います。(おおらかが過ぎで困ることもあるのですが)それにしても、本当にお天気に恵まれたようですね!青空が美しいです。その点すごくラッキーですよ。

“観劇”で“シェイクスピア”なのは本当だし、そのために原作も読んだし、胸を張っていいですよ~で、でも後輩をはめ込み画像に巻き込んで大丈夫だったのだろうかと、それだけはいらぬ心配をしてしまいました…

SPEEDY’S CAFEは、日曜お休みなんですよ。残念!でも、お店が開いていたらドアのすぐそばにも外の席が出てるし、はめ込み画像にそんなにゆっくりしてられなかったかもしれないので、ある意味良かったのか…シャーロックラップはぜひいつかリベンジしてください~

クライテリオン、あの後ネットで調べたら、お店の家賃(というのでしょうか?)が上がりすぎて経営が難しくなったというような記事がありました。ホームズゆかりのお店なのに、残念です。

ところで、エーベルバッハ少佐のセリフ、実は私もテイクオフの時思い出しちゃうんですよ~嬉しくなってしまいました。懐かしいな~と思ってたら、今月のダ・ヴィンチがエロイカ特集らしいですよ。びっくり!

とにかく、旅行記の続きを楽しみにしています。






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Re.楽しい旅行記ありがとうございます! (dico)
2015-11-01 19:30:37
Mistyさん
こんばんは~
読んでくださって嬉しいです、ありがとうございます。
まとめは大変ですね。もっとマメにメモしておけばよかったと思いましたが、
そうなんです、ほとんど自分のためにやっているようなもので(笑)

イギリス人、全体的に緩いのかなーとは思いましたがやはりそうなんですね。
でもそこがすごく気に入りました。
大らかすぎて困る、わははー、確かに生活しているとそう思うのかも。
でも南国にありがちないい加減さではないのでトラブルなく過ごせました。

シェイクスピア、そうですよね!一応ちょっと勉強しましたし。
後輩には申し訳ない事をしたなーとは思っていますが
彼女も何だかんだと楽しんでいたので大丈夫かなーと・・・思いたいです(笑)

Speedy's Cafeは日曜日がおやすみだったんですね。
そこ調べるのすっぽり抜けていました。
でも仰る通りおかげで通行人もほとんどいなかったのでゆっくり写真が撮れたんですよね。
次回は絶対にシャーロックラップに挑戦できるようにしたいです。

クライテリオンは完全に閉店なのですか。悲しいです。
あのあたり、確かに家賃高そうですもんね。
ロンドンのこのところの不動産の急騰は本当にスゴイみたいですね。
ロンドンに住むよりポーランドに住んで格安チケットでロンドンに通った方が安い、
という記事をどこかで見ましたよ。嘘か本当かわかりませんが・・・
でもホームズゆかりだし昔からあるお店なのに・・・救済とかできなかったんでしょうか。

少佐のテイクオフのセリフ、えー、本当ですか!私もすごく嬉しいです~。
書いてよかったー。
ダヴィンチ、わー、本当ですねー。
これは絶対に読みたいので明日探してみます。
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