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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

閑話 The Graham Norton Show その2

2013-10-19 11:17:27 | BC_2013・2014
ザ・グレアム・ノートン・ショー@Series14 Episode1 続きです。

いつもはシャーロックをUPしていますが先にこちらをUPしてシャーロックは月曜日にします。

次に話題はベネさんへ。
グレアムさんに「you are so hot right now!」と言われた時のこの顔、何でしょうかね~。

グレアムさん「君はいくつ映画に出るか知ってる?」
というところで金曜日に公開されるThe Fifth Estateの話になります。
が、
ここでジャックくんが
「僕は最初の4つ観てないけどかっこいいね。」って言ってるように思うのですが私の耳が間違ってるのかも。
それともひょっとしてそれは「Fifth」にかけたジョーク???
それはさておき、
グレアムさん「君は今のところぶっとおしで働いててノンストップじゃない?」
ベネさん「そうなんだけど楽しんでるから」


続いてグレアムさんが「今は誰もがジュリアン・アサンジの事を知ってるよね」って言うとハリソンさんが
「Who?」とボケてくれます。そして隣で何だか嬉しそうなベネさん。

更にハリソンさんの「君は彼らしくないよね」に「Thank you」と言っちゃってその後、
「あー、つまり・・・」な感じでごにょごにょしてますが「彼のようだったら一生信用格付けダメじゃない」
とグレアムさんが言うと「彼にはそれより大事な事があるからね」と言ってます。

ジャック君
「コンタクトをとった?」と聞くとベネさんはe-Mailのお手紙の話をします。これ、ネット上で公開されましたよね。
多分アサンジさんから映画化を反対された事を話してるんだと思いますが、ハリソンさん「マジで?」に
ベネさんはアサンジさんがとても丁寧な返事をくれたと言ってます。。。言ってます?お話がちょっと長くて難しいです。
そして彼が革命であった事や彼のしたことは民主主義において役に立ったことなどを話しています。。。います?
「The Fifth Estate」のクリップが流れます。

「This is the information the world needs to know!」などと言ってる場面です。

観終わったあとグレアムさんが「何か異様よね」のような事を言うのですが、その時にジャック君が
「そうだけどベネディクトはすごい俳優だよ」と言うとハリソンさんが「I Know!」と身を乗り出すので
またも嬉しそうに笑うベネさんでした。

グレアムさん
「ガーディアンの人間たちからの質問の時に彼らはジュリアン・アサンジをよく知っていて君のパフォーマンスは気味悪いくらい正確だったって言ってたよ。最後に私のモノマネしたけど似てたし私の笑い方も似てたよ」
この時、笑い方を再現するベネさん。
グレアムさん「君はいろんな人のマネをするよね。君はほんとは複数いるでしょ?」
ベネさんは「学校でボイスレコーダーを持ってブラブラして、それが耳の一部のようになってたから」のような事を言ってます。


そこで再びジャックくん
「クリップに合わせてチューバッカやってたよ」とベネさんに話を振るのでやりましたよ、チューバッカのモノマネを。

その時のハリソンさんの顔がこれ!

似ててびっくりなんですかね?(笑)でも本当に似ていて私もびっくりですが。

この後はベネさんとカワウソがどれだけ似ているか(笑)ネットではおなじみの画像がいくつか出てきます。


アサンジバージョンも。

ウケてるし。

最後にこれ。


次はジャックくん中心に進みます。
本人のツアーのお話ですが、途中カンペを出してそれをベネさんが小声で(笑)読み上げたりしています。


ハリソンさんが途中で退場します。

とにかくガン見しているように見えるのは私の目が腐ってきてるせい?

退場された後にベネさんが発した一言。
「He so cool!」


と、ここまでで力尽きましたのでこれで終わります。大した訳でもないのにホントすみません。
いろいろかなり間違っていると思いますのでそれもごめんなさいです。

ところで、スターウォーズは結局否定しなかったですね。そんな記事もどこかに出てました。
出るんですかね~。
もちろん二人とも出てくれたら本当に本当に盆と正月が一緒に来る感じですが、ハリソンはともかく、
ベネさんの役どころが気になりますわ。ジェダイはほとんど滅びちゃったし。
ハンソロとレイア姫の子供の話で、導くのはジェダイマスターのルークだと聞いているのですが、
ルークは引退したことにして、後継者とか?・・・何だか独り言を喋るおっさんになってきたのでこれで終わります。
いろいろ妄想は尽きませんね。


閑話 The Graham Norton Show

2013-10-18 12:18:16 | BC_2013・2014
ザ・グレアム・ノートン・ショー@Series14 Episode1


10月の3連休はベネディクトファンにとっては嵐の連休だったようです。
私もずっとTwitterなどで情報を追いかけてたんですけどF1日本GPが重なった事もあって今回はリアルに
「ネット廃人」の言葉が生まれて初めて脳裏をよぎりました(泣)現在猛省中です。


と、いうわけで遅ればせながら「The Graham Norton Show」のお話です。
もう既にネット上ではたくさんの画像とステキなレポートが溢れているので今更ではありますが・・・
遅刻しちゃったベネディクトの登場からハリソン・フォード退場までをさくっとまとめました。
いつもの通りいろいろ間違った翻訳ですがどうかご了承ください。

その前にハリソン・フォードのところをちょっとだけ。

今回はSF映画「Ender's Game」の関連で出演されたようですが、いやー、年とっちゃいましたねハリソンさん。
70歳ですって!若いわ~(どっちなんだ)
ハリソンさんのハン・ソロやインディの悪戯を企んでいるような笑顔が大好きなんですがこれは健在で嬉しい限りです。
ハリソンさんの今までの映画の総収益が60億ドルだそうです。60億ドル・・・・単純に1ドル100円で計算する6000億円!


Ender's Gameの紹介が終わると「バイクの油と安いコロンの臭いがするよ」というセリフでベネさん登場です。

道路が渋滞してたんだ。撮影が終わってバイクできたんだけど。
僕が運転してたらもう少し速かったかも。とか話してます。

グレアムさん
「ジャック(ジャック・ホワイトホール)はあなたが大好きですしベネディクトは更にハリソンの超大ファンです」
ベネディクト
「ロサンゼルスのパーティで会った時に僕は”I'm a real big fan, I used to fantasise about you.”
って言っちゃったんです。本当に”I meant I used to Fantasise about being Han Solo.”って言いたかったんです」

I'm a real big fan, I used to fantasise about you.は「あなたの事を妄想していました(性的な意味で)」となるみたいですね。
I meant I used to Fantasise about being Han Solo.「Being」が入るとハンソロになる事を夢想?してました、になるそうです。
その時のハリソンさんは”it takes all sorts”「いろんな人がいるね」と仰ったそうです。


さて、次に新しいスターウォーズのお話。JJが監督するE7~E9ですね。
グレアムさんに「出演されますか?」と聞かれてちょっと固まるハリソンさん。
そこでジャックが助け舟?
「ベネディクトは知ってるよ。彼はジュリアン・アサンジからスクリプトを見せてもらってるから」

グレアムさん更にハリソンさんに突っ込みますが、ハリソンさんも更に口ごもって何か認知症のおじいちゃんの口調になってるし。
「あなたが来るまではすごく流暢にしゃべってたのに!」と言われちゃうベネさん。
で、ジャックが「今回チューバッカしてるんじゃない?」と言うと何気にチューバッカのマネをするベネさん。
すっごく似ていてびっくりですが、この時はさらっとやったので誰も突っ込まず(笑)
その時ハリソンさんが話題を変えようとしたのかベネさんに
「今まで伝える機会がなかったけど僕は君の大ファンなんだよ」と言うので、
ベネさん「わお!ありがとうございます!」と超感激モード。うるうるしてます。

更に「シャーロック・ホームズは素晴らしい」と言われると「もう引退してもいいよ、僕」

グレアムさん今度はベネさんに「スターウォーズに出るの?」と聞き、ハリソンさんが「僕の代わりに?」などと言われアワアワしてると、
ジャックくん。
「実は僕が出るんです。そしてシャーロックを屋根から突き落とします」としっかり笑いを取り、
ベネさんも「すごく痛かった」と返します。

次にグレアムさんは、ハンソロとレイア姫の話からスターウォーズ帝国の逆襲で有名なシーンを紹介。
ダースベイダーに囚われるレイア姫、ハンソロそしてチューバッカ。
ハンソロがカーボンフリーズされてしまう時、レイア姫が「I Love You」と言うとハンソロが「I Know」と言うシーンです。
かなり暗い画像ですがカーボンフリーズされる直前のハンソロ。やっぱりかっこいい!

その前にチューバッカが拘束から逃れようと暴れだした時にハンソロが「お前は姫を守るんだ」と言って
チューバッカを諌める場面があるんですが、私はその場面が大好きですね。
自分はカーボンフリーズされてもしかしたら死んでしまうかもしれないのに、
自分の相棒に「お前がしっかりしてちゃんと姫を守るんだ」なんて会話をされたらそりゃー姫でなくても惚れますよ。

ちょっと話はズレましたが、「I Know」のセリフは元々は「I love you too」だったのをハリソンさんが
そのセリフはちょっと違うと変えたようです。うん、確かに「I Know」だからこそ名場面になったと思います。

すみません、少し長いので2つに分けます。

Band of Brothers Part Ten 戦いの後で その1

2013-10-16 06:37:01 | Band of Brothers
原題:Points


第10話です。
ドラマとしてはこれが最後のエピソードになります。
長かったヨーロッパ戦線も終わりを告げようとしています。

1945年7月
オーストリア ツェル・アム・ゼー

湖のほとりで泳ぐ準備をしているウィンターズさんのところにニクソンがお届け物をします。
中身は連隊のカメラマンが撮った写真でした。懐かしのトコア時代からの写真が入っていました。

「戦争が終わったらどうするの?」ニクソンさんがおもむろに訪ねます。
「シンク大佐から職業軍人にならないかと言われてるんだ」ウィンターズさんが答えると
「ニュージャージーにニクソン硝酸化成って会社があるんだけど僕と一緒に来ない?」
会社を継ぐことになりそうだから君も一緒に働こうよだなんてプロポーズですか?ニクソンさん。
「検討するよ」と言いつつ「ありがとう」とお礼を言うウィンターズさんにちょっとはにかむニクソンさん。
何だかちょっとぎこちない2人が可愛いです。


時は少し遡り、5月。
隊員たちはナチスのお膝元、SSの将校たちが住んでいるベルヒテスガーデンに向かいます。
ベルヒテスガーデンはザルツブルグの南、パヴァリア山中にありました。
この町にヒトラーの家があり、さらに山の上にはあの有名なイーグル・ネストと呼ばれる隠れ家も持っていました。
193オ年代終盤、ヨーロッパの名だたる首脳たちがやってきてはヒトラーに軽くあしらわれ、
またヒトラーに恐怖抱いていました。
そして更にこの町には世界中からの略奪品、有名どころではゲーリングのコレクションなどが集まっている場所でもありました。

ヒトラーの狂的なまでの権力に対する欲望の象徴的な中心でもあり、ヨーロッパにおける最高の戦利品獲得の
機会を提供する場所でもあったのでアメリカ軍はもちろんフランス軍やイギリス軍が目指していました。

しかし、SSもこの町を守るべく抵抗を繰り返していました。
町に向かう道を土砂で塞がれてしまっていたので第2大隊も足止めをされていました。

手榴弾を沢山あつめて爆発させて崩そうとしますがびくともしません。

E中隊に他の道を探させようとスピアーズが提案しますが、なるべく誰にも怪我はさせるなとシンク大佐から
命令が出ていたので、ウィンターズさんも動けずにいました。
そこにシンク大佐がやってきて、フランス軍が一番乗りしようとしているが第2大隊が出し抜くぞ、と命令します。


果たして先導を務めたE中隊がベルヒテスガーデンに一番乗りをしたのでした。


宿営所に選んだのは「ベルヒテスガーデン・ホーフ」というホテルでした。

ホテルには銀食器などのカラトリーが遺されていたのでウェルシュが早速お持ち帰りをしていると
何とウィンターズさんまでご相伴にあずかっているのですかさずスピアーズが近寄るとウェルシュに怒られます。


ここまで来れば次はイーグル。ネストです。
ウィンターズさんはF中隊に周辺の警護をし大隊以外入れないようようウェルシュに命令し、
次にE中隊に山を登ってイーグル・ネストを奪うようスピアーズに命令します。
そしてくれぐれも怪我人を出さぬよう忠告します。


イーグルネストのエレベーターが動かないので文字通り山頂まで登山をする中隊でしたが、
彼らはトコア基地にあるクラヒー山で散々鍛えられちゃったのでこんな山は朝飯前だと言うように元気よく走っていきます。


すっかりくつろぐニクソンさんやウェルシュのところにウィンターズさんがリプトンを伴ってやってきます。

ウィンターズさんは「全軍、現在地で待機せよ」と命令が下ったことを伝えます。
そして
ドイツ軍が降伏をしたと告げます。


長かった戦いがようやく終わろうとしていました。

その2に続きます。


フレンズ

2013-10-11 12:10:15 | ドラマ+その他
原題:Friends

1994年~2004年 アメリカNBC制作

たまにはアメリカドラマのお話を。と、ここで気が付いたのですがラブコメディのお話は初めてですね、私(笑)
普段もほとんど観ないのですがフレンズは大好きでした。

アメリカのシットコムはつまらないというイメージがずっとありまして。
多分子供の頃に観たドラマがイマイチだったのと、アメリカンジョークがよくわからなかったからだと思うのですが、
なので初めてこのドラマを観たときは目からウロコ状態で、あっという間に嵌りました。
それ以来海外ドラマをよく観るようになって今に至っている私の歴史的ドラマです(笑)

私のイチオシはやっぱり「元気か~い」のジョーイ。Joseph Francis Tribbiani, Jr という長ーい名前の持ち主。

人気ありましたよね。フレンズの後に「ジョーイ」なるスピンオフまで出来たし。でもこっちはイマイチだったけど。
やっぱり彼はフレンズの面々にいじられてナンボの男なんですよ。
それにしても初期のジョーイはすごく痩せてて、可愛かったですね。

オープニングはずっと変わらなかったのでずっと痩せてるジョーイだったけど(笑)

そしてレイチェルも大好きでした。フレンズ以降彼女はゴシップの女王と化してしまったのが悲しいですけど。

ジェニファーは回を重ねるごとにキレイになっていくのが楽しみでした。私はおっさんか。
大好きなジョーイとレイチェルがくっついちゃえばいいのにーっていう私の野望がまさかシーズン10(だったかな?)で
叶えられるとは!ものすごく短期間でしたけどでもいろいろ満足でしたわ。

当時はレイチェルとロスのカップルの行方に人気があったので(主役ですしね)私の願望などは超マイナーだったかも。

さて、ロス・ゲラーくん。

いろいろと美味しい男でしたね。妹はモニカだしバツイチで元奥さんは同性婚するし、チャンドラーと同級生だし、
でも頭はいいし、結果的にレイチェルものにしちゃうし(笑)
ご本人のデヴィット・シュワイマーは当時から有名な劇作家さんだったんですよね。
ドラマの中ではこの人が一番演技もうまかったような気がします。

で、チャンドラー。

いい味出してました。ジョーイとの熱い友情もよかったです。
そういえば、ブルース・ウィルスと「隣のヒットマン」て映画に出てましたが正直つまんなかったです、この映画。
ジョーイとチャンドラーはとにかく太っちゃってたまに最初の頃のシーズン観ると別人なんだもん。

チャンドラーはすごく太った後に少し痩せた記憶がありますがジョーイは変わらなかったかな。
それに引きかえレディス3人は、最後までプロポーション保ってました。さすが女優さんはスゴイ。


そしてモニカ姐さん。

モニカの若い時は太ってたの設定で、本当に太ったモニカが出てきたときは、このドラマほんとにすげーって思いました。
時々出てくる昔話のエピソードも好きでした。ロスもライオネルリッチーだし、鼻を整形した設定のあるレイチェルも
ちゃんと変な鼻で出てきてたし。みんな、とことんやる!って感じでしたね。

しかしまさかチャンドラーと結婚するとは(笑)
もちろんチャンドラーのプロポーズシーンは名場面で私も大好きなシーンなんですけど。
しかしフィービーとジョーイがカップルにならなかったのは、スタッフの良心ですかね(笑)

最後はフィービー。

いつも独特だけどかわいいファッションで毎回楽しめました。
しかし何といっても「くっちゃい猫」この邦題もインパクトあったけど、この曲大好きでした。

オンタイムで観てた時はWOWOWだったので吹き替えでしたけど、フィービーのイメージによく合ってた印象です。
フレンズの吹き替えはみんなイメージ合ってましたけど。

フレンズはゲストもかなり楽しみでした。
最初のシーズンではERのロス先生とカーター先生出ましたよね。ジョージクルーニーですよ!
レイチェルのファンで有名だったブラぴもちゃっかり出演していて、しかもちゃっかり結婚しちゃって。
離婚は残念だったけど、ジェニファーには幸せになってほしいわ、ほんとに。

このドラマで驚いたのは、シーズン最終話のクリフハンガーな終わり方。
今はどのドラマも大抵こんな終わり方で次のシーズンまで引っ張るんですけど、
当時の一話完結のラブコメ30分ドラマでこれを食らうとは思いませんでした。
次のシーズン始まるまですごく長く感じましたね。今はもう慣れっこなのでいつまででも待てますけど(笑)


もうひとつ驚いたのは、6人のギャラもかなり話題になりました。
当時、ひとり1話のギャラが3千万円て聞いてものすごくびっくりしたのですが、だって30分よ、このドラマ。
撮影時間はもっと長いと思いますけど、それでも他のドラマに比べたらそんなに時間かからなさそうだし、
それで1話3千万円て、アメリカすごすぎーとか思っていたのですが、さっきウィキ見てたらひとり1億2000万円ですって!
30分ドラマでひとり1億!!!単純に年間6人で6億×24。そりゃー、シーズン10で終わりになっちゃいますよ。


都会で暮らす男女6人のおしゃれなコメディというドラマでしたが、しかしこの人たちの生活っぷりは不思議でした。
ドラマに不思議言っても仕方ないですが(笑)
定職を持たないジョーイやフィービーの生活も心配だったけど、ロスとかサラリーマンのチャンドラーも
いつもセントラルパークカフェにたむろしてて、君たち仕事いつしてるの?といつも突っ込んでましたよ。

でも友達っていいですよね。このドラマを観ているとそんな気持ちになります。

自分の記憶があやふやなのもあって駆け足の記事になってしまいましたが、
これを書いていたらもう一度観たくなってきたのでまた見直す機会があったらエピソードの紹介もしていきたいです。



Band of Brothers Part Nine なぜ戦うのか その3

2013-10-09 12:15:41 | Band of Brothers
原題:Why we Fight


続きです。
これで終わります。


リーブゴットが通訳をします。

ドイツ軍がここを放棄するときにみなを殺せるだけ殺していったこと。
弾は限られていたので、そのあとは鍵をかけ南に去って行ったこと。
「ここは何の施設なのか聞いてくれ」ウィンターズさんが言います。
「労働キャンプ。知らない単語ですけど嫌われ者にような言葉です」リーブゴットは言います。
「犯罪者か?」
「医者や音楽家、農民にみんな普通の人だそうです」
そして
「ユダヤ人。ポーランド人も」

近くには女性収容所もありました。

隊員たちが施設の中を見て回ります。
たくさんの病人とたくさんの死体がありました。
ウィンターズさんは水と食料を調達するように命令します。

近くの店の貯蔵庫からたくさんのチーズやパンを調達する隊員たち。
店の主人はなにやら怒っていますがウェブスターが銃で脅しながら
「あの悪臭に気づかないわけないだろ?ブタ野郎め」と怒り心頭です。

施設で食べ物を配っているとシンク大佐が軍医長とともにやってきます。

「食べ物を与えるのはやめてください。急激に食べると死んでしまうことがある。
そして彼らを外に出すこともやめてください。1か所において食事を管理する必要があるんです。」
胸が痛みますが、仕方のない処置です。軍医長はそう説明します。
そしてこの収容所の話はシンク大佐から将軍へと上がっていきました。

「言えません」
ウィンターズから彼らに説明するように命令されますが、リーブゴットは出来ないと言います。
それでも「伝えるんだ、ジョー」と言われ仕方なく説明を始めます。

彼らの落胆の表情にリーブゴットも隊員たちも悔しそうです。

夜。
ウィンターズさんのところにお酒をもらいにくるニクソンさん。
「あちこちで収容所が見つかったそうだよ。中でもロシア軍がみつけたものは最悪だったらしい。
あの収容所よりもっと広くて処刑室や焼却炉まであったそうだ。」

ウィンターズさんの報告に「住民は何も知らなかったそうだ」とニクソンさん。
「じゃー明日は驚くだろうな。将軍が厳戒令を出したよ。町の住民を徴収し死体を埋葬させるそうだ。第10師団が監督する」
「俺たちは何を?」ニクソンさんの質問に
「明日ターレムに向けて出発する」

何か思うところがあるのか次の日、出発前にニクソンさんは収容所に行きます。

住民たちが死体を埋葬しているのを見廻るニクソンさん。ふとひとりの女性に目が留まります。

その女性は、先日ニクソンさんが侵入した亡くなったと思われるドイツ将校が住んでいた家で会った女性でした。
女性もニクソンに気が付きお互いまた無言で見つめ合います。


そして現在に戻ります。

演奏を聴いていたニクソンが口を開きます。
「ヒトラーが死んだ。拳銃自殺だ」
「では終戦ですか?」とブルが聞くと
「いや、ベルヒテスガーデンに向かう」ヒトラーの別荘でした。
「3年前に死んでくれればよかったのに」ウェブスターがそう言うと、
「まったくだよ。」ニクソンが同意します。

演奏が終わり、バイオリンがケースに収められます。
彼らの戦いも間もなく終わりを迎えようとしていました。


その後、死の収容所は多数発見されました。
これらの収容所はナチス・ドイツによるユダヤ人抹殺計画の一端でした。
500万人の少数民族と600万人のユダヤ人が1942年~45年の間に殺されましたがその多くは収容所で死んでいきました。

最後に、
ウィンターズさんが収容所を目見つけたときに思ったそうです。
「我々はこのために、ここまで来たんだ」

このエピソードのタイトル「何のために戦うのか」これの答えかどうかわかりませんが、
このウィンターズさんの言葉を受けて作られたタイトルとエピソードのように思います。


エピソード10に続きます。