That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock Study in Pink on BBC Three

2015-05-17 11:27:04 | Sherlock Topics 2015
BBC Threeのシャーロック実況ツイート、
今回は「ピンクの研究」です。

みんなショック毛布を用意してね。「ピンクの研究」が始まるわよ!


ジョンがシャーロックと出会わなかったら彼のブログはただの感覚が麻痺したタンブラーだったのかしら。


番組が始まって10分でモリーはもう撃墜されたわ。


シャーロックは自分の名前をジョンに教えるために急に振り返ったけど、
ドアの外に出ようとするシャーロックをジョンが追いかけると期待していたのかしら?


「昨日、君のことをインターネットで調べたよ。」誰もが言ってしまう最悪のセリフ。


彼女のスーツケースはどこにある?食べたのか?


GIFのシャーロックのセリフ「僕が誰かの親友になれるなんて思わなかった。」
ドノヴァンのセリフ「あなた、彼の友人じゃないでしょう、彼には友人なんていないもの。」
に対して、黙んなさいよ、ドノヴァン、と怒っているBBC3でした。


はやくもシャーロックに尽くすジョン、相手は数時間前に会ったばかりよ。


GIFのアンジェロのセリフ「デートだし店のおごりだよ。」
夢のような夜:デートと間違えられて食事をただでゲットよ。


そうよ、私たち独り身でもどうにか頑張っていきましょう!!!!大丈夫!!!!!!!


ジョンがアフガニスタンで死にかけて言ったのは「神よ、どうか私を生かしてください。」?
これはアメドラネタですか?NBCの「Community」というコメディという事まではわかりましたが
内容がわからないと意味わかりませんね。


男→シャーロックに銃を突きつける。
シャーロック→ふん、つまらん。
私たち→青ざめる。


この「SHLEROCK」って何?エクスクラメーションマークも何気に間違ってるんですけど、
由来が全然わかりませんでした。。。。


みんな大丈夫!気まずい時はお互いの眼を見つめ合いましょう。
とか書いてありますがその後の#STOP THIS に笑っちゃいました。


"FORUM2" from The Science of Deduction

2015-05-16 10:26:59 | The Science of Deduction
シャーロックの「推理の科学」の続きです。
Forum P2

ついこの画像を貼ってしまいました。。。。

SH
「新しい住所。ベイカーストリート221B」

マリー・ターナー
「ミセスHが彼女の家に有名人が住んでいると言っていたわ。ハロー!」

タクシーの運転手はこれを見てシャーロックのところに行ったんでしょうかね。

マイク・スタンフォード
「自分でフラットメイトを見つけたんだね。彼に幸運を。」

SH
「何の事だ?」

MS
「ジョンだよ。彼はネットで君が好きだと言っていたよ。 彼は君と似ているよ。
彼はブログをやってるんだ。僕はメールがやっとなのにね。」
※Mistyさんにご指摘いただいたので修正です。すみません、私の願望が強すぎてしまいました(笑)

SH
「僕の事をブログに? Ha!尊大で横柄で仰々しいって?」

MS「それが君じゃないか。」

SH
「しばらくはそのままにしておこうかと思う。
僕が気づいた事を彼が気づくまでどのくらいかかるかな。」

SH
「事件は解決した。誰か、何かないか?世界は僕を無気力で殺す気か?」

Anonymous
「あなたにちょっとしたメッセージを送りました。ちょっとしたゲームです。私はゲームが好きなんですよ。」

SH「シークレットコード?面倒な事はやらない。」

Anonymous
「気に入りますよ。」

SH
「嫌だ、もう飽きた。誰か解読したい人はいるか?
Hidden Messagesに詳細がある。

theimprobableone
「僕がやるよ。」

John Watson
「参った。」

SH
「想定内だ。」

Hidden Messagesはまた後ほどUPします。
このメッセージはジョンのブログにもあります。

2月1日
Secret code

ごめん、昨夜起こったことはまだタイプしている最中なんだけど、
ところで、シャーロックに暗号化されたメッセージみたいなのが送られてきたんだ。
彼はその暗号解読を手伝ってくれる人を探している。
やってみようと思う人は彼のサイトThe Science of Deductionに行ってみて。


"My new flatmate" from The Blog of JW

2015-05-14 08:20:29 | Sherlock S1 JW's Blog
ジョンブログです。
ピンクの研究の翌日に書かれたブログになります。


1月31日
新しいフラットメイト
My new flatmate

僕は昨夜フラットを見に行った。ちゃんとした感じのいいところだった。
シャーロックは既に引っ越しが済んでいたのでちょっと散らかっていたけど、
僕が前にいたところよりは全然マシだ。

彼は変人かって?
彼には興味をそそられるよ。尊大で横柄で仰々しい。危険な男だってことは僕にもわかる。
退屈はしないだろうしガス料金は誰が払うのかテレビは何を見るのか言い争いにはなるとも思えない。
だけど、うん、きっと、たぶん、間違いなく彼は頭がおかしいと思う。
でも彼は美味いレストランを何軒か知ってるし悪い事ばかりでもないよ。

で、僕たちはフラットをパッと見て大家さんとも話した。
それから警察が来てシャーロックに死体を見るよう依頼をしてきたので僕たちは犯罪現場に行った
殺人者を追ってロンドンの道を駆け抜けて、シャーロックは連続自殺/殺人の事件を解決させた。

そのあと、美味いチャイニーズレストランでの僕のフォーチューンクッキーが言うには
「この世には全く新しいものはない。すべては成し遂げられている」だった。
あの夜がなかったらそれに同意していただろう。


コメント

何があったのよ。電話に出なさいよ!
(ハリー・ワトソン)

頼むから電話に出てくれ。
(E・トンプソン)

君がブログをやっていたなんて知らなかったよ、ジョン。
君がキーボードを打つなんて意外だ。
シャーロックに何が起こっても僕は少しも驚かないよ。
グッドラック、相棒。
(マイク・スタンフォード)

ニュースを見たんだけど君はその話をしているのか?
(ビル・マーレイ)

マジなの、ジョン。どうなってるの?アンタは大丈夫なの?
(ハリー・ワトソン)

ごめん、慌てないでくれよ、僕は大丈夫だから。すごく元気だし。
(ジョン・ワトソン)

放ってなんておけないわ!何があったか話してよ。
(ハリー・ワトソン)

そうだよ、シャーロックがどうなったか話してよ。
(匿名)

電話に出てよね!!!
(ハリー・ワトソン)

僕たちにはいつ話すつもりなんだ?
(ビル・マーレイ)



ずいぶん前に訳したのでハリーがお姉さん口調になっちゃってますね。
でも妹だからと言ってもはや口調は変えられないんですけど・・・

Sherlock 1-1 A Study in Pink その11

2015-05-12 07:31:27 | Sherlock S1E1
「ピンクの研究」


Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

ラストです。


SH「もし僕がどちらも選ばなかったらどうするんだ?ここから出ていくこともできる。」



シャーロックがそう言うと犯人はピストルを出します。
Cab「五分五分の可能性かそれとも頭を撃たれるか。不思議と誰もこのオプションを求めなかったよ。」
SH「僕は銃を選ぶ。」
Cab「本気か?」
SH「もちろん。銃だ。」
Cab「友達に電話しなくていいのか?」
SH「銃だ。」
犯人が引き金をひくと、火がつきました。
銃はライターだったんですね。


SH「僕は本物を知ってるからすぐにわかったよ。」
Cab「わかったのはあんただけだ。」
SH「明らかだな。さて、とても興味深かった。裁判を楽しみにいているよ。」

シャーロックは立ち上がり部屋を出ようとした時、犯人が話しかけます。
Cab「行く前に聞くが、あんたはわかったのか?・・・」

Cab「・・・どっちが正解のボトルだったか。」
SH「もちろん。子どもの遊びだ。」
Cab「そうか、では、どっちかな?」
そう聞かれドアを開けるシャーロックの手が止まります。

Cab「あんたはどっちを選んだんだ?あんたを負かしたとは思うけど。
ゲームだよ、いいだろう?」
犯人の挑発にシャーロックはゆっくりと近づいていき、犯人側のボトルを手に取ります。
Cab「なるほど。」
そして犯人は残ったボトルを手にし、カプセルを取り出します。

Cab「さあ。」

その頃ジョンはシャーロックを見つけるために必死に探しています。
Cab「どうなると思う?私に勝てると?」
「命を賭けてまで賢さの証明を?」

そしてジョンはシャーロックを見つけますが、反対側の建物の中だと気づきます。

JW「SHERLOCK!」

Cab「あんたは退屈だった、そうだろう?わかるよ。あんたのように・・・」
「・・・賢いとね。あんたが賢さを証明できないなら何の意味もないだろう?中毒者だ。」

Cab「だが、これ・・・これこそあんたが病みつきになるものじゃないのか?」
「退屈をしのぐためなら何でもやる。だが今はもう退屈じゃないだろう?」

Cab「そうでもない?」
その瞬間、銃声とともに犯人が倒れます。


シャーロックは咄嗟に窓を確認しますが、そこには誰もいませんでした。



犯人がまだ生きていたのでシャーロックはカプセルを手に取り詰め寄ります。
SH「正解か?どうなんだ?僕は正解だったか?」
何も答えないのでカプセルを捨てると再び尋問します。
SH「では、君のスポンサーを教えてくれ。誰なんだ?君に僕の話をした、僕のファン。名前は?」
Cab「No.」
SH「死にかけていてもまだ苦痛を与えることはできるぞ。名前を教えろ。」


首を横に振る犯人の撃たれた方を足で踏み、「名前だ。」と叫びます。
「Now.」
「The NAME!」
痛みに耐えきれなくなった犯人はついにその名を叫び、息絶えます。

「モリアーティ!」


シャーロックは唇の動きだけで「モリアーティ」と反芻します。

その後、警察が到着し救急車の後ろの座るシャーロックに隊員がブランケットをかけます。
レストラードがシャーロックに近寄ります。


SH「なぜ僕にブランケットを?ずっとこれを被らせられてるんだ。」
GL「ショックを受けた人のためだからな。」
SH「僕はショックなんて受けていない。」
GL「みんな写真を撮りたがっているぞ。」
SH「で、狙撃手だが形跡はなかったのか?」
GL「我々が到着したときは消えていたんだ。だがそいつには敵がいたんだと思うぞ。
調べても何も出なかったが。」
SH「僕はそうは思わない。」
GL「わかった、見解を聞こう。」


SH「壁に当たった弾丸はHand gun(拳銃)から撃たれたものだ。
射程距離以上をあの手の武器で仕留めるのは、君たちが探す相手は、射撃の名手。だが射撃手じゃない、戦士だ。
彼の手がまったく震えていないのは明らかに荒事に慣れている。
だが、僕の命が危うくなるギリギリまで発砲していない、それは道徳上の信念があるからだ。
探す男は恐らく軍歴があり・・・・」
そこまで言ってシャーロックは近くにいるジョンを見ます。


「・・・鋼の精神力を持つ・・・」


「え?もしかして」って表情をするシャーロックを見てそっぽを向くジョン。
全てを悟ったシャーロックはレストレードに撤回します。
SH「つまり、わかるか?今のは無視してくれ。」
GL「は?」
SH「全て無視してくれ。これはただの・・ショックゆえの話だ。」
GL「どこに行くんだ?」
SH「ちょっと家賃の相談をしに行かないと。」
GL[まだ質問は終わってないぞ。」
SH「今度は何だ?僕はショックを受けているんだ。見ろ、ブランケットだぞ。」
GL「Sherlock!」
SH「連続殺人犯を捕まえただろう・・・・事実上は。」
GL「わかったよ。明日また聞くからな。とっとと行ってくれ。」
シャーロックは近くにあったパトカーの中にブランケットをまるめていれてからジョンのもとに行きます。


JW「ドノヴァンから全部聞いたよ。ふたつのカプセルも。嫌な事件だった。恐ろしいよ。」
SH「射撃の名手だな。」
JW「ああ、窓から撃ったはずだし。」
SH「わかってるんだろう。
硝煙反応を消さないと。服役になるとは思わないが裁判沙汰は避けよう。」

SH「大丈夫か?」
JW「もちろん、全然大丈夫だよ。」
SH「そうだけど、男を殺したんだぞ。」
JW「そう・・・それは事実だが・・だが彼は善良な男じゃない。」
SH「そうだな、そんな男じゃなかった。」
JW「正直、すごく嫌なキャビ-だよ。」
SH「本当に彼はダメなキャビ-だったよ。僕たちをここに連れてくるのにひどいルートで引き回された。」
ジョンが笑い出すとシャーロックも一緒に笑います。


JW「笑うなよ。ここは犯罪現場なんだから笑っちゃだめだ。」
SH「撃ったのは君なんだから僕のせいにしないでくれ。」
JW「大きな声を出すなよ!」

JW「君、あのカプセルを飲もうとしてただろう?」
SH「そんな事するわけないだろう。時間を稼いだんだ。君が来るとわかっていたから。」
JW「いや、違うね。刺激を得る方法だよな?賢さを証明するために命を賭けたんだ。」
SH「なぜ僕がそんな事を?」
JW「バカだからだよ。」

そういわれた時のシャーロックの嬉しそうな顔がいいですよね。やっと対等の友人を持てたって感じです。

SH「食事は?」
JW「腹減って死にそう。」
SH「ベイカーストリートの先に2時まで開いている上手いチャイニーズレストランがある。
ドアの取っ手の下3分の1を調べれば美味しいチャイニーズレストランがわかるんだ。」

そこに謎の男が再び登場します。

JW「シャーロック。彼だ。君の事を話していた男だよ。」
SH「わかってる。」
シャーロックは男に近づきます。

MH「また事件も解決したな。なんて公共心にあふれているんだ。しかしそれが動機じゃないな?」
SH「ここで何をしているんだ。」
MH「お前を心配しているんだよ。いつもの事だが。」
SH「あんたの「懸案事項」だと聞いたけど。」
MH「いつも攻撃的だな。お前と私が同じ側に属しているとは思わないのか?」
SH「おかしなことを言うな。」
MH「我々はお前が思っているよりも共通点が多いのだよ。
我々のささいな確執は非常に子供じみている。まわりの者はつらい思いをしているし・・・
いつもマミーを困らせている事はわかっているだろう。」
マミーという言葉に怪訝そうな顔をするジョン。

SH「僕が困らせている?困らせているのは僕じゃないぞ、マイクロフト。」
JW「え、ちょっと待って。マミー?マミーって?」
SH「僕たちの母親だ。これは僕の兄のマイクロフト。」


SH「また太ったんじゃないのか?」
MH「痩せたんだよ。」
JW「君のお兄さん?」
SH「そうだよ、僕の兄だ。」
JW「だって彼は・・・」
SH「何だ?」
JW「黒幕じゃないのか?」
SH「似たようなものだ。」
MH「私は理国政府でささやかな仕事をしているのだ。」
SH「彼は英国政府そのものだ。英国秘密諜報局やフリーランスのCIAの仕事であまり忙しくない時はね。」


SH「これで失礼するよ、マイクロフト。僕が家に帰るまで戦争は起こさないでくれ。渋滞するからな。」
去り際にジョンはマイクロフトに話しかけます。
JW「彼の事が心配だって言ってるけど、本当にそうなのか?」
MH「もちろん。」
JW「つまり、子供じみた確執って事?」
MH「彼はいつもひどく嫌がるんだ。クリスマスディナーが目に浮かぶだろう。」
JW「ああ・・・いや、いや。もう行くよ・・・」
そして隣にいるアンシアに「また会ったね。」と話しかけますが
アンシアは初対面のように「ハロー。」と挨拶します。
JW「さっき会ってるんだけどね。」
An「・・・あら。」
JW「Okay, good night.」
MH「Good night, Doctor Watson.」

シャーロックとジョンは歩き始めます。
JW「点心を食おう。」
SH「僕はいつもフォーチューンクッキーを予測できるんだ。」
JW「まさか。」
SH「ほとんど当たる。君は撃たれた。」
JW「何だって?」
SH「アフガニスタンで。傷がある。」
JW「ああ、肩にね。」
SH「肩か!そうだと思ったんだ。」
JW「嘘だね。」
SH「左肩だ。」
JW「まぐれだよ。」
SH「まぐれじゃない。」
JW「そうか。楽しそうだな。」
SH「モリアーティ。」
JW「モリアーティって?」
SH「まったくわからない。」


ふたりを見守るマイクロフトにアンシアが話しかけます。
An「行きましょう、サー。」
MH「軍人の友人か、興味深い。
もしかしたら弟に良い影響を与えるかもしれない・・・今よりも悪くなるかもしれないが。
いずれにしても監視レベルを上げた方がよさそうだ。レベル3で。」
An「失礼ですがサー、誰の監視を?」



マイクロフトが言います。
「Sherlock Holmes and Doctor Watson.」

終わりです。

ジョンが犯人を撃った理由、パイロット版では説明があるんですよね。
「大丈夫?」ってシャーロックに聞かれた場面でジョンはこう答えています。
「僕の目の前で男が死んだんだ。彼は友人でいい奴だったのに。僕はずっと眠れなかった。
でも、今夜はよく眠れそうだよ。」
パイロット版のジョンは友人を助ける事ができなかった事がトラウマだったんでしょうかね。
キャビ-を撃った事に対しても罪悪感より友人を救えた事で気持ちの整理がついたように思います。
ジョンなりの贖罪だったのかもしれません。
ジョンはシャーロックの命を救いましたが同時にジョン自身も救われたんですよね。

結局本編ではトラウマは戦場を離れた事によるアドレナリンジャンキーになったようなので
この設定はなっかことになるのかしら。

ジョンは左利きなのに右手で銃を撃ってるのなぜ?って言っていたら
以前、コメントで教えていただいた事があります。
兵士は狭い場所で並んで撃ったりするので、その時に利き手がバラバラだと邪魔になったりしますよね。
なので、左利きでも右手で撃つよう訓練するそうなんですよ。

そしてシャーロック。
ジョンも含め普通の人たちが友人を作るのは自然の行為ですが、
シャーロックにとってはそれが何よりも難しい事のように思います。
だからこそもしかしたら初めてかもしれない友人に執着するのも無理からぬ事なんでしょうけど。


もうひとつ。
結局カプセルの正解はわからないまま終わりましたが、
これ、キャビ-が巧みな話術で相手に飲ませるだけで自分は飲んでないのかも、と思ったりしています。
だから両方のボトルに毒入りカプセルが入ってるんですよ、きっと。なんて。。。

スクリプトの引用先です。
http://arianedevere.livejournal.com/43794.html

次はジョンのブログです。

話しは変わりますが、マッツさんが来日されたようですね。
フライト情報が未公開だったので出待ちを自粛するファンと出待ちしたファンと何だか揉めていたようですが・・・
ベネディクト来日の時、私は空港まで行く元気はありませんでしたが、
Ustがライブストリーミングをしてくれていたのでそれを見ながらお家でお出迎えしてました。
「両親でさえお迎えなんてしてくれないのに。」って嬉しそうにインタビューを受けていたベネディクト、
あの頃は可愛かったですね~(オイ)

Sherlock 1-1 A Study in Pink その10

2015-05-09 11:24:08 | Sherlock S1E1
「ピンクの研究」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

お休みってあっという間ですね。
気がつけばもう通勤する日々が始まっていました。くすん。
せっかくの連休だからブログも普段出来ないことをやろうと思っていましたが、
結局シャーロックコンで終わったような・・・

さて久しぶりにピンクの研究再開です。


誘われるように外に出たシャーロックの前にはタクシーの運転手が立っていました。



Cab「シャーロック・ホームズさんですか?」
SH「僕は頼んでいない。」
Cab「そんな事は関係ないよ。」
SH「ノーサンバーランド・ストリートで車を止めていたタクシーの運転手だな。
乗客じゃなかった。」
Cab「ほらね、タクシーの運転手の事なんて誰も考えないんだ。
無視されている点ではあんたに似ているな。富や幸せの裏側にいるだけだ。シリアルキラーにとっては強みでもある。」
SH「自白するのか?」
Cab「そうだよ。他に何を話そうか。警察を呼んでも私は逃げないよ。
抵抗もしないし、大人しく逮捕される。約束しよう。」
SH「なぜだ?」
Cab「あんたはどうすることもできないしな。」
SH「僕が?」
Cab「私は4人を殺してはいないよ、Mr.ホームズ。
私はただ話をしただけで彼らは自ら死んだんだ。もしあんたが警察を読んだら私はひとつの事を約束しよう。」


「私が何を話したか、あんたに何も教えない。」

そう言うと運転手は運転席に向かいます。
SH「だが、これでもう被害者が出る事は無いし、事件は終わったと確信できる。」
Cab「あんたは被害者がどうやって死んだか理解できないままだがな。
あんたはどんな結末にしたい?」

そこまで言うと運転手は車に乗り込みます。
シャーロックはあたりを見回すとドア越しに運転手に話しかけます。

SH「もし知りたいと言ったら、僕は何をすれば?」
Cab「私とドライブをしよう。」
SH「それで僕も殺すのか?」
Cab「殺さないよ、Mr.ホームズ。私と話しをして、そしてあんたは自殺することになるんだよ。」

シャーロックは好奇心が勝ってしまい、運転手の思惑通り後部座席に自ら乗り込みます。


その様子を窓から見ていたジョン。

JW「タクシーに乗り込んだ。」

JW「シャーロックだ。タクシーに乗っていったよ。」
SD「だから言ったじゃない。またどこかに消えたのよ。時間の無駄よ!」
JW「電話をしてるんだけど、呼び出し音が鳴ってるだけだ。」

ピンクの電話は運転手の脇で鳴りつづけていました。

GL「呼び出し音がなってるんだったら電話はここには無いって事だな。」
JW「もう一度GPSで探してみるよ。」
SD「どうでもいいじゃない。何があるの?彼は狂ってるの。いつも失望させるのよ。
時間の無駄だわ。」
ドノヴァンに言われ仕方なくレストラードは撤収させます。
GL「わかった、みんな、撤収だ。」

レストラードからシャーロックに場面が切り替わります。


SH「なぜ僕がわかった?」
Cab「もちろん、すぐにわかったよ、あんたが私のタクシーを追いかけているのを見た時に、Mr.ホームズ。
警告を受けていたからね。私はあんたのサイトも見てるんだよ。素晴らしいサイトだからとても気に入ってる。」
SH「誰が警告を?」
Cab「あんたに注目していた誰かだよ。」
SH「Who?」

その時にシャーロックは正面に飾ってある写真をチェックします。

SH「誰が僕に注目などするんだ?」
Cab「謙遜しすぎだよ、Mr・ホームズ。」
SH「違う。」
Cab「あんたにはファンがいるんだよ。」
SH「それで?」
Cab「あんたがもらえる情報はこれで全部だ・・・
・・・生きているうちはね。」

221B。

GL「なぜあいつはこんな事をしたんだ?なぜ行ったんだ?」
JW「僕よりあなたのほうがよく知ってるだろう。」
GL「あいつとは5年のつきあいになるが、わからんよ。」
JW「じゃあ、なぜ我慢を?」
GL「やけくそだからだよ。」
レストラードはコートを着て帰り際にジョンに言います。
「シャーロック・ホームズは偉大だからな。
それである日考えるんだ。もし俺たちがものすごく運が良かったら、いい奴になるかもしれない。」


タクシーは2棟並んだ建物の前に止まります。

※ここはカーディフ大学をCGでツインの建物に見せているんですよね。

SH「ここはどこだ?」
Cab「あんたはロンドンのあらゆる通りを知っているはずだからどこにいるかわかってるだろう。」
SH「ローランドカー継続教育大学。なぜここに?」
Cab「清掃が入るから開いているんだよ。キャビーは殺人に適している静かな場所を常に把握しているんだ。
キャビ-はもっといろいろな商売をするべきだな。」
SH「被害者を中まで歩かせたのか?どうやって?」
シャーロックがそう言うと運転手はシャーロックにピストルを向けます。

SH「・・・つまらん。」
Cab「心配しなくても、面白くなるさ。」
SH「銃で自らの命を絶たせることなんてできないだろう。」
Cab「もっと良い方法があるんだ。
あんたは私の後をついてくるだろうから、これは必要ないな。」
運転手はピストルを仕舞うと建物に入っていき、シャーロックも後を追いかけます。

221Bに一人残されたジョンはラップトップの横にある杖をとり部屋を出ようとした瞬間、
GPSが電話の位置を確定する音が聞こえます。
ジョンが画面を確認するとすぐに状況を察知し、ラップトップを抱えたまま飛び出します。
そして画面は校舎に移ります。


運転手は教室のドアを開けシャーロックの中に導きます。

Cab「さて、どう思う?決めるのはあんただよ。あんたは死ぬんだからね。」
SH「死ぬ気はない。」
Cab「みんなそう言うよ。」
机をはさんで向かい合ったふたりは「Shall we talk?」と運転手が座るよう促します。


SH「少しリスキーじゃないのか?ほぼ半ダースの警官の前で僕を連れ去ったんだ。
彼らだってバカじゃない。ハドソンさんだって君の事は覚えてるぞ。」
Cab「これがリスクだって?No.これがリスクだよ。」
運転手はポケットからひとつだけカプセルが入った小さなボトルを机の上に置きます。


Cab「いいね。まだ理解できてないだろう?だが今にわかるよ。こうすれば。」


そう言いながら運転手は同じカプセルが入ったボトルをもうひとつ置きます。
Cab「予想外だったかな?きっと気に入るよ。」
SH「何を?」
Cab「シャーロック・ホームズ。すごいね。実物がここにいるなんて。
あんたのファンがあんたのウェブサイトの話をしてたんだ。」
SH「ファン?」
Cab「あんたはすごいよ。正しく天才だ。「推理の科学」はまさしく真の思考だ。
ここだけの話、なぜみんは考えないのだろうか?」

「あたまにこないか?なぜ考えることもできないのかって?」
運転手のこの言葉にシャーロックは自分と同じように考えていたことがわかります。


SH「ああ、わかったぞ。あんたも真の天才なんだ。」
Cab「そうは見えないだろう?タクシーを運転してる奇妙な凡人だし。
だがあんたはすぐにわかったな。話はこれで終わりだ。」
SH「わかった、2つのボトルの説明を。」
Cab「正しいボトルとそうではないボトルがある。
正しいボトルの錠剤を飲めば何も起きない。違うボトルを飲めばあんたは死ぬんだ。」
SH「言うまでもなく両方同じボトルだな。」
Cab「そうだ。」
SH「君は正解を知っている。」
Cab「もちろん。」
SH「だが僕にはわからない。」
Cab「わからないからゲームなんだよ。あんたが選ぶんだ。」
SH「なぜ僕が選ぶんだ。判断できるものが何もない。僕に何の得がある?」
Cab「私はまだあんたに最高の仕掛けを教えてない。
あんたがどちらを選んでも私は残った方を選ぶ。そして一緒に錠剤を飲むんだよ。」


Cab「イカサマはしない。あんたが選べば私は残った方を必ず飲む。」
予想外だっただろう?Mr.ホームズ。」
SH「こうして彼らに選ばせたのか。」
Cab「そして今度はあんたが選ぶんだ。急がなくていいから。落ち着いて。」
あんたにとって最高のゲームだろう。」
SH「ゲームじゃない。偶然だ。」
Cab「私はこれを4回やって4回とも死んでない。偶然じゃないよ、Mr.ホームズ。
チェスなんだ。一手でどちらかが生き残る。これが一手だ。」
運転手は片方のボトルをシャーロックの方に押し出します。
「私が出したのは正しいボトル?それともハズレ?選ぶのはあんただよ。」


ジョンはタクシーでGPSが示した場所に向かいます。
そして懸命にレストラードと連絡を取ろうとします。
JW「違う、レストラード警部だ。彼と話したい。重要なんだ。緊急なんだよ!」
そして地図を見ながらタクシーに「ここを左に。」と指示を出します。

校舎。
Cab「プレイの準備は出来たかな?」
SH「プレイ?五分五分の可能性に賭けるだけだ。」
Cab「あんたは曲をプレイするんじゃなく私とプレイをするんだ。
あんたに2つのボトルを渡しているだろう?ブラフか?裏の裏か?その裏か?」
SH「ただの偶然だ。」
Cab「4人続けて?偶然じゃないな。」
SH「運だ。」
Cab「才能だよ。私は相手の考えが読める。」


Cab「私の考えを彼らがどう考えるかもわかる。頭の中にある地図のようにすべて見えるんだ。
みんなバカなんだよ、あんたもね。」
SH「何であろうと、君はタクシーの運転手として終わるんだ。」


校舎に到着したジョンですがどちらに行くべきか悩みますがすぐに決断します。

SH「で、君は他人を殺すために4回も命を賭けた。なぜだ?」
Cab「時間だよ。」
SH「そう、僕はゲームをしている。次は僕の番だ。
君の左耳の後ろにシェービングフォームが残っている。誰もそれを指摘しない。
君がひとりで生活してるのは明らかだ。教えてくれる人は誰もいない。」


SH「だが3人の子どもの写真があった。子どもの母親の部分は切られていた。
もし死別だとしたら彼女はまだ写真にいただろう。
写真は古いがひフレームは新しい。子どもたちを大事にしているが会ってはいない。
疎遠の父親。彼女は子どもたちを連れて行ったが君はまだ彼らを愛しているし今でも心が痛んでいる。

ああ、まだ何かあるな。

君の服は最近洗濯しているが、服はすべて少なくとも・・・3年は経っている。
体裁を保っているが計画的ではない。さらに君は無謀な殺人を続けている。なぜだ?
ああ、3年前に宣告されたのか?」

Cab「何を?」

その時シャーロックの前にテキストが浮かびます。

DYING

SH「君は死ぬんだ。」
Cab「あんたもだろう。」
SH「しかし君にはあまり時間がない。そうだろう?」
シャーロックに指摘された運転手は自分の頭を指さすと
「動脈瘤だ。ここの右にね。いつ死んでもおかしくない。」と認めます。

SH「死にかかっているから4人殺したのか。」
Cab「4人より長生きしたよ。動脈瘤だが最高に楽しいぞ。」
SH「違う、何か他の理由だ。つらいから殺したわけではない。苦痛は麻痺する。
愛は更に危険な要因となる。何らかの形で子どもたちが関わっているな。」
Cab「Ohh.さすがだな。」
SH「だがなぜだ?」
Cab「私が死んでも子供たちに多くのものを残せない。タクシーの運転手の収入は多くはないからね。」
SH「連続殺人も。」
Cab「あんたを驚かせようか。」
SH「僕を驚かせる。」
Cab「私にはスポンサーがいるんだ。」
SH「何がいるって?」
Cab「私が人を殺すごとに金が子どもたちにいくんだ。
殺せばそれだけ裕福になる。わかるか?あんたが考えるよりも素晴らしいんだ。」
SH「誰が連続殺人犯のスポンサーを?」
Cab「誰がシャーロック・ホームズのファンを?」


Cab「殺人を楽しんでいるのはあんただけじゃない。他にも世の中にはあんたみたいなのがいるんだ。
あんたはただの男だが、それ以上の存在だ。」
SH「それ以上とはどういう意味だ。組織か?何だ?」
Cab「誰もその名前を言わないし、言うつもりもない。さあ、おしゃべりはもうたくさんだ。」

「Time to choose.」
(選ぶんだ。)



その頃ジョンは部屋を確認しながらシャーロックを探します。
JW「Sherlock!」


続きます。

この場面はほとんど犯人役のフィリップ・デイビスさんとベネディクトの会話だけで
派手なアクションどころか動きもほとんどないのにそれでも引き込まれていくのがスゴイです。
それにしても・・・・

この頃のジョンは軍人らしい行動力があって本当にかっこよかったなー・・・