That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Dress You Up by Madonna …じゃないんです。

2016-07-16 09:33:06 | 閑話
ちょっとインターバル。
突然ですがマドンナです。

時々ダレン・クリスのパフォーマンス動画めぐりをしているのですが
先日「Fashion's Night Out 2012 PSA」のプロモでこの曲を歌っているダレンを見つけてちょっと興奮。


4年前の動画ですが私はマドンナのこの曲がとてもとても大好きで。
この曲がリリースされた頃は多分12インチアルバムの全盛期だったと思います。
12インチアルバムなんて今の若い人は知らないかも・・・くすん。
ジャケットはこれでした、多分。


元はライク・ア・ヴァージン のアルバムに収録されていました・・・多分(こればっかり)


昔むかし、私はまだ世の中の仕組みをよく知らなかった頃に
マドンナやマイケル・ジャクソンがこぞって来日したのでどうしても観に行きたくて
友人たちとみんなで普通に正攻法でチケットを購入し、ものすごい後ろの方で観てました。
マイケルなんて本当に米粒ならぬコーヒー豆状態で。
その時にアリーナ席にいる人たちってどうやってチケット買ったんだろうとただただ羨ましく思っていました。

その後、それを知った私の年の離れた兄が「今回だけ」とジャネット・ジャクソンのチケットをくれたんです。
そのチケットが何と憧れのアリーナ席で、某大手広告代理会社のツテで何とか手に入れたそうです。
私はその時に世の中の理不尽を思い知りました。一般人のなんと無力な事か。
将来は大物になって強力なコネクションをいっぱい作るんだという野望を抱きましたが、
現在、その野望はまだ果たされていません。
(もう無理だって)
しかし、目の前で見るジャネット・ジャクソンは可愛かったです。お尻がプリッとしていて。おっさんか。

それはさておき、
このプロモは結構な大物が出演していました。
まずはミュージシャンのアッシャーとトリーバーチのクリエイティブ・ディレクター、トリー・バーチ


テイラー・スイフトとベッカム嫁。


ダレン・クリスとオリヴィア・ワイルド??


デザイナーのアレキサンダー・ワンと同じくラグ&ボーン


そして、ジャスティン・ビーバー。


他にもたくさんいましたがこれくらいしかわかりませんでした。

動画です。
Fashion's Night Out 2012 PSA

Behind the Scenes of the Fashion's Night Out PSA

こちらがご本家。当時のPVがこれだったと思いますが古いから音質が・・・
Madonna - Dress You Up [Official Music Video]

こちらはアルバムの音源。音質は良いです。
Madonna - 06. Dress You Up

そういえば、昔ベネディクトもFashion nightに出現してたような・・・
と思って探してみたらありましたよ、2010年です。
画像はこれしかなかったです。わかいー。
隣の女性は誰だかわかりません。


最後にDress you upの歌詞です。
歌詞はそんなに難しいわけではなかったですが、ちょっと意味深なので訳しづらいというか(笑)
間違っていたらすみません。

You've got style, that's what all the girls say
Satin sheets and luxuries so fine
All your suits are custom made in London
But I've got something that you'll really like

あなたはスタイリッシュよ、女の子はみんなそう言ってるわ。
サテンのシーツや高級品がよく似合うわ。
あなたのスーツは全てロンドンのオーダーメイドね。
だけど、私はあなたが気に入るものを持ってるのよ。

Gonna dress you up in my love
All over, all over
Gonna dress you up in my love
All over your body

私の愛であなたをドレスアップするわ。
至る所を完璧に。
私の愛であなたをドレスアップするわ。
身体中すべてを。

Feel the silky touch of my caresses
They will keep you looking so brand new
Let me cover you with velvet kisses
I'll create a look that's made for you

私の愛撫はシルクの感触よ
いつもあなたを新しく見せる
あなたにベルベットのキスを纏わせて
あなたに似合うスタイルを与えるわ。

Gonna dress you up in my love, in my love
All over your body, all over your body
In my love
All over, all over
From your head down to your toes

私の愛であなたをドレスアップするわ。
至る所を完璧に。
私の愛で身体中すべてを
頭からつま先まで。

RDJ版ホームズの監督、ガイ・リッチーの元妻がマドンナと知った時はかなりびっくりしました。
そういえば3作目が始動しましたね。

そんなわけでマドンナのようでマドンナじゃない話題でした。

The Great Game 感想

2016-07-14 07:10:58 | Sherlock S1E3
このエピソード、あらためて見ると本当に名作だなあと思いました。
ファンにとっては嬉しい様々な要素もたくさん盛り込んでありますしね。
ジョンはかっこいいし、シャーロックは美人だし、トリックも面白いし、
何よりふたりの冒険物語なところも今となっては貴重なエピソードになってしまいました(泣)


そして数々の名場面も生まれました。
まずは、シャーロックが壁に向かって銃を撃つ場面。

そういえば、今回ジョンの銃が大活躍のエピソードでもあるんですね。
余談ですが、この場面を見ると未だに「If you were gay」の動画を思い出してしまいます。
過去に何度か貼ったような気もしますがまた貼っちゃいます。

If you were gay

字幕をつけたものがニコ動にあります。
【BBC SHERLOCK】もしも君がゲイでも【アベニューQ】

これタイトルがすごいのですが(スラッシュまでつけなくても)「AbenueQ」というブロードウェイに進出した
パペットミュージカルの中の1曲、「If you were gay」をアフレコさせてる動画なんです。
セサミストリートで有名なあのパペットです。
パペットにタブーな話題をガンガンさせているアメリカってほんといろいろすごいです。
この動画はあまりにもアフレコがぴったりと嵌っているので思わず「ブラボー」でした。


バイオリンを抱えて弦を弾くシャーロックの美しさもね。
シャーロックを美しくかっこよく撮らせたらマクギガン監督の右に出るものはいないのではないでしょうか。


そしてモリアーティとシャーロックの最初の対決。
それはベネディクトとアンドリュー・スコットの最初の演技対決でもあります。
このふたりが対峙すると何となく「演技対決」って言葉が浮かんでくるくらい迫力があります。
ふたりとも素晴らしい役者だと改めて思います。

ラストでジョンが黒幕のようなミスリードの場面がありますが、
実は本当にジョンが黒幕だった展開も見たかったリします。
ベネディクトとマーティンの対決になった場合、ふたりがどんな演技をするのかとても興味深いです。


プールの場面。
何度でも言っちゃいますがジョンが現れたときのシャーロックの表情は本当に印象的でした。
頭の中でいろいろ分析しているのかもしれませんが、思考が停止したようにも見えます。
私は後者のような気がしますよ。あれだけ固まってるんだもん。
シャーロックにあんな顔をさせるのはきっとジョンだけなんでしょうね。
ジョンて本当に三大陸・・・・


思わず動揺してしまったシャーロックが体面を保とうとしているようにも見えますが
ジョンにはいろいろバレていそう。
でもあのGOODはシャーロックなりの最大級の賛辞なのかもしれません。ツンデレにもほどが…
あんなに語彙が抱負なのにGOODしか出ないのが可愛いとMistyさんが仰っていましたが、
いや、もう本当にそう思います。それだけ混乱してたのかもしれないですね。

この場面でジョンが着ていたカーディガンについての考察を以前ご紹介しましたが、
それを踏まえると、自分を犠牲にしてまで自分を助けようとしてくれた事が
シャーロックの心の中に深く深く刻まれていて、
シャーロックはこの事をずっと心に抱いて生きてきたような気がします。

考察の記事です。
マインドパレスのジョン

心がないって言われるんだよってシャーロックに、そんなことないよって答えるモリアーティ。
モリアーティより先にジョンに言って欲しかったよ(泣)

それにしてもモリアーティはなぜこんなにもシャーロックを理解してるんでしょう。

カール・パワーズとモリアーティの関係が明確にされなかった分、さまざまな考察が生まれていました。
モリアーティはカール・パワーズに何かしらの恨みがあったこと、
彼を通じてシャーロックの存在を知ったこと、シャーロックが唯一、真相に気づいたことで興味を持ったこと、などです。


それを踏まえるとマイクロフトはそのことを知っていて監視をしていたので、
今回もモリアーティに関わらせたくなくて、ミサイル計画の事件を持ってきた、という考察もできます。
シャーロックのミスはモリアーティが欲しかったのは機密じゃなくてシャーロック自身だったと気づかなかったこと。
と、当時は思っていましたがS3を踏まえてからは、
ミサイル計画はモリアーティをおびき出すためのホームズ兄弟の画策なんじゃないかと思いました。
メモリーに追跡装置がついていたんだけど、それに気づいたモリアーティがプールに捨てたとか。


それはさておき、
今回、ジョンを人質に選んだのはもちろんシャーロックの友人だからなのですが、
シャーロックにとってジョンがどのくらいの存在なのか試したのかもしれません。
あの表情を見ればどれだけ大切なのかわかるし、人の心を持っているのは明白ですし。
そしてライヘンバッハの計画が進められていくとか。

カール・パワーズの件を考慮するとすればモリアーティはストーカーのごとくシャーロックを追いかけていそうだから
シャーロックの過去を知る人間のひとりだという可能性もあります。


シャーロックはモリアーティに共感するような言動をしてジョンに怒られたりしました。
ゲームに熱中しすぎて人質よりも勝つことを優先してしまう。
子どもなシャーロックですし。
そんなシャーロックはジョンと出会って少しずつ人の心を取り戻していく。
そう、シャーロックは心がないのではなく失っていたんですよね。
なぜ失ったのか、はこれから明らかになっていくのかもしれません。


ジョンに批判された時のシャーロックはヒーローじゃないと反論します。
感情は邪魔なものだと認識し、常に合理的な行動をしてきたので。
人命も救えて犯人も追い詰められるのに何で批判されるの?と思っていたようにも思います。
結局、ライへんでジョンたちを救うためにヒーローな行動を取っちゃうんですけど。
と、思ってたんですけどね。S3のトリックはなかった事にしたいわ(泣)


今回のジョンは全てにおいて隙なし、というかカッコよかったですねー。
最後なんて自分を犠牲にしてシャーロックを救うとか軍人魂を感じました。
そのあとのシャーロックのうろたえっぷりの可愛さと言ったらもう!
モリアーティが消えたあと、必死にジョンから爆弾を取り外すんですけど、
その様子が取り乱してすごくカッコ悪かったりするのに、
それも構わずにジョンを助けることだけに集中してるのが何というか健気だなあと。


思えば、ここでシャーロックはジョンに黙ってモリアーティと対峙をしようとしたわけですが、
この時にジョンにきちんと説明して一緒に行動するなりしておけばジョンも捕まらなかったんですよね。
まだそこまでジョンを信用していなかったのかもしれませんが、
シャーロックはいつもジョンを危険から遠ざけようとしているような気がします。

前回のエピソードでも現場に入る時にいつもジョンを置いてけぼりにしてるし。
夢中になってジョンの存在を忘れているのかもしれませんが、本能的に危険を察知して遠ざけているのかな、と。
でも、今回それが裏目に出てるのにライヘンでそれを学ばなかったんでしょうか・・・


そしてラスト。
目と目で通じ合うんですよー、何なんでしょう、ホントに。
君たち、それ本当に友情なのか?と。


変な事を口走るまえにこの辺で終わりにします。

Sherlock 1-3 The Great Game その14

2016-07-11 07:28:32 | Sherlock S1E3
「大いなるゲーム」

Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss

ラストです。

夜中、プールに現れたシャーロック。


誰もいないのでメモリーを掲げて呼びかけます。

SH「君と知り合いになるためにプレゼントを持ってきた。このためだったんだろう?
僕を飛び回らせた君のパズル。すべてはこれから僕の気を逸らすためだったんだ。」


その時、シャーロックの背後でドアが開く音がします。


振り返るとそこに現れたのはジョン・ワトソンでした。

JW「Evening. 」

※固まるシャーロック。ネコか。しばらく固まっています。

JW「意外だったんじゃないか?シャーロック。」
SH「ジョン。何を・・・・」

※この横顔がまた美しくて・・・・普段は冷静に状況を分析するシャーロックなのに、
何が起きたか全然状況を把握できてないって表情なんですよね。
まるで置いてきぼりをくらった子どものようでもあります。
今となってはこの際ジョンが黒幕でもいいんじゃないかと思っちゃいますよ(涙)

JW「予想などつくわけないよね。」

ゆっくりとジョンに近づいていくシャーロックにジョンは自分に取り付けられている爆弾を見せます。
ジョンはモリアーティに捕まり、みんなと同じようにセリフを言わされていました。
それがわかった途端、動きが早くなるシャーロックが本当にねー。


JW「次は・・・何を・・・言わせようか?
Gottle o’ geer ... gottle o’ geer ... gottle o’ geer. 」
※ジョンのこのセリフが全然わからなくて・・・調べたら腹話術特有の発音のようで、
「Bottle of Beer」と言っているらしいです。ビールですね。

SH「Stop it.」
JW「いい感じだ。これはカールが死んだプールだよ。僕は彼を止めたんだ。
ジョン・ワトソンも止められるんだ。彼の心臓をね。」
SH「君は誰なんだ?」


すると向かい側の扉から男の声がします。
JM「君に電話番号を渡したじゃないか。君から電話があると思ったのに。」


モリアーティでした。
モリアーティはゆっくりと姿を現します。

JM「君のポケットにあるのは英陸軍のブローニング L9A1だな。
それとも僕に会えてうれしいのかな?」

シャーロックはポケットから銃を取り出し、構えます。

SH「両方だよ。」
JM「Jim Moriarty. Hi! 」

モリアーティはシャーロックたちに近づきながら話を続けます。

「ジムだよ。病院に勤めてる。」
「ああ、僕って本当に印象が薄いの?まあ、でもむしろそこがポイントなんだけど。」
「バカな事はしないほうがいいよ。銃が狙っているからね。手を汚すのは好きじゃないんだ。」
「君に少しだけ見せてあげたんだよ、シャーロック。
巨大な悪の世界で何が起きているのかほんの少しだけ見せたんだ。僕はスペシャリストなんだよ。」
「君のような。」

SH「『ジムさん。どうか恋人の意地悪な姉を消してくださいませんか?』」
SH「『ジムさん・どうか中南米に私を逃がしてくれませんか?』」
JM「その通り。」
SH「諮問犯罪者。素晴らしい。」
JM「そうでしょ?誰も僕にたどり着くことができないんだ、これからもずっとね。」

シャーロックはここで撃鉄を起こします。

SH「僕はたどり着いた。」
JM「君と僕は同類なんだ。ちょっと邪魔なんだよ。」
SH「Thank you. 」
JM「褒めてないけど。」
SH「いや、褒めてるよ。」
JM「そういうことにしておくよ。だけどイチャイチャするのも終わりだ、シャーロック。
『お父さんはもううんざりなんだよ』
君には僕の力を見せてきた。凡人たちの取るに足らない問題を開放してきた。
3000万ポンドでさえ、君をおびきだすためでしかない。」


JM「友人として警告をするよ。手を引け。」
結構楽しかったんだけどね。君とのちょっとしたゲーム。
ITのジムを演じたり、ゲイを演じたりね。あのアンダーウェアは気に入ってくれた?」
SH「人が死んでるんだ。」
JM「人は死ぬものなんだ!」と、モリアーティは大声で叫びました。

SH「君を阻止する。」
JM「無理だね。」

シャーロックはジョンに「大丈夫か?」と訪ねます。
モリアーティはジョンに近づいて「話してもいいよ、Johnny-boy. 」と言います。
ジョンはシャーロックを見て、大丈夫だよ、頷きます。

SH「受け取れ。」
シャーロックはメモリースティックをモリアーティに差し出します。

JM「ん?ああ、あれか!ミサイル計画!」
モリアーティはそれを手にすると「Boring! 」とプールに投げ込んでしまいます。
JM「どこからでも手に入るし。」

その時、ジョンが背後からモリアーティを羽交い絞めにしてシャーロックに向かって叫びます。
JW「逃げろ、シャーロック!」

※ジョン、カッコよすぎ。カッコよさをここで使い果たしてしまったのでしょうか・・・
それにしても・・・
ここでジョンがシャーロックに自分を犠牲にすることを教えちゃったんだと思うと切ないですね。

モリアーティは「Good! Very good. 」と何だか楽しそうです。
シャーロックはかなりびっくりした様子で逃げることも撃つこともしません。

JW「あんたのスナイパーが引き金を引くときは、Mr.モリアーティ、あんたも道連れだよ。」
JM「彼ってかわいいね?君がそばにおきたがるのもわかるよ。
みんなペットの事になると感傷的になるんだよね。感動的なほど忠実だが、残念!
君は手の内を見せたことになるんだよ、Dr.ワトソン。」
モリアーティがそう言うとライフルのポイントがシャーロックの頭を狙います。


それを見たジョンはモリアーティを離します。
モリアーティはスーツを直すと「ウェストウッドなんだよ!」と迷惑そう。


JM「僕の邪魔をすると、どうなるかわかる?シャーロック。」
SH「当ててみようか。僕は殺されるんだ。」
JM「君を殺す?いや、いや、そんな事はしないよ。いずれはそうするけどね。
急ぎたくはない。特別な事のために取っておきたいんだ。君が詮索をやめないのなら・・・
君を焼きつすくよ。焼き尽くして心臓を取り出してやる。」
SH「僕は人の心を持たない言われた。」
↑シャーロック・・・(涙)
JM「それが事実じゃないって事はお互いわかってるよね。」


そして突然「さて、もう行かないと。」とモリアーティ。
JM「きちんと会話ができて良かったよ。」
SH「もし、今君を撃ったらどうなる?」
JM「僕の驚いた顔を見る事ができるよ。実際、心の底から驚くよ、シャーロック。
そしてほんの少し失望する。もちろん、君はそれをずっと大事にとっておくことはできないけど。」

モリアーティは「Ciao, Sherlock Holmes. 」と言い、立ち去ります。
SH「いずれ・・・君を・・・捕まえる。」
JM「無理だろうね!」


モリアーティが消えたことを確認するとシャーロックは慌ててジョンの爆弾を外し始めます。
SH「All right? Are you all right? 」
JW「Yeah-yeah, I’m fine. I’m fine. 」


爆弾を遠くに放り、周辺の安全を確認します。
ジョンは緊張から解放され、座り込んでいます。
ジョンの前をシャーロックは落ち着きなくウロウロとしています。


JW「君は大丈夫なのか?」
SH「僕?もちろん、大丈夫だよ。」

そしてシャーロックは言いにくそうにモゴモゴと続けます。
SH「あの・・・えーっと・・・君・・・君は・・・君の行動。あれ、あー・・・GOODだった。」
※ここの「Good」ってどんな言葉がふさわしいんでしょうね。
「かっこよかった」とか「すごかったよ」とかいろいろありますけど、
こういう場合の「Good」ってちょっと上から目線というか、上司がよく使う言葉だったりするので
やっぱり「よくやった」という意味になるんでしょうか。
ちょっと動揺しちゃったのでシャーロックなりに体面を保とうとしているのかもしれませんね。


JW「誰にも見られなくてよかったよ。」
SH「うん?」
JW「君、暗いプールで僕の服を脱がせただろ。噂になる。」
SH「噂好きだからな。」
シャーロックはそう言うと笑顔を見せます。


ジョンが立ち上がろうとした時、ライフルのレーザーポイントが再びジョンを狙います。
JM「悪いね、ボーイズ。気が変わっちゃった。」
再びモリアーティが現れます。←邪魔すんな(怒)


JM「それが僕の欠点なんだけど、自分にフェアにいくんだよ。それが唯一の欠点だね。」

シャーロックとジョンはお互いに見合わせます。


JM「君が続けるのを許すことはできないな。君を説得しようと思ったけど・・・
僕の言い分はもう君の脳裏をよぎっているだろうしね!」


そして目だけでお互いの意思を確認すると
「僕の答えも君の脳裏をよぎっているはずだ。」
そう言いながら放ってあった爆弾を銃で狙います。


モリアーティは凍りついたような笑顔を見せています。
果たしてモリアーティは引くのか、それともここで心中するしかないのか。
緊迫の次シーズンに続きます!なんて(笑)


こんなところで終わりですか?
なんですけど私が見たときは既にS2も配信されていたので、待たなくてすみました。ヨカッタ。
S2のラストの時は、え?続きは?続きはどこ?って泣きましたけど(笑)

最後は画像だらけになってしまいました。
次回は感想を書こうと思っています。

Sherlock 1-3 The Great Game その13

2016-07-08 16:29:15 | Sherlock S1E3
「大いなるゲーム」

Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss

ジョンは現場を見にバタシーにやってきます。


鉄道の整備の人→TG

JW「で、ここがウェストを発見した場所?」
TG「そう。」

TG「長くかかる?」
JW「多分。」
TG「あんた警察の人?」
JW「まあね。」
TG「俺は嫌いなんだよ。」
JW「警察が?」
TG「いや、飛び込む奴が。電車の前に飛び出すなんて身勝手な奴らだよ。」
JW「そうか、そういう見方もできるね。」
TG「冗談なんかじゃないんだ。彼らには好都合だろうけど。一瞬で終わるんだからね。
線路一面、ストリベリージャムだよ。運転手はどうするかって?
彼らはうまくやっていくしかないんだ、そうだろう?」
JW「わかるよ。ストロベリージャムといえば、線路に血がついてないね。」
TG「ああ、ほとんどついてなかった。」
JW「頭が潰されてたって言ったよね。」
TG「ああ、そうだけど血は出てなかったんだ。」
JW「そうか。」
TG「じゃあ、ここは任せるよ。終わったら声をかけてくれ。」


JW「さて。アンドリュー・ウェストはどこかで電車に乗った。
切符は持っていない。彼はなぜここで死を迎えた?」

その時、線路をポイントがジョンの目の前で切り替わります。

ジョンはそれをじっと見ていると後ろからシャーロックが声をかけます。

SH「ポイントだ。」
JW「Yes! 」
ジョンは驚いて立ち上がりました。

SH「いずれはここにたどり着くだろうと思ってたよ。
ウェストはここで殺されたんじゃない。だから血がついてないんだ。」
JW「君はいつから僕のあとを追ってたんだ?」
SH「最初からだよ。兄に嫌がらせをするためだけに僕がこの事件を捜査しないなんて思ってないだろう?」


シャーロックは「行こう。ちょっと不法侵入しないと。」と歩き出します。

ふたりは住宅街を歩いています。

SH「ミサイル計画は国外に持ち出されていない、そうだとしたらマイクロフトの耳に入っているはずだからな。
思惑がどうあれ、僕たちにはまだスパイがついているんだ。」
JW「ああ、知ってる。会ってきたよ。」
SH「盗んだのが誰にしろメモリースティックを売ることができないか、
あるいはそれをどうすべきかわからないという事だ。僕は後者に賭ける。ここだ。」
JW「どこ?」
シャーロックはとあるフラットの階段を颯爽と駆け上がっていきます。

JW「シャーロック!誰かいたらどうするんだ。」
SH「いないよ。」


シャーロックは難なく鍵をあけて室内に入ります。

JW「ここはどこなんだ。」←ジョン、なぜか小声(笑)
SH「あれ?ごめん、言ってなかったか?ジョー・ハリソンのフラットだよ。」
JW「ジョー・・・?」
シャーロックは窓の外を見て、確信したように微笑みます。
SH「ウェストのフィアンセの兄だ。」
携帯用ルーペで窓の桟を調べると血が付着していました。


SH「彼がメモリースティックを盗み、未来の義弟を殺したんだ。」
JW「なぜそんな事を?」
そこに玄関のドアが開く音がします。
SH「彼に聞こう。」

ジョンはポケットに入っている銃を手にしながら慎重に玄関に向かいます。
ジョンに気づいたジョーが自転車を持ち上げますがジョンは素早く銃を構え、「よせ。」と言います。

それでもひるまないジョーに再び警告。
JW「やめるんだ。」←かっこいーー!(2回目)


J「こんなはずじゃなかったんだ・・・ルーシーがなんて言うか。」
JW「なぜ彼を殺した?」
J「事故だった。本当なんだ。」
SH「だが、ミサイル防衛計画を盗んだのは事故ではないだろう?」
J「俺はドラッグを売り始めたんだ。自転車がカモフラージュになるし。
わからない・・・どうしてこうなったのかわからないんだ。俺は身の程知らずだった。
数千ポンドの金を借りていたんだ。一般の人たちだけど。
ウェスティと会った時に、彼は自分の仕事の話をし始めた。」

ここから回想場面。

J「普段の彼はかなり慎重なんだが、あの夜は2、3パイントも飲んでいて、
俺にミサイル計画の話をしたんだ。最高機密のね。彼はメモリースティックを出して俺の目の前で振り回した。
紛失なんてよく耳にするだろう。情報がごみくずになったり、いろいろと。
それが目の前にある。俺は考えた。こいつは金になるぞ。」

J「彼から盗むのはすごく簡単だった、彼は泥酔していたから。
次に会ったとき、彼は気づいたんだと表情を見てすぐにわかった。」

ウェスティがジョーのフラットにのりこみ、口論になります。
W「君が持っているのはわかってる。」
J「ここで何をやってるんだ?」
W「あれをどうしたんだ。」
J「何の話だ?」
W「計画書をどうしたんだ。」

「それで何があったんだ?」とジョン。

もみ合いの末、ウェスティは階段から落ちてしまいました。

J「救急車を呼ぼうとしたが手遅れだった。」
どうすればいいのかわからなくて、彼を部屋まで引きずった。そして暗闇の中、座りながら考えた。」
SH「そしてちょっとしたアイデアが浮かんだんだ。」

ジョーは窓からウェスティを電車の屋根まで引きずります。
※窓から電車の屋根に出れるなんて凄いですよね。

SH「ここからアンドリュー・ウェストは遠くへ運ばれた。
もし電車がカーブを通らなかったら死体はしばらく落ちなかっただろう。」
JW「ポイントだ。」
SH「その通り。」

「メモリースティックはまだ持ってるのか?」
ジョンの問いに無言で頷くジョー。

SH「もしよかったら、取ってきてくれないか。」
ジョーはトボトボとメモリーを取りに部屋を出ます。


「気晴らしは終わったがゲームはまだ終わっていない。」とシャーロックは小声でジョンに言います。
JW「それも終わったんじゃないか。爆弾魔から何の音沙汰もないし。」
SH「5ピップだよ、忘れたのか?ジョン。カウントダウンなんだ。まだ4つしか終わってない。」


221B。
ここ、爆発で割れちゃった窓の修理がまだ終わっていなくて、
寒いからふたりしてコートを着こんでいるのがすごくかわいい場面でした。
シャーロックの座り方は、もう反則の域だし。
そして、大好きな場面なので画像もコマ割りで。


SH「No, no, no! 彼が少年の父親なわけはないだろう!ジーンズの折り返しを見てみろ!」

JW「危険を伴うのはわかってたよ。」
SH「ん?」
JW「君にくだらない番組を見せる事だよ。」
SH「コニー・プリンスの番組とは比べ物にならないな。」
JW「もうマイクロフトにメモリースティックは渡したのか?」
SH「ああ。大喜びしてたよ。また僕にナイトの爵位を授けると脅してきた。」

JW「僕はずっと待ってるんだけど。」
SH「うん?」
JW「太陽系の知識がもう少しあればもっと早く贋作の件は片付いたって君が認めるのを。」
SH「君は少しも役に立たなかったじゃないか。」
JW「そうだけど、僕は世界にただひとりの諮問探偵じゃないし。」
SH「確かに。」

JW「夕飯は要らないよ。サラの家に行く。冷蔵庫にリゾットが残ってるからな。」
SH「うん。」
JW「あ、ミルクもなかった。」
SH「買っておくよ。」
JW「本当?」
SH「本当。」
JW「あと、豆の缶詰も。」
SH「うん。」


ジョンが部屋を出ていくのを見届けて、シャーロックはラップトップを取り出し、
モリアーティにメッセージを送ります。


Found. The Bruce-Partington plans. Please collect.
見つけた。ブルースパティントン計画書だ。受け取ってくれ。


そして、いったん手をとめ、小さく笑うと再び打ち始めます。

The Pool. Midnight.
プールで。午前0時に。


Enter keyを押したあとのこのシャーロックのポーズも何なんでしょう、可愛すぎ。


余談ですがこのメッセージのところにサラがリプライしてるんですよね。

「プールって?あなた、どこにいるの?ジョンは?」

このメッセージに気づいていたら危険は回避できたのかもしれませんが、
そうなるとプールの出来事も無かったので、どっちが良かったのかしら・・・

続きます。
次で最後です。

Setlock in Ogmore Castle & Southerndown

2016-07-06 08:13:24 | Sherlock SETLOCK S4
今朝、何気にツイッターをチェックしたらすごい事になっていてビックリでした。
みんなの叫びが聞こえるようでしたが、喜んでいる人が多かったですね。
夕方、再度ツイッターをチェックしたところ、出てくる画像は朝と変わっていませんでしたが
どれだけ興奮しているかを伝えるツイートがほぼ大喜利状態になっていて笑いました。
しかもかなり英語圏外のツイートが多くてさっぱり読めませんでした。

今回はSoutherndownとOgmoreだそうです。サウザーダウンとオグモアって読むの?

OgmoreはOgmore Castleでの撮影もあってここではホームズ兄弟とブロンドの少女がも目撃されていました。

そして、問題の画像。これはSoutherndown。Google Mapを見たらOgmoreの近くでした。



(via Leanne Roberts)

モリアーティは生きていた?うーん。
上の画像とともにこの画像もたくさんツイートされていましたが、
これはS3の撮影時に出たもので当時は目くらましのフェイク画像とされていました。




その頃に書いた記事です。
Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その4
Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その5

シャーロックの制作側もストーリーが漏えいしないようにいろいろと工夫してるんですよね。
なので今回もフェイクの可能性はじゅうぶんありそうな気もします。

もしフェイクではないとしたら、やっぱりモリアーティの兄弟というのが有力そうですね。
さすがにこれ本人だとしたら、ヴィクトリア版は一体何だったのかと。
海外ファンのみなさんはMGとSMのウソつき!って言ってましたけど、
本当にいろいろな意味でウソつきですからね(笑)

もうひとつの可能性としては誰かのフラッシュバック、
もしくはシャーロックかマイクロフトのマインドパレスとか。

動画貼るの忘れてました。
Sherlock Filming 5/7/2016

最初に見たときは前回のヘリの続きだと思ったので、
やっぱりあのお城の旗はモリアーティの旗だったんだとばかり思っていましたけど、
監督がインスタにUPしていた画像に別のヘリだと書いてありました。
別のヘリと言っても撮影上の話かもしれませんが。
ステキな画像です。

(via benjamincaron)

Southerndownのビーチでライフガードの方たちとベネディクト。
何かベネディクトが暑そうでかわいそう・・・
S3も真夏の撮影の時はコートを燃やしたくなったとか言ってましたよね、確か。


こちらはマーティン。

このマーティンの靴がデート仕様の靴だと気づいた方がいらっしゃました、
よく見てるなあ。




そして御大。
オグモアではマイクロフトだったらしいですけど今回はマイクロフトではないんですね。


オグモアってすごくきれいなところなんですね。




マイクロフトと言えば、マイクロソフトがWin10の自動更新の問題で今頃になって謝罪してました。
今頃謝罪しても遅いんじゃないの?
うちのPCは自動更新の前にWin10にアップデートしてたから弊害はなかったけど、
OSが勝手に更新されるって普通に考えても大問題になるって事をなぜMSは予想してなかったのか
そっちのほうが不思議だわ。
いつものように「よろしいですか?」ってメッセージ出せばよかったのに・・・・
常に最新のIT環境にいるから麻痺しちゃってるのかしら。

すみません、まったく関係ない話になってしまいました。
ひとまずこの辺で。