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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 2-1 A Scandal in Belgravia その8

2017-10-11 21:38:16 | Sherlock S2E1
「ベルグレービアの醜聞」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

Previous→The Great Game
Next→The Hounds of Baskerville

前回、ふと思ったんですけど、
アイリーンにシャーロックの画像を送ってるのってモリアーティじゃないですか。
て、事はモリアーティはストーカーしてるの?(部下が撮ってます)


帰りのタクシーで。

JW:たばこ吸ってるってなんでわかったんだよ。
SH:証拠は君の目と鼻の先にあったよ、ジョン。
相変わらず君は見てはいるが観察していない。
JW:観察って何を?
SH:灰皿だ。
シャーロックはコートの中から灰皿を出します。
笑いあうふたり。

を、誰かが撮影しアイリーンに画像が送られます。
それを楽しそうに見るアイリーン。

IA:ケイト!
お客様がみえるから準備に時間が要るわ。
Kate:長くかかります?
IA:かなりね。
アイリーンはウォークインクローゼットのドアを開き衣装を選びます。


221B。
シャーロックの部屋から服が次々と投げ出されています。

JW:何してるんだよ。
SH:戦いに行くんだ、ジョン。武装しないと。
消防士の衣装のシャーロック。

SH:違う。
IA:違うわ。

Kate:私には効果ありますよ。
IA:あなたには何でも効果あるのよね。


JW:で、どんな計画?
SH:僕たちは彼女の住所を知っている。
JW:え、ドアベルを鳴らすだけかよ。
SH:その通り。
タクシーを止めるシャーロック。

JW:君は結局、着替えもしなかったな。
SH:これから彩りを加えるんだ。

颯爽とスカーフを外すシャーロック。

JW:ここだっけ?
SH:通り2本を隔てたところだけど、いいんだ。
JW:何で?
SH:顔を殴れ。

Kate:色は?
IA:ブラッドを。

JW:殴れ?
SH:そうだ、僕の顔を殴れ?聞こえたか?
JW:: I always hear ‘punch me in the face’ when you’re speaking,
but it’s usually sub-text.
(いつも君が話し出すと「僕の顔を殴れ」って聞こえてくるけどそれは独白なんだよ。)
※ sub-textがわからなくてですね。字幕を見ましたが訳してなかったし。
心の中のセリフ、という意味もあるようなので「独白」にしてみました。

SH:Oh, for God’s sakes.
と、言ってジョンを殴ります。

殴られればすぐに殴り返すのがジョン。
シャーロックもちゃんとわかっています。

SH:Thank you. That was – that was ...
でもジョンはやめません。100倍返しです。

SH:OK!これで大丈夫だと思うぞ、ジョン。
JW:忘れたのか、シャーロック。僕は元軍人だ。人を殺したこともあるんだ。
SH:君は医者だ!
JW:ツイてない日だってあるんだ!

Kate:衣装は何を?
IA:戦闘服よ。
Kate:まあ!幸運な人たちね。

ドアベルが鳴り、ケイトが応じます。

Kate:Hello?

SH:あー、お邪魔してすみません。
えー、実は襲われてしまいまして、えっと、それで、あー・・・
多分、彼らにサイフを持っていかれてしまって、それと、電話も。
すみませんが助けてもらえませんか?

Kate:警察に電話しましょうか。
SH:ありがとう!お願いできますか?


中に入れてもらえたシャーロック。
後ろからジョンも入ってきます。
SH:あ、あの、警察が来るまでこちらで待っても構いませんか?
ありがとう。本当に助かります。
JW:僕が目撃したんです。大丈夫、僕は医者です。
救急箱はありますか?
Kate:キッチンに。どうぞ入って。

シャーロックとジョンはお礼を言って部屋に入ります。

続きます。

パンチの場面も名場面ですよね。大好きです。
シャーロックがスカーフを外すところは「SEXY」と絶賛され、
GIFも大量に作られていたのを思い出します。

Sherlock 2-1 A Scandal in Belgravia その7

2017-10-09 13:26:19 | Sherlock S2E1
「ベルグレービアの醜聞」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

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今回も画像がしつこいです。


マイクロフトがティーポットを持っています。

MH:I’ll be mother.(私がお茶を淹れよう。)
※be motherで「お茶を淹れる」という意味になるんですね。

SH:簡単に言うと、子ども時代からずっとこうだ。


Harry:私の雇い主は問題を抱えている。
MH:事は極めてデリケートな問題で犯罪の可能性も秘めている。
この困難な状況に、わが弟よ、お前の名前が浮上したのだ。


SH:なぜだ?お粗末な警察と多少役に立つシークレットサービスがいるじゃないか。
なぜ僕に?


Harry:人はみな君に助けを求めるのではないのかな?Mr.ホームズ。
SH:海軍を持つような人が来たことはない。


MH:これはハイセキュリティに関わる問題で、それ故に頼りにするのだ。
JW:シークレットサービスは信用できないのか?
MH:当然だ。彼らはみな金のためなら誰でもスパイするのだよ。


Harry:我々には予定があると思うのだが。
MH:ああ、そうだったな。

マイクロフトが写真をシャーロックに渡します。


MH:この女性について何か知っているか?
SH:何も。
MH:お前はもっと多くの事に関心を持つべきだな。
彼女は昨年、2つの政治スキャンダルの中心にいた。
最近は夫婦それぞれと関係を持つことにより著名な小説家を離婚させた。


SH:僕がトリビアに関心がないことは知っているだろう。彼女は何者なんだ。


MH:アイリーン・アドラー。業界では「The Woman.」として知られている。
JW:業界?
MH:彼女には多くの名前があるが「女王様」の呼び名を好んでいる。


SH:女王様
MH:Don’t be alarmed. It’s to do with sex.
(怖がるな。セックス上の話だよ。)
SH:Sex doesn’t alarm me.
(セックスなんて怖くないぞ。)


MH:How would you know?
(知らないくせに。)


MH:彼女の仕事は、言ってみれば、
そういった類のことを楽しめる人を叱ることで快楽を与え金を得るのだ。
これはすべて彼女のウェブサイトに掲載されているものだ。

マイクロフトは数枚の写真をシャーロックに渡します。

アイリーンとリンクしているところが良いんですよね。

SH:このアドラーという女性が人に見られては困る写真を持っているのか。
Harry:さすが早いな、Mr.ホームズ。


SH:簡単な推理だ。誰の写真?
Harry:雇い主の大切な人だ。それ以上は聞かないでほしい。


JW:何も教えられないと?
MH:若い方。若い女性だ。


SH:どのくらい写真があるんだ。
MH:かなりの枚数だ。


SH:ミス・アドラーと若い女性はその写真に一緒に写っている?
MH:そうだ。
SH:人に見られては困るような状況の写真がいくつかあるんだな。
MH:想像の範囲では、そうだ。

ジョンがずっと固まっています。

SH:ジョン、カップをソーサーに戻したほうがいいと思うぞ。

シャーロックの言葉にあわててカップを置くジョン。この場面も大好きです。

Harry:助けてくれるか、Mr.ホームズ。
SH:どう助けるんだ。
Harry:依頼を受けてくれないか。
SH:依頼?いますぐ彼女に全額支払えばいい。
ミス・アドラーのウェブサイトのタイトルにもある。「打ち負かされたと認める」だよ。


MH:彼女からの要求は何もないのだ。


MH:彼女から連絡があったのだ。
彼女は写真の存在を明らかにしたが金や待遇が目的ではないと言ってきた。
SH:パワープレイか。英国で最強の家族とパワープレイをするのか。
本当に女王様だな。面白くなってきたと思わないか?
JW:シャーロック・・・・


SH:彼女はどこに?
MH:今はロンドンだ。彼女の住所は・・・
SH:詳細はテキストを送ってくれ。今日中に連絡する。
Harry:それまでに何か情報が手に入ると?
SH:いや、写真が手に入ると思っている。
Harry:君が自称するその優秀さに望みを託すしかない。


Dog Lover 愛犬家
Public School パスリックスクール
Horse Rider 乗馬
Early Riser 早起き
Left Side Of Bed ベッドは左側

Non-Smoker 非喫煙者
Father Half Welsh 父親はウェールズのハーフ
Keen Reader 読書家
Tea Drinker 紅茶派


SH:必要なものがある。
MH:何でも言いなさい。送り届けよう・・・・
SH:マッチが欲しい。
Harry:何だって?
SH:もしくはライターでも、どちらでも構わない。


Harry:私はたばこは吸わないんだ。
SH:あなたが吸わないのはわかってる。でもあなたの雇い主は違う。
Harry:この事実を民衆にはうまく隠し通してきたのだがね、Mr.ホームズ。
SH:I’m not the Commonwealth.(僕はコモンウェルスではない。)
※コモンウェルスって??調べてみたけど連邦とか、特定の意味での国民とか。
字幕は「一般人じゃない」になってましたね。
うーん、女王陛下に忠誠を誓っていない、という意味とか?


JW:彼にしてみればかなり控えめな表現です。お会いできて良かったです。
SH:Laters!


続きます。

「SEXなんて怖くない」あたりのホームズ兄弟の会話は名訳だなあ、とあらためて思いました。
ジョンもジョンらしくシャーロックのフォローをしたりお笑い要素を入れたり活躍しています。

シャーロックのこのスーツの取り合わせも似合っていて良いです。
パープルとか、濃い色のシャツが似合うのかしら。

うーん、やっぱり良いですね。ベルグレービア。

Sherlock 2-1 A Scandal in Belgravia その6

2017-10-07 23:39:06 | Sherlock S2E1
「ベルグレービアの醜聞」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

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Next→The Hounds of Baskerville

ドラマ「SHERLOCK」名場面に入るバッキンガムの場面です。
なので今回も気持ち悪いほどコマ送りで。しつこくてすみません。

スクショは楽しいですが会話は非常に難しいです。
字幕は意訳されていてそれはそれですごく上手いのですが、
今回は原文からセリフを読みたかったのでほぼ直訳ですが読んでみると、
遠まわしな会話が多いのでとってもとっても難解でした。

私の知識と語彙の少なさでは日本語にならない部分もあり悩んだ文は原文を載せています。
ホームズツンデレ兄弟の会話は本当に難しいです。
でもS2は字幕で何度も観ているしどんな内容なのかはわかっているので
間違った方向にはいかない安心感があります。

最初の画像はUNLOCKINGで公開されたベルグレービアのビハインドですが、
いやもう、このビハインドの美しさといったら、思わず正座しそうになります。


ヘリに乗せられているジョン。
やがて、バッキンガムの敷地が見えてきます。


宮殿のホールの通されるジョン。


部屋にはきちんとたたんであるスーツ一式とシーツにくるまった探偵。


「何これ?」「さあ」と身振りだけで会話するふたり。


シャーロックのとなりに座ります。


あたりを見回しながらシャーロックのシーツの下の方にも目がいきます。

JW:君、パンツはいている?
SH:No.
JW:Okay.



爆笑するふたり。こんなに無邪気に笑いあっているふたりの姿はこれが最初で最後なのでは・・・


JW:バッキンガム宮殿だよ、最高だな。
僕はマジで灰皿を盗みたい衝動と戦ってるよ。


JW:ここで僕たち何をするわけ?
SH:さあ。
JW:女王と謁見?
SH:Oh, apparently yes.(ああ、そうみたいだぞ。)



MH:君たち、一度でいいから大人の振る舞いができないかね?
JW:We solve crimes, I blog about it and he forgets his pants,
so I wouldn’t hold out too much hope.
(僕たちは事件を解決したり、ブログを書いたり、彼がパンツを忘れたりする。
だから高望みはしないでおくよ。)
※うーん、イマイチ意味がよくわからなかったのですけど、
現実に生きるのに忙しいからそんな事に構ってられない、という事なのかな。
ここ字幕はなんだっけ、と見てみたらかなり意訳していました。


SH:僕は事件の捜査中だったんだ、マイクロフト。


MH:What, the hiker and the backfire? I glanced at the police report. Bit obvious, surely?
ハイカーとバックファイアーか。警察の報告書に目を通した。
いささか露骨だと思わないかね?


SH:Transparent.
あからさまだよ。
※シャーロックの「Transparent」非常に悩みました。この単語は初めて見ました。
obviousもTransparentも透けてみえる、という言い方もあるみたいなので
兄「透けて見えるようだ」に弟「見え透いている。」な会話も面白いかな、と。

↑え?もうわかったのか?聞いてないぞ、というような顔のジョン。

MH:では次の事件に進むべきだな。
私たちはバッキンガム宮殿、英国民のまさに核となる場所にいる。
シャーロック・ホームズ、パンツをはきたまえ。


SH:何のために?
MH:お前の依頼人だ。
SH:依頼人とは?
Harry:大変高名な方だ。なので匿名の依頼になる。


Harry:マイクロフト!
MH:ハリー。
弟がこのような状態ですまない。
Harry:きっと仕事が忙しすぎるのだろう。
こちらはDr.ワトソンだね。第5ノーザンバランド・フュージリアーズ連隊の。
JW:Hello, yes.
Harry:私の雇い主は君のブログの相当なファンなんだ。

と、ハリーが言ったときのシャーロックの顔が(笑)

JW:雇い主?
Harry:アルミの松葉杖は特に面白かったよ。
JW:Thank you!

↑そしてドヤ顔のジョン。

Harry:若い方のMr.ホームズ。写真のほうが背が高く見えるね。
SH:そのためにそれなりのコートと小さい友人がいる。


SH:マイクロフト、僕は匿名の依頼は受けない。
僕は事件の謎は解くけど依頼人の謎まで解くのは面倒だ。

SH:Good morning.

MH:国家の一大事なのだ。大人になりなさい。
と、シーツを踏むマイクロフト。


SH:シーツから足を離せ!
MH:離さなければどうする?


SH:このまま歩いて帰るだけだ。
MH:どうぞ。
JW:Boys, please. Not here.(よそでやってくれ。)

ジョンが仲裁に入ります。

SH:僕の!依頼人は!誰なんだ!


MH:お前がどこにいるのかをよく見て推理しなさい。
我が国で最高の位に位置する方からの依頼だぞ。
だから服を着るんだ!


深呼吸~。

この場面で思い出すのはOuttakeですよね。
最高にかわいかったです。
Sherlock Bloopers



続きます。

ワンダーウーマンちょっとだけ感想

2017-10-05 07:55:43 | 映画+SFファンタジー
「ワンダーウーマン」

Directed by Patty Jenkins
Produced by Charles Roven Deborah Snyder Zack Snyder Richard Suckle
Screenplay by Allan Heinberg
Story by Zack Snyder Allan Heinberg Jason Fuchs
Based on Wonder Woman by William Moulton Marston



ダイアナ / ワンダーウーマン:ガル・ガドット
スティーブ・トレバー:クリス・パイン
エーリヒ・ルーデンドルフ総監:ダニー・ヒューストン
パトリック・モーガン卿:デヴィッド・シューリス

「ワンダーウーマン」ちょっとだけ感想です。ネタバレしています。



なぜかワンダーウーマンはとっくに公開済みで、見逃してしまったとずっと思い込んでいた私。
そんな事をブログに書いたらMistyさんが、これからですよ、って教えてくれました。
ツイッターはかなり前から情報がたくさん流れているからそう思ってしまったのかもしれません。


そんなわけで気を取り直して9月の連休に観てきました。
今回はごるちゃんと久しぶりにRちゃんも参戦。
Rちゃんは一般人(?)ですがSTIDも一緒に観に行ってくれた人なので、
クリスパインが出るよって言おうかと思いましたが、やめました。(←意地悪)

いつ気がつくかなと思ったら意外とすぐに気がついたみたいで、
映画終わってすぐに「私、この人とどこかでお会いしてるわよね。」と言っていました。
え?と思うかもしれませんがRちゃんにしてみればこれは快挙です。

そして珍しく今回のクリス・パインは気に入ったようです。
露出度高いファンサービスな場面があったのでどちらかといえば筋肉に惚れたっぽいですけど(笑)
でも大人な雰囲気のクリパさんが気に入ったようです。


実は私も今回でクリス・パインに対する見識が変わりました。
ファンのみなさま、暴言をお許しください。
でも、STIDの頃はハリウッドのグッドルッキングガイな俳優という印象しか持っていなかったんです。
しかし、このワンダーウーマンのクリパさんの演技は地味なのに光っていて、とても惹きつけられました。

良かった、やっと話をワンダーウーマンに戻せました(笑)

この映画を観る前に一応バットマンvsスーパーマンのアルティメット・エディションを観ました。
観なくても全然大丈夫ですが観ておくともっと楽しめますね。
バットマンvsスーパーマンは画面が暗いからか、全体的に暗い印象でした。
映画自体も3時間と長いのもあり、途中くじけそうになりましたよ。
私が前作を観ていないしDCコミックスもよく知らないせいもありますが。

しかしベン・アフレックはやっぱりステキだしガル・ガドットもカッコよかったので何とか見終わりました。
もちろんヘンリー・カヴィルも最高でしたよ。


さて、
ワンダーウーマンの感想ですが、
とにかく始まりから終わりまでずーーっとガル・ガドットに見とれていました。
もう本当にかっこいいしキュートだし男前です。
アクション映画お約束のお膝でザーッも絵になっていました。
ストーリーもテンポが良いし、お笑い要素も散りばめられているので最後まで飽きません。


ガル・ガドット、すごく背が高いのですが177cmあるんですね。
そしてウィキを見るとミス・イスラエルとありました。
テレビ版ワンダーウーマンはミス・アメリカでしたね。


ダイアナはアマゾン族の女王、ヒッポリタの娘として生まれます。


原作だとスティーブの母、ダイアナ・トレバーがセミッシラに不時着し
アマゾン族を守るために死んだ彼女に敬意を表し、娘にダイアナと名付けたとウィキに書いてありました。
で、その息子スティーブも不時着し、ワンダーウーマンがアメリカに向かうきっかけになっています。



映画版のワンダーウーマンが向かったのはロンドンでした。
第一次世界大戦という設定です。


ロンドンに上陸し、初めて文明の発達した世界を見たダイアナは
もちろんお約束の天然ボケをやらかしてくれます。

ストーリー自体はとてもシンプルなので余計な事を考えずに楽しめました。
一言で言えばダイアナの成長物語です。
アマゾン族の閉ざされた島で育てられ、自分の考えこが正しいと思い込んでいたダイアナが
スティーブと出会い広い世界に触れ学んでいき、愛することを知ります。


そしてスティーブの死と引き換えに真の力に目覚めていく、という感じです。
最後にスティーブが自ら犠牲にして破壊兵器を葬り去った瞬間のダイアナに私ももらい泣きでした。

真の力とは神の力なのかな?
ダイアナはヒッポリタが神々の啓示を受けて粘土で赤ちゃんの人形を作ったところ
神々が命を吹き込んだという、つまり神の子どもって事ですね。

ストーリーは神話の要素もあり、ワンダーウーマンが戦うのは、
ゼウスとヘラの息子、軍神アレス。
神を倒せる唯一の武器と言われる剣を携え戦うダイアナですが剣は役に立ちませんでした。
実は唯一の武器は剣ではなくダイアナ自身だったんです。

[user_image 5d/f9/52d9c16208635b1cd72b33b2a75b3bc5.jpg]

スティーブや仲間たちと一緒に戦い村を救ったときに撮った写真。

この時の気温がすごく低く

これがバットマンvsスーパーマンに出てきていました。
ワンダーウーマンのラストがバットマンvsスーパーマンに繋がっているんだと思います。


そして次は「ジャスティスリーグ」です。

11月に公開の「ジャスティスリーグ」で参加したコミコンでのガル・ガドットのエピソードが良かったですね。
ワンダーウーマンのコスプレをした少女が泣き出してしまった時に彼女の手を握って
ずっと話し込んでいる姿がありました。実生活でも女の子のママだしね。


スティーブとの儚い恋も切なかったです。
上で書いた通り、彼を乗せた飛行機がダイアナの目の前で爆発するんです。
でもダイアナの寿命は人間の寿命とは全然違うので(てか、寿命あるの?)
あそこでスティーブが命を落とさなかったとしても悲しい結末には違いないですよね。


ワンダーウーマンはスパイダーマンに共通した面白さがありました。
トム・ホランドも可愛くて倒れそうでしたがガル・ガドットはカッコよくて倒れそうです。(しつこい?)
でも笑顔がすごくかわいいんですよね。

ワンダーウーマン2の制作も決まったようですがその前に、
やっぱりジャスティスリーグも観に行かないとです。


相変わらず画像貼るだけの感想でした。
一行でまとめると
ガル・ガドットはカッコいい
でした。
それではこの辺で。

Sherlock 2-1 A Scandal in Belgravia その5

2017-10-03 07:33:28 | Sherlock S2E1
「ベルグレービアの醜聞」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

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このあたりは大好きな場面ばかりなのですごい量の画像になってしまいました。
ほぼコマ送りです。



221B
ハドソンさんがお部屋の片づけをしています。
冷蔵庫も開けて要らないものを捨てていくハドソンさんが手にした袋の中身にきがつきます。


Mrs.H:いやだ、親指じゃない。

ゴミ箱に投げ入れてると男が入ってきます。

男:ドアが・・・ドアが・・・

男が突然倒れ、ハドソンさんが叫びます。


Mrs.H:ボーイズ!依頼人よ!

(てか、ボーイズは一体どこにいたの?)


男が座っています。
シャーロックの声がします。

SH:最初から話してくれ。退屈させるなよ。


この場面がアレですね。ジョンのカーディガンの考察がありました。
マインドパレスのジョン

回想です。
14時間前。


車のエンジンがかからず立ち往生している依頼人。
人を呼ぼうと小川の近くにいる男をみますか、
かなり離れているのでもう一度自力でエンジンをかけようとします。
その時、大きなバックファイヤーの音が鳴り響きます。

依頼人が小川の方を見ると男が倒れています。

依頼人:おい、大丈夫か?

依頼人が叫びますが男は頭から血を流して死んでいました。


警察が調査をしています。
カーター警部にレストレードから電話が入ります。

IC:カーターだ。
GL:シャーロック・ホームズを知ってるか?
IC:誰だ?
GL:君はすぐに彼と会うことになる。これは君の事件だ。君に一任されている。
これは友人としてアドバイスするが、シャーロック・ホームズに5分間現場を見せ、
彼の話はすべて聞くんだ。それから、できるだけ彼を殴らないようにしろ。


電話が切れると同時に1台の車が止まり、警察官が話を聞いています。

警察官:サー、この男性があなたと話したいと言っています。
IC:わかってる。シャーロック・ホームズだね。
JW:ジョン・ワトソンです。Wi-Fiは使えますか?

221Bではシーツを巻き付けたシャーロックがあくびをしながら出てきます。

JW:ちょっと恥ずかしいってわかってるか?
SH:僕は平気だ。

シャーロックはノートPCを手にします。
シャーロックと現場のジョンはスカイプ?で通信しています。

SH:小川を見せてくれ。
JW:僕が恥ずかしいんだ。
SH:いいか、これはレベル6の事件なんだ。


現場の様子をウェブカメラで写していくジョン。

SH:レベル7に満たない事件は何であれ僕がフラットから出て行く意味がない。
そう合意したじゃないか。ちょっと戻ってくれ。草が見たい。


JW:いつ合意なんてしたよ。
SH:昨日だ。ストップ!近づいて。
JW:僕は昨日家にはいない。ダブリンにいたんだ。
SH:君が聞いてなかったのは僕のせいじゃない。


221Bのドアベルが鳴ります。
シャーロックはドアに向かって叫びます。

↑作ってしまった。

JW:僕がいないのに君は話しかけてたのか?
SH:どうかな。君はそんなにいつも留守にしてるのか?
バックファイアを起こした車を見せてくれ。


JW:あれだ。

ジョンとカーターは小川のところから車まで戻ります。

SH:その車から音がしたのか?
JW:そうだよ。銃声だと思っているなら違うよ。被害者に銃創はなかった。


JW:殺人者と共に魔法のように消えてしまった鈍器による後頭部への一撃で死んだんだ。
少なくともレベル8の事件だよ。


IC:あと2分やるから運転手をもっと調べてくれ。
SH:ああ、忘れてた。彼はまぬけだな。なぜ自分が容疑者だと思っているんだ。
IC:彼は容疑者だと思ってるが。


ちょっと怒ってるシャーロック。

SH:僕に構うな。
JW:ミュートボタンを使うからな。
SH:カメラの位置を上げてくれ!僕はそんな低いところからは話さないぞ。
JW:わかったよ。
ジョンはカーターにPCを渡します。



SH:僻地までドライブし目撃者もいない場所でうまく犯罪を成功させたとして、
なぜ彼は警察と諮問探偵に連絡した?
IC:うまく立ち回ろうとしてるんだ。自信過剰なんだよ。
SH:君は彼に会ったか?病的なほどの肥満、独り暮らしの独身男性の隠しきれない口臭、
ネットポルノ依存症の右袖、未治療の心臓疾患がある呼吸パターン。
自己評価が低く、IQは低いし寿命も長くない。君はそんな彼が大胆な犯罪の首謀者だと言うのか?


そして後ろにいる依頼人に向かって言います。

SH:心配するな、こいつちょっと鈍いんだ。
依頼人:何て言ってたんだ?心臓がどうしたんだ。


SH:小川に行ってくれ。
IC:小川に何かあるのか?
SH:行けばわかる。

ハドソンさんが男2人と部屋に入ってきます。

Mrs.H:シャーロック!ドアベルが鳴ってたわよ。
男:彼の部屋はドアの向こうだ。服をとってこい。
SH:君たちは誰だ?


JW:シャーロック、どうなってる?何があった?

男:すみません、Mr.ホームズ。我々と一緒に来てください。

男はそう言うとシャーロックのノートPCを閉じます。


JW:繋がらなくなった。どうなってるんだ・・・

ジョンのところに警察官がきます。

警察官:Dr.ワトソンですか?あなたにです。
JW:ありがとう。
警察官:違います、電話ではなくてヘリコプターです。

後方にヘリコプターが待機していました。


221B。
もう一人の男がシャーロックの前に服を置きます。


男:これから行く場所では服を着るべきですので。

シャーロックは男を観察します。

スーツ700ポンド
非武装
爪は手入れされている
内勤者
右利き
室内の勤務
小さい犬
2匹の小さい犬
3匹の小さい犬


SH:どこに行くのかわかったぞ。



続きます。

シーツも「高名な依頼人」から引用なのでしょうか。
ここから宮殿のシーンも歴史に残る名場面ですね。
この頃はモファティスも楽しみながら正典をアレンジしているような、
そんな空気が伝わってきてたから視聴者も楽しめたのかと今更ながら思います。