庭の5月の花木から集めてみました。
花を何時でも写せると思っていると後で見て遅すぎてしまったものもあります。
▼カルミア 別名:アメリカシャクナゲ
ツツジ科カルミア属、常緑広葉低木、北米原産、花期:5月、
径2cmほどの盃状の小花が枝先に散房花序をなして咲く、蕾の姿は金平糖にそっくりで、
花より濃色で、長く鑑賞できるので私は蕾の方が好きです。
開いた花をよく見てみると、雄しべの先は花弁のくぼみの中に収まっています。
▼ヒペリカム・アンドロサエマム
オトギリソウ科 常緑~半落葉低木、中央アジア~地中海沿岸原産、花期:5月~7月、実:10月~11月、
ヒペリカムの仲間にキンシバイやビョウヤナギなどありますが、園芸店で販売されるヒペリカムには、
常緑で花や斑入り葉を楽しむヒペリカム・カリシヌムとその交雑種のヒペリカム・モゼリアヌム、
落葉~半落葉樹で主に実を楽しむヒペリカム・アンドロサエマムです。
アンドロサエマムは、最近実つきがよく実の色の鮮やかな改良品種が出回るようになって注目されています。
▲これから実はどんどん赤くなっていきます。
▼ハクチョウゲ(白丁花)
アカネ科ハクチョウゲ属、常緑低木、東アジア原産、花期:5月~7月、
花は小さい白い花で少し薄紫色が混じる。
▼バラの仲間
バラ(薔薇)はバラ科バラ属の総称を言う。或いはそのうちの園芸品種を総称することもある。ここでは後者です。
普通はバラは棘があり余り好きではないですが、こうしてみると結構あります。
モッコウバラなど棘がなくて隣との境にありましたが、撮らないうちに花はもう枯れていました。
▼ハナユズ(ハナユ)
ミカン科ミカン属、常緑小高木、花期:5月~6月、
ユズ(柚子)とは別種で、ユズより低木で実が付く迄の年数が短く、実も小ぶりで香りも弱い。
ユズの花の雄しべがチョット変わっていて、白い5弁と雄しべが多数あるが白い花糸が平たく長くなり、
雌しべの筒状を取り囲んでいる。
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