花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花(5月ー4)野草花、フタリシズカ,タツナミソウ、トキワツユクサ、サクラソウ、他

2019-05-17 | 自宅の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  庭の野草花の5月の4弾です。

  今は庭も草が伸びて土が見えなくなり草藪の庭に小さな花は紛れています。

 

  ▼フタリシズカ(二人静)

 センリョウ科チャラン(センリョウ)属、多年草、花期:4月~6月、山野の林下に生える。

 小さな白い花を付けるが、花弁も萼もなく3個雄しべが丸く子房を抱いている。

 和名は、2本の花序を能楽「二人静」の静御前とその亡霊の舞姿にたとえたというものです。

 但し花序は2つとは限らず写真のように5本のものもある。

 又、ヒトリシズカも、吉野山に舞う静御前の姿を見立てたとあります。

 静御前の舞姿とはどんなものだったでしょうか? 淡路島に舞姿の像があるようです。

 静御前は、白拍子(男装の格好で歌いながら舞う女性)で源義経の側女(2番目の妻)でした。

   

      

 

  ▼タツナミソウ  (立浪草)

 シソ科タツナミソウ属、多年草、花期:4月~6月、

   いろいろな種類があるようですが、庭のあちこちの草に紛れて咲いているので普通に見られる種と思う。

     
         

 

  ▼ユキノシタ

  ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:5月~6月、薬草にもなり食用にもなるらしい。

 多数の花をまばらに付ける、花弁は5個、上の3個は小さく卵形、淡紅色で濃い斑点があるとなっていますが、 

 写真では2つにしか見えない、1弁で寂しいということは、まだ早く撮り過ぎて不完全な状態なのでしょう。

       

  *こちらが正しい花の形

 

  ▼トキワツユクサ(常盤露草)  ムラサキツユクサ(白花種) (6/7訂正)

 ツユクサ科ムラサキツユクサ属、多年草、南米原産、帰化植物、花期:5月~8月、別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草)

 花弁3角形で白色で径約2~3cm、雄しべ6本、毛が生えてる。葉腋から1~3個の花を付ける。

   

 

 ▼ムラサキツユクサ(紫露草)

 ツユクサ科ムラサキツユクサ属、多年草、北米原産、花期:5月~7月

 

 

   ▼サクラソウ(ニホンサクラソウ 日本桜草)

 サクラソウ科サクラソウ属、多年草、花期:4月~5月、サクラソウは既に19/4/19投稿済

 桜の花に似た日本人好みの上品な花です。

 基本種のサクラソウとその園芸品種を一般にニホンサクラソウと呼んでいる。

 基本種の花色は紅紫色ですが、園芸品種は花色、花形共にバラエティー豊かです。

  

               

 

   ▼ウシハコベ(牛繁縷)

  ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:4月~10月、

  ハコベに似ているが全体が大型で草丈は20~60cm、花は4月から6月が多いが年中見られる。

  花弁は5個基部まで2深裂、萼片と同じ長さ、雄しべ10個、花柱は5本ある。

  よく似たコハコベ、ミドリハコベは花柱が3個で区別しやすい。

    
        

 

   ▼ラウミウム

  シソ科オドリコソウ(ラミウム)属、多年草、ヨーロッパ、アジア温帯地域原産、花期:5月~6月、

 日本に自生するホトケノザやオドリコソウの仲間です。花が紫色はラミウム・マクラツム種で、黄色い花を

 咲かせるのはラミウム・ガレオブドロン種です。

 野生種でなく園芸種ですが、我が家では野生種の如くあちこちに出ていて葉は周年鑑賞できるが、花の時期が最も美しい。 

  
   

*▲葉の模様が違う種類、   (*)追加分                      ▲参考までにラミウム・ガレオブドロン

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