私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

2016初春の赤穂大石神社骨董市の賑わい

2016年01月16日 | 時空を超えて来たものたち


~ 昨日は、赤穂市にある大石神社の骨董市に行って来ました ~

あまりに寒かったので 少しゆっくりと出て、到着が9時頃になると駐車場は満車状態、
でも心配はありません、大駐車場ですから一台くらいはたいてい停められますし、
もうそのくらいの時間になると、悠々と戦利品を抱えてご帰還の方も多いからです。

ざっとナンバープレートを見ると、東は滋賀から西は福岡までと
遠方からの車が既に駐車しており、骨董のためなら寒さも早起きも厭わず
骨董にかける意気込みが半端でないと感じられるようでした。




~ 磯貝十郎左衛門正久邸跡 ~

会場の大石神社は赤穂城の城跡に建られており、駐車場から神社までには、
赤穂義士たちの住居跡を示す看板が建てられています。

* * *

磯貝十郎左衛門正久は生れつきの美男で、幼い頃より能や琴などの遊芸に優れるなど
聡明でもあったため、浅野内匠頭長矩公の小姓として寵愛された。

また美男であったので、討ち入りの前には吉良邸の女中に近づき内情を探り、
討ち入り当日には、暗くて進退のままならない仲間のため、吉良家の台所頭を脅し
蝋燭を出させて邸内に明かりを灯すなど、討ち入り成功のために大きな役割を果たした。

そして、その後の取り調べにおいて、江戸幕府大目付.仙石久尚は
その機転を大いに褒めた、とのことである。

※ 以上、看板の赤穂義士会の説明書き、ウィキぺディア参考




~ 大石神社の参道 ~

両脇には四十七士の石像が並んでいます。
この突き当りが本殿、境内には大石内蔵助邸跡長屋門、
庭園があり見学することが出来ます。




~ この日は大石神社のとんど祭があり、その残り火で暖をとっています ~

とんど祭のために、骨董市のメイン会場であるこの駐車場の中央は使用出来ません。
普通ならこのエリアに出店する店は、今回はほどんどがお休みのようで、
その分、全体の店数は三割くらい少ないようでした。




そんな状況でしたが、私が会場に着いた頃にはもう沢山の人で賑わっていました。
今回のお目当ては「李朝」か「古伊万里」の花入れと季節の絵柄の短冊か色紙です。
その他に気に入ったものがあればその場で考えることにします。




お花屋さんは相変わらず女性に大人気です。
樹木や鉢物などがあり、カラフルな花が会場で人目を引いていました。




いろいろありますねえ♪
ふむふむ、、人が見ている物が気になります。




荷物を開けずに、こんな状態でも大丈夫!
ここから引っ張り出して来るのも楽しーいんですからね♪




骨董品と言ってもいろいろです。
昭和期の懐かしいおもちゃもあります。




何を一生懸命見ているのでしょうね。
こちらは駐車場の外側のブースです。




こちらは端切れや着物のお店です。
沢山の品数で、見ているだけでも楽しめます。




寒いのにもかかわらず、本当に沢山のお客さんです。
ツアー客もガイドさんに引率されて入って来ました。




道路を挟んで向い側にもお店が並んでいます。
こちらのブースでは「朝鮮唐津」の花入れと青磁の猫の置物が気になり、
しばらく動けませんでしたが、もう一つ「ビビッとくる」ものがなくて断念。

花入れの方は、あればあったで重宝に使えそうな花入れでしたから、
今でもちょっぴり残念な思いがしますが、あと一ひねりの不足が気になるところでした。

* * *

なかなか気に入る物とは出会いませんが、骨董市は見ているだけでも楽しく、
時を忘れて没頭できるところがたまりません。
それに、こんなに沢山の仲間がいるというのも嬉しいことです。

また皆さん!会場でお会いしましょう!


コメント (4)
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