私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

椿・岩根絞りが大輪のバラのように咲きました

2016年01月29日 | 花便り

~ 大輪のバラのごとく ~

本来ならば赤地に白斑の美しい椿ですが、ここ数年は白斑が入りません。

購入したのは平成16年3月、その時につけた写真入りのノートには
「環境や植栽、地域によって、大きさや性質が多少変化する」
「白斑の多すぎないものが良い」と走り書きがしてありました。




そのノートの一部がこれです。

初めはこのようにきれいに、程よく白斑が入っていたのですが、
いったい何が悪いのでしょうか、、?

この椿自体はとても気難しくて移植を嫌う、と言うことなのですが、
そんなことは知らずに、無造作に二回も植え替えをしましたが、
どうしたことでしょう、その植え替えにはびくともしないで、こんなに元気なんです。

持ち主に似ておおらかなのか、抜けているのかいい加減なのか
大飯食らいの暢気者みたいです。




花径が大きいだけあって蕾も丸々としてジャンボです。
栄養たっぷりの健康優良児なんです。





でも、あの美しい白斑はどこに行ってしまったのでしょう、、
環境、植栽、地域によって性質が多少変わる、とありましたが、
この白斑が無くなっては「岩根絞り」と言えません。

「おい!あのきれいな白斑はどうしたの!」

と言いたいところですが、
気難しいはずのこの椿が、枯れもせず、
こんなに機嫌よく、大輪のバラのように咲いているのですから、
仕方ないですね。

諦めましたよ!

こうなったら、毎年ジャンボに、大輪のバラのごとく咲いてくださいませ。

コメント (12)
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