英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ネーションズリーグ2024女子 日本vsカナダ 疑問の眞鍋采配(名前の漢字、間違えていました。申し訳ありませんでした)

2024-06-15 16:17:57 | スポーツ
ネーションズリーグ2024女子の予選ラウンドもいよいよ佳境。
……と言っても、大会…いやイベントの焦点は残りの五輪代表をどの国が勝ち取るか?……日本のバレーファン&TBSにとっては、《日本がパリ五輪に出られるか?》でしかない。
 とのかく、ネーションズリーグの予選ラウンドの成績についてはほとんど情報ゼロで、《世界ランキングが出場枠内にあるかどうか?》だけが何度も表示される。
 まあ、当事者(バレーボール協会、バレーボールファン、テレビ局)にとっては、それでいいし、世間の興味もそれしかないだろう。

 ただ、バレーボール大会中継としては、この大会に限らず、どの大会も“日本頑張れ大会”と化しているのは、いかがなものだろうか?

 それはともかく、眞鍋采配には疑問を感じる
例えば、対ポーランド戦
 第1セットは序盤から日本が主導権を握り、3点リードを保っていたが、ポーランドも15ー15と巻き返す。
 しかし、そこで日本が4連続ポイントなどで21-16と大きくリード。この後はサイドアウトを繰り返し23-18とセットを奪うのは目前。
 ところが、ここから5連続ポイントを奪われ、23-24と逆にセットポイントを奪われてしまう。結局、24-26で第1セットを奪われてしまう。
 眞鍋監督は、リードしている時に、連続失点をしてもすぐにはタイムアウトを取らない。これはこれで一理あるとは思うが、このセットの終盤では、それが裏目に出た。結果論と言われてしまえばそうなのだが、もう少しタイムアウトを取って、チームを落ち着かせるとともに、相手の勢いを切るべきであった。特に、強力サーブ者であったので、タイムアウトを早めに取るべきだった。
 ポーランドは強力チームで、特に高さが武器。どのチームも高身長なのだが、日本のエース・古賀がほとんど通用しなかった。でも、第1セットを取り切っていれば、全く違う試合展開になっていたと思う。

そして、この対カナダ戦
 第1、第2セットは日本のペースで進んだ。
 第1セットは競り合いの中でも、要所要所でラリーをモノにするなど、25-23でセットをモノにした。
 第2セットは第1セットを取った勢いで8-3とリード。しかし、ここから4連続失点で8-7と迫られてしまう
 その後は一進一退の攻防が続いた。このセットは25-22で取り、セットカウント2-0で、五輪代表兼に大きく近づいたかに見えた。

 しかし、この第2セットがターニングポイントだった。
 カナダは五輪代表争いでは苦しい状況(代表圏内の外)だが、残り3戦で結果を出せば代表権を掴む可能性が残されている。
 そんな状況でセットカウント0ー2になっても、《ダメかなぁ》と意気消沈するはずはなく、第2セットの接戦で、逆に手ごたえを感じたのではないだろうか?
 とにかく、8-3から連続失点をした時、速めのタイムアウトを取って欲しかった。私の記憶に間違いがなければ、タイムアウトを取ったのは11-12と逆転された時。遅すぎる!
 その上、更に疑問に感じたのは、スパイクで失点した石川を井上とチェンジしたこと
 眞鍋監督曰く
「見ての通り、スパイク決定率、効果率…。数字が1番悪かったから代えました」と指摘。試合中のデータを列挙しながら、パフォーマンスの低下を理由に挙げた。
 石川本人も「ミスが出た」と言っていたが、私の観る限り、それほど悪くはなかった。ベンチに下げ、相手ブロッカーの動きを見極めさせるという手法なら納得できるが、結局、再びコートの出ることはなかった。
 石川は攻撃の主力であるとともに、守備を支える役割も大きい。井上は良いスパイカーではあるが、やはり石川がいないとゲーム(プレー)の流れが良くならない。
 また、ラリー中の決定力も石川の方が上。井上はラリー中にトスが上がっても(かなりチャンス状態であっても)決めきれない。(たまに、1回目に決められず2回目にようやく決めるということが2回あったように思う)
 井上が決めた時は、サーブレシーブがしっかり上がって、セッターが良い状態でトスを上げた時に限る。石川や古賀は苦しい時でもスパイクを決められる。当然、ラリー中でも決めてくれるので試合を支配できるのである。


 石川がコートにいると古賀の負担も減る。このゲームの古賀は終盤にバテてしまった。このパターンは過去にもあった。(石川が途中からベンチに下がり、そのままという試合もたまにある)
 眞鍋監督はチームを作る力や運を持った良い監督であるが、采配に疑問を感じることが多い……

続記事
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イスラエル軍は2つあるのか?……「イスラエル軍は世界で最も道徳的な軍隊だ」(ネタニヤフ首相)

2024-06-12 11:30:58 | 時事
「イスラエル軍は世界で最も道徳的な軍隊だ」
……国連は、子どもの権利を著しく侵害した国のリストに新たにイスラエルを加えた。このリストには、内戦が続く中東のシリアやイエメンなどがあげられているほか、去年は、ウクライナに軍事侵攻を続けるロシアが加えられている。
  これに対し、ネタニヤフ首相は、声明で「国連は殺人者であるハマスを支持しみずからを歴史のブラックリストに加えた。イスラエル軍は世界で最も道徳的な軍隊だ」と強く反発。(6月8日)


 ……そうか、イスラエルは世界で最も道徳的な軍隊だったのか?
 ガザ地区の病院や学校などを空爆しているイスラエル軍が“世界で最も道徳的”だとしたら、他の国の軍をどう評価すればよいのだろうか?(私は軍隊が存在しない世界を強く望んでいるが)
 いや、イスラエルの主張する“道徳的”の意味は、私が考える“道徳的”とはかけ離れているのかもしれない。
 それとも、もしかしたら、イスラエル軍が2つあるのかもしれないなあ…



 とにかく、ガザ地区の惨劇が一刻も早く終息するように願っているのだが、イスラエルはハマスをせん滅するのが最大目的のようだ。しかも、ハマスをせん滅するためにはパレスチナ人がいくら死んでも構わない。いや、最近は、《パレスチナ人をせん滅するのが目的》のように思えてしまう。

イスラエルの独自の理屈を挙げてみる―――

 国連本部では、パレスチナの国連加盟を支持し、国連安全保障理事会に再検討を求める決議案の採決が予定されていた。
 イスラエル軍による攻撃が続くパレスチナ自治区ガザの惨状を受け、涙ながらに賛成を呼びかけたパレスチナのマンスール国連大使の後に登壇したエルダン氏は、「悪を防ぐために設立した(国連という)組織が、今やテロリスト国家を迎えようとしている」と非難し、国連憲章をシュレッダーにかけて抗議
 「国連憲章をこうしたのはあなたたち自身だ(“パレスチナの国連正式加盟を支持することは国連憲章に反する”という主張)。恥を知れ!」と叫んだ。
(5月12日)


 ICJ(=国際司法裁判所)が「イスラエルに対してガザ地区南部のラファでの攻撃をただちに停止するよう」暫定的な措置を命じたが、命じた直後、ラファ中心部に空爆があり、多数の死傷者が出ている。
 また、ICJ暫定的な措置を命じたことを受け、イスラエル政府は「イスラエルがジェノサイド、集団殺害を行っているとする南アフリカの訴えは、誤りであり言語道断だ」としてICJに攻撃の停止を要請した南アフリカを非難。
 さらに、イスラエルの軍事作戦は去年10月のイスラム組織ハマスによる大規模攻撃を受けた自衛権の行使に基づくものだとし「ラファで民間人の暮らしを脅かす物理的な破壊をもたらす可能性のある軍事行動を行っていないし、これからも行わない」などと強調。
 そのうえで「イスラエルはガザ地区での人道支援活動を可能にするため努力し、法を守り、民間人への被害を可能な限り減らすために行動する」と述べている。
(5月24日)


 イスラエル軍のラファへの空爆によって26日に子ども・女性を含む45人が死亡したとされることをめぐりイスラエル軍のハガリ報道官は28日攻撃で使用した弾薬のみでは多数の死傷者が出ることはありえないとしたうえで、攻撃目標に隣接するハマス側の武器庫に引火して被害が拡大した可能性も含めて調査していると述べた。
 28日、イスラエル軍が南部ラファで、多くの住民が避難する場所を空爆し、21人が死亡、64人がけがをしたとガザ地区の地元当局が発表。これに対してイスラエル軍は「空爆は、人道エリアには行っていない」と声明を出す。
(5月26日~28日)


 イスラエル軍は、ガザ地区中部のヌセイラトで作戦を実施し、ハマスにとらえられていた人質4人を救出したと発表しました。
 イスラエル政府は救出された人たちが家族と再会する様子を写した映像や写真を公開して成果を強調し、ネタニヤフ首相は声明で「人質全員を取り戻すまで手を緩めることはない」と述べハマスへの攻勢を強める構えを示した。
 パレスチナの地元メディアなどはイスラエル軍が救出作戦を行ったとする時間帯に、ヌセイラトなど中部で激しい攻撃が行われたと報じ、多数のけが人が病院に運び込まれている様子などを伝えている。
 ハマスによる地元当局は住民210人が死亡し、400人以上がけがをしたと主張したうえで「イスラエル軍は野蛮で残忍な攻撃を行い、民間人を直接標的にした」と非難。(ヌセイラトなど中部で激しい攻撃は、人質救出のための陽動作戦?)
 イスラエルは「死者は100人以下だ」と主張。(←100人以下だったらかまわないのか?
 イスラエル軍がガザ地区の中部で人質4人を救出した作戦で、ガザ地区の保健当局は、パレスチナ人274人が死亡し、698人が負傷したと10日に発表。
(6月9日)
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何を言っているのか分からない岸田総理の答弁

2024-06-11 17:41:44 | 時事
6月10日、参議院決算委員会における岸田総理大臣の答弁がニュースで流れたが、質問に対して一般論を述べるだけで、ほとんど改善の意思がなく説明になっていない答弁ばかりだった(いつもそうだが)。

例えば……
立憲民主党の徳永エリ氏
政治資金規正法の改正に向けた自民党の法案をめぐり
「国民は『裏金事件』の再発防止を求めており、そのためにいちばん大事なのは企業・団体献金の禁止だ。企業や団体が見返りを求め、行政がゆがめられるという疑念は拭えない。なぜ、そこに手をつけないのか」

岸田総理大臣
「政治活動の自由の観点から、企業の寄付の自由を制限することはないとした最高裁判決の指摘もあり、企業・団体献金などは、禁止するのではなく透明性を高めることで政治の信頼の回復につなげるという考え方をとるべきだ」

 いつも最高裁判決を盾に取り、政治活動の自由の観点を主張。
 “企業・団体献金などは、禁止するのではなく透明性を高めることで政治の信頼の回復につなげるという考え方”を言うが、透明性を高める意思があるとは、到底思えない。

極めつけは……
共産党の山添政策委員長
「自民党の収入は、大半が政党交付金と企業・団体が出資者となる献金、それにパーティーの資金だ。この構造を続けていけば、必ずまた『裏金事件』のような金権腐敗が起き得る。根を絶たなくてはいけない」
この指摘に対する答弁!
岸田総理大臣
「多様な考え方の出し手によるさまざまな収入を確保することが、政策立案の中立性やバランスの確保にとって重要だ。大切なことは透明性が確保され、多様性があるかどうかを国民が判断できるようになっていることだ」

 理解不能の領域であるが……
「いろいろな企業の要望を聞くふりをして、出来るだけ多くの献金を集めることが重要である。
 透明性を確保すると標語を繰り返すだけで、実際は水を濁らせ国民の目が届かないようにして判断できないようにすることが大切だ」

と言っているのではないだろうか……
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再考……【“伊周が詮子を呪詛した”(←濡れ衣)とリークしたのは誰か?】

2024-06-10 18:40:02 | ドラマ・映画
第20話「望みの先に」
《詮子が呪詛をかけられた》一件について
 《呪詛は詮子の狂言》で、“伊周が詮子を呪詛した”(←濡れ衣)とリークしたは倫子
と結論めいたことを書いた。(詮子の意図を忖度)
 ①詮子が発した言葉「倫子はいささか口が軽いのぉ」(“伊周が詮子を呪詛した”リークせよ)を倫子が忖度した
 ②倫子は道長の政敵を排除しておこうと思った
のが、倫子リーク説の根拠だが、詮子がリークしたのではないかという気がしている。

 第21話「旅立ち」で、倫子が詮子に対して「詮子と義父は仮病が上手」とチクリ(グサリ?)と皮肉を言っていたが、これが悩ましい。
 この件については、私は最初、視聴者サービス(呪詛は狂言だったと明示)だったと解釈した。
 この皮肉の時、道長は目をむいて驚いていたが、この表情の解釈は……
①《怖い姉・詮子に対して、そこまでの皮肉を言うのか?》
②《詮子は呪詛を受けて苦しんでいたと思っていたが、仮病だったのか?》
(もちろん①)

 それはともかく(道長の表情はともかく)
 皮肉の趣意は、詮子の我儘に道長や女御たち皆が巻き込まれてしまったことに対する仕返しだと感じたが、
 さらに、内々に収めようとした道長の意に反してリークした詮子への報復のように考えられる
 実資らを動かす力や伝手は倫子にはなさそうだし。

 ただ、“詮子リーク”が真相だとすると、「私に任せて」と道長に言った倫子の言葉が宙ぶらりんになってしまう。
 これが、呪詛の件を倫子がリークしたのだったら、《道長にはこういうゴタゴタで煩わってもらいたくない。ただし、伊周は邪魔者であるので、排除しておこう》という意図だと考えられる。
 しかし、詮子がリークしたのだったら、「私に任せて」という言葉が宙ぶらりんである。う~む……
 
 単純に、倫子の皮肉は「倫子はいささか口が軽いのぉ」という嫌味の仕返しなのかもしれない……
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うる星やつら 「最後のデート」 【追記あり】

2024-06-08 17:39:37 | アニメ
 好きなアニメ、名作アニメ、思い出のアニメとか……数多くのアニメが頭に浮かぶが、単純に好きで楽しめたアニメと言ったら、何と言っても『うる星やつら』である。
 漫画の週刊誌は、買った冊数は『ジャンプ』が一番多く、それに次いで『サンデー』だったと思う。『うる星やつら』は『サンデー』が『うる星やつら』の連載が始まったころは、購読しておらず、『うる星やつら』を知ったのはテレビアニメだった。

 『うる星やつら』に関しては、きちんと別記事で書きたいと思っているので、今回は表題の「最後のデート」について。(ただし、『うる星やつら』総論?がいつになるかは、全く不明)
 実は、この「最後のデート」は私の最も好きなエピソードである。

【ちなみに、ウィキペディアによると】
 原作者の高橋留美子氏自身のお気に入りの作品は原作第3話の「石油が町に降る話」(原題「悲しき雨音」)と、水乃小路飛麿が最初に出てきた話(原題「白球に賭けた青春」)と、あたるが幽霊少女・望の願いに応える「最後のデート」。一番気に入っているコマは、「最後のデート」で、あたると幽霊の望がデート中に花火を見上げているシーンだという。

 さて、このエピソードでは、主人公のあたるがメチャクチャいい奴なのである。
 諸星あたると言えば、フィアンセのラム(宇宙人、地球征服に来たが、地球を懸けての鬼ごっこに敗れて、あたるの婚約者となった)を邪険に扱い、手当たり次第に女性にアタック!
 ほぼ100%拒絶されるのだが、そんなことにお構いなく、アタックし続ける。本人が拒絶されることを全く予感していない(自分に自信がある)ということもあるが、アタックすることが習性と言うか、ライフワークというか…生きがいなのである。
 ”うる星ワールド”の登場キャラからは熱愛状況(リアル世界でも激烈ファンは多い)のラムだが、あたる一途で邪険にされてもひたすら慕う。
 まあ、よく観ると、あたるが目指すのは”ハーレム状態”だが、それに加えて《ラムに追っかけられる》という条件が必須……というエピソードが時々展開される。
 で、この話のあたるは、別人じゃないかと思われるほどいい奴なのである。




 発端は、ナンパしに元気よく走り抜けているのを病室から少女・望が眺めている。望にはあたるが《目標に向かって走る元気で爽やかで素敵な男性》に見えるらしい。
 彼女は「あたるに自分の恋心を伝え、デートしたい」と強く思うようになった……が、クリスマスイブに短い一生を終えてしまう………

 時は流れ、暑い夏の日。
 学校の養護教諭で巫女(霊能力者)であるサクラが、あたるにデートの依頼をする。
 あたるは大喜びで桜に突進するが、「話をちゃんと聞け!私ではな~い!」と、どつかれる。
 さくらではなく。“とある”少女で、何やら“いわく”ありげ……「じゃ、そういうことで」とスタスタ歩き、去ろうとする。まあ、こういうところは、“いつものあたる”ではある。

 で、実際、幽霊少女の望みが姿を見せると、かわいいと思ったようだ。「私なんか…」と卑下する望に「チャーミングじゃないか!」と言い切るあたる。《かわいければ、幽霊でもいいんだな》と思うが、この日のあたるは優しい。
 あたるに渡そうと思っていた、マフラーやニット帽、手袋、レッグウォーマーを暑さの中でも嬉しい顔をして身につける。さらに、望みが渡そうとするセーターを拒絶しかけたが、「これは編み掛けなの……死んじゃったから」

 で、当然、嬉しそうにセーターを着て、遊園地に行くあたる。
 デートなのであたるもそのつもりで望に話しかけるが、周囲の者には《この暑いのに冬のような格好で、独り言をいう気の毒な人》にしか見えない。まあ、あたるは周囲の目など全く気に掛けない男だが、さすがに真夏の暑い日に真冬の防寒着のいでたちは辛い。様子を見るため後からついてくるラムやサクラたちも心配する。
 遊園地で楽しそうにデートするふたりだが、夜になっても望みが成仏しそうにない。望の日記を読むと《ホワイトクリスマスを夢見ている》らしい。しかし、真夏なので雪が降るわけがない。限界近いあたる…ラムたちが途方に暮れる…(登場キャラの“おユキ”でも連れてくれば解決かも)

 そこで、遊園地のイベント、花火が打ち上がる。
 落ちてくる花火の火の粉が、舞い散る雪に見え……「ありがとう」と言いつつ、姿が消えていく望…………成仏……。

 望みが去った後、「暑いからセーターなどを脱いだ方が良い」と勧められるあたるだが「もう少し着ている……」ともう見えない望みを見送る………

【追記】
 望の墓を参るあたるとラム
「ダーリン、やさしかったチャね」
「ふん、俺はいつだってやさしいワイ(ある意味、事実)
 それに、あの子の夢、こわしちゃ可哀そうだもんな」

「あ~あ、うちも幽霊になろうかっなあ~」
「何言ってんだ、ば~か」【追記・終わり】




 私が一番好きなエピソードだ。
 ちなみに、2022年から新装版として再制作。
 2024年1月から第2期が放送されている………福井だけ4月から放送開始。田舎なので電波が届くのに時間がかかるのだろうか?
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特捜9 season7 最終話 ……“感動”などと言われても(笑)

2024-06-07 23:45:13 | ドラマ・映画
最終回で“異動”が決定!感動のラストに涙―――テレ朝POST
最終回で感動のラスト―――goo ニュース
最終回で衝撃ラスト ―――Yahoo!ニュース

  ……などと謳われていたが、《え?視聴者はこれで納得するの?》《俳優さんも、納得して演技していたの?》

 連続事件やフェイク動画で振り回され通しの特捜係。
 手口やパスワードを解読し、国木田班長狙撃を阻止したものの、真犯人へは全く迫れていない。
 現場付近に真犯人がいるかもしれないし、手掛かりが残されているかもしれないのに、国木田班長のテーマ曲演奏鑑賞や、新藤の転属、お別れ会でしみじみ……いったい何なんだ!というラストだった。


ラストシーン以外にもいろいろと不満や疑問が……
①警視庁(警察)主催の演奏会で、狙撃が行われることが予見されているのなら、実施は有り得ない。
 新藤を客席に忍ばせて阻止しようとしたが、実際に発砲に至っており、危険この上ない状況だった。
 そもそも拳銃使用が分かっているのなら、せめて、入り口で金属探知ぐらいしようよ!

②フェイク動画でダミー犯人に仕立てられた二人が、犯行時刻近くに会場をうろつくのはなぜ?

③先週の連続事件のフェイク動画に気を取られたが、実際に実行犯(今回の真犯人)がいるのだから、現場に何らかの痕跡を残しているはずだが、何もしない捜査班

④浅輪が国木田を撃つフェイク動画を配信されても、別の人物が打つところの目撃者は大勢いるし、その場で取り押さえられる公算が大。浅輪を犯人に仕立てるのは無理。尤も、フェイク動画配信で浅輪は相当迷惑を被るが。

⑤フェイスマスクをかぶる意味はあるのか?

 

【ストーリー】(番組サイトより)
 宝石店強盗、拳銃密売、連続ペット窃盗という3つの事件がすべてフェイク動画による冤罪であることに気づいた浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は、真犯人が新たに作成したと思しき犯行予告動画を調べていた。しかし、「150歳の老人の誕生祝いに、男は祝砲の弾を込め、女は皿に鳥の頭を盛って、新しい指揮者が古い指揮者を殺す」――という不気味なメッセージの謎が解けないばかりか、動画の最後に出現した真犯人らしき男についても手がかりは皆無で、犯行予告の日まであと3日しかないにもかかわらず、捜査は暗礁に乗り上げていた。
 そんなとき、犯行予告日に警視庁150周年記念式典が開催されることが判明。真犯人の狙いは、このイベントなのか…!? 奇しくも150周年記念式典は、警視庁音楽隊に異動した特捜班前班長・国木田誠二(中村梅雀)の初舞台でもあった。
 すぐさま式典の予定会場に向かった特捜班は、犯行予告動画に映っていた男・出口一郎(柏原収史)を発見して確保する。ところが、その背後で突然、爆発が…!? さらに、捜査支援分析センター(SSBC)副所長・村瀬健吾(津田寛治)と分析官・三ツ矢翔平(向井康二)が、ネット上にまた新たな犯行予告動画を発見! その動画に出現したのは、またしても見知らぬ女の顔だった…。

 他人の“顔”を利用してディープフェイク動画を作り、その顔を次々と脱ぎ捨てて犯罪を重ねていく真犯人は、いったい何者なのか…!? そして、なんと直樹の“顔”まで盗まれる衝撃の事態が発生!? 大勢の観客が集まる式典で大パニックが巻き起こる事態に!その式典で、何を思ったか、新藤亮(山田裕貴)がバディを組む直樹とは別行動を取りはじめて…。
 犯人の顔も目的もつかめない、すべてが謎に包まれた犯罪に、特捜班はどう立ち向かうのか…!? 最後まで結末が読めない衝撃の展開が待ち受ける、シーズン最終回!

脚本:徳永富彦
監督:細川光信
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政治資金規正法改正案が衆院を通過(自公維などの賛成多数)

2024-06-06 16:27:06 | 時事
政治資金規正法の改正をめぐり、自民党が公明党と日本維新の会の主張を踏まえて新たに修正した法案は、衆議院本会議で、3党などの賛成多数で可決。法案は7日、参議院で審議入りし今の国会で成立する見通し。

自民党は公明党と日本維新の会の主張を踏まえ党の法案を修正したが……
【改正の骨子】
①「連座制」導入のため収支報告書の「確認書」の作成を議員に義務づける
②パーティー券の購入者を公開する基準額を「20万円を超える」から「5万円を超える」に引き下げる
③党から支給される「政策活動費」について項目ごとの使いみちや支出した年月を開示し10年後に領収書などを公開する


 ①については、明快な連座制(報告書に署名押印)ではなく、「確認書」という形でワンクッションを置くことに胡散臭さを感じる
 ②5万以下という抜け道を作らず、すべて公開すべき
 ③“項目ごとの使いみち”とか”支出した年月”などぼやかさずに、《何に使ったのか?》《何を購入したのか?》を明示すべき。
  “10年後に領収書などを公開”って、ひと月前のことも明らかにしない現状であり、10年も経過したら詳細は明らかにならない。


②のパーティー券の購入者を公開する基準額で、公明党と「10万円」か「5万円」で押し引きしていたが、これも、難航した様子を見せて、国民や党員を納得させるための出来レースに思えてしまう。
日本維新の会が、《政党から議員に支給される「政策活動費(政活費)」の領収書の公開範囲を1件あたり「50万円超」》と記載したことに、反発した。
 維新の幹部は合意する時、しっかり修正案を吟味しなかったのだろうか?甚だ疑問だ!


自民党の山下元法務大臣
「自民党の法案は各党・各会派からの提案を真摯(しんし)に受け止め、事態の再発を防止するとともに政治資金の拠出に関する国民の自発的意思を抑制しないようにしながら、政治活動の自由と政治資金の透明性を確保する内容だ」

“政治資金の拠出に関する国民の自発的意思を抑制しないようにしながら”……この文言は、「今後も政治献金やパーティ券購入をしてください」という意味なのだろうか?
”政治活動の自由と政治資金の透明性を確保”……政治活動は制限されるべきであるし、政治資金の不透明性を確保しただけのように思える
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やっぱり、悪質かも? ~「型式指定」不正~

2024-06-04 21:54:32 | 時事
前記事「《ニュースのリード文 と トヨタなどメーカー各社の釈明》で印象が異なる訳 ~性能試験での不正~」の続きです。

今夜の『ニュース7』で、不正の事例が挙げられていた。(トヨタを例にとって)
歩行者保護の試験(車とぶつかった時、歩行者の頭と足へ衝撃の強さを調べる検査)
 本来は車の左右それぞれ測定するところを、片側の測定データを両側分として使用
エアバッグ
 衝撃ではなくタイマーで開かせた開発試験のデータを使用
エンジン出力試験
 一部の車種の出力試験では、基準を満たすようにコンピュータ制御を調整して、そのデータを使用

 トヨタは「性能に問題はない」としている。


やはり、悪質のように思える……
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《ニュースのリード文 と トヨタなどメーカー各社の釈明》で印象が異なる訳 ~性能試験での不正~

2024-06-03 23:29:01 | 時事
自動車メーカーなど5社で 性能試験で不正が行われていた

【「ニュースの表現」と「メーカーの釈明」】NHKのニュース記事はこちら
トヨタ…7車種で衝突時に歩行者の頭部を保護するする為の試験での虚偽データの提出など
  会社の説明…いずれも性能には問題がないことは確認できている
今回は認証問題でのやり方を間違えてしまったという不正になりますので、それがOKにならない限り、量産できない。
 量産が出来なかったので、生産ラインを止めさせていただくことになる。
 いち早く生産開始に巣つことに全力を尽くしてまいりたい」(豊田会長)

マツダ…5車種でエンジンの出力試験での制御ソフトの書き換えなど
業務の手順書・手続きが十分でなかったため、現場で自己的な解釈を生む。そういったことが、結果として法令に定められた手続きから逸脱する手法を取ってしまうことによって生じたものである」(手籠社長)  

ヤマハ…3車種で不適切な条件での騒音試験の実施など
  
ホンダ…22車種で騒音試験での試験成績書の虚偽記載など
今回の場合、都合の良い技術的解釈と言ってよいと思いますが、《ばらつきの範囲内であれば、少し数字を変えても実際のエンジンの性能には影響しない》といったような解釈のもとに判断が行われている。その判断に対するチェックが不足していた」(三部社長)

スズキ…1車種でブレーキ試験でも試験成績書の虚偽記載

「心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」(トヨタ・豊田会長)
「深くお詫び申し上げます」(ホンダ・三部社長)
「このたびは大変申し訳ございませんでした」(マツダ・手籠社長)


「こうした行為は認証制度の根底を揺るがすもので、自動車メーカーとして絶対にやってはいけない事だと考えております」(豊田会長)

============================================

【報道での印象】
 《昨年、ダイハツの不正が発覚した時に、他のメーカーは自社の体制を顧みなかったのか?》 と強く思った。
 各社の会見では、上記の「心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」(トヨタ・豊田会長)をはじめ、各社、深く謝罪しているが、上辺だけに思えて仕方がなかった。
 特に、豊田会長に至っては、「今回は認証問題でのやり方を間違えてしまったという不正になりますので、それがOKにならない限り、量産できない。
 量産が出来なかったので、生産ラインを止めさせていただくことになる。
 いち早く生産開始に巣つことに全力を尽くしてまいりたい」
と、述べている。不正を行ったことに対する謝罪と言うより、成算を停止せざるを得ない状況に対しての無念さと、生産を再開できるように努めるという責任を果たす義務感が強いように感じた。
 謝罪の際に述べた「こうした行為は認証制度の根底を揺るがすもので、自動車メーカーとして絶対にやってはいけない事だと考えております」は建前なのか?と思ってしまう。

 ただし、
 いろいろ情報を集めてみると、一概に“故意の(悪意の)ごまかし”だけではないように思えてきた。


例えば、【『日刊自動車新聞 電子版』6月3日記事より引用】
ダイハツ工業などの認証不正を受けて国土交通省が自動車メーカーなどに指示した社内調査でわかった。国交省は過去10年の試験を対象としているが、ホンダは社内規定で車種によって最長15年分のデータを保存しているため、2009年4月~24年1月までの認証試験を調査した。

その結果、騒音試験と原動機車載出力試験でそれぞれ2件ずつの不適切事案が発覚した。騒音試験は規定に対してより厳しい重量で試験を実施する一方で、試験成績書に規定範囲内の数値を記載していた。対象車種は63型式で累計販売台数は約264万台。規定よりも厳しい重量に設定していたのは、試験実施後に設計変更などに伴って重量が変更する場合があるため。あらかじめバッファーを持たせることで、再試験の工数を増やさないようにしていた。このため、車両性能自体には問題がないという。 


 《より良い製品(自動車)を作ろう》として、より厳しい基準(条件)で試験を行っていた。国が規定していた検査条件ではない試験データを提出したのは、厳しい条件だったので問題ないと判断したためだったようだ(検査の手間と経費を削減したかった)

 こういう事情による“結果的不正”になってしまった例はトヨタでもあるようだ。

 NHKでも『時論公論』や『クローズアップ現代』で取り上げてくれないかな。

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