英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『正義の天秤』 第1話  第1話で離脱だな……

2021-09-28 16:58:40 | ドラマ・映画
”亀梨ありきのドラマ”で、第1話の早い段階で、視聴意欲が減退してしまった。

番組サイトによると
「元外科医」の肩書を持つ弁護士
徹底した合理主義者で、天才的な思考力と推理力を持っている
……らしい。

 とにかく、かっこよくて出来る男の演出。(強肩もアピール)
 おまけに、スタンドプレーで自分勝手。他のメンバーへの説明もなし。


 元ニートの弁護士の杉村徹平(北山宏光)が入手した海上事故(緊急避難?)の状況の映像を観て、他のメンバーは「被告・保坂修(筧利夫)の無罪の証拠だ」と喜ぶが、鷹野和也(亀梨和也)は「これは(無罪の)証拠にはならない」と言葉を発する。さらに、「これは…………………殺人だ」と言い切る。
 映像では《保坂は被害者に手を掛けず、被害者が波にのまれた》だけというような状況が示されており、他のメンバーには理解不能。
「なんでわざわざ有罪の証拠を探さなければいけないのか?」(被告の殺人を立証しなければならないのか?)
「依頼人の利益を守るのが弁護士の……」
という反発は当然だが、
「ワクワクしてきたぞ!」という言葉で遮った(多くの視聴者が「孫悟空か!(ドラゴンボール)」と突っ込んだことだろう)。さらに、
「俺にとって弁護は”治療”だ」と言い放つ。
感情の吐露とよく分からない理屈……一人我が道を行く主人公……

 被告の息子を死に追いやったブラック企業の社長の悪行などを調べ、その後、被告がどういう日常を過ごしていたかを調べ、被告の殺意を察知したらしいが、まず、「これは証拠にはならない」とか「これは…殺人だ」と言うタイミングがおかしい。(ドラマの展開に起伏や意外性を持たせる手法かもしれないが、あまりにも変なタイミング。
 被告が故意に転覆するような操作をしていたのが映っていたのなら、「殺人だ」という言葉もあり得るが、引きこもりの目撃者がそれを察知して、その場面から録画をしていたとは考えられない。

 裁判で被告の自供を引き出したが、殺人を立証する証拠は無し。
 一ノ瀬検事(萩原聖人)に突っ込まれていたが、「知ったことか!」と無視。
 まあ、主人公にとっては、被害者の悪行を公にして、被告の気持ちを晴らすことができて、目的は達成しているのだろう。
 でも、「弁護は治療だ」と宣うのなら、せめて、公判の前に被告と話し合えよと言いたい。

 そもそも、殺意や憎悪を抱いていたとしても、ボートを転覆させたのは「懲らしめるため」「いたずら」で、殺害が目的(殺人)とは断定できない。
 もし、計画殺人であったとしても、そういう言い逃れはできそう。
 (不運なことに、弁護してくれるべき弁護士に糾弾されている・笑)

 それに、このストーリーの最大の欠点として、
 被告の罪状が全く触れられていないこと。裁判について詳しくないのでよくわからないが、「業務上過失致死」なのか「傷害致死」なのか、何の説明もなく話が進んでいく……



おそらく……
《依頼人(被告)の心情を理解し、納得のいく決着に導く》
というのが、主人公の主義だと思われる。
 まあ、『HERO』の久利生公平に近いコンセプトだろうが、だったら、弁護士ではなく検事をすべきであろう(…というような突っ込みが、世間のあちこちからあったのではないだろうか)

 とにかく、主人公のスタンドプレー振りに嫌気がさしてしまった。
 でも、原作(大門剛明氏)があるので、”亀梨ありきのドラマ”と決めつけるのは良くないかもしれない。
 原作を読んだ方に、《原作とドラマの主人公像に乖離があるのか?》お聞きしたい。どなたか。お教えください。



【ストーリー】番組サイトより
 天才的な推理力を持つ弁護士・鷹野和也(亀梨和也)が、名門・師団坂法律事務所に招へいされる。創業者のカリスマ弁護士が急逝したため、同じく弁護士の娘・佐伯芽依(奈緒)が立て直しのために呼んだ。
 彼が最初に担当するのは、釣りボート店でアルバイトをしていた被告・保坂修(筧利夫)が、釣り客で大手飲食グループの社長・倉橋龍一郎を溺死させた事件。通常なら“緊急避難”が適用され無罪にできる案件だが鷹野は殺人を疑う。

脚本:田辺満
演出:片岡敬司
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自民党総裁選挙 選ぶのは自民党員なので……

2021-09-27 17:51:49 | 時事
毎日、候補者4人の討論会などが報じられ、建設的な政策や主張が語られているが、選ぶのは議員や自民党員。
総理になった場合を考えると、国民生活を第一にした政策(国民受けの良い政策)を主張しているとは思う。しかし、やはり、総裁になるのを第一、議員や党員に向けて発信していると考えてよい。
("こども庁”って聞こえは良いが、しっかり機能するの?予算や人員の無駄遣いにならないのだろうか?)

議員は、自分にとって都合がよい候補を選ぶであろう。
・自分を重用してくれそうな候補者
・自身の選挙で集票できそうな候補者
・政策や理念などの主張が自分の利権や理念に合致する候補者………

一般国民が参加できない総裁(総理大臣)選び、国民目線ではない総裁(総理大臣)選び
もちろん、今度の衆議院選挙で自民党が敗れれば、国民の意思が総理大臣選出に反映されたことになるが……
………今の野党では……………

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新型コロナウイルス その120「スーパーソニック開催に思う」

2021-09-20 09:17:22 | 時事
YAHOO JAPAN ニュース『スーパーソニック、感染症対策徹底で開幕も一部観客は知らん顔「ぬれるのに不織布マスクとか着けない」』

 スーパーソニック。千葉県は開催延期などを求めていたが、《感染対策を徹底する》として開催した。
 実際、
・「マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ってください。会話はお控えください」と注意喚起
・入場ゲートでは、検温、消毒、荷物検査、不織布マスクをしているか(ウレタンマスクや布マスクの来場者は、主催者側から不織布マスクを配布)、そして感染対策アプリなどがスマホにインストールされているかをチェック
・鼻までマスクしていない人には、正しいマスク着用を注意
などの感染対策を行っていたようだ。

《開催に踏み切った開催サイドの苦しい事情》《感染対策の徹底ぶり》については、YAHOO JAPAN ニュース『音楽フェス「スーパーソニック」強行開催 記者が見た”厳戒態勢”と“フジロックとの違い”』をご参照ください。


 多くの観客は、感染対策に協力していたが、
「雨天でぬれるのに不織布マスクとか着けていられない。会場に入ったらまたウレタンマスクに変える」
「コロナや台風など、色々あるけど、病は気からと言うので、あまり気にしないことにしてます」(都内20代男性・ワクチンは未接種)
と答える来場者もいたようだ。

 このフェスタに係わらず、日常生活でも、上記のような不心得な輩は存在する。(信号待ちの間に吸殻を路上に捨てる奴、ゴミの入ったレジ袋を投げ捨てる奴……マイバッグ推奨、レジ袋有料化もいいが、まず、ゴミを廃棄する奴を取り締まってほしい)


「病は気からと言うので、あまり気にしないことにしてます」なんて……だったら、167万人が感染、1万7千人が死亡なんてしないよ!
馬〇じゃないのか!
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東海北陸の気象情報(NHK名古屋) ~北陸を舐めてるやろ!~

2021-09-19 22:41:30 | 気象


今朝の『おはよう日本』のあとの、「東海北陸のニュース」(NHK名古屋)の気象情報のコーナー
東海地方、愛知・岐阜・三重の平野部は、今日は晴れ、昼前から曇り、所により夕方から雨が降るでしょう。
 岐阜の北部山間部、曇り、昼前から昼過ぎは晴れでしょう。
 三重の南部、晴れ、昼過ぎから曇り、所により夕方から夜の初め頃は雨が降るでしょう。
 静岡、今日は曇り。静岡県西部は所により夕方から雨が降るでしょう。
 北陸、今日はおおむね晴れでしょう


名古屋放送局、北陸を舐めてるやろ!
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良いところがない連敗が続く……2021A級順位戦 豊島竜王-羽生九段

2021-09-18 10:53:04 | 将棋
豊島竜王が対藤井戦で消耗しているかもという他力本願にすがったが……中盤の早い段階で不利になり、じりじり悪くなり、押し切られる。
そんな内容の敗局が続き、公式戦6連敗。先日放映された銀河戦(4月30日対局)も敗れているので、見た目上7連敗。対豊島戦もこれで7連敗。
順位戦も1勝2敗と黒星先行……


 将棋は相掛かり戦で、先手の豊島竜王が3五歩と押さえる展開となった(羽生九段が誘導?)。
 このままでは後手の角が使えないので、どこかで△3四歩と角交換を挑むことになるが、▲3四歩と応じられると、1歩損+3筋の拠点を与えることになるので、そのタイミングが難しい。


 第1図は▲6八銀と中央に左銀を利かせたところ。ただし、8八の利きがなくなり、△8八角成とされた時に▲同金となり、金が逸れると同時に離れ駒になるので、後手としては△3四歩と動くチャンスだ。
 しかし、羽生九段は46分の考慮で△7二玉と自重。
 名人戦棋譜速報の解説によると
「(1)△3四歩▲同歩△8八角成▲同金に△4四角は飛車金両取りだが、▲3五角(変化図)が玉をにらんでピッタリだ。ならばと(2)△7二玉とかわせば、▲2九飛と目標にしたい飛車に逃げられる。(3)△4二銀もどこかで指さないと陣形が発展しにくいが、▲2五銀以下の変化に見通しをつける必要がありそうだ」

 (1)の△3四歩からの変化図の展開にはやや否定的な見解だが、これはこれで難しいように思われる。
 変化図より後手としては△4二銀(次に△5三銀など、とにかく4、5筋に厚みを加えたい)や△2二銀(2筋の強化と▲6六角と打たれた時に香取りとならないよう備える)や△5五歩(次に△3五角▲同銀△3六歩▲同飛△2七角▲2六飛△5四角成の狙い)などが有力。どの手もはっきりポイントを挙げる進展にはならないが、先手も8八も金の離れ駒があり、▲7八金と形を整えるのは9九の香を取られる変化が残り(すぐには玉の素抜きがある)、後手も戦えるのではないだろうか?

 実戦は△7二玉▲7七角△6二金▲2五銀(第2図)と進んだが、この手の交換は先手が得したように思われる。

 以後の展開を見ると、やはり1図の局面で△3四歩を決行すべきだったように思う。
 △3四歩以下▲同銀△7七角成▲同桂△2二銀▲9五歩△同歩▲9三歩(第3図)と進む。
 まず、△7七角成▲同桂と手順に桂を跳ねられるのが大きい(桂頭は2六の飛車がカバーしている)。さらに、後手は2筋をカバーするため△2二銀と手を入れなければならなかった。しかも、2筋に銀が行くのは嬉しくない。
 さらに▲9五歩が▲7七同桂と連動した好便の継続手。

 その上、第3図となってみると、自陣を整備したはずの△7二玉は端攻めに近づいたことになっている。

 その後、羽生九段は端攻めを逆用し9四に香を呼び込み飛車で取ったが、豊島竜王は▲9五歩と叩き△同飛に▲4一角(第4図)と金銀両取りを掛ける。7~9筋の折衝中に▲7四歩△同銀を利かしたのが活きている。

 激痛の金銀両取りだ。羽生九段は飛車を成り込み△6三香以下左翼の金銀を犠牲に6筋~9筋の絡め手に活路を見出したが、1手遅れている感が付きまとう。


 第5図は▲金銀対△角の2枚替えで先手の駒得だが、手番を持っており、望みをつなげている局面だ。ただし、後手陣の6四と8四の空間が気になる。
 図以下、△9七香成~△8九角と攻め込んだが、△9七香成に▲6四香と打たれた手が厳しく、後手の非勢がはっきりしてしまった。
 △9七香成では△8三玉と後手が優位の7~9筋に身をゆだねて勝負すべきだった。△8三玉で弱点の一つの8四をカバーし、▲6四香と打たれた時に△7二金とかわすことができる。

 △9七香成は淡白だった。
 以後は、一見、寄せ合いに持ち込んだように見えるが、一手負けのレールに乗せられてしまった感じで、幾ばくもなく投了に追い込まれた。
 
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『ハコヅメ ~たたかう!交番女子~』 第9話(最終話)

2021-09-17 18:00:16 | ドラマ・映画
 今クール、ダントツで面白かった。
 今クールは、途中で、しかも早い段階で脱落したドラマばかりで、唯一視聴したドラマだった。そんな状況だったが、「このドラマだけで十分だ」と言えるほど、面白かった。
 ただし、最終回は残念な部分が多かった。(それでも、面白かった)


【残念な部分や疑問点】
①ベテラン鑑識長と新任巡査になりきる藤と源のコントだが、あまり面白く感じなかった。長かったし。
②河合の描いた似顔絵で、捜査が進展したが、事件が解決してみると、いくら雨で証拠が流れたとはいえ、"守護天使”とひき逃げ犯の因果関係がはっきりしないとは言え、管内で生活していた守護天使を見つけることができなかったのは疑問に感じる("守護天使”と称されるほど、見かけていたようだし)
③免許更新に来たひき逃げ犯に、交通課の署員が失踪届が出ている件で尋ねるが、犯人の事情の説明と頼みを聞き入れ、犯人の娘には連絡を取り、妻には知らせなかったようだが、そんな対応で良いのだろうか?
④ひき逃げ犯の雇い主が人が良すぎる。
 犯人が弁償したとは言え、諸経費や税金などの経理処理もあったろうに(余計な心配ですね・笑)
 代わりの軽トラは購入しなかったのだろうか?
⑤犯人確保に意気込んで服装をバッチリ決めた源だったが、聴取に向かう車の中でコーヒーを浴びて台無しになるというコメディは、面白いかもしれないが、車両の物損云々も絡めたので、冗長感が強かった。
⑥証拠となる軽トラ放置は目を瞑るとして、ドライブレコーダーをそのままにしておくのは有り得ない
⑦撥ねられ重傷を負った桜(今もリハビリ中)が、自己の恐怖心などで警察官を辞める決意を同期女子会で打ち明け、藤(戸田恵梨香)は桜を引き止めることができなかったが、退職願を出しに来た日には引き止めるという予想した。
 しかし、藤は傍観したままで、桜の辞意を翻させたのは、川合(永野芽郁)だった。確かに、桜と親密な藤は、桜の葛藤もわかり、決意を尊重したいという思いは強いのだろうが、桜と直接面識がない河合(あったかもしれない)が、桜の気持ちを変えたのは、かなり納得ができない。
 しかも、自堕落な後輩が藤の悪口を言うのに激怒して、「川合の根性を叩き直すために死ぬ気でリハビリして職場復帰をする」と宣言するのは、安易すぎる。ヒロイン特権か?



とは言え、面白かった。
・緊迫に押さえつけられた河合と犯人のひきつった会話
・「新で償います」という犯人に、
「死んで許されるわけがない。
「借金作って家族から逃げて、人を轢いて逃げて……
 最後は死んで逃げるつもりか!」
「逃がさないよ、絶対に。あんたには生きて罪を償ってもらう」
と言い放つムロツヨシは格好良かった


 

【ストーリー】番組サイトより
 川合(永野芽郁)が作成した似顔絵によって再び動き出した桜(徳永えり)ひき逃げ事件の捜査。とはいえ、簡単に進展があるはずもなく、一週間が経過する。
 そんな中、鑑識検定上級の資格を持つ藤(戸田恵梨香)と源(三浦翔平)は、車上荒らしの被害車両の鑑識作業にあたる。川合にわかりやすく教えるため、ベテラン鑑識長と新任巡査になりきる藤と源。次第に謎の鑑識コントがツボにハマる川合と伊賀崎(ムロツヨシ)だが……。
 そんな矢先、隣の村川署から、守護天使の似顔絵に似た男が現れたという情報が!果たして守護天使の正体とは…!?3年越しの事件の核心に迫る最終話!

(以下、ネタバレを含む)
 確認した写真は、伊賀崎の記憶に残る守護天使と同一人物……!男の正体は、村川署管内の農園に勤務する木村義徳(森下能幸)と判明する。借金が原因で20年前に妻子を捨て失踪した木村には、かつて県内で警察官をしていた娘がいた……。
 さらに、木村の勤務先の社長が所有する白い軽トラックが事故の捜査をすり抜けていたことが発覚。藤たちは口裏を合わせられることを避けるため、木村と社長に同時に聴取をすることに。藤、伊賀崎、山田(山田裕貴)は木村のもとに、源と川合は社長のもとに向かう計画を立てる。
 そして、聴取当日。仲間たちの想いを背負いながら、ついに3年越しの事件の核心に迫る藤たち……!しかし、次々襲う予期せぬアクシデント、さらには、守護天使とのまさかの鉢合わせで川合に危険が!?現場に緊張が走る!!

 木村の勤務先の社長・清水に聴取するため、農園へ向かった源と川合。藤たちは、木村の自宅アパートに向かい、タイミングを合わせて別々に聴取に乗り出す。しかし、藤たちが着いた時、すでに木村は自宅にはいなかった。
 一方、聴取を受けた清水は、会社の白い軽トラックについて聞かれ、心当たりのある様子……。清水によると、軽トラは、木村が塀にぶつけて廃車にしてしまったという。その際、木村から「警察官の娘に迷惑をかけたくない」と懇願されたため警察には届けず、車は木村が自分で処分したという。
 木村が犯人である可能性が高まる中、川合は電話で藤に報告。源のそばを離れたその時、川合の目の前に、守護天使・木村が現れる!木村と目が合い、固まる川合。一方、川合以上に動揺する木村は、軽トラの場所を聞かれ、しどろもどろに。電話越しの藤の指示で冷静さを取り戻した川合は、車のある場所まで案内するよう木村を説得する。そこには、事故の痕跡が残る白い軽トラックがあった!急いで北条に連絡を入れる川合。しかし、その隙に木村は自殺をほのめかす書置きを残し、姿を消してしまう!

 町山署員たちは、吉野(千原せいじ)の無線を受け、全力で木村の捜索に乗り出す。その間、発見された軽トラのドライブレコーダーからは、木村が桜をひき逃げした証拠映像が見つかる!
 そんな中、手ぶらで逃げた木村が飛び降り自殺を図ると直感した伊賀崎は、近くの橋に向かったのではと予想する。伊賀崎の勘を信じる藤、そして源たちは急いで橋へ!今にも飛び降りようとする木村を発見する。木村が欄干に手をかけたその時、伊賀崎が冷徹な表情で声をかける。「あんたには生きて、罪を償ってもらうから」藤は源から渡された手錠を手に、万感の思いで木村を逮捕する。

 その後―。犯行を認めた木村は、町山交番の女性警察官を自分の娘と重ね、いつも凝視していたと自供。中でも桜に執着していた木村は、3年前のあの日、交差点で事故処理をしている桜を見かけ、寝不足からハンドル操作を誤ったと話す。
 事件解決を受け、藤は桜が警察学校時代に開きたがっていた女子会を企画。同期の桃木(臼田あさ美)と松島(大西礼芳)、そして車椅子に乗った桜が集まる。しかし、明るい空気でお酒が進む中、桜は警察官には戻らない決意を打ち明ける。そのどこか晴れやかな表情を前に、藤は桜を引き止めることができず……。

 そして、桜が退官願いを出しにくる日。町山署には暗い空気が流れていた。そんな中、藤が桜を引き止めなかったことを知った川合は、あることを思いつく。突然、桜がいる部屋の前で大声で藤の悪口を言い始める!今までの藤の優しさを思い出しながら、心にもない悪口を続ける川合。部屋の中からその声を聞いていた桜は、我慢できずに部屋を飛び出すと突然退官を撤回!生意気な川合の根性を叩き直すために死ぬ気でリハビリして職場復帰をすると宣言する。川合は桜を引き止めたくても声をかけられなかった藤のために、自分が嫌われ役を買って桜の退官を止めたのだった。その気持ちを知った藤は、初めて川合に「ありがとう」と言葉をかける。
 数日後―。町山交番には、愚痴をこぼしながらも公務に駆け回る藤と川合の姿があった。川合の心には、キツくて、辛くて、嫌われまくりの警察官の仕事に、いつの間にか誇りが芽生えていた……。

脚本:根本ノンジ
演出:南雲聖一
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照強の悪質な張り手(対宇良戦)……だから、相撲協会はダメなんだ

2021-09-14 12:08:16 | スポーツ
大相撲の張り手やかち上げ(エルボー)については、これまで散々取り上げてきたが……
「相撲の品格 日馬富士」(2014年3月19日記事)
「北の湖理事長死去に思う」(2015年11月29日記事)
「もはや格闘技……白鵬の立ち合い」(2016年5月16日記事)
「白鵬の凶悪技(かち上げ)」(2016年7月13日記事)
「みっともない相撲 日馬富士-貴景勝」(2017年9月21日記事)
「恥という言葉を知らない、品格を全く持たない横綱」(2021年7月20日記事)


昨日(9月13日)の照強の張り手も悪質だった
 秋場所二日目、対宇良戦で、照強は張り手を計7回繰り出した。
 最初の左張り手は動作の中で連動した軽いモノ(簡単に言うと、"チョイ”と手を出した程度)だったが、
 2度目3度目の左は、平手打ちのように宇良の頬を横からとらえようとしたものになったやや軌道が大きくなりやや強いものになった。
 4度目の右平手は振りかぶる動作になり起動も大きくなり、強度も増した。そして、続けざまに左の張り手(5度目)。
 6度目、7度目の右の張り手は更に悪質で、ストレートパンチの軌道で顔面を捉える……フック気味のストレートパンチと言ったらよいのか、ストレート気味のフックというべきか、平手打ちのような軌道に比べ、より衝撃が顔や頭に直撃するような打撃(パンチ)だった。
 宇良はそれらの攻撃に耐え、土俵際まで押し込んだが、最後に叩き込みを食らい敗れた。
 土俵から転落した宇良は、なかなか起き上がれなかったが、二字口に戻って立礼。その顔は鼻血にまみれていた。

【取組内容はこちら…NHK大相撲取組動画……ページが削除されるなどして、リンク切れになっているようです
【内容記事はこちら…YAHOO JAPAN ニュース『館内に繰り返しどよめき…照強の張り手連打に宇良は鼻血も 壮絶な一番にファン「スゲー音してた」』……ページが削除されるなどして、リンク切れになっているようです


 上記のYAHOOニュースで取り組みの状況が記されているが、その記事中、
『ABEMAで解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方は「照強の気迫を感じましたね。相手をただ叩きにいっているのではなくて、なんとかしてやろうと」と一言。仕切りの段階から勝負が始まっていたことを指摘し、「照強の方がドーンと前に出て行って、宇良は受け身の形になりましたよね」「とにかく照強は先に相手を撹乱してやろうというところからあの張り手」と解説した。』
 という記述があった。


…………"相手をただ叩きにいっているのではなくて、なんとかしてやろうと”
"相手を撹乱してやろうというところからあの張り手”………………

 えっ!この親方、何を言っているの?目は節穴か?
 照強の張り手(打撃)は、完全に相手にダメージを与える(痛めつける)のが目的である。

 まあ、白鵬の凶悪技を容認している相撲協会だから、観て見ぬふりするしかないのかもしれない。

「もはや格闘技……白鵬の立ち合い」「白鵬の凶悪技(かち上げ)」
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新型コロナウイルス その119「街角インタビューでびっくりした回答」【補足(反省)あり】

2021-09-10 00:25:29 | 時事
多くの都t道府県で緊急事態の延長の方針について、街の声を聞いていたが……その中で、女性(20代かな?)が

「もうそろそろ(解除で)いいのかなと思ってしまいます。
 この渋谷を見ても、全然、みんな、出歩いているし…」


……この女性の論理の展開が分からない…………

 判断の根拠が、「みんな出歩いている(みんなが~している)」というもの。
 《感染が収まってきている》とか《これ以上宣言が続いたら、経済が止まってしまう》とかなら、判断の理由(根拠)になるが……

 《みんなが平気そうに出歩いているので、もう安全だ》という考えなのかな?
いや、もしかすると、
 《みんなが出歩いている現状を見ると、宣言の意味がないので、飲食やイベントなどの関係者のことを考えて、経済をストップさせる宣言は解除すべき》という考えなのかもしれない。(でも、そうは聞こえなかった)

【補足(反省)】
 確かに、変な回答なのですが、改めて考えると……
 テレビカメラとマイクを向けられたら(しかもNHK)、私も狼狽えて、変な回答をしてしまうような気がします。自信ありません。
 貶めるような記事を書いてしまい……反省しています。
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新型コロナウイルス その118「『緊急事態宣言を出しても、人流はあまり減らないので効果はない』という街角インタビューの意見について」

2021-09-09 16:39:53 | 時事
街角インタビューで「緊急事態宣言を出しても、人流はあまり減らないので効果はない」という意見を、よく耳にする。

 答えているあなたもその一因だよという突っ込みはさておき、
緊急事態宣言の意義(目的)として
 《飲食店やイベントなどで、時短や観客数制限などの要請を出すための法的手続き》があるが、この他に、《感染の防止に必要な協力要請(マスク着用、咳エチケット、手洗い、うがいなどの実施)》《外出の自粛の協力要請》など、国民に感染予防を促す目的もある
 つまり、端的に言えば、「緊急事態宣言を出しても、人流はあまり減らない」というのは、ひとりひとりの感染防止への意識が低いことの表れといえる。

 まあ、これは、菅総理をはじめ行政の発信力が低さに起因していると言えよう
例えば、以下のように呼び掛けてはどうだろうか?
「感染力がより強くなった変異種・デルタ株による感染が拡大している状況である。人流が増えると感染リスク(飛沫や物に付着しているウイルス)も増える。そんな中で、人や物と接触する機会が増える外出は、感染する危険が増す。
 また、無症状の感染者の率が低くなく、無症状者から感染してしまうケースもかなりある。また、自身が無症状の感染者で、他人に感染させてしまう可能性もある。
 そういう危険性を踏まえて、外出は減らすようお願いする」

   ↑
 もっと、説得力のある表現はあると思う

 説得力を増すため、分析して感染者の無症状者の率を示す。
 《世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルス感染者のうち4割ほどが無症状の感染者からうつされている》という情報も提示するのも効果的。
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新型コロナウイルス その117「『めざまし8』での古市憲寿氏の主張……根拠なしに、なぜ、言い切れる?」

2021-09-09 09:02:33 | 時事
『めざまし8』で、“行動制限の緩和”が議論されていた。

 その中で、古市憲寿氏
《我慢していても、感染拡大が押さえられないこと》が分かったので、行動制限を緩和……」云々を主張していた。


 フランスの事例など、いくつかの事実を挙げて言っていたが、それらから《我慢していても、感染拡大が押さえられないこと》という結論をだすのは、論理の飛躍がある。
 現在、ようやく新規感染が減少傾向になってきているが、それが、緊急事態宣言などの行動制限に因るものなのか、ワクチン接種の効果なのかは分からない(両方の効果だと考えるのが妥当だろう)。
 因みに、わが県の感染者は、県外との往来者由来の感染の率が非常に高かった。
 
 緊急事態宣言を出しても、以前に比べ、人流の抑制などの行動制限効果が低くなっているのは事実だが、では、宣言を出さなかったら、どういう状況になっていたか……悲惨な状況になっていたと考えられるが、古市氏はそう思わないのだろうか?
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