英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2011かるた名人戦、クイーン戦

2011-01-14 16:10:10 | 趣味
 先日、かるた名人戦、クイーン戦が行われました。その関係からか、私の過去の記事、かるた名人戦、クイーン戦(2009年1月10日記事)にかなりの方が訪れてくださっています。
 でも、この記事は一昨年のものなので、せっかく来てくださったのに申し訳ないなあと思っていました。「申し訳ないなあ」と思うだけなのも申し訳ないので、簡単ですが書きます。

 結果は、
  西郷直樹3-2川崎文義  楠木早紀2-0 山下恵令
名人、クイーンともに防衛を果たしました。これで西郷名人は13連覇、 楠クイーンは7連覇。
 西郷名人の13連覇は、もう金字塔と言って良いほどの偉業です。ただ、ここ4年は接戦続きで、特に昨年は三好輝明氏にあと1枚まで追い込まれました。今回も、大接戦でした。
 2-2で迎えた5回戦は、17-12(数字は残り枚数で、少ない方がリード)となって川崎六段が5枚リード、そこから名人が5連取して12-12と追いつく。終盤、3連取して10-7とし、再び突き放す。
 しかし、ここから名人は集中力を発揮し9連取と大逆襲、1-7とし、結局7枚差で西郷名人が勝利した。
 実は私の住む福井県はかるたが盛んで、何度も名人戦に登場しています。しかし、そのたびに西郷名人に跳ね返されています。土田雅は実に5度、三好輝明氏は2度、そして今回の川崎文義氏と計8度挑戦しています。
 福井渚会にとって大きな壁としてそびえ立っている西郷名人です。しかし、先にも書きましたように、ここ4年は接戦続き。西郷名人も社会人となり、トレーニングが学生時代ほど十分ではないのと、30歳を過ぎ、スピードにかげりが出てきているのは否めません。その分を、精神力と集中力で補っているのが現状です。来年こそは打倒西郷名人を果たしてほしいです。その前に挑戦者決定トーナメントを勝ち抜かなければいけませんが。(福井渚会としては、クイーン位には山崎みゆきさんが就いています)

 クイーン戦は当分、楠クイーン時代が続くような感じです。7連覇すべて2-0のストレート勝ち、しかも1戦1戦、相手を圧倒している感があります。クイーン戦において14連勝はすごいです。ちなみに西郷名人は初防衛から7期連続3-0のストレート勝ち、名人位を奪取した望月仁弘名人戦では0-2から3連勝しているので、27連勝の記録があります。王座戦における羽生名人みたいです。

 さて、名人戦とクイーン戦、同じ場で平行して行われますが、その趣は大いに異なります。それについては、おととしの記事に記しましたが、今回も同様な印象を持ちました。(この記事は、けっこう的確に競技かるたについて書いてあります。よろしければご覧ください)

 おととしの記事を引用すると、
「女性のクイーン戦は男性の名人戦に比べると、動の趣が強いです。これは、西郷永世名人と渡辺永世クイーンの戦い方によるものかもしれません。
 渡辺永世クイーンは、闘志を表に出して札を取ります。また、感情の動きもカメラを通しても分かります。また、読みが始まる合間の動き(素振り)も激しいです。それに対して、西郷永世名人は、本当に静かです。

 実際の札の取り方は驚くほど速くて、豪快です。4、5枚根こそぎ払います。一瞬ですから、どちらが速かったか、分からないことは多いです。競技者同士でも主張しあうこともあります。この場合、どちらかが譲るか、審判の判定を仰ぐかになります。審判は、競技者に判定を求められて初めて判定を下します。
 渡辺永世クイーンの場合、特にこの主張の押しが強かったように思います。バチバチと火花が散ることもあり、女の戦いの様相になることもありました。
 もちろん、渡辺永世クイーンの強さはそれだけでなく、強靭な精神力はもちろん、暗記力、瞬発力を兼ね備えていました。すごいと思ったのは、読み手の第一声を発する前の息の吸い方で第一声を予測したと言います」


 この伝統?は現在も継承されていて(と言っても渡辺クイーンほど激しくはない、空打ち(素振り)も少ない)、審判の判定を仰ぐ場面が何度も見られました
 基本的にどちらが札を取ったかは、競技者同士の合意で行われるのですが、どちらも自信ある場合は、審判に判定を仰ぎ委ねます。
 紙一重の差なのですが、本来、競技者自身はどちらに利があるのかは分かると言います。実際、名人戦においては審判に判定を仰ぐことは滅多にありません。
 とは言え、本当に紙一重なので、たとえば、Aがわずかに札を動かしたあと、Bが勢いよく払った場合、Aは「自分が先に触れた」と思いますし、Bは「(Aが触れたのに気づかず)自分が払った」と思います。なので、審判に判定を仰ぐということが頻繁に起こっても当然なのかもしれません。
 しかし、名人戦ではそういうことが少ないので、男女の気質の差からきているのかもしれません。専門外なので、論述するのは気が引けますが、
①男性は「私が札を取った」と強く主張するのは格好良くない
②男性は冷静に分析し、女性は自分に欲目で判断する
③(これはないと思いますが)言ったもん勝ち(審判が自分を支持すれば儲けモノ)
④(これもないと思いますが)相手への嫌がらせ(心理を揺さぶる)
 ただ、今回の審判の判定には疑問がありました。5回のうち4回は間違っていたように思います。ただ、これもスローモーションで確認して言えるのであって、肉眼では札の勢いを重視するしかないのかもしれません。

 さて、来年はどんな戦いが繰り広げられるのでしょうか?福井渚会の悲願は成し遂げられるのでしょうか?
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なぞなぞ2

2008-12-09 22:59:13 | 趣味
①がんばるぞ!という色は何色?
②純情で愛の告白がうまくできない植物は?
③Hが増すと堅さも増す棒は何?

 一応、まだ、なぞなぞ、募集中です。
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なぞなぞ、募集

2008-11-29 21:15:32 | 趣味
 子ども会対抗球技大会の集計時間の場つなぎに、毎年なぞなぞ大会をしているのですが、ネタ切れです。

 対象は、小学生です。ちなみに、昨年の問題は

①買うと、なぜか女の子がついてくる電化製品ってな~んだ?
②小さい帽子をかぶる職業は?
③小声でぶつぶつ言いながら、焚き火をして何かを燃やしている人がいます。さて、何を燃やしているのでしょう?

 面白くて、難しい(賞品の予算があまりない)なぞなぞ、ご存知でしたら、教えてください。
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合唱コンクール

2008-10-14 19:24:32 | 趣味
 正しくは『NHK学校音楽コンクール』と言います。古くさ…、いえ、伝統を感じます。私が観たのは中学校の部でした。
 私、けっこう好きです(「けっこう好き」とか「割と好き」という言い方は失礼か)。制服(セーラー服)の女生徒がいっぱいですから……って、ちがいますって(いえ、少しは)。でも、一般的な今風の女子生徒ではなく、リボンやネクタイもきちんと結び、髪もしっかり結んで、一心に合唱する姿は、絶滅寸前の清く正しい純真な女子生徒そのものです(男子生徒も)。多分、その映像は20年ほど前のものとほとんど変わっていないのではないでしょうか。いいですなあ!(すっかりおじさんモード)
 でも、そこで歌われる曲って、なぜ、あんなにつまらないのでしょうね。退屈です。私だけかもしれませんが、聴いた事のない曲ばかりで、合唱の技術の高さを示すだけの歌のように思えます。彼女たちは、歌っていて楽しいのでしょうか?ラテン語の曲もあるんですよ。
 いや、多分、合唱部全体が一つになって合唱を高めていく喜びがあるはずで、余計なお世話かもしれません。まったく素人な意見で、合唱を愛する方にとっては、侮辱されたと感じるかもしれません。素人の素直な感想なのでお許しください。
 もしかしたら、そういう曲でないと優勝できないからかもしれません。あるいは、各校の指導者がそう思い込んでいるのかもしれません。普段は、もっとポピュラーな曲を楽しんでいるのかもしれません。
 冒頭にも書きましたが、服装も含めてこういったスタイルが続いていることはきっと素晴らしいことなのでしょう。でも、もっとポピュラーな曲が聞きたいなあと思うのです。セーラー服は残ってほしいですが。
 課題曲の傾向は、ここ数年変わってきている気がします。ちなみに、今年の中学校の部の課題曲は、アンジェラ・アキさんの『手紙』という素敵な曲でした。
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