英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

【歳時メモ】 追いかけて咲き始める花たち(シャガ、ツツジ、ハルジオン)

2022-04-28 16:36:21 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。

 今年の桜は急ぐように、咲き、そして散っていきました。
 それを追いかけるように
 花水木も、もう終期。
 そして、
シャガ……今が真っ盛り
ツツジ……咲き揃い始めました
ハルジオン……ちらほらと

 明日(29日・金曜日)から3日(火曜日にかけては、やや寒くなるので、駆け足の春も一休みするかもしれません。
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鎌倉殿の13人 第16話「伝説の幕開け」

2022-04-27 11:50:59 | ドラマ・映画
頼朝(義経)vs義仲
戦の天才・義経
 軍(いくさ)奉行を任じられた梶原景時(中村獅童)もできる人物だが、戦に関しては、義経の戦術には歯ぎしりを強いられる。
 ただし、常識はずれでも卑怯でも汚くても、勝てばよい!(正々堂々戦って負けたのでは、何の意味もない)という考え。
・使者の首を刎ね、返事として送り付けて挑発
・後白河法皇の「和睦せよ」や軍勢の数の偽情報を流す
・馬に乗って崖を駆け下るのが無理なら、馬から降りればよい(馬から降りて戦うのは無様だという常識があった)
この義経に加え、政治的な手腕に長けている頼朝。最強な兄弟である。
・見せしめとした上総介広常の殺害で、御家人たちに恐怖を植え付ける
・功績に応じた恩賞(所領)を与える

 蒲殿・源 範頼 はいい人だなあ…

義の人・義仲
 (このドラマの義仲は)義を重んじる清廉な人物。戦術にもたけていたが、義を重んじ正々堂々戦うだけに、義経には勝てない。
 邪険にされた後白河法皇にも、別れの挨拶をして去っていく。
 義時は義仲と出会っていたら、少なくとも苦悩はしないだろうなあ。天下を取れたかは怪しいが。

 義仲本人は《やるだけのことはやった。悔いはない! ただ、気がかりなのは……嫡男の義高》……次話の焦点か?

 各々の個性が溢れる報告書は面白かった!


第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」
第15話「足固めの儀式」

【ストーリー】番組サイトより
御家人たちをまとめ上げた源頼朝(大泉洋)は、弟・範頼(迫田孝也)を総大将、梶原景時(中村獅童)を軍(いくさ)奉行とした本軍を派兵。八重(新垣結衣)に見送られた義時(小栗旬)も従軍し先発した義経(菅田将暉)と合流する。後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる木曽義仲(青木崇高)、福原を拠点に復権を伺う平宗盛(小泉孝太郎)に対し、鎌倉方は義経の天才的な軍略に導かれて奮戦。畠山重忠(中川大志)らが華々しく駆ける……

脚本:三谷幸喜
演出:吉田照幸
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女流棋士考 その7「女流棋士の濫造?③ 女流棋士の降級点の検証…年度終了時の勝率(勝数)」

2022-04-24 08:04:54 | 将棋
このシリーズ、ずいぶん間が空いてしまいました。
書いている本人も、かなり忘れていたので、過去記事を読み直して復習しましたが、過去の経緯や制度が複雑、さらに、公表されていない降級点の算定システムなど、ややこしいことこの上ないです。

でも、よくわからなくても大丈夫です。
本記事からが、主題(言いたいこと)なので、率直に言うと(ぶっちゃけた話)、本記事から読んでも大丈夫です。

一応、
【これまでのあらすじと補足】です
①「その1」~「その4」
 予選やトーナメントを見ると、《激戦の組や山がある反面、密度の低い組や山があるなあ》と思い、検証してみた(その検証道具として、独自のランキングを設定)
 すると、やはり、著しい偏りが生じることがあった。まあ、抽選の結果なので運が良いとか悪いとかで納得すべきことなのかもしれないが、《女流棋士が増え過ぎたのが、この現象の一因ではないだろうか?》

②「その5」
 女流棋士の人員の増減は、簡単に言うと、A「新女流棋士数」、B「引退女流棋士数」の大小によって決まる。A>Bなら増加し、A<Bなら減少する。
 ここ数年、女流棋士はかなり増加した。増加するのは良いことだ。大人数であればあるほど、トップにたどり着くのは大変で、その分、強くなる。
 トップが強くなり、切磋琢磨して、周辺のレベルも上がり、下辺にも波及し、全体がレベルアップ。
 ただし、大所帯になれば、それだけの人数を養うだけの運営資金が必要になる。有難いことに、女流棋戦も次々に増え、今やタイトル戦も8つに増えた(歴史ある女流名人戦は序列としては5番目という盛況ぶり)
 それでも、連盟も少し増え過ぎたと考え、数年前から降級点制度を設けた。運営的な面もあるが、《“価値があるのか?”という内容の将棋に対局料を出すのは如何なものか?》という考えもあるのだろう
 私も、実際、《この将棋でプロと名乗れ……》(詳しくは今後書くかも)

③「その6」
 で、実際、公表されている降級点制度について検証してみようと。
 降級点が付くのは、年度で5名(推定)
 どういう算定基準なのかは不明だが、年度成績の最下位から5名までというのはどういう女流棋士がいるのか?実際に2021年度の2月2日現在で調べてみた……


このあらすじでは不安な方は、過去記事をご覧ください。
読まなくても大丈夫ですが、読んでいただけると嬉しいです
その1「女流棋士独断ランキング」
その2「トーナメントにおける抽選の偏り① 清麗戦予選トーナメント」
その3「トーナメントにおける抽選の偏り② 女流名人戦予選トーナメント」
その4「トーナメントにおける抽選の偏り③ その他の棋戦」
その5「女流棋士の濫造?➀ 女流棋士になる条件(女流棋士でいられる条件)」
その6「女流棋士の濫造?② 女流棋士の降級点の検証(勝率、勝数)」


「その6」で、記事アップ時点(2月2日)での成績で検証したが、ぐずぐずしていたら2021年度が終わってしまった。
 なので、年度終了時のデータをアップ。
2021年度の全女流棋士成績・記録を基に、手作業(目視)でランキングを作成したので、漏れなどのミスがあるかもしれません。連盟サイトの成績上位ランキングは5位までのみ。せめて10位までは表示してほしいです)

2021年度最終勝率(下位) 左側は2月2日現在 右側の青字が最終勝率
  (※はLPSA所属女流棋士)
 山口稀女流1級 0.353( 6勝11敗)   中村桃女流二段 0.364( 8勝14敗) 
 中村桃女流二段 0.350( 7勝13敗)   藤井女流初段  0.353( 6勝11敗)
※中倉女流二段  0.350( 7勝13敗)   貞升女流二段  0.333( 7勝14敗)
 斎田女流五段  0.333( 7勝14敗)   山口稀女流1級 0.333( 7勝14敗)
 藤田女流二段  0.316( 6勝13敗)   竹部女流四段  0.333( 7勝14敗)
 貞升女流二段  0.316( 6勝13敗)  ※中倉女流二段  0.318( 7勝15敗)
 藤井女流初段  0.313( 5勝11敗)   斎田女流五段  0.318( 7勝15敗)
 伊奈川女流二段 0.300( 6勝14敗)   石高女流二段  0.318( 7勝15敗)
 石高女流二段  0.300( 6勝14敗)   伊奈川女流二段 0.318( 7勝15敗)
 竹部女流四段  0.263( 5勝14敗)   藤田女流二段  0.286( 6勝15敗)
 相川女流初段  0.263( 5勝14敗)   相川女流初段  0.286( 6勝15敗)
 和田は女流1級 0.263( 5勝14敗)   和田は女流1級 0.263( 5勝14敗)
※島井女流二段  0.263( 5勝14敗)  ※島井女流二段  0.250( 5勝15敗)
 安食女流初段  0.250( 4勝12敗)  ※船戸女流三段  0.238( 5勝16敗)
※船戸女流三段  0.222( 4勝14敗)   山口絵女流1級 0.235( 4勝13敗)
 北尾女流二段  0.176( 3勝14敗)   安食女流初段  0.222( 4勝14敗)
 山口絵女流1級 0.133( 2勝13敗)   北尾女流二段  0.222( 4勝14敗)
  「和田は女流1級」は「和田はな 女流1級」(「和田(という人)は女流1級です」という意味ではありません)

 山口絵美菜1級は2022年3月30日付で引退・退会。退会したので、降級点の対象外となるのだろうか?
 連盟所属ではないLPGA所属の女流棋士は降級点の対象外となるのだろうか?「その6」の記事を書いた当初は、LPSA所属棋士は降級点の対象外だと思っていたが、現在はLPSA所属棋士も対象に入ると考えている。そうしないと不公平だし、連盟のホームページ内の記述とは言え、所属云々についての記載はないので、すべての棋士が対象のような気がする。そう考えると、LPSA+中井女流(無所属)の9名を加えると、制度対象人数は68人で降級点該当人数は7人となる。
 勝率基準の場合は、以上の要件を考慮すると、降級点相当の女流棋士は、北尾女流二段、安食女流初段、※船戸女流三段、※島井女流二段、和田はな女流1級、藤田女流二段、相川女流初段全員、勝率3割未満なので妥当であろう。(0.333以下の勝率の棋士は皆、該当させてもいい気がする)

勝数・下位成績者(※はLPSA所属女流棋士)
 石高女流二段     7
 貞升女流二段     7
 伊奈川女流二段    7
 山口稀女流1級    7
 K・ステチェンスカ女流初段 7……2021年8月11日より休場
 竹部女流四段     7
 藤田女流二段     6
 相川女流初段     6
※田中女流2級     6……9月1日付で女流2級に
 井道女流二段     5……2021年10月1日より出産・育児のため休場
 宮宗女流二段     5……2021年10月1日より出産・育児のため休場

 藤井女流初段     5
 和田は女流1級    5
※船戸女流三段     5
※島井女流二段     5
 北尾女流二段     4
 安食女流初段     4
 山口絵女流1級    4……2022年3月30日付で引退・退会

早水千紗女流三段(全休)、山田朱未女流二段(全休)、カロリーナ・ステチェンスカ女流初段(8月11日~、7勝5敗)
【連盟発表の休場期間、休場理由による降級点の扱い規定】
・出産・病気による休場者は、休場の時期に関わらず、休場期間を含む当該年度において降級点の対象外となる
・出産・病気以外の理由による年度単位の休場者には、年度終了時に降級点0.5がつき、0.5の降級点は2回で降級点1となる
・出産・病気以外の理由による年度途中の休場者は、年度成績の順位下位者に該当した場合、降級点の対象となる
  井道女流二段、宮宗女流二段は対象外
  田中女流2級も対象外と思われる(途中参加なので)
  早水女流三段、山田女流二段は降級点0.5と思われる
  K・ステチェンスカ女流初段は対象外とはならないと思われるが、7勝は安全圏


 ………勝数を基準に考えると、5勝までの安食女流初段、北尾女流二段、※島井女流二段、※船戸女流三段、和田はな女流1級、藤井女流初段が降級点、6勝の藤田女流二段、相川女流初段がボーダーラインとなる。


将棋連盟の「お知らせ」(4月1日)によると
「安食総子 女流初段(女流棋士引退規定により/引退日付・最終対局日未定)」

 2021年度成績で降級点を取り、累計3のとなり、引退に至ったと考えられる。
(参照「その5」


 将棋連盟が、降級点の詳細を公表しないので、長々と推測することになってしまったが、実は、誰が降級点を取るかは、このシリーズ記事の主題ではない。
 サブタイトルに挙げた「女流棋士の濫造」や「結果的互助会」が主題である

【以下、続く】
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鎌倉殿の13人 第15話「足固めの儀式」

2022-04-19 18:07:49 | ドラマ・映画
今話は大きな転換点
 ……御家人たちの頼朝への忠誠心
 ……特に、義時が黒くならざるを得なくなった転換点でもあった
     ちなみに、私が今後、『鎌倉殿の13人』を視聴し続ける気持ちが揺らいだ回でもあった


今回の「上総広常の変」(表向きには、処刑されたのが広常が首謀者) 或いは「三浦の変」(三浦家で陰謀を練った)を状況、経緯を整理すると
①《頼朝は板東武士を道具としか考えていない》《源氏同士の争いに巻き込まれるのは御免だ》などの不満から、頼朝を鎌倉から追い出したい(できれば、義仲の嫡男・義高を旗頭として)。
②陰謀に加担したのは、三浦義澄・義村、和田義盛、畠山重忠、千葉常胤、岡崎義実、土肥実平、文覚ら
③梶原景時はスパイとして、上総広常は事が大きくならないよう調整役(大江広元の提案より、義時が依頼)として入り込む
④比企能員も探りを入れに行くが、魂胆がバレ、仲間になるよう誘われ、どっちつかずの立ち位置を選択?、同時に景時のスパイが露見し幽閉される
⑤土肥実平がビビッて離脱、泰時が決行の情報を聞き出す
⑥既の所(すんでのところ)、頼朝の赦免の約束を取り付けた義時が駆けつけ、説得に当たる
 ・元々、穏健で冷静な畠山重忠が機転を利かし、和田の性格を利用して、掌返しさせる
 ・その他のメンバーも陰謀が発覚して失敗に終わりそうなことを悟り、義時の説得で、拳を下ろす

 無事落着したかに思えたが、広元が「誰かに責任を取らせないと、示しがつかない」と言い出し、上総広常に責任を負わすことに
 頼朝は今回の陰謀を知り、それを利用して、広常を排除しようとしたのだ。初めから、広常に陰謀に加わらせ首謀者として処刑する腹積もりだった
 一番の実力者の広常を処することで、板東武者達を服従心を植え付けた

………非情と言うか、非道と言うか…


 板東武者達は、広常が陰謀に加わった事情を知らないので、単に頭(かしら)的存在の広常が処されても、反感は持たないだろう。
 これまで道具扱いされてはいたが、陰謀を企てたのは自分たちで、広常は処分されたが、自分たちは赦免される上、今後の戦の功績により所領が与えられることを約束されたのだから。

 しかし、義時は違う。
・広常に謀反の気持ちはなく、義時(頼朝)に頼まれて陰謀の場に加わっただけ》
・大庭との戦いの時、広元に「頼朝に仕えて天下を取る(平家を滅ぼす)のは、面白い」「板東武士の世を創るために戦う」と仲間に加わるよう説得したのは義時

 広常を助けるか、見殺しにするかと言うのは
《板東武士の世を創るか、頼朝の天下取りを支えるか》の選択
である。
 義時が選ぶのは当然、前者であるはず。頼朝は旗頭としては適しているが、「板東武士の為、板東の為、立ち上がる」と言っていたというのに……

 頼朝には何の恩義もなく、振り回され続けただけ。人徳も感じない。
 自分が説得して仲間に加わってもらい、頼朝がここまで来れたのも広常あってのことだ。広常には義時も頼朝も恩がある。
 それに、今回の件では広常には何の非もない。
 頼朝にとっては、今回の処刑は最善かもしれないが、義時にとってはこれまでの生き方を否定する行為だ

 なのに、ただ涙を流すだけ。
 義村に事情を説明した後、「広常に逃げるよう告げる」と言ったが、義村は「お前の気持ちは既に決まっていて、俺に告げたのは止めてほしいからだろう。《止められて、広常を見殺しにした》と言い訳できるからだろう」と鋭いことを言われ、足を止めてしまった。
 
まあ、よくありがちな、気持ちの葛藤、決着の手順だが、逆に、義村に後押ししてほしくて、事情を話したとも考えられるのではないか?
 それはともかく、義時が頼朝を選んだ理由が語られなかったのは、釈然としなかった。
 くどいようだが、これまでに義時が頼朝に心酔するシーンがなかったと、私は思う。



後に、広常が書いた「頼朝の下での天下平定の為の計画書(決意書)」が見つかり、広常が子どものような体勢でそれを書いている場面が回想される……切ない
 ………………見せしめなら、文覚でいいのに(笑)

 「広常が双六している最中、襲撃され殺害された」という史実と、殺害を命じられた梶原景時の迷いを巧く絡ませていた

 

第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」

【ストーリー】番組サイトより
源義経(菅田将暉)率いる一軍が迫っていると知った木曽義仲(青木崇高)は、後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる。一方、鎌倉では御家人たちが謀反を計画。上総広常(佐藤浩市)も加わり、義仲の嫡男・義高(市川染五郎)を旗頭とし、都ばかりに目を向ける源頼朝(大泉洋)の失脚をたくらむ。義時(小栗旬)は御家人たちの計画を潰すため大江広元(栗原英雄)らと連携し……

脚本:三谷幸喜
演出:吉田照幸
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Wリーグ2021-22 プレーオフ ファイナル トヨタ自動車vs富士 第2戦

2022-04-19 15:16:22 | スポーツ
第1戦を勝ち切っていれば………
   ………………トヨタは強かった


トヨタ自動車
・山本は、富士通が「これから行くぞ」というタイミングで、シュートを決めてくる。しかも、3Pラインから1mほど離れた位置から決めたり、かなり無理な体勢で打っているのにリングに入ってしまう……一瞬、《外れる》《有難い》と思っってしまうので、ショックは2倍!
・シラの高さやシュート力は、もはや反則
・もちろん、他の選手も手強すぎ
・トヨタ自動車のディフェンスは第1戦より厳しかった。町田、篠崎、宮澤の3人をマークすれば、富士通に得点を積み重ねられることはないので、ディフェンスの焦点を絞りやすかった。

富士通
・トヨタのディフェンスを崩すには、オコエが鍵だったが……オコエのプレーは、迂闊で雑……。おまけにファールトラブル。
・富士通としては第1Qで5点のリードを奪ったが、すぐ逆転されたのが痛かった
・リードを許してからは、ディフェンスで頑張るのが第一だが、トヨタのペイント陣が強力なので、ファールが嵩んでしまった(オコエ、宮澤ともに、しなくてよいファールがあった)。オコエに加え、宮澤もファールトラブルとなっては、勝機がなくなった。
・流れが悪い時に、もう少し町田のドライブが欲しかった。ドライブが少なかったのは、トヨタ自動車が町田のドライブを警戒し、許さなかったからだろう
・やはり、富士通はセンターがいないのが、弱点。特に、トヨタ自動車に対しては致命的。
・得点差が開いても、あきらめず、2度ほど得点差を一けたに戻した。賞賛したい。
・宮澤はもっと積極的に点を取りに行くべきだ

 来期、富士通は町田がいない(アメリカへ)、屈指のポイントガードが抜けてしまう。正直言って、控えの岡田では、きびし……。ENEOSから移籍してきた宮澤も計算外だろう。
 ポイントガードとセンターの補強(強化)が課題。……そうだ、渡嘉敷と宮崎を移籍、加入させれば(←何を言ってんだか…(笑))
 関係ないが、富士通の応援テーマは鬱陶しい

トヨタ自動車 19 24 18 26  71
富士通    14 15 23 19  87

トヨタ……シラ19点,12R,2A,3ST、山本19点,3A、馬瓜ステファニー14点,10R,5A,2ST、馬瓜エブリン13点,4R、三好6点,5A
富士通……宮澤18点,10R,2B、篠崎19点,6R,3A、内野13点,6R、町田9点10A、藤本5点、オコエ3点,1R,2ST,6TO,5F
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新型コロナウイルス その137「コロナ感染に関する行政と報道……現状で良いのか?」

2022-04-18 16:29:25 | 時事
「重症化率が低い」「新規感染者が減少した」「医療体制もひっ迫していない」「感染予防より経済に軸を移すべき」という視点から、3月21日にまん延防止措置を解除したが、それを決定した3月18日の新規感染者数は約50,000人(1週間の平均も同程度)
 防止措置を解除後、減少傾向は止まり、横ばい、そして漸増傾向にベクトルを変えてきている。もちろん、重症化率の変化や、ワクチンや治療法の確立など、これまでとは状況が異なってきているので、一概に、感染防止措置解除を批判することはできない。(前記事と主張が重複してしまうが、経済活動と感染対策(医療や介護現場、重症化の可能性を考慮)の両立は難しい……)
 しかし、スポーツ観戦や観光や各イベントの制限が緩やかになり、感染する危険性が高まってきているのは間違いない。
 ここ数か月、東京マラソンを始め、プロ野球、サッカー、バスケット、バレーボール、卓球、ゴルフなど大会やリーグが実施されている。プロスポーツだけでなく、センバツ高校野球、高校サッカー選手権、春の高校バレー、バスケットウインターカップなど各種高校大会も行われている。
 その中で、各団体、各チームが感染防止対策を懸命に採っているのだが、それでも、コロナ感染によって棄権、あるいは、試合中止などをせざる得ない事態に陥っている。
 これも、経済と感染防止の両立と同様、ある程度の損失を許容して行わざるを得ないと思う。観客の有無も難しい問題だ。(選手や実況者は「観客の声援があるのは嬉しい」と語っているが、感染防止の観点では、感染拡大が心配)

 

 これらの問題については正解はないのかもしれない。もちろん、経済と感染防止のバランスを取る最も良い地点(制限の強弱点)はあるはずで、それを追究する努力は必要だ。もちろん、素人の私にバランス点が分かるはずはなく、分科会や厚労省や学者さんに任せるしかない。が、まん延防止措置の解除はもう少し待った方が良かったと考える。
 これまで延長延長と来ているので、制限を受ける当事者にとっては、これ以上の延長は、たまったものではないだろう。しかし、結果論になってしまうが、移動・飲食が活発になる黄金週間を前にしての増加傾向は非常に心配だ。
 我慢しきれずに緊急事態宣言やまん延防止措置を解除して、感染の拡大がお盆、年末、年度末、黄金週間にぶつかってしまう……またしてもか?…

 

 しかし、本記事で私が言いたいことは上記の件ではなく、行政と報道のアナウンス姿勢(各種分析も含む)だ。
 分析については、前記事の《感染者とワクチン接種の因果関係》の他に、
《エアロゾル感染の有無》……スーパーコンピュータ”富岳”を駆使して飛沫の拡散状況をシミュレートはしていたが、結局、どうなのかは?不明(私が把握していないだけかも)
《ウイルスの残存具合》……《初期の頃、布のような凹凸がある素材より、金属などの滑らかな素材の方が長く生存?する》と言われたが、その後は検証しないのか?その他いろいろの素材(エレベーター・自販機のボタン、紙幣・コインなど)についてはどうなのか?

 記事を書くにあたって、気になったので、『新型コロナウイルス特設サイト』「知っておきたい」「厚生労働省の新型コロナ専門家会合」のページで、「新型コロナ 感染示す抗体の保有率 東京と大阪で5%余り(4/14)」という記事があった。……いろいろ調査、分析はしているようだ。
【以下、引用】
 厚生労働省は、感染の「第6波」を迎えていた2022年2月2日から3月6日にかけて、5つの都府県の合わせて8000人余りを対象に抗体の保有率を調査し、4月13日開かれた厚生労働省の専門家会合で結果の速報値を公表しました。
 それによりますと、新型コロナウイルスに実際に感染した場合にだけ得られるタイプの抗体の保有率は▽東京都で5.65%、▽大阪府で5.32%、▽宮城県で1.49%、▽愛知県で3.09%、▽福岡県が2.71%で、2021年12月の前回調査と比べてそれぞれ1.2倍から2倍程度、増加していました。
 いずれも調査時点でのそれぞれの都府県の人口に占める累計の感染者数の割合と同程度の水準だったということです。
 また、ワクチン接種でも得られるタイプの抗体については、いずれの都府県でも96%以上の人が持っていましたが、厚生労働省によりますと今回の結果からは発症や重症化などの予防に十分な免疫があるかどうかは分からないということです。
 専門家会合の脇田隆字座長は「専門家会合では、詳細な分析は必要だが、無症状で検査ができていないという感染者はほとんどいないのではという指摘が出た」と話しています。
【引用終わり】


 この専門家会合に比べ、政府の新型コロナ分科会は記事が少ない。

 民放の情報番組は不定期にしか見ないので、論じられないが、NHKについては『おはよう日本(朝の7時台)』と夜の『ニュース7』は必ず見ている。しかし、こういう情報はほとんど報じられない。(時折、コーナーを設けて報じることもある)
 インターネットが普及した現代において、テレビがどれだけ情報源として求められるかは疑問だが、ネットをたどって、専門サイト、しかも、「厚生労働省の新型コロナ専門家会合」のページを閲覧する人など稀有であろう。
 年配の方はやはり、テレビが一番の情報源であろう。テレビは受動一方の情報で、情報を選べるネット情報が若い世代にマッチしているとは思う。しかし、だからと言って、「詳しい情報は2次元コードからご覧ください」ではダメなのではないだろうか。



 で、本記事の動機となったのが………………
………………「Vリーグが女子決勝中止の経緯説明 延期の日程調整は困難などと判断」( 『Yahoo! JAPAN』)

 33試合消化した最後のファイナルが中止(ファイナルの第1戦を制した久光の優勝)はけっこう衝撃を受けたが、冒頭でも記したが、コロナ感染により棄権や中止となったのはVリーグだけでなく、甲子園や高校大会、Wリーグでもあり、プロ野球やJリーグでも部分的に試合中止、参加停止は珍しくない状況だ(残念ながら)。
 将棋界でも、コロナ感染による対局延期はちらほらある。

 私が問題にしたいのは、『おはよう日本(朝の7時台)』と夜の『ニュース7』で一言も触れなかったことだ。別に、《バレーボールの扱いが冷たい》とか言いたいわけではなく、こういう情報はきちんと発信して、一般の人の気持ちを引き締めさせてほしいのである。
 まん延防止措置が解除され、イベントや試合観戦も制限が緩くなり、感染が収まっているように感じている人も多いのではないだろうか?

 それに、最近、両番組内で新型コロナウイルスに関するニュースが極端に少なくなった。ニュースバリューが低いとの判断なのか、それとも、経済活動にブレーキを掛ける動きにならないようにコロナについて報じないようにしているのだろうか?
 ウクライナ情勢も非常に大事だが、ニュースとして興味を惹かなくなりつつある新型コロナ関連情報ではあるが、感染状況などの情報はきちんと発信すべきである。
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Wリーグ2021-22 プレーオフ ファイナル トヨタ自動車vs富士 第1戦

2022-04-16 23:54:35 | スポーツ
これでも勝てないのか…

 序盤、富士通・篠崎が爆発し、厳しいディフェンス、リバウンドもよく頑張り、序盤に奪った10点のリードを保った。
 トヨタ自動車のヘッドコーチ曰く、感情抑制ができていなかった状態(そう言えば、フリースローもよく落とした)から立ち直り、徐々に詰められたが、第2Q中盤から押し返し、逆に、37-24と13点差に広げた(残り2:51)。結局、前半は41-31と10点差で終えた。
 ゲームの流れが若干、行き来したが、序盤10点差ついてからは、拮抗状態と言って良い。
 ただし、トヨタ自動車が、徐々に自分のバスケットが出来てきたという印象を受けた。

 その傾向は、第3Qに入ると、徐々に顕著になり、点差も少しずつ縮まっていった。トヨタ自動車がオフェンスリバウンドを取れるようになり、セカンドチャンスからの得点も増えた
 富士通も踏ん張った。ディフェンスを頑張り、オフェンスも篠崎、宮澤が得点を重ね、町田もパスにシュートに冴えた。内尾もディフェンス、リバウンドで奮闘、控えの内野、藤本も役割を果たし(要所で得点も上げた)、流れを押し返す。好ゲームとなった。
 だが、富士通にとって不運だったのが、シラが絶好調だったこと。攻守に大活躍で、終盤は手が付けられなかった。山本も勝負所で3Pシュートを決めた。
 作戦も見事だった。富士通の厳しいディフェンスに手を焼いていると見ると、ドライブ主体のオフェンスに切り替え、富士通のファールを誘った。後半はポストプレー中心に切り替え、自分たちのペースに持ち込んだ。

 富士通も徐々に点差を詰められ、流れもトヨタに傾く中、良く踏ん張ったが、最後は力尽きた。終盤の町田のイージーシュートやフリースローのミスもエネルギー切れか?
 敗因を挙げるとしたら、オコエと中村の得点が伸びなかったこと(オコエ、中村は前半途中で2ファールしてベンチに下がった)。オコエは後半プレーしたが、中村は後半はプレータイムはゼロ?
 後半、トヨタ自動車がペイント内のプレーを強調した時間帯に、中村を起用すべきだった気がする。(とは言え、富士通のプレーも悪くなかったので、中村を使うのは勇気がいるかも。オコエと中村の二人をコート内に入れるのは、ちょっと不安)

トヨタ自動車74-69富士通
トヨタ……シラ21点,9R,4A,2B、山本15点,7A、馬瓜エブリン13点,6R、馬瓜ステファニー9点,12R,4A,3B
富士通……篠崎24点,7R,8A、宮澤18点,6R、町田7点8A、オコエ7点,5R、藤本6点
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新型コロナウイルス その136「検証してほしいこと ~感染者とワクチン接種の因果関係~」

2022-04-16 17:21:19 | 時事
 重症化率の変化や、ワクチンや治療法の確立など、これまでとは状況が異なってきているので、過度に神経質になる必要はないのかもしれない。
 それでも、医療や介護施設の関係者の大変さ、さらに、実際に重症化する危険性を思うと、「無症状や軽症で済むから、経済に重点を置けばいい」という訳にもいかない。

 経済と感染拡大防止の両立の施策として、政府や分科会(新型コロナウイルス感染症対策分科会)が言う3回目のワクチン接種は、有効手段のように思われる。
 副反応やワクチン接種そのものの効果の疑問、重症化しないだろうという希望的観測などがあり、政府が予定するほど接種率が高くなっていないという。
 「特に、若い世代の接種が進まない」と言っているが、接種に二の足を踏む人の割合が高いこともあるが、「2回目接種から6か月の期間を開ける」ことが前提のようなので、若い世代の接種率が低いのはある程度、仕方がない気もする。


 で、私が知りたいのは……
《新規感染者の3回接種、2回接種、未接種の割合》だ。
 新規感染者のうち、3回接種した人の割合が極端に低ければ、3回目接種の有効性の説得力が高くなると考える。
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鎌倉殿の13人 第14話「都の義仲」

2022-04-14 18:05:35 | ドラマ・映画
(簡単感想です。ご容赦ください)
義時と八重のイチャイチャシーンで始まった第14話だったが、後白河法皇や貴族たちの気位の高さや身勝手さから、義仲が窮地に追い込まれ、人質として頼朝の下に差し出された、義仲の嫡男・義高(市川染五郎)も身も危うくなる展開。
また、《源氏同士の争いの戦に巻き込まれるのは御免だ》《頼朝からは道具として扱われている》と思った御家人たちの不満が大きくなり、分裂の危機、一触即発の状況となっていく……

(不満が大きくなる中でも、土肥実平(阿南健治)は良い人だった)

・義仲親子が《義を大切にする》《私欲のない》清廉な人物だけに、気の毒だ
・やはり不気味な梶原景時(中村獅童)……スパイとして三浦一派に接近、潜入
・義時が上総広常(佐藤浩市)に三浦一派に加わるよう頼んだ意図は?
・政子母娘の美男子・善高への態度が、野原母娘(みさえ・ひまわり)みたいだ

第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」

【ストーリー】番組サイトより
嫡男・義高(市川染五郎)を鎌倉へと送った木曽義仲(青木崇高)は、平家の追討軍を撃退して上洛。敗れた平宗盛(小泉孝太郎)は、三種の神器とともに都を落ち延びる。義仲の活躍に焦る源頼朝(大泉洋)であったが、義仲と後白河法皇(西田敏行)との関係が悪化すると、弟・義経(菅田将暉)を大将とし派兵することを決断。しかし、利益のない戦に御家人たちが不満を募らせる。そんな中、義時(小栗旬)は……

脚本:三谷幸喜
演出:吉田照幸
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【歳時メモ】 桜(満開頃に夏の陽気になってしまい…)、花水木も飛び抜けて早い

2022-04-14 12:00:26 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。

 桜の開花(近辺では4月1日ごろ)前後からしばらく寒い日が続き、咲き揃うのはゆっくりだったが、満開前ぐらいから気温が急上昇、満開時には25~28℃と夏の陽気が続いた。
 開花した4月1日ごろ、7分咲きぐらいが4月7日辺りで、4月9,10日(土日)には各地で満開に。
 満開時に夏の陽気だったので、散るのも新葉が伸びるのも、超特急。11日、12日頃には、緑(新葉)がかなり目立つようになってしまいまった。
 それは、桜だけでなく、辛夷(コブシ)も同様。
 満開(見頃)期間が約2日間しかなかった…

 昨日から寒気が南下してきて、気温は落ち着いたが、夏の陽気が3日以上続いたので、植物も寝過ごしたと思ったのか、急ピッチで活動し始めた。
 今日(14日)、花水木も開花し始めた(正確には花弁に見えるのは苞…つぼみを包むように葉が変形した部分)。
 私の記憶では、最も早い開花だった。しかも、飛び抜けて早い。例年は4月20日過ぎで、4月末に咲き始めて、黄金週間中に満開だったという記憶もある。
 
 新緑も急ピッチに進んでいる。
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