はあぁ~……
これを読み終えた後の感想(溜息)……
私は、連盟支持者ではないが、
≪青野さん、宇宙人と会話しているような気がしたんだろうなあ…≫
長文記事だったので、例によって「その1」「その2」…とシリーズで論述しようと思っていたが、時間の無駄のように思える。(なので、思ったことを羅列して、その後、まとめる意欲が持続できていたら、まとめますが、期待しないでください)
★(大まかに見て)米長前会長や西村理事による“嫌がらせ”はあったのだろうなあ、大人げないなあ……
①大泉氏(LPSAサイド)の普及指導員資格取り消しの際の、西村氏の主張は“我が儘なお嬢様の無茶な要求や理屈”のように感じた。
大泉氏に両団体の調整役を期待するのなら、逆に厚遇するのが賢い施策であろう
②IT担当松本氏排除の連盟の嫌がらせはやり過ぎだし、藤森事件については常識を逸脱した行為で「脅迫」と言ってもよいだろう
③LPSA主催イベントへの連盟棋士参加差し止めは、「(対局やイベントにおける両団体間の)合意書」には『協会から連盟所属女流棋士への依頼』の項で「対局以外の企画、イベントなどの出演依頼については事前に連盟事務局に通知し」とあるが、男子棋士については取り決めがない。
しかし、連盟からすると、男性棋士に関しては「言うまでもないこと」であると思われる。個人レベルで依頼するのならともかく、公益社団法人で将棋に携わる団体であるならば、きっちり連盟に依頼するべきである。
棋士と認知される人物が、将棋イベントに参加した場合、その人物は所属する団体の名を背負っていると考えるのが一般的である。しかし、その団体がその件を認知していないというのは、諸々の危険をはらんでいる。たとえば、その人物が問題を起こした場合、その団体が認知していなかったで責任を問われないのだろうか。
まあ、普通、勝手に所属棋士が競合団体のイベントに参加したら面白くないだろう。
④イベントなどで、LPSAに主催者から出演依頼を差し止めるというのは、やりすぎであろう。
主催者側は連盟とLPSAは兄妹の関係ぐらいしか認知していないと思われ、深く考えずに依頼した可能性も多分に考えられる。経緯はともかく、主催者が決定し、公表してしまったものを差し止めるのは、やりすぎで大人げない。
★LPSAは、思考回路がおかしい
公益法人と認定されたことで、何かの特権を得たと考え、それを盾に都合の良い理論を展開している
⑤「内閣府より公益法人として独自規程を設ける必要性を求められたこともあり、法人専権事項としてLPSA初の新人女流棋士を誕生させるに至りました」とあるが、自団体が主催する棋戦での独自のプロを認定するのは構わないが、他団体が運営している棋戦に対しても通用すると考えるのは無理がある。
⑥マイナビ社は連盟とLPSAの女流棋士認定に関する行き違いに巻き込まれた。
「当社は、マイナビ女子オープンという棋戦のスポンサーであり、各団体のスポンサーではございません。両者が双方仲良く棋戦を盛り上げることができないのであれば、棋戦のスポンサーを降りるだけのことでございます」という主張は至極当然である。
⑦マイナビ女子オープン準決勝での石橋氏の対局放棄
これについては「残念な対局放棄」、「LPSA声明「日本将棋連盟による女流棋戦からの排除行為について」について」でさんざん述べているが、どんな事情があろうともこれは暴挙というほかはない。
⑧谷川会長への質問
「新谷川会長体制になって、正直女流棋界のことはどう運営していくのか。うち(LPSA)とのことは過去に嫌がらせや妨害をしたほうとされたほうであっても、今後どのように団体間でのお付き合いをしていくのか。以前の米長体制と連盟は変わるのか。」ということでした。ですが、谷川会長のお答えは「わからない」ということでした。「会長になったばかりで、女流棋界がどうだったのか、そちらに対して何があったか無かったか、わからないので何とも・・・。今は以前からの体制を踏襲していくとしか言えない」というものでした。私としては「以前のことは以前のこととしても、自分が会長の上、新体制になったからにはLPSAに対して嫌がらせや妨害行為はしない。」という回答を期待していたのですが。大変、残念でした。(暴露記事より引用)
谷川会長は、これまでのLPSAへの対応を把握しておらず、「以前からの体制」=「両団体がより良い関係で機械発展に尽力する」であったと推測できる。
⑨新聞三社連合の王位戦・女流王位戦担当者である藤本裕行氏の行為に対する曲解
えらく、捻くれた受け取り方である。
⑩この後も理解しがたい行為を繰り返すLPSAだったが、青野理事の働きかけにより修復方向に動き、LPSAは謝罪の文書を表明した。
しかし……
謝罪するに当たっての、LPSAが連盟に出した確認書がひどすぎる。
「 当協会は被害者的立場であり、加害者的立場であるM社ならびに貴連盟に謝罪する立場にはありませんが、現状の鎮静化ならびに将棋界の発展、そして新人女流棋士認定やその取扱いの件を第一に勘案し、その方策として、貴連盟ご要望の謝罪ならびに謝罪文の掲載が妥当であると判断したことを御留意いただくことをここに確認する。
ついては、当協会が誠意をもって履行した際には、すみやかに『新人女流棋士の取り扱いについて解決を前提に』協議する。
ならびに協議期間中は、当協会所属女流棋士渡部愛については、『主催者(スポンサー)の掲載を将棋連盟は黙認
することとし、妨げたり、主催者に対して推薦をしないように、などと妨害する行為などをしないこと』を信義誠実を旨とし、厳守していただくものとします」
あきれ過ぎて、脱力してしまう。
石橋氏は、対局放棄は当然の行為(対局を放棄したという自覚すらないようだ)で、まったく悪いとは思っていないようだ。
「私は少しも悪くないけれど、将棋界のため、あなたのために形式的に謝罪はしてあげる。このことをよ~く覚えておきなさい」と言っている。
こういう文書を書いておきながら、『当協会が誠意をもって履行した際には』などとよく言えるものだ。「誠意」という言葉の意味を知らないのではないだろうか。
それに、「将棋連盟は黙認すること」という表現自体、正式でないということを自ら言っているようなものである。
暴露記事には、
「 株式会社マイナビ様への謝罪掲載文(現在は削除)は、6月19日(水)22:00にホームページにアップしましたが、あの掲載文の内容は当協会の組織としても、個人としても本意でなく、以下にお知らせするように、マイナビの意向を仲介連絡役である、渡辺局長の解釈と指導を踏まえて、作成された文章でございました」
どうりであの謝罪文には誠意が感じられなかったはずだ。(「LPSA、ようやく謝罪したが……」)
さらに、暴露記事で
「一回、契約違反として主義を通したものを、それを取り下げて謝罪するという行為は、当協会の信用をそこはかとなく失墜させました。これがLPSAとして、一番の誤ちであったと、その責任を痛感しております」
いやはや……この石橋氏が女流棋士を名乗っていたこと、いや、将棋を指していたという事実を抹消したい。
⑪青野・石橋対談
青野理事は連盟の行為を客観的に認識する努力をしているが、石橋氏とは会話が成立しなかった。
対局放棄の一連の行動、そして、今回の暴露記事、これは、スポンサーや世間の将棋に対する信用を失墜させた。
「将棋を指す者は、自分の理屈だけを押し通し、社会の常識が通用しない人種なんだ」と。
これを読み終えた後の感想(溜息)……
私は、連盟支持者ではないが、
≪青野さん、宇宙人と会話しているような気がしたんだろうなあ…≫
長文記事だったので、例によって「その1」「その2」…とシリーズで論述しようと思っていたが、時間の無駄のように思える。(なので、思ったことを羅列して、その後、まとめる意欲が持続できていたら、まとめますが、期待しないでください)
★(大まかに見て)米長前会長や西村理事による“嫌がらせ”はあったのだろうなあ、大人げないなあ……
①大泉氏(LPSAサイド)の普及指導員資格取り消しの際の、西村氏の主張は“我が儘なお嬢様の無茶な要求や理屈”のように感じた。
大泉氏に両団体の調整役を期待するのなら、逆に厚遇するのが賢い施策であろう
②IT担当松本氏排除の連盟の嫌がらせはやり過ぎだし、藤森事件については常識を逸脱した行為で「脅迫」と言ってもよいだろう
③LPSA主催イベントへの連盟棋士参加差し止めは、「(対局やイベントにおける両団体間の)合意書」には『協会から連盟所属女流棋士への依頼』の項で「対局以外の企画、イベントなどの出演依頼については事前に連盟事務局に通知し」とあるが、男子棋士については取り決めがない。
しかし、連盟からすると、男性棋士に関しては「言うまでもないこと」であると思われる。個人レベルで依頼するのならともかく、公益社団法人で将棋に携わる団体であるならば、きっちり連盟に依頼するべきである。
棋士と認知される人物が、将棋イベントに参加した場合、その人物は所属する団体の名を背負っていると考えるのが一般的である。しかし、その団体がその件を認知していないというのは、諸々の危険をはらんでいる。たとえば、その人物が問題を起こした場合、その団体が認知していなかったで責任を問われないのだろうか。
まあ、普通、勝手に所属棋士が競合団体のイベントに参加したら面白くないだろう。
④イベントなどで、LPSAに主催者から出演依頼を差し止めるというのは、やりすぎであろう。
主催者側は連盟とLPSAは兄妹の関係ぐらいしか認知していないと思われ、深く考えずに依頼した可能性も多分に考えられる。経緯はともかく、主催者が決定し、公表してしまったものを差し止めるのは、やりすぎで大人げない。
★LPSAは、思考回路がおかしい
公益法人と認定されたことで、何かの特権を得たと考え、それを盾に都合の良い理論を展開している
⑤「内閣府より公益法人として独自規程を設ける必要性を求められたこともあり、法人専権事項としてLPSA初の新人女流棋士を誕生させるに至りました」とあるが、自団体が主催する棋戦での独自のプロを認定するのは構わないが、他団体が運営している棋戦に対しても通用すると考えるのは無理がある。
⑥マイナビ社は連盟とLPSAの女流棋士認定に関する行き違いに巻き込まれた。
「当社は、マイナビ女子オープンという棋戦のスポンサーであり、各団体のスポンサーではございません。両者が双方仲良く棋戦を盛り上げることができないのであれば、棋戦のスポンサーを降りるだけのことでございます」という主張は至極当然である。
⑦マイナビ女子オープン準決勝での石橋氏の対局放棄
これについては「残念な対局放棄」、「LPSA声明「日本将棋連盟による女流棋戦からの排除行為について」について」でさんざん述べているが、どんな事情があろうともこれは暴挙というほかはない。
⑧谷川会長への質問
「新谷川会長体制になって、正直女流棋界のことはどう運営していくのか。うち(LPSA)とのことは過去に嫌がらせや妨害をしたほうとされたほうであっても、今後どのように団体間でのお付き合いをしていくのか。以前の米長体制と連盟は変わるのか。」ということでした。ですが、谷川会長のお答えは「わからない」ということでした。「会長になったばかりで、女流棋界がどうだったのか、そちらに対して何があったか無かったか、わからないので何とも・・・。今は以前からの体制を踏襲していくとしか言えない」というものでした。私としては「以前のことは以前のこととしても、自分が会長の上、新体制になったからにはLPSAに対して嫌がらせや妨害行為はしない。」という回答を期待していたのですが。大変、残念でした。(暴露記事より引用)
谷川会長は、これまでのLPSAへの対応を把握しておらず、「以前からの体制」=「両団体がより良い関係で機械発展に尽力する」であったと推測できる。
⑨新聞三社連合の王位戦・女流王位戦担当者である藤本裕行氏の行為に対する曲解
えらく、捻くれた受け取り方である。
⑩この後も理解しがたい行為を繰り返すLPSAだったが、青野理事の働きかけにより修復方向に動き、LPSAは謝罪の文書を表明した。
しかし……
謝罪するに当たっての、LPSAが連盟に出した確認書がひどすぎる。
「 当協会は被害者的立場であり、加害者的立場であるM社ならびに貴連盟に謝罪する立場にはありませんが、現状の鎮静化ならびに将棋界の発展、そして新人女流棋士認定やその取扱いの件を第一に勘案し、その方策として、貴連盟ご要望の謝罪ならびに謝罪文の掲載が妥当であると判断したことを御留意いただくことをここに確認する。
ついては、当協会が誠意をもって履行した際には、すみやかに『新人女流棋士の取り扱いについて解決を前提に』協議する。
ならびに協議期間中は、当協会所属女流棋士渡部愛については、『主催者(スポンサー)の掲載を将棋連盟は黙認
することとし、妨げたり、主催者に対して推薦をしないように、などと妨害する行為などをしないこと』を信義誠実を旨とし、厳守していただくものとします」
あきれ過ぎて、脱力してしまう。
石橋氏は、対局放棄は当然の行為(対局を放棄したという自覚すらないようだ)で、まったく悪いとは思っていないようだ。
「私は少しも悪くないけれど、将棋界のため、あなたのために形式的に謝罪はしてあげる。このことをよ~く覚えておきなさい」と言っている。
こういう文書を書いておきながら、『当協会が誠意をもって履行した際には』などとよく言えるものだ。「誠意」という言葉の意味を知らないのではないだろうか。
それに、「将棋連盟は黙認すること」という表現自体、正式でないということを自ら言っているようなものである。
暴露記事には、
「 株式会社マイナビ様への謝罪掲載文(現在は削除)は、6月19日(水)22:00にホームページにアップしましたが、あの掲載文の内容は当協会の組織としても、個人としても本意でなく、以下にお知らせするように、マイナビの意向を仲介連絡役である、渡辺局長の解釈と指導を踏まえて、作成された文章でございました」
どうりであの謝罪文には誠意が感じられなかったはずだ。(「LPSA、ようやく謝罪したが……」)
さらに、暴露記事で
「一回、契約違反として主義を通したものを、それを取り下げて謝罪するという行為は、当協会の信用をそこはかとなく失墜させました。これがLPSAとして、一番の誤ちであったと、その責任を痛感しております」
いやはや……この石橋氏が女流棋士を名乗っていたこと、いや、将棋を指していたという事実を抹消したい。
⑪青野・石橋対談
青野理事は連盟の行為を客観的に認識する努力をしているが、石橋氏とは会話が成立しなかった。
対局放棄の一連の行動、そして、今回の暴露記事、これは、スポンサーや世間の将棋に対する信用を失墜させた。
「将棋を指す者は、自分の理屈だけを押し通し、社会の常識が通用しない人種なんだ」と。