第20話「望みの先に」で
《詮子が呪詛をかけられた》一件について
《呪詛は詮子の狂言》で、“伊周が詮子を呪詛した”(←濡れ衣)とリークしたは倫子
と結論めいたことを書いた。(詮子の意図を忖度)
①詮子が発した言葉「倫子はいささか口が軽いのぉ」(“伊周が詮子を呪詛した”リークせよ)を倫子が忖度した
②倫子は道長の政敵を排除しておこうと思った
のが、倫子リーク説の根拠だが、詮子がリークしたのではないかという気がしている。
第21話「旅立ち」で、倫子が詮子に対して「詮子と義父は仮病が上手」とチクリ(グサリ?)と皮肉を言っていたが、これが悩ましい。
この件については、私は最初、視聴者サービス(呪詛は狂言だったと明示)だったと解釈した。
この皮肉の時、道長は目をむいて驚いていたが、この表情の解釈は……
①《怖い姉・詮子に対して、そこまでの皮肉を言うのか?》
②《詮子は呪詛を受けて苦しんでいたと思っていたが、仮病だったのか?》
(もちろん①)
それはともかく(道長の表情はともかく)
皮肉の趣意は、詮子の我儘に道長や女御たち皆が巻き込まれてしまったことに対する仕返しだと感じたが、
さらに、内々に収めようとした道長の意に反してリークした詮子への報復のように考えられる。
実資らを動かす力や伝手は倫子にはなさそうだし。
ただ、“詮子リーク”が真相だとすると、「私に任せて」と道長に言った倫子の言葉が宙ぶらりんになってしまう。
これが、呪詛の件を倫子がリークしたのだったら、《道長にはこういうゴタゴタで煩わってもらいたくない。ただし、伊周は邪魔者であるので、排除しておこう》という意図だと考えられる。
しかし、詮子がリークしたのだったら、「私に任せて」という言葉が宙ぶらりんである。う~む……
単純に、倫子の皮肉は「倫子はいささか口が軽いのぉ」という嫌味の仕返しなのかもしれない……
《詮子が呪詛をかけられた》一件について
《呪詛は詮子の狂言》で、“伊周が詮子を呪詛した”(←濡れ衣)とリークしたは倫子
と結論めいたことを書いた。(詮子の意図を忖度)
①詮子が発した言葉「倫子はいささか口が軽いのぉ」(“伊周が詮子を呪詛した”リークせよ)を倫子が忖度した
②倫子は道長の政敵を排除しておこうと思った
のが、倫子リーク説の根拠だが、詮子がリークしたのではないかという気がしている。
第21話「旅立ち」で、倫子が詮子に対して「詮子と義父は仮病が上手」とチクリ(グサリ?)と皮肉を言っていたが、これが悩ましい。
この件については、私は最初、視聴者サービス(呪詛は狂言だったと明示)だったと解釈した。
この皮肉の時、道長は目をむいて驚いていたが、この表情の解釈は……
①《怖い姉・詮子に対して、そこまでの皮肉を言うのか?》
②《詮子は呪詛を受けて苦しんでいたと思っていたが、仮病だったのか?》
(もちろん①)
それはともかく(道長の表情はともかく)
皮肉の趣意は、詮子の我儘に道長や女御たち皆が巻き込まれてしまったことに対する仕返しだと感じたが、
さらに、内々に収めようとした道長の意に反してリークした詮子への報復のように考えられる。
実資らを動かす力や伝手は倫子にはなさそうだし。
ただ、“詮子リーク”が真相だとすると、「私に任せて」と道長に言った倫子の言葉が宙ぶらりんになってしまう。
これが、呪詛の件を倫子がリークしたのだったら、《道長にはこういうゴタゴタで煩わってもらいたくない。ただし、伊周は邪魔者であるので、排除しておこう》という意図だと考えられる。
しかし、詮子がリークしたのだったら、「私に任せて」という言葉が宙ぶらりんである。う~む……
単純に、倫子の皮肉は「倫子はいささか口が軽いのぉ」という嫌味の仕返しなのかもしれない……
これを僕は「わたしが内々に収めておくので、あなたは政務に邁進して下さい」の意に理解しました。
つまり倫子の家の中のことなので自分が黙っていれば、そのまま外に漏れないと倫子は考えた。
でも詮子は呪詛の情報をリークする相手は外にいくらでもいた。
まあ、この解釈だと内々に収めておくことができなかった倫子がおバカになってしまうのですが、詮子の方が政治力で一枚上手だったということでしょうか。
>倫子の家の中のことなので自分が黙っていれば、そのまま外に漏れないと倫子は考えた。
>でも詮子は呪詛の情報をリークする相手は外にいくらでもいた。
なるほど、それであの皮肉の報復でしたか。ぴったり合点しました。