「新規感染者数はピークに達した」(その65)という見方が多いようだが、本当にそうだろうか?
今年のお盆は、帰省を控える人が多かったが、それでも、人の移動は通常より増え、県外に出なくても外食する機会が増えたのではないだろうか?
なので、その影響が2、3日前辺りからみられるのではと思ったが、顕著な傾向はなかった。
(東洋経済OMLINEより)
(↓最初からの経緯グラフはこちら)
しかし、新規感染者のうち、感染経路不明な陽性者の割合が高くなってきている。
政府はその問題には積極的に触れず、「重症者が少なく医療がひっ迫していないので、緊急事態宣言発令時とは“状況が異なる”」(その64)と言い張っている。
“重症者が少ない”ということは“無症状者や軽症者で済む人が多い”ということで、良いことなのだが、「“無症状者も感染力がある”となると、事情が異なってくる」(西村大臣口調でお読みください)
無症状者は当然、感染している自覚はなく、通常の日常生活を送る。日頃、《3密は避ける》《手洗い・消毒に努めている》人であっても、無症状者が増えることによって、感染リスクが高くなるのである。
身近に無症状者が存在すれば更に危険度は高くなる。会社の同僚もそうだが、家族であれば、感染するリスクはかなり大きくなる。
家族で陽性者が出れば、PCR検査で無症状者も検知できるが、出先の取引相手や店員が無症状者で、そこで感染したとなると、感染経路の特定は難しい。
《無症状者が多い》《感染経路が不明な陽性者の割合が高い》という現象は、かなり危うい状況と考えられる。
今年のお盆は、帰省を控える人が多かったが、それでも、人の移動は通常より増え、県外に出なくても外食する機会が増えたのではないだろうか?
なので、その影響が2、3日前辺りからみられるのではと思ったが、顕著な傾向はなかった。
(東洋経済OMLINEより)
(↓最初からの経緯グラフはこちら)
しかし、新規感染者のうち、感染経路不明な陽性者の割合が高くなってきている。
政府はその問題には積極的に触れず、「重症者が少なく医療がひっ迫していないので、緊急事態宣言発令時とは“状況が異なる”」(その64)と言い張っている。
“重症者が少ない”ということは“無症状者や軽症者で済む人が多い”ということで、良いことなのだが、「“無症状者も感染力がある”となると、事情が異なってくる」(西村大臣口調でお読みください)
無症状者は当然、感染している自覚はなく、通常の日常生活を送る。日頃、《3密は避ける》《手洗い・消毒に努めている》人であっても、無症状者が増えることによって、感染リスクが高くなるのである。
身近に無症状者が存在すれば更に危険度は高くなる。会社の同僚もそうだが、家族であれば、感染するリスクはかなり大きくなる。
家族で陽性者が出れば、PCR検査で無症状者も検知できるが、出先の取引相手や店員が無症状者で、そこで感染したとなると、感染経路の特定は難しい。
《無症状者が多い》《感染経路が不明な陽性者の割合が高い》という現象は、かなり危うい状況と考えられる。