ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

輪島朝市で買い物

2014年05月18日 | 2014/5 北陸のたび
 午前3時半ごろか、けたたましいアラームの音で目が覚めた。自分の時計ではなく外から大音量で聞こえる。しばらく何か考えていたが、おそらく車の盗難防止アラームだろうと見当をつけた。それなら運転者は車にはいないだろうし、アラームもバッテリーがなくなるか運転者が気づくまで止まらないだろう。
 あきらめて起き出して着替えて、外を窺うと3台隣のキャンピング仕様のワゴン車(サイドオーニング装備で自転車を2台くらい積載)が、すべてのウィンカーを点滅させている。運転者らしき人がボンネットを開けて暗い中何か作業をしているようだ。この分ならじきに止まるかと思ったが、結局1時間程度鳴りっぱなし。これは自分のクルマに装着したらまずアラームの止め方をよく理解しておかなければいけないな。もっともドアが開きさえすれば簡単に止まるなら、ドロボーさんがすぐに止めるだろうから、物理的な鍵を使うものがいいのだろう。
 もう寝るに寝られない、そこでブログの更新などして時間をつぶした。
 今朝の道の駅「輪島」
 朝食を食べて7時45分、朝市に向けて出発した。奥のゆっくり目の足にあわせるとこんなものだろう。道中の家屋もかなり伝統的建築になっている。道路幅が広いのが残念なところだ。


 朝市の通りはちょうど店開きが始まったところ。
 

 どんなものがあるか見ながら終点まで行って、帰り道で店に寄って話を聞きながら品定めする。

 まずは梅干を売っていたおばあちゃん。梅干はどこでもあるから、ここは「茗荷の梅漬けとしょうがの梅漬け。で800円。次にいしるで漬けたいかの塩辛、2個で900円。冷凍にしておけば数ヶ月OK!というが、「そんなにもたさないでもすぐなくなるよ」というのが、店主の弁。これがそれほど塩辛くなく甘い、むしろ米麹で漬けたほうがかなり塩辛かった。
 もうひとつ往きに目をつけた「ふぐのしょうゆ干し」1000円。


冷凍で持って帰るとというと、一つ一つラップでくるんで、3つほどおまけにしてもらった。

 

 これだけ。
 
 
コメント

和倉温泉 総湯はすごい

2014年05月18日 | 2014/5 北陸のたび
 お昼からすぐに温泉というのも贅沢だが、すぐ近くの和倉温泉 総湯に行く。


 この建物からしてすごい。浴槽も大理石張りで内湯3プラス水風呂、露天風呂1は40.5度から42.7度まで少しずつ温度を変えている。(温度計表示がある)これだけで高級温泉旅館の大浴場という感じだ。お湯は無色透明でナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)というが、それだけではない。成分が濃い。温泉水1Kgを蒸発させると24.3gの残留物があるそうで、飲用の温泉水を飲むとかなり塩辛いなかに舌の奥に少し苦味が残る。これで料金は420円だからすごい。
 このお湯でのんびりしすぎた。すでに15時なので先を急ぐ。能登島を回って能登半島の東岸の国道249号線を北上して、見附島を見に行った。


 

 岩の白さもいいが、形もいい。このあたりの海岸はずっと公園になっていて、駐車場も何箇所かにあって広い。駐車場は平らで静か。売店やトイレもあるので車中泊に向いている。
 見附島はそこそこにして、能登半島を横断して曽々木海岸に出てきた。こちらは富山湾側とは一変して風が強く大きな波が打ち寄せている。波しぶきというか細かな海水の霧のようなものが道路の上を流れていく。
 ほどなく道路の海側に30人くらいのカメラマンがいる坂にきた。「白米の千枚田と夕日」の写真を撮ろうと構えているようだ。ちょうど道の駅「千枚田ポケットパーク」があるので、立ち寄る。




 なんというかこの田んぼは芸術品だ。小さな田は1平米もない。今日は田植えのイベントがあったようだ。上側半分は植え付け済み。下半分は目印の田の字の升目が入っているので、明日の日曜日にたくさんの人が来て植え付けをするのだろう。夕日が沈むまで待っていられない。後もう少しで輪島市街。スーパーで夕食を買って。道の駅「輪島」到着が19時半。


 ここは市街地のまんまん中。どうやら廃止になった鉄道駅の跡のようで、今はバスターミナルとしても活用されている。夜遅くまでタクシーが客待ちをしているのも、駅そのもの。
コメント

今日のお昼は能登食祭市場で浜焼き

2014年05月17日 | 2014/5 北陸のたび
道の駅「氷見」の開店までまって、改めて中を見て回ると海産物市場や食べ物の店が充実している。ここに15時までに来ていれば、いろいろと見て食べて散歩して温泉に入ってと全て揃っているので、何もいらなかった。少々贅沢だな。


野菜の産直市でわさびの葉を売っていたので、クルマの中で醤油漬けを作った。2日後位にいい酒のつまみになるだろう。ほかに大振りのかますの干物、3匹。
 そろそろ出発して今日は和倉温泉に入ってから輪島の道の駅で車中泊にしよう。そうすると明日の朝には朝市だ。
道の駅「いおり」の手前の海岸の上にある駐車場にクルマを停めて、しばし波の音を聞く。


 波は静かに海岸の岩や砂浜を洗っているが、同じパターンの繰り返しというのはまったくない。とても落ち着く感じがする。残念ながら立山方面には雲がかかっていて、景色としては今ひとつ。
 道の駅「いおり」にも立ち寄ってみたが、11時前でお昼には早いので先を行く。レストランメニューはリーズナブルな価格で色々あったが。


 お昼は道の駅能登食祭市場で。1階は鮮魚、貝、干物、おみやげ、フードコートなど。2階にはレストランも充実。その中で1階の角にある浜焼きの店にした。
そこで焼き物のセットを注文して席料を払えば、市場で買ってきた物を焼いて食べることもできる。セットを注文してから、市場に行ってのどぐろの干物とハマグリを買ってきた。
    

 汗をかきながら焼いて、美味しく食べた。
 

 外に出てみるといい天気になってきた。広場の先が静かな七尾湾で向かいに能登島が横たわっている。今日は土曜日とあって駐車場は満杯だ。
 
コメント

黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗って欅平に

2014年05月16日 | 2014/5 北陸のたび
 
 
 今朝は曇り空ながら道の駅「ウェーブパークなめりかわ」の展望所から立山連峰がきれいに見えた。


 ついでにパノラマ。


 天気予報は晴れだが時折小雨のぱらつく中を宇奈月温泉に走っていった。黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗って欅平に行くのだ。
  

 トロッコ電車の宇奈月駅。小さな電車だが駅舎は立派な建物。
2人分の往復の乗車券と乗車整理券(トロッコの箱の指定券)。箱はがらがらで、40人乗り位の箱に2人だけ。


 欅平に向かっていく間の景観は圧倒の迫力。新緑が鮮やか。



 欅平でしばらく散策するつもりで帰りは2時間半後の乗車整理券を買っていたが、どちらに進む遊歩道も落石の危険があるため閉鎖。


 中国語(台湾)の注意看板が「石頭滑落注意」(落石注意)なのが笑ってしまった。でもこっちが漢字の本家なのだ。ところでどう注意しようか。

 

 かろうじて奥鐘橋から人喰岩に至る部分だけ歩くことができた。
  

 これでは仕方ないので、電車を繰り上げて帰ってきた。むきだしのトロッコで雨も降ってきたし、寒かった。クルマに戻って熱い味噌汁で一息ついて温泉に向かう。
 途中で道の駅「うなづき」に立ち寄る。立派な建物だが、こちらは地ビールの製造とレストラン、向かいのこじんまりした平屋が物産店だった。今はビールを飲むわけには行かないので、先を急ぐ。
 今日の温泉は富山市内の「鯰温泉」、400円。田んぼの中に割烹のビルと温泉。内湯と露天にそれぞれ別の湯が引いてある。内湯は炭酸鉄泉で、明るい褐色のにごり湯、ちょっと熱めで浴槽が狭い。横に麦飯石の湯という浴槽がある。露天風呂はナトリウム塩化物の湯で薄い褐色の透明なお湯で少し温泉臭がある。こちらは適温でゆったり入ることができた。
 今日の車中泊は道の駅「氷見」。広い駐車場、場内に広がるたくさんの物販、飲食施設だが、到着が18時前とあって閑散としている。
  
 
 海側には「比美乃江公園」という臨海公園が広がっていて、少し歩いてみた。海沿いに2キロぐらいある。


 


 

 

 
コメント

高山市内を散策の後、荘川経由で富山県滑川まで来た

2014年05月15日 | 2014/5 北陸のたび
 目が覚めてから道の駅「古今伝授の里 やまと」をじっくり見て歩くと、ここは駐車場の広さに比して道の駅の設備が充実している。隣の温泉に加えて、道の駅は奥に広がっていて、中庭に面していろいろなものがある。


 

 さらに隣には地場物産館が別棟で営業している。


 ここであまりゆっくりもしていられない。高山に向かって国道156、158号線を走っていく。荘川に入って道路の右側に大駐車場と大水車が見えたので、思わず駐車場に入った。


 13メートルの大水車でそばを挽いて横のそば屋でそばを出すようだ。その発想に恐れ入った。

 そこから程なく道の駅「桜の郷荘川」に着く。


 ここにはひだ荘川温泉桜香の湯もあるし、高地にあるので夏の車中泊にぴったりのところだ。裏の川のほとりには丁度満開から散り始めの桜があった。


 ここから高山に向かう途中の道路脇にも花をつけた桜があった。特にしだれ桜は今が満開。このあたりは季節が3~4週間遅れだ。

 高山市内の駐車場は市営も民営も、ほとんど30分150円の時間制のようだ。料金所のゲートのないところを探しながら走っていると、朝市の近くで道路から直接入れる駐車場があったので、そこに入れてまずは宮川朝市に行ってみた。時刻は11時半。
 

 朝市の店をたたんでいるところだった。反対サイドのみやげ物屋はもちょっと元気がない。
 そこからさらに進んで上三之町の古い町並みに入っていくとこれはすごい観光客だ。外国人も多い。


 この町並みでそれぞれの家屋がみやげ物屋、食べ物屋として営業している。これほど賑わっている伝統的建造物保存地区としては倉敷美観地区にも行ったが、こちらは密度が濃い感じだ。
     

 ここが面白いのは酒造店の本来は内玄関を入って本来の台所の奥に行ったところで、また別の小間物屋や食べ物屋のような店が営業しているところ。中庭もうまく演出している。
 それぞれの町に高山祭りの祭屋台を納める倉庫がある。祭りを見たいが混雑するだろうな。
 高山も水の豊富な町なのかな。道の両側の水路の水が勢い良く流れて気持ちがいい。


 高山陣屋は前をクルマで通過。


 このころから雨が激しく降ってきた。ちょうど市内を歩き終わった後でよかった。
 昼食は道の駅「アルプ飛騨古川」のそば屋。普通よりも平たいそばで美味しかった。
 ここから先もずっと雨。今夜の温泉は国道41号線を富山県堺まで走って、飛騨市”老人福祉センター”「割石温泉」。内湯のみだが広くて清潔、410円で安い
。無色透明でちょっと肌がつるつるする。
 さてここからどこまで行くか。結局、漁港のそばにある道の駅「ウェーブパークなめりかわ」までやってきた。ここはなんだか「ほたるいかミュージアム」のおまけのようなところだ。


 最後のメータ写真はディスプレイにオイル交換のアラームが出てきたのを消そうとしてリセットしたら、トリップもリセットされてしまった。消える前の燃費はたぶん10.8キロ。

コメント