漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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落花生・実りの秋

2006-10-09 | 植物&動物
日差しがまぶしいほどだった先日の週末。
農家の方が畑の落花生を土からおこしていました。

こうして逆さにして、乾燥した風にあてて乾かすのです。
案外、枝がしっかりしているらしく、上手い具合に落花生がぶら
下がって乾きやすそう。たいしたのもです。

千葉北部はこれからのシーズン、空っ風が吹くので、落花生がうまく
乾きやすいのだそうです。

見事に土の中で、こんなに育っていました。



ところで、ちょっと前に鹿児島から久しぶりに叔父が来た。
そして言うに、

「昔、千葉の落花生というのを送ってもらって食べたことがあったが、
風味があって絶品だった。やっぱり乾かして食べるのがおいしいなあ。
鹿児島じゃ、みな茹でて食べるから・・・」

え、
「ゆでたの食べたことあるの?ってゆうか鹿児島も落花生作ってるの?」

「作ってるよ。落花生は茹でて食べるよ」

ところ変われば、だ、まったく。

知らないことって多い。

これまでの落花生成長記


フラガール(映画)楽しく号泣

2006-10-09 | 映画
あやうく声を上げて泣きそうだった。
蒼井優の泣きたいのをがまんした、くしゃっとつぶれる一瞬の表情が
たまらない。

岸部一徳の微妙なキャラ。フラの先生(松雪)に向かってまくし立てる
超訛りの長ゼリフも最高。(これ、字幕が必要だったかも)

男湯にザンブと乗り込んでいく松雪の迫力。
小気味いいったらありゃしない。

母役富司の、筋の通った声の張り。
声だけでその人のたくましく歩んできた人生をうかがわせる。

兄役豊川もさすがにデリケートな演技で、炭鉱夫という立場ながら
温かみをかもし出していた。

泣きながらやっとたどり着いた常磐ハワイアンセンターの晴れ舞台。
太鼓とにぎやかな歓声で一気に盛り上がり、拍手喝采。
上映終了後はハワイアンを自ら踊りそう(というかまさに踊れそう)だった。

随所に流れるジェイク・シマブクロのウクレレがいい。


同じ炭鉱町の物語リトル・ダンサーこれもおすすめ

ほとんど★5つなんだけど、
どうも松雪さんがフラの先生っていうのが体型からしていまいち納得が
いかない。でも松雪さんの演技はばっちり。
兄、豊川の最後のシーンも妙に心配しちゃって、くやしい。
でも大好き、この映画。

★★★★☆

監督 : 李相日
出演 : 松雪泰子 豊川悦司 蒼井優 南海キャンディーズ 池津祥子 三宅弘城 寺島進 志賀勝 高橋克実 岸部一徳 富司純子