掘りたての里芋が出回るようになりました。
小芋なら、土を洗って、皮付きのままゆでるとおいしい。
つるっと皮がむけて真っ白なホクホクの芋がでてきます。
これに塩をちょっとかけて。
潤い不足が気になる季節なので、今日は鶏手羽先、きくらげと
組み合わせて、お肌もプリッと、脳もシャキッと。
まさに、若返りのトライアングルや~。
☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
鶏手羽は、是非手つかみで、関節の隅々までしゃぶって食べましょう。
きくらげの風味で味に深みが加わっていると思うので、これを
省かないほうがおすすめです。
里芋の代わりに栗でもおいしそう。
鶏手羽と里芋の炒め煮
ポイント鶏手羽の皮をしっかりキツネ色に炒めると香ばしくなります
【材料】
鶏手羽先 8本(関節から二つに切る)
きくらげ 適宜(水につけて戻し、一口大に切る)
里芋 大なら4個くらい(皮をむいて食べやすい大きさに切り下ゆでしておく)
サラダ油 大匙1杯
ショウガ(薄切り) 少々
赤唐辛子 1本
鶏がらスープ 2カップ(なければ、市販されている鶏がらスープの粉末と水で)
しょうゆ 大匙2杯
酒 大匙2杯
みりん 大匙1~1.5杯
【作り方】
1)サラダ油をフライパンに入れ、ショウガ、唐辛子をいれて熱し、
手羽先をきつね色になるまで焼く
2)さらに里芋ときくらげを入れてから、鶏がらスープ、しょうゆ、
酒を加えて煮る
3)ときどきかき混ぜながら汁気がなくなってきたら、みりんを
加えて照りをだす
附)鶏がらスープ
鶏がらを一度熱湯に通してから、水にとり、洗う。
再びたっぷりの水に、ネギと叩いたしょうがと鶏がらを入れて煮る。
時々アクをとる。
☆─────*【 里芋、手羽先、きくらげの効用 】* ─────☆
里芋
やっぱりぬるぬる成分は老化予防に欠かせません。脳細胞を
活発にして免疫力を高める働きがあるそうです。
胃腸を元気にしてくれるので、胃腸が弱い人や食欲が落ちている
ときもいいですね。
新陳代謝を活発にして肌を滑らかにしてくれます。
鶏手羽先
鶏肉は消化がよく、滋養食品の筆頭です。
鶏肉の脂質は、コレステロールを減らす作用があるそうですから
生活習慣病の方でもおいしく食べられます。
ビタミンAが多いので、粘膜や肌の健康におすすめ。
さらに手羽先になると、コラーゲンもたっぷり。
お肌の弾力、そして関節を滑らかにしたい方は是非。
きくらげ
中国では、きくらげは不老長寿の妙薬と言われていて、料理に
ふんだんに使います。
血行を促す働きがあるので、血流が滞りがちな方は、たっぷり
食べましょう。
女性なら、生理痛や筋腫など婦人科疾患が気になる方に。
食物繊維もたっぷり含まれているので、便秘改善。
潤い効果でお肌もしっとり。
いうことなし。
(参考:食べ合わせ辞典・田村哲彦著 ブックマン社)