漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(映画)なんでもありの世界観

2007-06-05 | 映画
ワールド・エンドという副題から、とうとうこれが最終編かと思ったらとんでもない!こりゃ連続ドラマの中盤ってところですよ、きっと。
というか、もっと続いて欲しいと思ってしまいました。

それにしても、海賊たちの中では、生きるも死ぬも必死ですね。
この世のすぐ裏側にあの世があって、しかもなおその間の世界もあるらしい。
でもって、あの世にとってはこの世の人間がおばけ?ってことになるらしい。
そんな世界観がすごい。

前作で死んだと思われたジャック・スパロウは、実はそんな不思議な世界にとらわれていて、もがいているかと思えば、なんともシュールに暮らしており、この映像世界もすごく粋だと思うよね。

前1作、2作のメンバーが勢ぞろいで、復習をしっかりやっておくことが必須。おまけにストーリーの展開が2,3シーン同時進行で進むので復習をしておけば、楽しさ倍増でしょう。
今回、映画館で小さなリーフが渡され、これをじっくり読めば結構思い出されてきて助かりました。

牢に閉じ込められたジャックが「ウィルのように考える」って念仏のようにつぶやきながら脱出方法を考えるシーン。ほんの短いシーンだけれど、ジャックらしいセリフだと思った。そして小賢しいウィルをよく表現している。


そして因果はめぐって、ウィル・ターナーとエリザベス・スワンの壮大な関係。
あの子供は、上映の始まりに登場した子供と同一人物?
だとしたら、また物語はさらに続くのではないかしら?
それにジャックはまたしても船を奪われちゃってるしね。

たぶん上映時間は3時間くらいあったと思うけど、展開は相当忙しくてあくびをしている暇もなく充実していて、3作の中では一番のお気に入り。

★★★★☆


監督 : ゴア・ヴァービンスキー
出演 : ジョニー・デップ 、 オーランド・ブルーム 、 キーラ・ナイトレイ 、 チョウ・ユンファ 、 ジェフリー・ラッシュ