漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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慢性湿疹・漢方と爽肌精で

2009-06-13 | 肌トラブル・アトピー・美容
70代男性。頭部と顔側部の慢性湿疹。
いつもむずかゆく、かくとポチポチッと出血する。
軟膏もあれこれつけたがぱっとせず、延々とそんな状態が続いていているとのことで、
漢方を飲んで体の内側からなんとかしよう、と思い立ったそう。

十日後
「涼血清営顆粒」と「五行草茶」を飲んでいただき、
「よくなってきた

さらに十日後
期待感が強くなりすぎたのか、さらに良くなる感じがつかめないようで、
「あまりよくならないんだ

初回と比べると新たな湿疹の出現が減ってずいぶん改善されているのですが、
当人の気持ちを思うと、そう言われるのはわかる。

漢方薬をさらに続けていただき、
爽肌精(そうきせい)のリフレッシュ(R)ローションとクリームのサンプルを
試してもらうことに。



さらに半月後
「むずむずしたかゆみが止まって、いいみたいなんだ」
「化粧水つけるなんて久しぶりで、どうつけるか迷っちゃったよ」
と、笑顔で爽肌精のローションとクリームも購入されました。

「掻かないこと。そして皮膚の回復力が高まるのを待ちましょう。」
と、しつこく伝えて、
またやる気を出していただけた様子でした。

皮膚は、季節の変化によっても状態が変わるので、1年はコツコツと
養生を積み重ねることが大切でしょう。
季節と体調と肌の状態に耳を傾けながら、それに応じた養生を覚えれば、
やがてかゆみから解放されると思います。

梅雨時も悪化しやすい時、めげずに養生を続けてほしいです。

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