電車を乗り継いで来局される方が、
「6月から漢方薬を送ってもらえなくなるって聞いて、大変ですう」
と困り顔。
さきに結論を書いておけば、
これまで漢方薬を継続利用されている方であれば、
利用経験のある漢方薬など医薬品第2類も、今後2年間は郵送購入が
可能になりました。
それにしても今回の改正薬事法をみると、政府は、
薬による治療は、保険調剤薬(いわゆる病院薬)と一般販売の風邪薬とか頭痛薬とかだけで
成り立っていると思ってるらしく(やや言いすぎかもしれないけど)、
漢方薬(伝統医療薬とか表現されている)は、「蚊帳の外」って感じなのです。
漢方薬などは、未病対策や老化問題など政府の思惑にも大いに貢献していると思うのだけど。
(たとえばテレビでよく宣伝している「トクホ」(特保健康食品)とか、それ以上に・・・)
なんせ、何千年もの経験を積み重ねた実践医療だし、究極の養生法だもの。
だけど、現状では
日本人にあまり漢方薬が根付いていない(というか昔からの知恵が途絶えている)せいか、
取り扱っている店舗数は少ない。
したがって、遠方からの依頼は多く、電話などでやりとりしながら郵送することも多々ある。
また、
「引っ越すのでそちらの住所に送ってほしい」とか
「子供が仕事で遠くに住むようになったので送ってやりたい」とか
いろんな場面に遭遇する。
そのため、今回の郵送販売禁止に対して、
全国から漢方薬の利用者や販売業を中心に多くの反対意見が集まり
その結果、
土壇場になって、2年の経過措置で妙な条件付きのコメントが
発表されるにいたりました。
これはあくまで経過措置であって、まだまだ不便は絶えません。
今後も意見や要望を政府(厚生労働省)に向けて届けてゆきましょう。
けっして「妙な」販売や購入を助長してるのではないのですから。
今回の改正薬事法では、「危ない薬を売り買いするネット販売」を
規制しようという狙いがありました。
その結果、ネットのみならず第3類以外の医薬品の郵送による購入を
すべて禁止する方向となったのですが、
医薬品を売るということは医療に従事することで、
「患者の体調を伺う」という健康を思いやる気持ち、そして
「妙な購入の仕方に対してはきぜんと拒否する」意思がなければ、
ネットだろうが、コンビニでの直接販売だろうが、薬局内であろうが、
おそらく結果は変わらないと思います。
この騒ぎで、
私たちはこれからも、もちろん薬事法にのっとりながら、
健康を守る者として、少数派であっても漢方の知恵を広げていきたいと
強く思いました。
「6月から漢方薬を送ってもらえなくなるって聞いて、大変ですう」
と困り顔。
さきに結論を書いておけば、
これまで漢方薬を継続利用されている方であれば、
利用経験のある漢方薬など医薬品第2類も、今後2年間は郵送購入が
可能になりました。
それにしても今回の改正薬事法をみると、政府は、
薬による治療は、保険調剤薬(いわゆる病院薬)と一般販売の風邪薬とか頭痛薬とかだけで
成り立っていると思ってるらしく(やや言いすぎかもしれないけど)、
漢方薬(伝統医療薬とか表現されている)は、「蚊帳の外」って感じなのです。
漢方薬などは、未病対策や老化問題など政府の思惑にも大いに貢献していると思うのだけど。
(たとえばテレビでよく宣伝している「トクホ」(特保健康食品)とか、それ以上に・・・)
なんせ、何千年もの経験を積み重ねた実践医療だし、究極の養生法だもの。
だけど、現状では
日本人にあまり漢方薬が根付いていない(というか昔からの知恵が途絶えている)せいか、
取り扱っている店舗数は少ない。
したがって、遠方からの依頼は多く、電話などでやりとりしながら郵送することも多々ある。
また、
「引っ越すのでそちらの住所に送ってほしい」とか
「子供が仕事で遠くに住むようになったので送ってやりたい」とか
いろんな場面に遭遇する。
そのため、今回の郵送販売禁止に対して、
全国から漢方薬の利用者や販売業を中心に多くの反対意見が集まり
その結果、
土壇場になって、2年の経過措置で妙な条件付きのコメントが
発表されるにいたりました。
これはあくまで経過措置であって、まだまだ不便は絶えません。
今後も意見や要望を政府(厚生労働省)に向けて届けてゆきましょう。
けっして「妙な」販売や購入を助長してるのではないのですから。
今回の改正薬事法では、「危ない薬を売り買いするネット販売」を
規制しようという狙いがありました。
その結果、ネットのみならず第3類以外の医薬品の郵送による購入を
すべて禁止する方向となったのですが、
医薬品を売るということは医療に従事することで、
「患者の体調を伺う」という健康を思いやる気持ち、そして
「妙な購入の仕方に対してはきぜんと拒否する」意思がなければ、
ネットだろうが、コンビニでの直接販売だろうが、薬局内であろうが、
おそらく結果は変わらないと思います。
この騒ぎで、
私たちはこれからも、もちろん薬事法にのっとりながら、
健康を守る者として、少数派であっても漢方の知恵を広げていきたいと
強く思いました。