漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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多嚢胞性卵巣を漢方薬対策で

2009-10-30 | 子宝・妊娠体質つくり
昨年秋から不正出血があり、しばしば基礎体温が二層に分かれなくなってレディースクリニックを受診したところ多嚢胞性卵巣が判明した30代女性。
妊娠を望んでいたのですぐにクリニックでホルモン治療をはじめたのですが、
半年続けて不安になってきたのでしょうか、今年夏に来局され漢方対策を始めました。



ホルモン治療を続けて少々体に疲労がたまっているようでしたので(基礎体温が全体的に高めに移行している)、漢方薬(加味逍遥散、シベリア霊芝、婦宝当帰膠)を服用していただき、2,3周期ホルモン治療を休んでいただくことに。

2周期、基礎体温はしっかり二層に分かれ体調もよさそう。

漢方薬対策と並行してホルモン治療再開。
卵巣の状態も良いとのことで、今周期はクロミッドだけで十分反応しています。

まずは一安心。
まだ今後も漢方薬で体調をコントロールしていく必要があり、処方変更して継続中。
病院治療と漢方対策で相乗的に効果がアップするといいなあ。

多嚢胞性卵巣についてはまた、近いうちに書きたいと思います。


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