中医学の五行学説によれば、春は「肝」に関連する症状が現れやすい季節です
そんなときの食養生は、ここちよい香りや苦みを体に取り入れることです
ハーブや香味野菜、山菜、そして春の花々も柔らかな香りを与えてくれ、体がリラックスします。
以下の症状、思い当たりませんか?
この頃やけにイライラしてるなあと思う人がいたら、散歩に誘ってみたり、なにげに山菜料理をお勧めしてみるのもいいかも。
肝の症状
イライラしやすい、怒りっぽい、我慢できない
憂鬱感、猜疑心、知らず知らずにため息が出る
感情が不安定で、正しい判断ができ難い
気持が落ち着かず眠りが浅い
喉がつかえる、胃がつかえる
食欲にムラがある、ゲップがよくでる、吐気
わき腹や肝臓のあたりがつかえる、腹が張る、ガスがたまる
下痢になったり便秘になったりする
筋肉が痙攣する、ひきつる、知覚麻痺
目が潤わず乾き易い、目が疲れやすい、視力障害
目が赤い、目の奥が痛い
月経不順、生理前の不快症状が多い
肩こり、頭痛、偏頭痛、突然の耳鳴り
肝系の漢方処方は、四逆散、逍遙散、半夏厚朴湯、竜胆瀉肝湯、開気丸、四物湯、杞菊地黄丸、釣藤散、小柴胡湯、柴胡桂枝湯などなどいろいろあります。よくご相談になり漢方を選んでください。
肝血虚だと肝の症状が現れやすくなります、特に女性は「婦宝当帰膠」で補血をしっかりしておきましょう。
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