夏至の日に日食が起きるという、特別な感じがした昨日。偶然、夏枯草(なつかれぐさ、うつぼぐさ)を見つけました。
夏至初候は「及東枯る(なつかれくさかれる)」
及東(ダイトウ)は夏枯草のことだそう。花が咲き終わると種をつけた穂が枯れたようになる
この花穂が、生薬「夏枯草(カゴソウ)」辛苦寒 清泄肝火、清熱散結
苦味で清熱し辛味で散結する
清熱明目薬に分類され、肝火上昇の頭痛、目の痛み、めまいやものもらいなどに。さらには肝鬱化火によるできもの、例えば乳腺腫、甲状腺腫などに利用することもある
夏の養生は、
朝は思いっきり早起きして元気に暮らし、夜は少し夜更かししてもよい。
夜更かしと言っても、昔は日が暮れたら寝ていたのだから、やっぱり早寝早起きということになるかな。
ただでさえ睡眠時間が減るのに夜にものを食べると、消化に手間取り体内の老廃物の掃除がはかどらず、朝に疲労が残ります。したがって夜にものを食べないことです。夕食とは夕方に食することをいい、夜食ではない。
早くもアキノタムラソウ(秋の田村草)が咲き始めていた。季節はどんどん進んでいる。
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