世界の主食、米に続いて小麦はどうかというと、やはり生薬でその名も「小麦(しょうばく)」
ただし生薬としては殻が付いた全体を用いる(皮涼肉温で殻が涼性、実は温性で、全体を使用する)
・清熱除煩・養心安神:不安、そううつ、不眠、焦りなどに全体を煎じるとよい
・補益脾胃:食欲不振や下痢によく、のどの渇きを潤す
ヒステリーを解消するには「皮付き」でないと効かなそうですね。
ところで、1月7日の七草粥は、もともとは「七種」と書いて「ななくさ」と読み、奈良時代までは7種類の穀物を粥にして食べたんだそう。米、大麦、小麦、栗、黍、大豆、小豆。
写真は5月、近所で見かけた麦らしい花。何麦か不明ですが。
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