口が渇きやすくなったなあと感じたら、老化のサインでもあります。
唾液の分泌量は1日に1~1.5㍑。知らないうちに案外出ているのです。
ところが、加齢による口やあごの筋力低下、ストレス、喫煙、口呼吸、早食い、糖尿病などによって分泌が減ってしまうことがあります。
唾液は、消化を助けるだけでなく、スムーズな発声、細菌増殖を抑える、口内を中性に保つ、歯の汚れを洗い流す、などの役目を持っているので、放置すると口内トラブルが発生しやすくなります。
(チャイナビューNo.280 より)
唾液は生命力に満ちた「気の塊」「腎液」で、唾液を飲み込むことで体内にエネルギーを取り戻すと考えられています。
そこで、舌回しやツボ押し、簡単にできるのでやってみてください。
唾液減少は老化の指標でもあるので、漢方対策では主に「腎陰」を補う処方を用います。
口が渇きやすくなったと思ったら、潤いを補う補腎対策やってみましょう。
たとえば、八仙丸、瀉火補腎丸、杞菊地黄丸などの六味丸類や、亀板を用いたものなどです。
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