地元佐倉城址公園にある「くらしの植物苑」の山楂子の実が赤くなっていました。
中国では肉料理を食べるときに、この実をデザートやジュースやおやつのようにして食べ、脂っこいものの消化を促すのです。
昔から牛や羊のかたい肉を料理するときに早く柔らかくするために使ったりもしてきました。
わが薬局にある「晶三仙」にも山楂子が配合されていて、胃がもたれやすい人に人気です。
さて、この植物苑の面白いところは、生活に身近な植物があることです。
ゴマの花と実。左の実の中にゴマが入っている
シロワタの花
実がはじけると、綿が出てきてこの中に黒い種が入っている。
これを紡ぐと木綿になります。
昔の布団や座布団の綿もこれが原料だったのかな。気づけばはるか昔の話になりますね。今はなんでも化学繊維。
これは小豆の花
植物苑を出たところのイチョウ並木で実が落ち始めていましたので、少し拾ってきました。
まだ少々実が硬い。
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