先日、60代の女性で「膝が痛んでシップを貼っても効かないし、体力も落ちてきた気がする、年齢かしら?」というご相談で、「食用蟻」のサプリをおすすめしたところ、1か月もしないうちに、立ったり座ったりに苦労していた膝の痛みが軽くなり、さらに、
「コロナの予防接種を受けた後から、蕁麻疹がポツポツでるようになり一向に治らず、痒いので抗アレルギー薬を毎日飲んでいたのだけど、蟻を飲み始めてから、痒くなくなり、気が付いたら蕁麻疹がでなくなっていた」 という。
(曇天の裏寒い日曜日、冬鳥のツグミに出会った。シベリアなど北国から海を越えてやってくる逞しい鳥)
今風に言えば昆虫食だが、食用蟻は古来から食品そして生薬として利用されていて、その成分は、豊富なアミノ酸、微量ミネラルに至るまでの多種類のミネラルを含んでいる。
昔から筋骨の弱りや痛み、インポテンツに用いられ、リウマチへの使用例も多い。リウマチは自己免疫疾患の一つなので、アレルギーなど免疫関連にもよいだろうとの予測はたつ。咳、アトピー、花粉症、糖尿病などなど、実は使用例はたくさんある。
考えるに、
現代の食生活ではちゃんと食べているようでも、微量ミネラルや必須脂肪酸などが不足してしまうのかもしれない。 それが免疫調整力などのいわゆる「体力」が気づかぬうちに落ちてしまうのかも。
栄養補給の一手段として、昆虫食が体を救ってくれるかもしれない。
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