疲れてくると、または疲れやすいという人は、めまいをおこしやすいです。
重力に逆らって上に持ち上げる力が足りないと、頭はお留守になり空虚なめまいを起こし、内臓は下垂します。
胃下垂、腸下垂だと胃腸機能が停滞して、食べると胃が張ってもたれたり、軟便下痢などの症状が現れます。
呼吸も浅くなるので、息切れや息苦しさを感じます。
このようなタイプを「気虚」(エネルギー不足)といいます。
(ガガイモの花)
そこで補気する漢方薬で体質改善します。例えば「補中益気湯」は、元気を補いその陽気を上に持ち上げる「益気昇陽」作用があると言われています。
気虚の人はすぐ横になりたがりますが、少しずつでも運動して筋肉をつけることも必要でしょう。筋肉が増えれば内臓が支えられ動きやすくなり、食べたものが利用され、代謝もアップします。
コツコツ続けて体を鍛えてください。
(オシドリ♂のエクリプス・これから美しい繁殖羽になっていく 印旛沼にて)
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