無駄なく嫌みなく、流れるような文章ですが、
行間に湿度があるというか、昔の日本の名作を読んでいるようななまめかしさを感じました
途中なにげに、ほんのわずか引っかかる描写。それが後になって効いてきます
これにどろどろした情念みたいなものが入ってきたりして
(たとえば沼田まほかるさんの作品みたいな)
思わず悔し泣きするようになったらすごいと思う
そこらへんの、まだあっさりしているのは、米澤さんが若いからかまたは男性だからかな
6つのミステリー短編が入っています
米澤穂信 1978年生まれ 岐阜県
追伸:沼田まほかる作品「彼女がその名を知らない鳥たち」
この「すごい」恋愛小説が映画になりましたね。
十和子に蒼井優 陣次に阿部サダヲ このキャストはいけてると思います。
行間に湿度があるというか、昔の日本の名作を読んでいるようななまめかしさを感じました
途中なにげに、ほんのわずか引っかかる描写。それが後になって効いてきます
これにどろどろした情念みたいなものが入ってきたりして
(たとえば沼田まほかるさんの作品みたいな)
思わず悔し泣きするようになったらすごいと思う
そこらへんの、まだあっさりしているのは、米澤さんが若いからかまたは男性だからかな
6つのミステリー短編が入っています
米澤穂信 1978年生まれ 岐阜県
追伸:沼田まほかる作品「彼女がその名を知らない鳥たち」
この「すごい」恋愛小説が映画になりましたね。
十和子に蒼井優 陣次に阿部サダヲ このキャストはいけてると思います。
どのお話も面白かったです☆
結末を見据えて、巧くストーリーが構成されている感じ。
沼田まほかるに似ているっていうのも同感♪
ボトルネックとか氷菓よりも。
書くたびにうまくなる感じがします。
氷菓、映画化されましたね