ミツバアケビに花がついていた。
雄花にカビがついていると思ったのは、雄花の花粉だった
アケビの名の由来は、開け実。実が縦に割れる姿を現す。
アケビの茎は生薬「木通」。降火利水、宣通血脈の作用をもつ。
竜胆瀉肝湯や当帰四逆加呉茱萸生姜湯などに配合される。
木通の名の由来は、網細の孔が茎の中にあり上から下まで通じているからだとか。
この頃はイヌシデの雄花が道にたくさん落ちて歩きづらい。
家にこもった先日の日曜日に読みふけった小説の中に紙垂(しで)という単語がでてきて思い当たった。しめ縄などに垂れる白い紙を紙垂(しで)という。
イヌシデの名前の由来を知ったら、歩きづらいと思っていた雄花がなんだかありがたいもののように見えてきた