予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
攻める
昔、学生時代の友人に
「辛い時、苦しい時、大変な時は、一旦落ち着いて、その状況さえを楽しむ
ようにしたらいい。」
って言われて、この言葉が、移植の時もその後の苦しい時期も、ずっと助けになっている。
物事を客観的に、俯瞰して見れば、見方は変わる。
いい意味で真剣さが取れて、心は間違いなく楽になる。
こうやって生きてきた。
でないともうとっくに押し潰されている人生。
俯瞰して見る、って言っても、これが難しいと言えばそう。
気になることに心を囚われ過ぎていると、 そりゃぁ確かにそうかもしれないし、
そんなの無理って。
自分も少なからずそうだ。難しい。
そんな時意識しているのは二つ。
一つは、基準が「生きるか死ぬか」ってこと。
そう、生きてりゃ何とかなる。
たとえ余命を告げられても、でも医者の言う余命って結構適当。
もう一つは「攻める」ってこと。
これ、結構大事。
いい意味で攻める、適当ってことではない。
迷った時は、攻める。
誰に何と言われようと、何を思われようと「攻める」。
これ一択。
なんとかなる。大概のことは「なんとかなる」。
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94歳と92歳の老父母と同居するっていうこと
90歳を過ぎても毎年年末、うま煮作り、昆布巻作り等々張り切る母。
ただ、ここ数年はそのたびに体調を崩しての繰り返し。
特に昨年は正月明け3日に、一切飲み食いができない状態に。
なので昨年末は早々に、無理せず、できることだけをやるようにと、
言ってたばかりで…
昨年末大晦日、階下に住む両親の所に行くと母、具合悪そう。
痛み増々の状態。
リウマチ性筋痛症の悪化だ。
アレだけ言ったのに、と思ってもしょうがない。
好きで痛んだわけでもない。
ただ、時期が悪い。病院、やってない。
もう少し早く伝えてくれれば…
とにかく新年を迎え、病院に連絡するも当然診てはもらえない。
4日の診察始めまで待たなくてはならなかった。
で、予想通り入院。
息子が帰省している中、慌ただしいったらありゃしない。
しかも病院は、感染症拡大のため、今日から面会全面禁止に。
母の現況を知れるのは看護師さんからの情報だけ。
この5年で5度目の入院、過去はリハビリで何とか生活復帰
できてたけど、今回はちょっと…厳しいかなぁ…
そうこうしてるうちに今度は父が、右手を強打し負傷。
細菌感染し切開治療と通院での点滴。
もうね、予定があって無いようなもの。
2人共、歳が歳だけに、まさにこれから色々な判断に迫られる
ことが出てくる。
大変は大変なんだけど、自分ら夫婦、究極の患者と究極の家族だった
過去(今もだけど)の経験が活きる活きる。
大概のことはどうとでもなっちゃう。
なんか、今の状況って20年前の「あの時」から予想されていたのかも
って、凄く考えさせられる。
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マイナ保険証
↑↑↑↑↑↑↑【資格情報のお知らせ】
↑↑↑↑↑↑↑【資格確認書】
12月2日が過ぎて...
マイナ保険証が落ち着くまで、特に現行の保険証が使えなくなるまで、
病院や薬局である程度混乱があるのではないかと思う。
面倒なのが、
「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」の存在。
周りに、
「資格情報のお知らせ」が既に送られてきた人がいて、
捨てちゃった、どこにいったかわからない、っていう人が結構いる...。
なのでこれからの健康保険証の使い方についてちょっと整理。
その人ごとのパターン別に、
1)マイナンバーカード有り、かつ保険証利用登録済み
2)マイナンバーカード有り、保険証利用登録なし
3)マイナンバーカードなし
基本この3つで、あとは、
「被用者保険」「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」 の区別。
(なのでパターンはもっと複雑)
1)マイナンバーカード有り、かつ保険証利用登録済み、の場合
1-1)有効期限内の現行保険証
1-2)マイナ保険証(マイナンバーカード)
1-3)資格情報のお知らせ、と、マイナンバーカード
1-4)資格情報のお知らせ、と、有効期限内の現行保険証
2)マイナンバーカード有り、保険証利用登録なし、の場合
2-1)有効期限内の現行保険証
2-2)資格確認書
3)マイナンバーカードなし、の場合
3-1)有効期限内の現行保険証
3-2)資格確認書
基本、こういう考え方でいいのだろうか?
ここで問題なのがいくつかあって、
【現行保険証について】
12月2日をもって使えなくなると思っている人が少なからずいる。
でもこれ、12月2日から最長1年間、使える。
12月1日以前に有効期限が切れるものは有効期限まで。
自分の場合、7月31日まで。
【「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」の有効期限】
どちらも無申請で送られてくるのは同じ。
マイナ保険証所持者には「資格情報のお知らせ」、それ以外は「資格確認書」
でも「資格情報のお知らせ」は原則無期限、
「資格確認書」は保険者により異なり、5年以内。
【1-3)の、資格情報のお知らせとマイナンバーカードを使う場合】
システムエラーとか、端末の読み取り不良とか、そもそもマイナ保険証に対応していない病院や薬局等々。
なので資格情報のお知らせは結構大事。
でもA4の紙でペラっと送られてくるものだから重要視しない。
【「資格情報のお知らせ」について】
「被用者保険」の妻はかなり前に送られてきているけど、
「国民健康保険」の自分はまだ。
これについては、サイトにも載っているけど、
「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」は、札幌市の場合、
来年(令和7年)7月に一斉交付されるとのこと。
【限度額適用認定証について】
個人の所得と紐づけられているので、新たな申請は不要で持参も不要
【重度心身障がい者医療費受給者証】
現状では今まで通り申請と、紙の受給者証持参が必要
【特定疾患医療受給者証及び特定医療費(指定難病)受給者証 】
現状では今まで通り申請と、紙の受給者証持参が必要
・・・・
これまでの肌感覚では、
・自分のように通院を常としている人は敏感だけど、普段病院のお世話になっていない人は
あまり知らない、知ろうとしていない。
・病院でマイナ保険証を声がけされるところは半々といった感じだけど、
薬局では求められることが多い。
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12月
今年もまた、雪が積もりそうで積もらない12月。
相変わらず仕事に追われ慌ただしい12月。
診察も検査もまだまだ続くけど、とりあえず何とか命に別条なく過ごせたことに感謝。
今まさに手術を終え入院生活を送る知人も数名いて、そんなことを考えると、
こうして仕事ができていることがどんなに幸せなことか...
ただ、
首が、頸椎椎間板の不具合が、
痛い...
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訃報
この歳になってくると、同年代の知り合いの訃報が多くなる。
今年も、仕事上でもプライベートでも日ごろ一番関わりが多かった友人が亡くなった。
8年前から大動脈瘤を患い、そして脳動脈瘤でも今年の7月に開頭手術をしたばかり。
でも元気だった。
仕事の予定も年明けにかけてびっしり。
忙しく働いていた。
まさか彼が自分より先に逝くとか、想像すらしていなかった。
亡くなる2週間前にも電話で話しをしていて...
自分が死に際を彷徨ってから19年、大切な人たちを何人も見送ってきた。
19年前には考えられない状況で、自分が長く生かされているんだと、しみじみ思う。
なんだかなぁ...
さすがに複雑な気分は否めない。
でも、
せめて自分は精一杯生きようと思う。
ちょっと考えさせられる毎日だけど、頑張るしかない。
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サルプレップ配合内用液
昨日、年に一度の胃カメラ検査。
胃は、大腸と違って特に調子が悪いわけでもなく、ピロリ菌も元々なくて、
身体全体の中では心配の少ない部位。
とは言っても検査は検査、何度受けても嫌なもの。
結果、特に問題なく、逆流性食道炎の様子もあまり変わってなくてまずは安心。
ただ、手術時の変形の為、術後はずっと麻酔下での胃カメラなんだけど、
何故か昨日は麻酔が効き過ぎた(量は例年と同じ)のか、検査後の調子が超悪く、
頭痛とめまいと、それが寝るまで続いた。
体調なのか歳なのか、大腸カメラといい、胃カメラといい、色々と問題が起こる、起こる。
で、も一つの大腸カメラ。まだやってない大腸カメラ。
ポリープ切除が絡む大腸カメラ。
また、前回と同じ「コールドスネアポリペクトミー 」術になる。
今取らなきゃ絶対ダメって話しでもないみたいだけど、でも放置すると癌化の可能性大。
そりゃ迷わず取っちゃう。
どうせカメラはやるんだから、そのついでに。
そして...下剤が、あの2リットルの下剤が、変わった。
これに ↓↓↓
これから ↓↓↓
これに ↓↓↓
ペットボトルで、な~んかいい感じ!
今までは粉剤に水を混ぜて2リットルにして、その間に更に水を飲んで、
だったのが、今度は、
この「サルプレップ480mL」をそのまま120mLずつ、更に水を2杯飲んで、っていうスタイル。
どっちがどうなんだか、やってみないとわからないけど、
でもまぁ、手段はどうあれ、やらなきゃならないんだから、やる。
どんな検査も大変で、歳を取れば取るほど大変で。
でもこうやって19年、一喜一憂しながら19年。
きっとこれからも。
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生体肝移植から19年目
ちょうど今の時間は手術が佳境に入った頃か、終わりを迎える頃か。
朝から始まった移植手術が終わったのが、日が変わって翌夜中の2時半というから。
19年目を迎えた今でも、この自分の身に降りかかったことがちょっと信じられない。
この19年間で他にも色々病気にかかったし、癌にもなったし、本当に色んなことがあったけれど、
19年前のあの経験に勝る(勝る?)ものはない。
瀕死の状態から今まで、家族や友人、知人、そしてこのブログを通じてたくさんの人にお世話になった。
もう、感謝しかない。
心からありがとうございます。
なかなか返せないものではあるけれど、
自身が頑張って、少しでも元気で長く生きていくことが一番の恩返しと思っています。
今まで、これからも、宜しくお願いいたします。
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のど自慢の老人枠
今年最後の北海道でののど自慢、11月10日、旭川で。
7月7日の千歳は応募抽選で外れ、満を持して今回ってところなんだけど、
でも残念ながら断念!
旭川なら高速を使って1時間半程度、全然問題無い距離。
広~い北海道ではむしろ近い方で。
嗚呼あああああああああああ!
予選会の前日、11月8日が年に一度の胃カメラ。
いつも通りなら胃カメラの後、3日間くらいは喉をやられて声が出ない。
声が出ないなら出られない。
なので断念。
また来年。そうこうしているうちにどんどん歳を取って、老いぼれて、
そう、きっと老人枠になる。
のど自慢の「老人枠」
嗚呼あああああああああああ!
また出なおそっと..
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忙しの秋
今年ももうあと3か月半。
年次検診が終わって、前立腺癌4年目もクリアして...
これから年内...
胃カメラ、大腸ポリープ切除、膠原病対策、頸椎椎間板問題、まだまだ問題はある。
と同時に、
クライマックスシリーズ、その後の日本シリーズ、
スノーマンのコンサート、
年明けすぐのあいみょんコンサート、
なんなら11月ののど自慢、
チケット争奪戦もある。
ヤッベー、超忙しい!
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血液検査データの推移表
ちょっと(かなり)気になって、過去に遡って血液検査の結果の
今に至るまでの変化を知るため、推移表を作ってみた。
何が気になるかっていうと、1番は腎臓の数値。
これ、色々とたくさんの事項が絡まってきて、例えば今新たに服用を
始めた薬だったり、血圧(特に下の血圧)が高めだったり。
実際、1番良く分かる指標「eGFRcreat」、この数値、今は基準値内だけど
平均的に下がり続けて、60を下回ると俄然危険領域に入ってくる。
一昨日の結果でやや回復したので少し安心しているところだけど、
その瞬間の値だけを見ていると落とし穴がある。
ついつい、結果みて、基準値内だから全部OK、って思ってしまいがち、
思いたくなる、それは分かる、自分もそう。
でも…
せっかく手間暇かけて検査するのだから、少しは自分の目でしっかりと
確かめた方がいいと思う。
お医者さんが「特に問題ありませんね。」って、全部信用したらダメ!
これ、前立腺がんの時の実体験。
そもそも、よく医師に言われるのが「専門以外はよく分からない」
これは当然そうだと思う。
何でもかんでも詳しいわけがない。
いつも思うのは、
「医者にかかるのも予習、復習が大事」
自分の身体は自分で守る、足りないところを医師に補ってもらう。
これ、本当に大事だと思います。
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頭の中の60%は病院通いでできている
色々と問題の多かった今日の検診。
外科と泌尿器科。
前立腺がんは、無事再発なし。
4年目をクリア。
いよいよ来年の5年目をクリアできれば...
肝臓の方もCT、エコー、血液、ほぼクリア。
むしろ膠原病、整形の方の痛みがちょっと問題で。
前回処方してもらったロキソニン系の薬は、継続使用はやはり✕。
痛い時に単発的に服用するようにと。
ただ、前にも言われたけど、次回、来月の検診前1週間で続けて服用してみて
腎臓の様子を診ようと、そこは妥協してくれた。
肝臓...
前立腺...
膠原病...
大腸ポリープ...
白内障&緑内障...
まだまだ年内の病院通いは続く......
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がん患者にとっての5年
来週の検診は外科の定期検診と泌尿器科。
この歳になって、月日が経つのがまた一段階早くなった様な気がしているけど、
それが焦りになったり諦めになったり。
つい先日正月だったと思ったらもう9月。
自分の残りの人生を考えると、時間はゆっくり過ぎていく(と、感じる)ことを
望んだりするけど、でもそれと逆行するのが、癌を患った患者だと思う。
来週の検診で、前立腺がん摘出後、4年目。
「5年で1~2割にPSA再発」
「5年をクリアできれば再発の可能性がぐっと下る」
と言われている今、5年目を迎えるこれからの1年が本当に重要。
だから...
そういう意味では早く5年目を、と。
でも、その時はもう64歳。
がん患者にとっての5年って...
どんな種類の癌にとっても過酷なものだと思う。
まぁ自分の場合、それよりも肝臓がどうなんだって話でもあるけれどさぁ。
なんだかんだ言って、まずは来週の4年目。
肝臓の年次検診でもあるからそっちの方も。
身体に関しては、一年で一番緊張感の高まる時だ。
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