予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
もの忘れ
今年、無事還暦を迎え、とはいえ自分自身にはその自覚は無く。
でも、よくもまぁここまで、とは思う。
自分の人生をグラフにしたなら、それはもう乱高下。
いい時っていうのも確かにあり、それを数倍上回る辛い時があり、
結婚して家を建て、子供が産まれてきてくれた辺りが一番てっぺんか。
たくぎん倒産だったりリーマンショックとか、経営的なピンチも何度もありつつ、
でもやっぱり一番大変だったのは移植の時。
グラフで言うと、ずうっと底辺、ゼロのラインを行ってる感じ。
入退院だけで丸一年、生活を持ち直すだけでも7、8年はかかったと思う。
肉体的精神的に加え、経済的にも。
でもまぁ人間、都合の悪いことは忘れる、忘れたい。
良かった時も辛かった時も、ちょっと前のことはすぐ忘れる。
明日のことしか考えてないし。
そもそも楽しいことしか考えたくないし。
前向き、だといいんだけど、最近は、直近のことさえ忘れる。
眼科に財布を忘れて行くのもそう。
TVで俳優さんの名前とか、まぁ出て来ない。
それでいて一日3度、薬を飲むことは忘れない。
頭の中が、やっぱり身体のことで埋められている。
認めたくないけど。
自分の手帳を見ても、毎月毎月、通院の予定ばかり。
小さなことが、段々と大きくなっていくのは怖いし、でも現実的だから、
とりあえず目の前のこと、一つ一つを大事にこなしていこうと思っているけど、これが難しい。
これから、何年生きられるかわからないけれど、最期の時、できれば人生のグラフが頂点にあるといい。
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入院時持ち物リスト
入院時持ち物リストを作って、大きく3分類してまとめている。
1)入院時必要なものとして、スーツケースに常時収納
1.薬(肝臓の薬、5日分)
2.下着類(パンツ、シャツ、靴下、一週間分)
3.マスク(30枚)
4.箱ティッシュ、ウェットティッシュ
5.マグカップ
6.紙コップ(30個)
7.割りばし(50膳)
8.ストロー(20本)
9.プラスチックスプーン(5本)
10.スリッパ(北大病院では転倒防止の為かかとのあるもの)
11.フェイスタオル(3枚)
12.洗体タオル(1枚)
13.ボディーソープ(小ケース)
14.シャンプー(小ケース)
15.歯ブラシ、歯磨き粉
16.ハンガー(針金製、2個)
17.アルコール消毒剤、除菌
2)外泊時も含めて必要なものとして、ポーチ等に常時収納
1.十徳
2.TV、ラジオイヤホン(長めのもの)
3.予備電池
4.クリップ、輪ゴム
5.3口コンセント
6.ビニルテープ(白、思ったより役に立つ)
7.爪切り
8.耳栓(使ったことはない)
9.ホチキス(ミニタイプ)
10.くし
11.筆記用具(ペンケースに一式収納)
12.ミニライト(病室での夜間に必須)
13.保護チェーン(暗証番号製カギ付のもの)
14.眼鏡ケース
別途医療用ポーチ内に
15.傷パッド類
16.ネット包帯、ガーゼ
17.綿棒
18.絆創膏
19.他持病用薬
20.のど飴
21.ニベアクリーム(これも役に立つ)
3)当日朝に準備するもの
1.薬の残りすべて
2.ドライヤー(コロナで備品なし)
3.バスタオル
4.着替え(上着等)
5.診療ファイル等
6.ノートPC等
7.替え眼鏡
8.スマホ及び充電器
9.現金
10.保険証類
診察カード、
健康保険証、
特定疾患受給者証、
重度障害認定証
身障者手帳
※仕事用手帳に一覧を書込み、日々更新しています。
これに更に仕事関係資料(入院が長くなる場合)が加わります。
一年間入退院を繰り返し、少しずつ項目が加わり、昨年の前立腺での
入院時には役に立ちました。
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リズム
肝臓移植して以来、日常生活の中心はどうしてもそこになる。
その中で仕事とプライベートをうまく調整してやってきた。
大変だけど、いい意味でバランスよくできて、もちろん「慣れ」もあって、いい感じでやってきた16年。
それだけに、その中に他の何かが加わるといきなりバランスを崩す。
去年の前立腺がそうだし、今年だと白内障。
正直、仕事をしながら日々肝臓と向き合っていくのだけで大変なのに、そこに更に予定していなかったものが加わると、
元々の大事なことまでがおろそかになってしまう。
40代、50代前半まではまだ良かったけど、最近、本当にダメ。
先日の眼科受診も、財布を忘れていった。
受付をして番号札をもらって、あと一人で自分の順番、というところで気がついた。
財布を忘れるなんてことは、記憶にないくらい過去のこと。
白内障手術の日程のことで頭の中が一杯だったことは確か。
なんと考えても仕事の調整がうまくはまらないから。
一応受付で、正直に無銭を告白。
次回の検査時に清算してくれればいいという「暖かい言葉」をもらい安心して受診。
結局、手術予約と説明だけで、検査等無かったので金額はゼロ。
でも何だかこれがショックで、いつもの、一定のリズムが狂った時、自分の中ではあり得ないことが起こる、
と、反省と自戒。
ちょっとしたことなんだけど、いつかこれが大きなことでやらかしてしまったら。
どんな状況でも、焦らずマイペースで、改めてそう思った一件でした。
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前立腺から白内障
「まずは再発していなくて良かったです。」
という泌尿器科の医師の話しを聞いて、
「やっぱり、そういうことなんだ。」
と再認識。
前立腺、とはいえ、癌は癌、特に前立腺はPSA値という、目に見える形で、はっきりと癌再発を認識できてしまう。
まぁ分かりやすいっちゃ分かりやすい。
他の癌と同じで、とりあえず5年、前立腺が先か肝臓が先か、なんてこともあるけど、日々過ごしていくしかない。
白内障は、外科の方から紹介状を書いてもらうことは可能、ただ、やっぱり眼科の方から書いてもらう方が、
データも共有できるしいいんじゃないか、と、当たり前のことを言われ、
昨日、眼科に行ってきた。
結局、回明堂眼科で手術をすることに。その予約と説明。
2か月先の11月16日。
まずは1か月前検査と2か月前検査、そこから。
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されど前立腺がん
西郷輝彦さんの記事を改めて読むと、やっぱり、
「されど前立腺がん」
と思う。
治癒率が高いとはいえ、癌は癌だ。
5年で1〜2割の人にPSA再発。これが現実。
いざとなっても、西郷さんのようにオーストラリアに行く余裕は無い。
日本で同じ治療が受けられるように、早くなればいいけど。
まずは1年々、検査をクリアしていくしかない。
もうすぐ、泌尿器科、呼ばれる。
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日本人、偉い。
今はまだ北海道も非常事態宣言中。
そんな中の通院ももう慣れた。
慣れてだらしなくなるのは気を付けなければならないけれど、病院ももう慣れきった感じで、
今が当たり前のように物事が進められている。
ワクチンは二度打ったので、少しはマシかと、そこは以前とは違うこと。
今日はエコーとCT。
CT前に書いた問診表には、やはりコロナ関連の記述欄。
発熱チェックは当たり前、ワクチン接種有無の記述欄もあった。
だからと言って、そこをじっくり見るかと言えばそうでもない。
今は皆が皆、ワクチン関係なしに、それぞれがそれぞれなりに対策して、
しかも病院に来るような人は元々意識高いだろうし、いい感じで心配していない。
日本人、偉い。
日本人、頑張ってる。
あと少し、そう思いたい。
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去年の今頃は
去年の今頃は前立腺手術の為の入院準備で忙しかった。
術前検査でPCR検査を受けたのが去年の今日。
なんとかコロナにも罹らず無事(?)入院することができたわけで、そう、入院することすら難しかった。
一年経って状況はあまり変わっていないようにみえて、でもワクチン接種が進み、
また、これからどんどん進んでいけば、さすがに少しは落ち着くと思う。
色々なことがあり過ぎて、癌の手術をした実感をあまり感じないくらい。
自分としては、病気はコロナだけじゃない、と強く思う方で、実際、手術延期とか経験してしまうと、
テレビをつければコロナ、コロナ、って、冗談じゃない、と。
世間全体を揺るがす「何か」が起きると、なんかすべてのエネルギーがそっちに向かってしまう。
でも、そんなこととは関係なしに、ずっと、ずっと何年も前から、自分の健康と、身体と向き合っている人がたくさんいる。
自分にとっても、自分の家族にとっても、「その他の大きなこと」より、
「小さくても身近なこと」の方がはるかに大事で、
言葉は悪いけど、世間の喧騒にかまっている場合ではない、のだ。
だからじゃないけど、
テレビやマスコミのコロナでのバカ騒ぎが、滑稽に見えて仕方ない。
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白内障で悩み中
「あとは手術をするだけ」
と言われた右目の白内障。
とはいえ、嫌なものはものは嫌で、だったら腹を切ってくれ、ぐらいな感じ。
とも言ってられず、眼科で電話相談を受けた後、あわよくば北大の眼科で診てもらえないかと、
いろいろと思考中。
とにかく、10日は年次検診の日なので、そこで紹介状を書いてもらいえないものか聞いてみるつもり。
やっぱり目。調べてみると、仕事に支障をきたす期間も長くなりそうなので、
そうなると安易に日にちも決められない。
だとすると、いつまで待てるのか。
進行具合はどうなのか。
そもそも手術する段階にあるのか。
いやぁ~、目のことになると俄然真剣になる自分に気づく。
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