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息子の頭

今年の初め、泌尿器科を受診していくなかで、

ある時期から常に言われるようになったのは、

身内に前立腺を病んでいる者がいるか。


で、実際、父が70歳の時に前立腺がんの全摘出手術

を受けている。

その事を伝えると、「ああ決まりだ」みたいな雰囲気。


前立腺って、それだけ遺伝性が強いみたい。

父の手術の時、それを知って、今回、ああそうかと。


となると今度は自分が伝える番。

がんが確定してから、二人の息子がそれぞれ帰省するたび、

前立腺がんの遺伝性の強さと早目の検診の重要性を

話してきた。


昨日、友人の結婚式の為、長男くん帰省。

普段、何事も無関心を装う長男くんも、妻にあれこれ

と聞いていたらしい。


どうやら、息子くんたちの頭に、少しは刷り込まれたのかな。

医学はどんどん進む。少し前だとロボット支援手術だって

無かった話し。


もし、息子たちにも振りかかった、そんな時は、

手術さえしなくていいような、そんな時代になっている

といいなと願う。


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手術後5日目の様子

今日18日は、入院から9日目、手術から5日目。

術後2日目、16日の午前に血液ドレンが外れ、午後には点滴も外れたので、午後からシャワー。

点滴針を防水処理してもらい、尿を溜めるバッグもビニール袋で覆ってもらった。



あとは自力で。

ここは以前の、肝臓の時の入院生活が役に立つ。

約1年間の入院生活は伊達ではなかったみたい。


夜の食事からは、もう普通食に変わる。


ただ、夜の睡眠だけは熟睡ができない。

昼間ほとんど身体を動かしていないので、身体が疲れていない。

しかも精神は高ぶっている。

当然痛みもあるから、そもそも入院前から、病室でちゃんと

眠れるなどとの期待はしていないので、これは想定内。



術後3日目、17日、午前中、ダヴィンチのポートの為の

傷口、ここに貼られていた保護テープが外される。

残ったのは表面にホチキス針のようなピンとその皮下に

自然に無くなる糸。


ピンは最後、尿管と共に外される。



お昼、外科の検診に呼ばれる。

本来、元々の検診日は入院日。

肝臓の数値に特に問題なく、これも一安心。


そもそも外科の定期検診から始まった現在のこの状況。

なんでも「小さなことからコツコツと」だ。


午後、最後の点滴ルートも外れた。

これで、あと体に繋がれているのは尿管のみ。

でもこの尿管が一番厄介だったりするわけで…


この入院で、看護師さんによく聞かれるのは、移植時との

違い、というか比較。

でもこれ、比較のしようがない。

移植時はそもそも記憶が無いし、痛み一つとっても、

今回だって小さいとはいえ6か所も切ってるわけだし、

痛いものは痛い。



ただ何が一番違うかって、今回は自己完結型っていうこと。

他の誰の身体も傷つけなくっていいっていうこと。

それが一番。




昨日、シャワーの説明を受けるのに看護師さんと

シャワー室まで行く時、

「元気そうですね。私、出産の後、イテテテテ、って

こんな感じでした。」


ってくずれ落ちてたから、

「出産と比べられたら、出産に申し訳ないです。」

って言ってみた。


男子は痛みに耐性が無いんです!



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手術は無事終了

ダヴィンチは写真で見る通り、厳かだった。


「終わりましたよ。」の声で手術室で目覚め。

その日から翌朝までは、痛みと吐き気で大変だった。

眠れた気はしていない。


それでも翌日の午前中には歩行。

すぐにX線検査、検査室までは車椅子で。

これが辛かった。


昨晩は寝る前に痛み止めの注射をしてもらい、

痛みは改善。

術後初めての食事も昨晩から。

さすがに二口が限界。



今日午前には血液ドレンが外れ、午後、点滴終わりで初シャワー。

目まぐるしく進んでいく。



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手術当日の朝

6時の起床とともに忙しかった。

まずは今朝の分の薬を5種類飲み、下剤の座薬を入れる。

体温と血圧を測定、

洗面を済ませトイレへ行き、長寝巻に着替える。


そして膝から下にきつ目のストッキングを履く。


そこに看護師さん登場で点滴が繋がれたところ。



でもまぁ、今年のものではないと一時期は覚悟していただけに、

ここまできてホッとしている。



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手術前最後の夜

前夜最後のお務めは、下剤の座薬で排便。

夕方の食事も普通に食べ、夜の薬も普通に飲み、その後の座薬で排便。

2リットルの下剤飲む気満々だったのであっけなかった。


あとは今日は寝るだけ。

固形物は21時までオッケーだけど、せっかく出したのに無謀なことはしない。

明朝6時までは、水、お茶等を積極的に摂らなければならない。

脱水防止の為。


さすがに3回目、緊張感の欠片もない。

部位は違っても切って取ってくっ付けて、

は同じ。


それよりも、ここまで辿り着けて、それが本当にホッとしている。

コロナに免疫抑制にアレルギーに、難題山積みだったから。


明日、スマホはさすがに無理かなぁ。

本心で言えば、ダヴィンチの姿、撮ってきたかったんだけど。

明後日、どうかなぁ。



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神頼み

さっき、明日の執刀医の先生が来た。

手術が決まった時からの問題点、癒着。


ドナーの方の同手術は過去2人経験あるが、

レシピエント、しかも過去2度手術の人のダヴィンチ手術は

初めてらしい。



先生に倣って、東の方にお祈りを。

でも、なんで東なの?


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手術前日

朝起きたら、大坂なおみ選手が全米オープン優勝

のニュース。元気もらえる。


手術前日といえば、前回の手術(移植1年後の再手術)の

前日も、あの、田中マーくんとハンカチ王子の投げ合い、

駒大苫小牧の甲子園準優勝。


成功確率のあまり高くなかった手術を控えて、前日の過ごし方

としては、最高に勇気をもらえた記憶が強くある。



今回は、前回、前々回に比べれば比にもならない手術。

気楽っちゃぁ気楽、だけど、過去2回による癒着が問題だし、

アレルギーをはじめ、薬の問題がある。



明日の楽しみ(?)といえば、ダヴィンチを生で見れること。

って、ダヴィンチさんの登場は麻酔の後なんだろうか??




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テレ面会

1枚1000円のテレビカードを自販機で買えば、

コンセントが使えるようになる。

スマホの充電と弱電家電の充電、そして下段にある冷蔵庫。


冷蔵庫はスイッチを入れると100円分引かれ、24時間使える仕組み。

ただ、なんでかわからないけど、あまり冷えない。



移植の時は、冷蔵庫はデイルームにしかなく、

しかも1階で使用の受付をしなければならなかった。

TVも地デジに変わったし、今はスマホがあるから

面会禁止でも、世間の流れや、連絡面では何も困らない。

いざとなったらLINEでビデオ通話もできる。



テレワークが当たり前になったけど、面会とかも

テレ面会でいいんじゃないか、って。

それはそれで寂しいか。



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入院3日目

木曜日入院、翌月曜日手術って、やっぱり長い。

麻酔科の検査って言っても、簡単な問診だけなので、

昨日入院でも全然良かった気がする。


今日は手術の前々日ということで何も無い。


シャワーは16時30分に予約。


この時間あったら、キッチンにどれだけ色を塗れるかと、

そういうことを考えてしまう。


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病室ではテザリング。

病院内に、少なくとも病室ではネットのフリースポットは

キャッチ出来なかった。

なので、スマホを使ってテザリング。


Docomoのフリースポットぐらいあったっていいのに。

やっぱり色々と問題あるのかなぁ。
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がんは、小さいのがいくつもある、って言われた。

そういえば、ふと思い出したけれど、昨日妻と一緒に受けた

手術前の詳細説明、そこで、画像を見せられて

「小さいのがいくつもあるんですねぇ。」

って。

小さい癌がいくつもある、って今更言われても…


生検では14個のうち1個って言われたけど。


まあどうせ、前立腺、全部取ってもらうので中に何個あろうが

どうでもいいことかもしれないけど。


心配していた術後の肩への負担は、先生の話しだと

そうでもないらしい。

ベッド自体が沈みやすく、身体を支えるような構造になっているみたい。



何事も経験が一番。

麻酔が始まったら一瞬で眠りにつくので、観察できないのが残念だけど

できるだけ自分の目に留めてこようと思っています。


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入院2日目

初日の夜は、眠れたのかどうなのかよくわからないまま朝になった感じ。

手術前は身体が自由に動くので、なんの不便もなくて、時間も気にならないんだけど、

術後は色んなものが身体に繋がれて身動きも簡単にできなくなる。

このギャップが嫌。


痛みを我慢するのはけっこうできるタイプ。

ところが身体の不自由なのはちょっと…

普段適当に過ごしている証明でもある。



数年前からローソンが院内で営業している。
これが便利。

平日だと営業時間が

6時30分から23時。


これは本当に助かる。

ところが、手術前日13日が臨時休業。

なんてことだ。


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入院初日

入院初日はとにかく忙しい。

看護師さんが入れ代わり立ち代わりやってくる。

手術詳細も今日、妻と説明を受けた。


特に問題無ければ、14日手術の後、21日抜管、翌日退院となるらしい。


先生の説明の中で、やはり問題は、過去2度の手術による癒着。

この状態次第で手術時間がかなり変わってくるということだ。



それにしても、最初4人部屋だったのが、今、個室に移動させられた。
なんで?

何かの忖度??


広い所に一人、寂しいんですけど。
大部屋の方が好きなんですけど。


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癌は無くなるけど術後の生活レベルはきっと下がる。

PCRで陰性判定が出て、無罪放免。

ならいいけど、その結果、患者仲間と伏魔殿と読んでいた、かの地に呼ばれることになる。

あな恐ろしや。



とはいえ、嫌でもなんでも明後日10日には連れ去られる。

よく考えれば、癌を取ってしまうことができる。

悪く考えれば、その直後から後遺症との闘いが始まる。

体力も一気に落ちる。



こういう状況での前立腺がんの手術って、複雑だ。

パッと見、健康体、でもがんは進行する。手術して癌を克服しても術前のようには生活できない。

複雑だ。


そういえば、札幌市長も前立腺がんで今日から入院。

手術の成功と早期の復帰をお祈りします。



詳細な手術説明をまだ受けておらず、いくつか不明な点がある。

10日、入院時、妻と説明を受けようと思っているが、その前に準備するもの、例えば腹帯。

これ、行ってから院内ローソンで購入しようと思っているが、必要個数もわからない。

なので昨日、店内チェック!

当たり前だけど、2週間やそこら、単独で生活できる必需品はすべて揃ってそう。


杞憂だった。

腹帯、T字帯、紙おむつ、尿パッド... 

無いものは無い。

ただ、一度病棟に入ってしまってからの患者の移動自由度、これが問題。


ローソン店内にも入院着を着て歩いている人が数人いたので、思わず聞いてしまいそうになった。





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PCR検査結果

19時まで待って連絡なし。

結果、陰性。

自分の身体を考えると、どう考えても陰性なんだけど、やはりハッキリ結果が出ないと。


で、

「まだ入院まで日にちがありますから外出はできるだけ控えてください。」

という看護師さんの言葉は当然。



色々世間で騒がれる中、自分でPCR検査を受けてみて改めて思うのは、あの、

検査、検査、って言ってたのは何だったのだろう。

その時、その瞬間の陽性を確認し隔離できる、という面はあるにしろ、陰性判定でも、その検査の夜に

感染するかもしれない。

陰性判定をよいことに、3密状態の中に飛び込んだら全く意味も無くなる。



そうなると、毎日検査をしないと、ということになってしまって、これは物理的に無理。



あと3日、感染しない、感染させないために、

正々堂々おとなしくしていることを誓います。。





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