goo

無題

20数年前、新婚旅行でLAのディズニーランドへ行った時、地元の方々が、アトラクション
待ちの長い行列の中、みんなゆったりと、そして笑顔で、まるで待つことさえ楽しんでいるかの
ような様子を見て心底驚いた。



日本でも「ちゃんと」していることはしているけど、なんか雰囲気が違った。






当時はどちらかというと、日本人は「待つ」事を楽しむ文化は無かったように思う。

だから海外の、米国人の大らかさに驚いた。








今、各メディアを通しての、大震災での日本人の様子に、海外から称賛の声が上がっている。

理路整然とした落ち着きと冷静な行動に「信じられない」という思いがあるようだ。






某国の報道では、最悪の政治に対して最高の国民性と称えている。










20数年前の様子は「楽しさ」の中でのこと。

みな、楽しみに来ているのだから楽しめるのは当たり前のことだったのかもしれない。






でも今は、恐怖と不安と絶望感の中でのこと。

人間は窮地に陥った時に本質が現れる。(と、いつも思っている。)


だから日本人は凄い。

この状況の中でこそ日本人としての国民性、人間性が発揮されていると感じる。



被災地から離れた者が言っても説得力は無いかもしれないけど、でも明日は我が身。



だからこそ綺麗な美辞麗句は言えないけれど、



凄いよ!日本。凄いよ!日本人。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )