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自分のあと片付け




昨年末で29年続けた会社(と言っても税金対策上のもので、一人会社)を解散、

今は新たに1月1日より個人事業開業ということで始めている。



法人廃業、個人開業、これには実は色々と理由があって、公に言えないこともあり、

でも一番の理由が終活のメイン作業であることは間違いない。

この法人廃業という作業、殆どが税理士さんの仕事、でも廃業登記自体は自分でやろうと思えばできる。


決算期途中での廃業なので、通常の決算(9月決算)の後、10月から12月まで、3か月分の経理処理が必要になる。

で、今がその途中。


今月一杯でそれを終わらせ、次は清算結了と言って、最終決算後の後処理をしなければならない。


これは廃業日から3か月経ってからでないと進められないので、おそらく本当に片付くのは5月になるか。



そして、ようやく、個人事業での活動とそれに纏わる経理が始まる。

それもまた大変。



仕事仲間で、同じような環境の人がいて、やはり最後の身の処し方は大変。

これからも周りでそんな人が増えていく。

自分の老後、自分の最後、そしてその後、

人生最後の「自分のあと片付け」くらいは自分で終わらせたい。


でなければ、妻や子や、もしかしたら親に、やりたくない事をやらせる事になってしまう。



あの長期入院の時、

身体的に苦しいよりも、痛いよりも、何よりも辛かったのが何だったか。

それは、ベッドを離れることができず、仕事とプライベートな事、やらなければならない事ができない、

という精神的苦痛。


嘘かと思われるかもしれないけど、身体的苦痛よりも精神的苦痛が大きかった。

あんな大きな手術したのに。


だから本当に、終活は大事。

もうどうにもならなくなった時、ベッドの上で後悔しないように。



終活なんて考えずに、今を精一杯生きた方がいい、なんて勝手なことを言う人もいるけど、

そりゃぁ本人はそれでいいだろうさ。

とは言っても、あの経験がなければ、自分も今、終活とか考えていたかなとは思う。

でも前向きな終活ならどんどんやった方がいいと思う。


やるなら早い方がいい。元気なうちがいい。


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