予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
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自己紹介 | |
2005年8月劇症肝炎発症、10月移植手術、2006年8月再手術、6回の入退院、延べ1年間の入院生活を送り、現在無事回復、わたし「かんぞう」の今も続く、激動の闘病体験記です。 |
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修羅場
これまでの人生最大の修羅場といえば、初めて肝臓移植の説明を受けた、
あの時、あの場所。
どこに誰がいて、誰がどんな話しをしたか、今でも鮮明に蘇る。
大変だったのは、移植手術の時もそうだし、ICUでの恐怖の数日もそう。
再手術も、それに至る経緯も本当に大変だった。
前立腺がんが確定するまでの数か月も辛い日々だったし、61年を振り返ると
大変なことが本当に多い。
そうなんだけど、やはり「あの日」。
生体肝移植しか助かる見込みが無くなる可能性、それは、自分以外の健康な家族の腹にメスが入るという事実、
その選択肢を与えられ、いずれ選択せねばならない日が来るとわかったあの日。
人生の決断という意味では、最大の決断でもあった。
実際には決断する余裕も、自意識も欠落していたんだけど...
ここ数年、夢と希望と、あらゆる決断と、置かれた環境と、これもまた数々の修羅場を潜り抜けてきた次男くん。
今また、人生を大きく左右する大決断の時。
DISH// - 沈丁花 [Official Video]
この歌の歌詞のように、
「選んだ道より選んだ勇気じゃない?!」
って言ってあげたい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
« マスク不要に... | 応援うちわ » |
そういう選択肢はまったく考えてませんでしたから、、。。
はじめて聞いたときには、もうドナーが誰でとか決まってました。誰が最適か検査済みでした。妹が最適ということでした。
妹の旦那の「お兄さん、絶対うまくいきますよ。やりましょう。」という言葉は今でも
覚えています。
ほんとうにいいのか、何日か悩みましたが、お願いすることにしました。
妹の旦那の知り合いで移植が成功してるとのことでした。
「体質がふたりは似てるからOKですよ」ともいってくれました。
術後つらい時期もずっと励ましてくれました。
わたしの子供たちも小さかったので、みんなが交代で病院に来てくれました。
感謝しかありません。
文字通り「過酷な医療」の移植を乗り越えられたのもみんなのおかげです。
もう20年以上も前のことですが、当時のことは鮮明に覚えています。
みんなには長生きしてほしいです。
ななさんの場合は最適者まで決まっていたんですね。
その時もそうですし、ずっと言われているのが、ドナーとしては兄弟姉妹が最も適合すると。
わたしも姉がドナーで、術後の感じでもそれが本当に良かったと思っています。
大きさの関係でシャントを設けなければならず、結果、再手術となってしまいましたが、長い目で見ると姉がドナーになってくれたことは幸運でした。
それにしても、生体移植、本当に過酷ですよね。
手術、術後も大変ですが、家族、親類を巻き込んで数年間、今思うと二度とできないな、と。
ななさんもわたしも、多くの人に支えられて、そういう意味では幸せなことなんでしょうね。
大変ですけどね。
今一番やらなきゃならないことは、今を一生懸命生きることだと、そう思っています。